スタジオジブリのアニメ作品です。
評判の悪いこの作品。実際面白くないです。
ゲド戦記の原作は大昔に読んで忘れてしまったのですが、基本的に原作の設定を借りたオリジナルのようです。
テーマはオーソドックで「生きることの大切さ」。このことが台詞で何度も出てきます。プロットは目新しい点がなく、オーソドックスなボーイミーツガール。
オーソドックスなプロットでも、絵コンテと脚本でそこそこ面白くできると思いますが、残念ながらそうなりませんでした。
絵コンテと脚本を少しいじれば、だいぶ面白くなると思います。
退屈なシーンが多く、また、竜の扱いなど、理解しずらい点もあり、何とも言いがたいデキ。
2009年5月10日日曜日
なかなか忙しい時期
GWはさんだ前後、仕事などとても忙しく、更新が遅れてしまいました。
作品だけは、できるだけ見るようにしていたのですが、感想書くのが遅れがちです。
さて、レミーのおいしいレストランという作品の最後で、
「批評家にどんな三流レストランと評価されても、料理を作り手は批評家よりもすばらしい」
というニュアンスの台詞が出てきます。
どれだけ酷評される作品でも、作り手は、自分の魂を削りながら自分の価値観を世の中に問いかけているわけなので、それはすごいことだし、自分がその立場にいない以上、作品の作り手というだけで、敬意を覚えます。
また、僕ら作品の受け取り側が、好き勝手に面白い面白くない言える自由があり、逆に作り手は、売れるものを作るという商業的目標があるにせよ、基本的には、自分がいいと思うものを作る自由があると思います。
作品だけは、できるだけ見るようにしていたのですが、感想書くのが遅れがちです。
さて、レミーのおいしいレストランという作品の最後で、
「批評家にどんな三流レストランと評価されても、料理を作り手は批評家よりもすばらしい」
というニュアンスの台詞が出てきます。
どれだけ酷評される作品でも、作り手は、自分の魂を削りながら自分の価値観を世の中に問いかけているわけなので、それはすごいことだし、自分がその立場にいない以上、作品の作り手というだけで、敬意を覚えます。
また、僕ら作品の受け取り側が、好き勝手に面白い面白くない言える自由があり、逆に作り手は、売れるものを作るという商業的目標があるにせよ、基本的には、自分がいいと思うものを作る自由があると思います。
2009年4月22日水曜日
モーテル
見てから数週間たちます。
記憶が薄れつつありますが、面白くも面白くなくもない映画。これといって、特徴のない普通のホラーです。
一番怖くて重要な、自分たちがいるモーテルの部屋で殺人が行われているビデオを見てしまうシーン、これがDVDのパッケージに書いてあるので台無しです。
記憶が薄れつつありますが、面白くも面白くなくもない映画。これといって、特徴のない普通のホラーです。
一番怖くて重要な、自分たちがいるモーテルの部屋で殺人が行われているビデオを見てしまうシーン、これがDVDのパッケージに書いてあるので台無しです。
スターシップ・トゥルーパーズ3
3は、普通の面白さ。
2よりはかなり“まし”ですが、強烈なインパクトだった1には、大幅に及ばない。
1と同じ役で、キャスパー・ヴァン・ディーンが主演しています。ただ、主人公のリコはなんとなく覚えていますが、他のキャラがうろ覚えで…
今回の要、マローダーなんですが、その演出というかアクションというかが、ぜんぜんちゃんと描けてなくて、見てもらったらわかりますが、ガッカリです。
2がめちゃめちゃ面白くなかったので、それより“まし”なのがよいところ。
キャスパー・ヴァン・ディーンは1のときに「ブレイクする!」と思ったけど、さっぱりでしたね。がんばって!
