スティーブン・キング原作のドラマ。4:3のサイズで、TV放映してものでしょうか。
微妙な面白さ。「金かえせ」までは行かないです。
90年代以降の映画にしては、なんか、画面が古い。CGもショボい。この映像で、尺が長いので、時間がない時に見ると、ちょっとイライラします。モンスターも、ゲームのリアルタイムレンダリングぐらいのクオリティで、ショボくれています。
ストーリーは、さすがキングで、アイデアが特にいいです。タイムトラベルを斬新な視点で描き、謎が徐々に明らかになる様はよかったです。
寝ていたらセーフというアイデアだけは、なんだか原理がよくわからないので、イマイチか。
2009年4月6日月曜日
カスピアン王子のつのぶえ
ナルニアの2作目です。
ファンタジーありの人なら、普通に面白い作品。
ピーター役の子役が、順調にかっこよく成長したのに比べ、あとの3人が微妙な成長を見せました。
特にスーザンは、ロマンスもあるので、もうちょっとがんばって欲しかった。前作はかわいかったのに…
今回、何千人?のオーディションを勝ち抜いたカスピアン王子に比べると、どうしても釣り合わないように思います。子役は顔が変わるから難しいですね。
中学時代に原作を読んだはずですが、完全に忘却の彼方。なんとなく、おとなしい、子供向けのおとぎ話だったイメージが強かったのですが。こんな、活劇だったかなあ。
ストーリーは、アスランが神のごとき力を発揮してしまうので、少し興をそがれます。
あとは、普通に楽しめました。
ファンタジーありの人なら、普通に面白い作品。
ピーター役の子役が、順調にかっこよく成長したのに比べ、あとの3人が微妙な成長を見せました。
特にスーザンは、ロマンスもあるので、もうちょっとがんばって欲しかった。前作はかわいかったのに…
今回、何千人?のオーディションを勝ち抜いたカスピアン王子に比べると、どうしても釣り合わないように思います。子役は顔が変わるから難しいですね。
中学時代に原作を読んだはずですが、完全に忘却の彼方。なんとなく、おとなしい、子供向けのおとぎ話だったイメージが強かったのですが。こんな、活劇だったかなあ。
ストーリーは、アスランが神のごとき力を発揮してしまうので、少し興をそがれます。
あとは、普通に楽しめました。
ダークナイト
最近、アニメばかりみており、見ないといけない映画がたまっています。
バットマン映画のダークナイトです。
お金のかかった大作で、結構長い尺です。バットマンなのにクライムサスペンスです。
なかなか面白いと思いますよ。
クリスチャン・ベールのバットマンは、やせマッチョでかっこいい。ガンカタアクションを思わせる?切れのあるアクション。
ヒース・レジャーのアカデミー助演男優賞は、亡くなった人へのお供えではなく、完全に実力。僕は、正直ジャック・ニコルソンのジョーカーはあまりすごいと思いませんでしたが、今回のジョーカーは本当にすごいと思いました。演技もすごいですが、肉体的にもまだまだ充実していた年齢だったので、動きにシャープさがあったのもよかった。
バットモービルもかっこいい。バットマンとバイクの組み合わせは少々違和感。
ブルースがヒロインを取り合うのですが、ヒロイン役の方が、あんまり綺麗じゃないのがせつない^^
バットマン映画のダークナイトです。
お金のかかった大作で、結構長い尺です。バットマンなのにクライムサスペンスです。
なかなか面白いと思いますよ。
クリスチャン・ベールのバットマンは、やせマッチョでかっこいい。ガンカタアクションを思わせる?切れのあるアクション。
ヒース・レジャーのアカデミー助演男優賞は、亡くなった人へのお供えではなく、完全に実力。僕は、正直ジャック・ニコルソンのジョーカーはあまりすごいと思いませんでしたが、今回のジョーカーは本当にすごいと思いました。演技もすごいですが、肉体的にもまだまだ充実していた年齢だったので、動きにシャープさがあったのもよかった。
バットモービルもかっこいい。バットマンとバイクの組み合わせは少々違和感。
ブルースがヒロインを取り合うのですが、ヒロイン役の方が、あんまり綺麗じゃないのがせつない^^
2009年3月31日火曜日
グッドラック 戦闘妖精・雪風
小説です。アニメ化された雪風の原作続編。
なかなか面白いです。
SFなんですが、前作と違って、戦闘機のドッグファイトを描いているのではなく、フェアリィ星の閉鎖空間を舞台に「人間」を描いています。
雪風の出撃は、都合3回ぐらいしか描かれていません^^じゃ、面白くないのかというと、面白いんですね。前作から25年後に書き上げた続編なので、人間を描くことに作者の興味が移り変わったのでしょう。
作中で、いろんな思考実験をしており、(僕はすべてを理解できていませんが、それでも)それが面白い。稀な作品です。深井中尉は、確か無口なキャラだったはずですが、本作ではしゃべるしゃべる。会話が中心という作品の性質上、しゃべらざるを得ない。深井中尉の性格が変わった一番の原因は、ジャムでも雪風でもなく、この続編の主人公として、おしゃべりになってもらわないといけなかったからかも!?
