子供向けなので、そんなに面白くないですが、最後にガっと泣かされました。
そこそこアイデア盛り込んでいるので、まあ、ひどくはないです。
CGはいいですよ。
2009年5月11日月曜日
2009年5月10日日曜日
少林少女
この映画はつまらないです。
カンフー映画を舐めてるわけではないと思うのですが、かなりショボイです。
チャウ・シンチーをプロデューサーに迎えたり、柴咲コウが1年間特訓したり、プロデュース面はがんばってはいたとは思います。ただ、全体的にレベルが低く、脚本も悪いので何がしたいのかよくわからない映画になっていました。
香港のアクションスターは、子供のころから養成所や道場で訓練しており、それがスタンダードになっている今、普通の人が大人になってからカンフーの訓練をしても、チープに見えます。特撮で補いきれないものもあるのです。
日本にアクションスターがいないのは、長い間、日本人がアクション映画をB級なものとみなし、育ててこなかったからで、これは、今元気になっている日本映画の弱点となっています。
ラクロスとカンフーの組み合わせは、まあ、よいのですが、結局、『少林サッカー』と同じ。オチは『カンフー・ハッスル』に母性を加えただけで、ほぼ同じ。見ていて腹が立ちました。
本広克行監督、『スペーストラベラーズ』『サトラレ』なんかはよかったと思いますが、あとは、それほど面白くないです。
がんばってください。
カンフー映画を舐めてるわけではないと思うのですが、かなりショボイです。
チャウ・シンチーをプロデューサーに迎えたり、柴咲コウが1年間特訓したり、プロデュース面はがんばってはいたとは思います。ただ、全体的にレベルが低く、脚本も悪いので何がしたいのかよくわからない映画になっていました。
香港のアクションスターは、子供のころから養成所や道場で訓練しており、それがスタンダードになっている今、普通の人が大人になってからカンフーの訓練をしても、チープに見えます。特撮で補いきれないものもあるのです。
日本にアクションスターがいないのは、長い間、日本人がアクション映画をB級なものとみなし、育ててこなかったからで、これは、今元気になっている日本映画の弱点となっています。
ラクロスとカンフーの組み合わせは、まあ、よいのですが、結局、『少林サッカー』と同じ。オチは『カンフー・ハッスル』に母性を加えただけで、ほぼ同じ。見ていて腹が立ちました。
本広克行監督、『スペーストラベラーズ』『サトラレ』なんかはよかったと思いますが、あとは、それほど面白くないです。
がんばってください。
NEXT -ネクスト-
これは、当たり。
ニコラス・ケイジは、本当に面白い映画を嗅ぎ分けるのがうまい。
プロデュース力がすごいんでしょうか。映画のために生まれてきた人ですね。
予備知識なし、ニコラス・ケイジだけで借りたので、「サンキュー、ハゲ!」とうれしくなりました。
ちなみに、この作品は、バッチリズラです。
アイデアも良いし、構成もいい。映像も、いいです。
未来を予測できるというアイデアというか願望は、誰でも考えるのですが、そのアイデアをこういうエンターテイメントにしてしまうとは。本当のプロはすごいです。
リー・タマホリ監督は、『ザ・ワイルド』が一番好きです。
低予算でも面白い作品を作ることのできる監督なので、できれば小さな作品をやってほしいです。
もう、この監督を低予算映画で使うプロデューサーはいないかもしれませんけど。
ニコラス・ケイジは、本当に面白い映画を嗅ぎ分けるのがうまい。
プロデュース力がすごいんでしょうか。映画のために生まれてきた人ですね。
予備知識なし、ニコラス・ケイジだけで借りたので、「サンキュー、ハゲ!」とうれしくなりました。
ちなみに、この作品は、バッチリズラです。
アイデアも良いし、構成もいい。映像も、いいです。
未来を予測できるというアイデアというか願望は、誰でも考えるのですが、そのアイデアをこういうエンターテイメントにしてしまうとは。本当のプロはすごいです。
リー・タマホリ監督は、『ザ・ワイルド』が一番好きです。
低予算でも面白い作品を作ることのできる監督なので、できれば小さな作品をやってほしいです。
もう、この監督を低予算映画で使うプロデューサーはいないかもしれませんけど。
ゲド戦記
スタジオジブリのアニメ作品です。
評判の悪いこの作品。実際面白くないです。
ゲド戦記の原作は大昔に読んで忘れてしまったのですが、基本的に原作の設定を借りたオリジナルのようです。
テーマはオーソドックで「生きることの大切さ」。このことが台詞で何度も出てきます。プロットは目新しい点がなく、オーソドックスなボーイミーツガール。
オーソドックスなプロットでも、絵コンテと脚本でそこそこ面白くできると思いますが、残念ながらそうなりませんでした。
絵コンテと脚本を少しいじれば、だいぶ面白くなると思います。
退屈なシーンが多く、また、竜の扱いなど、理解しずらい点もあり、何とも言いがたいデキ。
評判の悪いこの作品。実際面白くないです。
ゲド戦記の原作は大昔に読んで忘れてしまったのですが、基本的に原作の設定を借りたオリジナルのようです。
テーマはオーソドックで「生きることの大切さ」。このことが台詞で何度も出てきます。プロットは目新しい点がなく、オーソドックスなボーイミーツガール。
オーソドックスなプロットでも、絵コンテと脚本でそこそこ面白くできると思いますが、残念ながらそうなりませんでした。
絵コンテと脚本を少しいじれば、だいぶ面白くなると思います。
退屈なシーンが多く、また、竜の扱いなど、理解しずらい点もあり、何とも言いがたいデキ。
なかなか忙しい時期
GWはさんだ前後、仕事などとても忙しく、更新が遅れてしまいました。
作品だけは、できるだけ見るようにしていたのですが、感想書くのが遅れがちです。
さて、レミーのおいしいレストランという作品の最後で、
「批評家にどんな三流レストランと評価されても、料理を作り手は批評家よりもすばらしい」
というニュアンスの台詞が出てきます。
どれだけ酷評される作品でも、作り手は、自分の魂を削りながら自分の価値観を世の中に問いかけているわけなので、それはすごいことだし、自分がその立場にいない以上、作品の作り手というだけで、敬意を覚えます。
また、僕ら作品の受け取り側が、好き勝手に面白い面白くない言える自由があり、逆に作り手は、売れるものを作るという商業的目標があるにせよ、基本的には、自分がいいと思うものを作る自由があると思います。
作品だけは、できるだけ見るようにしていたのですが、感想書くのが遅れがちです。
さて、レミーのおいしいレストランという作品の最後で、
「批評家にどんな三流レストランと評価されても、料理を作り手は批評家よりもすばらしい」
というニュアンスの台詞が出てきます。
どれだけ酷評される作品でも、作り手は、自分の魂を削りながら自分の価値観を世の中に問いかけているわけなので、それはすごいことだし、自分がその立場にいない以上、作品の作り手というだけで、敬意を覚えます。
また、僕ら作品の受け取り側が、好き勝手に面白い面白くない言える自由があり、逆に作り手は、売れるものを作るという商業的目標があるにせよ、基本的には、自分がいいと思うものを作る自由があると思います。