2よりはかなり“まし”ですが、強烈なインパクトだった1には、大幅に及ばない。
1と同じ役で、キャスパー・ヴァン・ディーンが主演しています。ただ、主人公のリコはなんとなく覚えていますが、他のキャラがうろ覚えで…
今回の要、マローダーなんですが、その演出というかアクションというかが、ぜんぜんちゃんと描けてなくて、見てもらったらわかりますが、ガッカリです。
2がめちゃめちゃ面白くなかったので、それより“まし”なのがよいところ。
キャスパー・ヴァン・ディーンは1のときに「ブレイクする!」と思ったけど、さっぱりでしたね。がんばって!
ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演が話題のカンフー映画。
普通の面白さですが、僕にとってアイドルの2人が競演しているということで、目頭が熱くなってしまいました。
ジャッキーとジェット・リーと一緒に旅をして、2人にカンフーを教えてもらう主人公が、うらやましくてしょうがない映画。
アクションスターとしてはピークを過ぎた2人ですが、やはりカンフーのシーンは美しかったです。
普通の面白さですが、僕にとってアイドルの2人が競演しているということで、目頭が熱くなってしまいました。
ジャッキーとジェット・リーと一緒に旅をして、2人にカンフーを教えてもらう主人公が、うらやましくてしょうがない映画。
アクションスターとしてはピークを過ぎた2人ですが、やはりカンフーのシーンは美しかったです。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
ここのところ忙しくて、ブログ滞ってしまいました。
クリスタル・スカルの王国は、前作、最後の聖戦から19年後に作られたインディ・ジョーンズです。
ラジー賞も獲って、巷の評判は「微妙」というのが多いですが、僕は普通に面白かったです。「最後の聖戦」は、さっぱり面白いと思わなかったので、それよりはぜんぜん“まし”。フィーリングとしては最初の2作に近いです。
ハリソンさすがに老けて、寂しさもありましたが、動きのキレはよかった。少なくとも65歳の動きではない。
全体的に、アクションが意外によいです。
期待せずに見れば普通に楽しめると思います。スピルバーグは、やっぱり映画の天才ですね。
クリスタル・スカルの王国は、前作、最後の聖戦から19年後に作られたインディ・ジョーンズです。
ラジー賞も獲って、巷の評判は「微妙」というのが多いですが、僕は普通に面白かったです。「最後の聖戦」は、さっぱり面白いと思わなかったので、それよりはぜんぜん“まし”。フィーリングとしては最初の2作に近いです。
ハリソンさすがに老けて、寂しさもありましたが、動きのキレはよかった。少なくとも65歳の動きではない。
全体的に、アクションが意外によいです。
期待せずに見れば普通に楽しめると思います。スピルバーグは、やっぱり映画の天才ですね。
2009年4月6日月曜日
ガンダム00
ガンダム00の第2期です。
第1期のときは世界観の説明や、平和な国から見た遠くの戦争などを描いており、どうにもつまらなかったですが、この2期はエンターテイメントとして十分楽しめました。
戦術予報士という設定が十分に活かされた「アレルヤ奪還作戦」「メメントモリ攻略戦」は面白い。テンションも高い。コードギアスっぽいといえば、そうなんですが、この手のアクションもので、面白い回って、こういう作りですね。
戦争根絶や相互理解といったテーマは、一見、印象はいいのですが、現実離れしていて、少しついていけないところもありました。人間社会はどこまでいっても多様性があって、ばらばら。悲しいかな、戦争もなくならない。戦争ごとに科学技術を発展させていった人間は、悲しいけど、戦争をする生き物かもしれません。
刹那が最後にはなった粒子は、人間の意識をつないでしまいますが、これは、カルトや思想統制で擬似的に行われることで、ちょっと怖かったです。また、たとえ人間がテレパシーを使えても、コミュニケーション手法が変わるだけで、いさかいは絶えないと想像します。
本作は戦争というものを正面から描いているため、特にそういったことを考えさせられました。思えば、ほとんどのヒーローは、戦争のない世界のために戦争をしている^^;ので、00と変わらないはず。でも、この作品だけ、違和感を覚えたのは、僕が製作者の意図にまんまとはまっているのかもしれません。