登場人物の外見的特徴があまり描かれていないのも、この小説の特徴のひとつ。人間の存在意義を描くのに、外見の描写は不要だと言わんばかりで、かっこいいです。明確な人物描写はなくても、その人物の行動や、他の人物の接し方で、どんな外見なのかを想像できるようになっています。
この作品は有名なSFで、それこそ熱いマニアが、僕には思いつかないハイレベルで、面白い感想を書かれていると思うので、読後にそういう感想を探して読むと、作品世界をさらに楽しめるかもしれません。
僕もこれから、対電子情報収集活動に入ります。グッドラック!
なかなか面白いです。
SFなんですが、前作と違って、戦闘機のドッグファイトを描いているのではなく、フェアリィ星の閉鎖空間を舞台に「人間」を描いています。
雪風の出撃は、都合3回ぐらいしか描かれていません^^じゃ、面白くないのかというと、面白いんですね。前作から25年後に書き上げた続編なので、人間を描くことに作者の興味が移り変わったのでしょう。
作中で、いろんな思考実験をしており、(僕はすべてを理解できていませんが、それでも)それが面白い。稀な作品です。深井中尉は、確か無口なキャラだったはずですが、本作ではしゃべるしゃべる。会話が中心という作品の性質上、しゃべらざるを得ない。深井中尉の性格が変わった一番の原因は、ジャムでも雪風でもなく、この続編の主人公として、おしゃべりになってもらわないといけなかったからかも!?
登場人物の外見的特徴があまり描かれていないのも、この小説の特徴のひとつ。人間の存在意義を描くのに、外見の描写は不要だと言わんばかりで、かっこいいです。明確な人物描写はなくても、その人物の行動や、他の人物の接し方で、どんな外見なのかを想像できるようになっています。
この作品は有名なSFで、それこそ熱いマニアが、僕には思いつかないハイレベルで、面白い感想を書かれていると思うので、読後にそういう感想を探して読むと、作品世界をさらに楽しめるかもしれません。
僕もこれから、対電子情報収集活動に入ります。グッドラック!
とらドラ!
