2009年5月11日月曜日

シューテム・アップ

これは、かなり突き抜けたバカアクション映画。
ここまでのは、久しぶりに見ました。
僕は大好きです。アクション(リアルじゃなくても大丈夫)好きな人なら、必ず楽しめます。
『アドレナリン』が近い雰囲気ですが、あれよりもバカ度が上。
あっちは、まだスタイリッシュだったし。

特に終盤のスカイダイビングのシーンは、もう、かなりトチ狂っています。
クライヴ・オーウェン、あのマジなおっさん顔で、この映画では、めちゃめちゃやってくれています。
ありがとうございます。

リボルバー

見てからだいぶたつので、印象が薄れてます。
ちょっと最後がよくわからない内容で、スモーキング・バレルズのように、すっきり楽しめないです。

ジェイソン・ステイサムがアクションしない、しかも、坊主頭じゃない、珍しい作品?
レイ・リオッタは、ほんとうに、笑かしてくれます。
大好きです。

2009年5月10日日曜日

ヒットマン

これは、やろうとしていることはわかるのですが、あまり面白くはなかったです。
ゲーム原作とのこと。ゲーム原作で面白い作品は少ないですね。

頭のバーコード、組織の人間てバレバレですね。ロシアロケで、中途半端にシリアスでリアルな雰囲気があるので、こういうリアルでない部分が逆に目立って、全体的な世界観を作りきれなかったように思います。
あとは、忘れちゃいました。

ソウ4

まあまあ、よかったです。
3でジグソーが死んだので、どうなることかと思いましたが、面白さ的には落ちませんでした。
1作目がやはり1番面白いのですが、2以降はレベルが落ちていない、不思議なシリーズですね。

今回も最後の犯人は予測不可能でした。
1だけは、オチが予想できたのですが、それ以降は、ずっと予測不可能。騙されっぱなしです^^
さっくり見れて、楽しめます。

少林少女

この映画はつまらないです。
カンフー映画を舐めてるわけではないと思うのですが、かなりショボイです。

チャウ・シンチーをプロデューサーに迎えたり、柴咲コウが1年間特訓したり、プロデュース面はがんばってはいたとは思います。ただ、全体的にレベルが低く、脚本も悪いので何がしたいのかよくわからない映画になっていました。

香港のアクションスターは、子供のころから養成所や道場で訓練しており、それがスタンダードになっている今、普通の人が大人になってからカンフーの訓練をしても、チープに見えます。特撮で補いきれないものもあるのです。
日本にアクションスターがいないのは、長い間、日本人がアクション映画をB級なものとみなし、育ててこなかったからで、これは、今元気になっている日本映画の弱点となっています。
ラクロスとカンフーの組み合わせは、まあ、よいのですが、結局、『少林サッカー』と同じ。オチは『カンフー・ハッスル』に母性を加えただけで、ほぼ同じ。見ていて腹が立ちました。

本広克行監督、『スペーストラベラーズ』『サトラレ』なんかはよかったと思いますが、あとは、それほど面白くないです。
がんばってください。

NEXT -ネクスト-

これは、当たり。
ニコラス・ケイジは、本当に面白い映画を嗅ぎ分けるのがうまい。
プロデュース力がすごいんでしょうか。映画のために生まれてきた人ですね。
予備知識なし、ニコラス・ケイジだけで借りたので、「サンキュー、ハゲ!」とうれしくなりました。
ちなみに、この作品は、バッチリズラです。

アイデアも良いし、構成もいい。映像も、いいです。
未来を予測できるというアイデアというか願望は、誰でも考えるのですが、そのアイデアをこういうエンターテイメントにしてしまうとは。本当のプロはすごいです。

リー・タマホリ監督は、『ザ・ワイルド』が一番好きです。
低予算でも面白い作品を作ることのできる監督なので、できれば小さな作品をやってほしいです。
もう、この監督を低予算映画で使うプロデューサーはいないかもしれませんけど。

紀元前2000年

ローランド・エメリッヒの作品は、だいたい面白くないです。
これも、そんなに面白くない。

「インディペンデンスデイ」や、「パトリオット」など、ドイツ人監督なのに、なぜかアメリカのナショナリズム色が強い映画を撮るので、ちょっと苦手な印象。
「GODDILA」「デイ・アフター・トゥモロー」なんかはわりと好きなんですけど。

この映画は、せっかくの時代設定を活かせず、ただの古代エジプトの戦争映画になっています。
いつものように、お金がかかっていて、映像のスケールが大きいので、金返せとまではいかないです。