日本以外で、この作品がどのように受け止められるか、気になったりします。
ガンダムXが似たような感じらしいですが、そっちは見てないんですね~。勉強不足です。
主要キャラが、あまり死ななかったのは、この作品の雰囲気からすると違うように感じました。もっと、死んでもおかしくないんですよね。この作品は。
セリフ、仮面の敵、0ガンダム、イノベイターなど、オリジナルのガンダムを意識した部分(サービス)が過剰。オリジナルは偉大ですが、30年前の作品で、もう、視聴者の世代も異なるので、あまり気にしくていいように思います。そういう記号を排除すると、ガンダムじゃなくなってしまうのでしょうか。
絵はすごくよかったです。千葉道徳さんのキャラは肉感たっぷりで、作中、男性キャラの裸がてんこもり。これは、腐女子の皆様、たまらないのではないでしょうか。ともすれば、ゴツくなりそうな、ギリギリのラインをキープしています。
戦艦やコンソールのCGもカッコよい。
ティエリア役の神谷浩史さんは、張った声がエフェクトがかかっているようでカッコよかったです。
ヒロインのお姫様は、あまりにも存在感が薄い。バランス的に、もうちょっと主人公のロマンスがあってもよかったかなあ。腐女子向けマーケティングに、ヒロインは不要か。これも合わせて、映画への引きと思われる箇所が多いので、完全完結にならず、視聴後「ん?」っていう印象になったのが残念。
第1期のときは世界観の説明や、平和な国から見た遠くの戦争などを描いており、どうにもつまらなかったですが、この2期はエンターテイメントとして十分楽しめました。
戦術予報士という設定が十分に活かされた「アレルヤ奪還作戦」「メメントモリ攻略戦」は面白い。テンションも高い。コードギアスっぽいといえば、そうなんですが、この手のアクションもので、面白い回って、こういう作りですね。
戦争根絶や相互理解といったテーマは、一見、印象はいいのですが、現実離れしていて、少しついていけないところもありました。人間社会はどこまでいっても多様性があって、ばらばら。悲しいかな、戦争もなくならない。戦争ごとに科学技術を発展させていった人間は、悲しいけど、戦争をする生き物かもしれません。
刹那が最後にはなった粒子は、人間の意識をつないでしまいますが、これは、カルトや思想統制で擬似的に行われることで、ちょっと怖かったです。また、たとえ人間がテレパシーを使えても、コミュニケーション手法が変わるだけで、いさかいは絶えないと想像します。
本作は戦争というものを正面から描いているため、特にそういったことを考えさせられました。思えば、ほとんどのヒーローは、戦争のない世界のために戦争をしている^^;ので、00と変わらないはず。でも、この作品だけ、違和感を覚えたのは、僕が製作者の意図にまんまとはまっているのかもしれません。
日本以外で、この作品がどのように受け止められるか、気になったりします。
ガンダムXが似たような感じらしいですが、そっちは見てないんですね~。勉強不足です。
主要キャラが、あまり死ななかったのは、この作品の雰囲気からすると違うように感じました。もっと、死んでもおかしくないんですよね。この作品は。
セリフ、仮面の敵、0ガンダム、イノベイターなど、オリジナルのガンダムを意識した部分(サービス)が過剰。オリジナルは偉大ですが、30年前の作品で、もう、視聴者の世代も異なるので、あまり気にしくていいように思います。そういう記号を排除すると、ガンダムじゃなくなってしまうのでしょうか。
絵はすごくよかったです。千葉道徳さんのキャラは肉感たっぷりで、作中、男性キャラの裸がてんこもり。これは、腐女子の皆様、たまらないのではないでしょうか。ともすれば、ゴツくなりそうな、ギリギリのラインをキープしています。
戦艦やコンソールのCGもカッコよい。
ティエリア役の神谷浩史さんは、張った声がエフェクトがかかっているようでカッコよかったです。
ヒロインのお姫様は、あまりにも存在感が薄い。バランス的に、もうちょっと主人公のロマンスがあってもよかったかなあ。腐女子向けマーケティングに、ヒロインは不要か。これも合わせて、映画への引きと思われる箇所が多いので、完全完結にならず、視聴後「ん?」っていう印象になったのが残念。
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