アニメです。原作未読。
これは、今回のクールで一番人気がありましたが、さすが、とても面白いです。
ストーリー、絵、演出、すべてレベルが高いので、「ラブコメがダメ」っていう人意外は、見たほうがいいと思います。
特に、演出にまったく破綻がなく、丁寧にまとめられていて、しかも盛り上げ方もめちゃくちゃうまい。長居龍之監督は、すごい実力があって、しかも「のっている」と思われます。
絵も、いいスタッフをどんどん引っ張ってきているようで、ラブコメなのに、派手なアクションシーンが楽しめたりします^^
25話中、23話目までが、特に盛り上がる構成になっていて、各キャラクターが持つ閉塞感をすべてぶちこわしてくれます。最後2話、特に最終回は、女性作家の原作らしく、ラブラブで、おっさんにはちょっとはずかしかったです。まあ、物語の回答というか、しっかりと最期まで描ききってくれています。
そもそも、原作が10巻という、いい感じのボリュームで完結しており、それを25話といういい感じの話数にあてこんで、しっかり描ききるという、まれに見るきちんとしたパッケージ化ができた作品と感じました。
演出、作画ともに、いいものを作ろうという気合も感じました。
また、この作品のキャラクターは、全員、一筋縄ではいかない変な人たちで、複雑な心理構造をしています。原作の力もあるでしょうが、演出とキャストの力で、それぞれの主要キャラが生き生きと動いています。「メガネっ子」とか、「いもうと」とか、安易なキャラ作りをしているアニメは、見習ってほしいです。
J.C. STAFFは、商業主義的に、安易な作品を連発するイメージがあったのですが、今回のとらドラ!は、ぜんぜん違いました。
また、面白い作品を期待しています。
これは、今回のクールで一番人気がありましたが、さすが、とても面白いです。
ストーリー、絵、演出、すべてレベルが高いので、「ラブコメがダメ」っていう人意外は、見たほうがいいと思います。
特に、演出にまったく破綻がなく、丁寧にまとめられていて、しかも盛り上げ方もめちゃくちゃうまい。長居龍之監督は、すごい実力があって、しかも「のっている」と思われます。
絵も、いいスタッフをどんどん引っ張ってきているようで、ラブコメなのに、派手なアクションシーンが楽しめたりします^^
25話中、23話目までが、特に盛り上がる構成になっていて、各キャラクターが持つ閉塞感をすべてぶちこわしてくれます。最後2話、特に最終回は、女性作家の原作らしく、ラブラブで、おっさんにはちょっとはずかしかったです。まあ、物語の回答というか、しっかりと最期まで描ききってくれています。
そもそも、原作が10巻という、いい感じのボリュームで完結しており、それを25話といういい感じの話数にあてこんで、しっかり描ききるという、まれに見るきちんとしたパッケージ化ができた作品と感じました。
演出、作画ともに、いいものを作ろうという気合も感じました。
また、この作品のキャラクターは、全員、一筋縄ではいかない変な人たちで、複雑な心理構造をしています。原作の力もあるでしょうが、演出とキャストの力で、それぞれの主要キャラが生き生きと動いています。「メガネっ子」とか、「いもうと」とか、安易なキャラ作りをしているアニメは、見習ってほしいです。
J.C. STAFFは、商業主義的に、安易な作品を連発するイメージがあったのですが、今回のとらドラ!は、ぜんぜん違いました。
また、面白い作品を期待しています。
2009年3月28日土曜日
鉄のラインバレル
これは普通の印象でした。原作未読です。
まず、平井久司さんのキャラクターに癖があり、これがどうかなと思いました。
リヴァイアスやSEEDなど、アニメオリジナルのキャラはよかったと思いましたが、今回は平井さんの個性が邪魔して、原作の雰囲気を殺していたように思います。原作未読なので、エンディングのイラストと比べてなのですがTT あの、エンディングのかわいいキャラの方がいいという人、多いんじゃないでしょうか。
あと、雰囲気がちゃちというか、なんというか。ストーリ展開はよく出来ていると思いますが、ときどき出てくるラブコメや、めそん一刻みたいな人とか、なんとなくちゃちで、ちょっとしらけてしまいました。
キャラも、ショタな男の子、巨乳のおっとり、双子とかハリセンとか、なんとなくちゃちに感じてしまいました。そういう記号だけでなく、もっとえぐって欲しい。
自分の正義を振りかざして、巨大な敵と戦ううち、本物のヒーローになっていく主人公。破天荒な彼を際立たせるために、もう少し周りをシリアスに描いたほうが、爽快感があったか。ロボット、女の子、ヒーローなど、人気要素を兼ね備えたこの作品は、料理の仕方で、もっと面白くできたと思います。
谷口ブランドに、ちょっと期待しすぎたかもしれません。
まあ、ロボットが戦うのを見るだけで、嬉しい自分もいるんですけど。
ブラスレイターからと思われる板野さんチームは、しっかりとした仕事をしていたと思います。巨大ロボの重量感をもっと出せればと思いました。
宇宙のデブと戦う回はよかったですね。最終回もよかったです。
坂本さんの歌、どちらも好きです。
まず、平井久司さんのキャラクターに癖があり、これがどうかなと思いました。
リヴァイアスやSEEDなど、アニメオリジナルのキャラはよかったと思いましたが、今回は平井さんの個性が邪魔して、原作の雰囲気を殺していたように思います。原作未読なので、エンディングのイラストと比べてなのですがTT あの、エンディングのかわいいキャラの方がいいという人、多いんじゃないでしょうか。
あと、雰囲気がちゃちというか、なんというか。ストーリ展開はよく出来ていると思いますが、ときどき出てくるラブコメや、めそん一刻みたいな人とか、なんとなくちゃちで、ちょっとしらけてしまいました。
キャラも、ショタな男の子、巨乳のおっとり、双子とかハリセンとか、なんとなくちゃちに感じてしまいました。そういう記号だけでなく、もっとえぐって欲しい。
自分の正義を振りかざして、巨大な敵と戦ううち、本物のヒーローになっていく主人公。破天荒な彼を際立たせるために、もう少し周りをシリアスに描いたほうが、爽快感があったか。ロボット、女の子、ヒーローなど、人気要素を兼ね備えたこの作品は、料理の仕方で、もっと面白くできたと思います。
谷口ブランドに、ちょっと期待しすぎたかもしれません。
まあ、ロボットが戦うのを見るだけで、嬉しい自分もいるんですけど。
ブラスレイターからと思われる板野さんチームは、しっかりとした仕事をしていたと思います。巨大ロボの重量感をもっと出せればと思いました。
宇宙のデブと戦う回はよかったですね。最終回もよかったです。
坂本さんの歌、どちらも好きです。
忘念のザムド
ふう、感想もまとめて書くとたいへんですね。
面白さの印象は、普通か、ちょっと上です。
ストーリーがちょっと難しくて、世界背景、時代背景、ルイコン教など、見終わった後でもあまり理解できませんでした。いろいろあったけど、結局愛が一番という、なんだかわからないまま終わってしまいました。
もっと、真剣に、繰り返し見るべき作品かもしれません。
ハルとナキアミという2人のヒロインがいて、ハルじゃなくてナキアミとくっつくかなと思わせておいて、やっぱりハル。これは、最初の予定通りなのでしょうか? なんとなく視聴者の反応で変化したような気がします。髪の長いときのハル、キャラデザがめちゃかわいいので、ハルとくっつけてくれと、メールが殺到したかも!? ナキアミは割り食いましたね。ナキアミも最後髪を下ろしたら、可愛かったですね。アニメのキャラって、記号なんですよね。
ああ、この奥が深い作品に、こんなくだらない感想しかかけなくてすいません。
作画はさすがにBONES、すごくいいです。戦後の昭和をイメージさせるレトロな雰囲気は、絵としてはとてもよかったと思います。キャラ、メカもいいです。最終話のアクションなんか、普通は1話に1回しか出てこないような作画を連発しています。すごすぎ。
全体的にPS3向けにハイクオリティで作られていて、お金を払って見る価値はあるのですが、僕には少し難しかったです。
面白さの印象は、普通か、ちょっと上です。
ストーリーがちょっと難しくて、世界背景、時代背景、ルイコン教など、見終わった後でもあまり理解できませんでした。いろいろあったけど、結局愛が一番という、なんだかわからないまま終わってしまいました。
もっと、真剣に、繰り返し見るべき作品かもしれません。
ハルとナキアミという2人のヒロインがいて、ハルじゃなくてナキアミとくっつくかなと思わせておいて、やっぱりハル。これは、最初の予定通りなのでしょうか? なんとなく視聴者の反応で変化したような気がします。髪の長いときのハル、キャラデザがめちゃかわいいので、ハルとくっつけてくれと、メールが殺到したかも!? ナキアミは割り食いましたね。ナキアミも最後髪を下ろしたら、可愛かったですね。アニメのキャラって、記号なんですよね。
ああ、この奥が深い作品に、こんなくだらない感想しかかけなくてすいません。
作画はさすがにBONES、すごくいいです。戦後の昭和をイメージさせるレトロな雰囲気は、絵としてはとてもよかったと思います。キャラ、メカもいいです。最終話のアクションなんか、普通は1話に1回しか出てこないような作画を連発しています。すごすぎ。
全体的にPS3向けにハイクオリティで作られていて、お金を払って見る価値はあるのですが、僕には少し難しかったです。
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