2009年11月30日月曜日

マイケル・ジャクソン THIS IS IT


マイコー好きなら100%楽しめる。
そうでなくても、マイコーの凄さがわかる映画。

なんとか最終日に見に行くことができました。いくつか映画館を当たりましたが、2つほど満員状態で、僕が行った映画館も、予約は取れたものの、劇場では満員になっていました。リピーターも多かったのではないでしょうか。客層の中心は40代で、バブル華やかしころに青春時代をすごした方々。
内容は、コンサートのリハーサル映像を中心に構成されており、また、スタッフとのやりとりも収録されているので、ライブビデオ+メイキングのような映画です。
映画でも、楽しめたけど、実際のコンサートに行っていたら、映画の50倍ぐらいは楽しめた感じです。
年とったマイコーが、どんなパフォーマンスか心配でしたが、歌も踊りもすばらしく、少なくとも、満身創痍の病人には見えませんでした。

映画が終わると、映画館内で拍手が起こり、マイコーがいかに特別な存在であったかがよくわかります。映画館での拍手を聞いたのは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のオープニング以来でした。

期間限定公開で、DVDが出ないかもしれないと思い、最終日に急いでいきましたが、DVDも発売されるようですね。
よかったよかった。

ビートルズのように、マイコーもそのうちクラシックなアーティストになっていくでしょう。それでも、マイコーがいる時代に生まれてよかったと思います。

2009年11月25日水曜日

マブラヴ


エロゲです。
アンリミテッド編は面白いです。リアルロボットの系譜がこんなところにも!

吉成鋼さんが参加していることや、近所のボークスに、ロボットとフィギュアが飾ってあって、ずっと気になっていたのですが、今回意を決してプレイしてみました。
正直、おっさんには学園もののエクストラ編は、かなりしんどかったです。ただ、これもアンリミテッド編をプレイするための試練!と思って、冥夜と純夏だけクリアしました。
アンリミテッド編は、エクストラ編とのギャップもあってか、結構楽しめました。エンディングはいくつか見ましたが、夕子先生以外は、キャラが変わっても基本的に同じような帰結になるようです。
かっこいいのに天然ボケ(お嬢様ボケ?)の冥夜はかわいいと思います。演技は純夏がよかったと思います。
“あの”パイロットスーツは、ちょっと、どうかな~と思いました。インパクトはすごいけど。
キャストが豪華で、保志総一朗さんは、2002年ごろだと、当時『ガンダムSEED』の主役をやりながら、こっちも出ていたということになりますね。子安さんや若本さんなど、本当に、エロゲも普通の声優さんが出演してるんですね。

rUGPというゲームエンジンで、 静止画なんですが、エフェクトが豪華で、アニメを見ているような雰囲気があります。特に背景のスクロールが、カメラをパンしているように見えるのも特徴的。よくできています。アップになったときに、画像がボケるので、今のハードウェアなら、画面をもっと綺麗にできると思いました。
途中に差し込まれるムービーシーンは、(よくできているのですが)ゲーム本編とのギャップを感じます。キャラだけは、ゲーム画面と完全に合わせた方がよかった。
また、もう少しアニメーションのスタッフを増やして、キャラもしっかり動くとよかったです。

エロは少ないので、全年齢版でも同じぐらい楽しめると思います。
次は『オルタネイティブ』です。楽しみ。

ひぐらしのなく頃に礼


OVAです。ファンディスク的な内容。

TVシリーズの後日談となる「賽殺し編」など、ファンのための追加シナリオという感じ。
特にこれ単体でどうというものではないです。
ひぐらしも、これで終わったんだなと感慨深いです。
OVAの割りに作画がそれほど安定していないように思います。最終話は絵が綺麗だったでしょうか。

2009年11月20日金曜日

変な人が書いた成功法則


スタッフが辞めると言い出し、ちょっと元気が無かったので、この本を引っ張り出して読んでみました。人に自己重要性を与えるということは、もっと実践していきたい。
本当に勇気をもらえる本です。

初めて従業員が会社を辞めます

社長になったからには、いつかはと覚悟していましたが、今日、若手の男の子が会社を辞めたいと言ってきました。
僕にはストレートにはいいませんが、仕事にやりがいがなく、楽しくなくなってしまったようです。彼の場合、給与面よりは仕事内容だと思います。

一応、型どおりに、仕事の内容を変えて、働きやすくするとは言いましたが、決意は固いようでした。僕も転職経験者なのでわかるのですが、一度、決めてしまったら、上司に何を言われようと意味はないですね。

彼は非常にまじめな人間で、専門学校を卒業後、24歳でうちの会社に入ってくれました。器用なタイプではないですが、コツコツと仕事をするタイプで、1年しないうちに、うちで一番売り上げの高い仕事の制作をメインで任せるようになりました。なによりすばらしいのは、1年半で、休んだのは1日だけ。サラリーマン時代の僕にはとても真似ができなかったことです。

もうすぐ入社から2年が経とうとしています。いずれは独立をしたいと言っていたので、3年はいてくれると思ったのですが、残念です。

今の会社規模では、「会社=社長」なので、彼が3年間働くことが出来なかったのは、完全に僕の責任です。
今後のために、こうしていれば彼が仕事を続けられたかなと思うことを、まとめておこうと思います。

  • 欠点を攻めずに、長所を見る、認める褒める
  • 長い目で見る
  • 仕事を取り上げない
  • ネチネチ言わない
  • 厳しい仕事のときはチームで取り組む
  • 感謝する
  • 早めにケアする
  • 早めに後輩を入れる

あと、僕が彼と同じ仕事をすると、僕のほうが出来るに決まっているので、仕事のフィールドをまったく変えてしまえたらいいのですが、まだ、ちょっと難しそうです。

彼はいいやつなので、向こうがどう思っているにせよ、僕は悲しいです。初めての経験で、結構こたえます。頼りにしていた部下が辞めていく気持ちは、だいたい、失恋したときと同じ気持ちなんですね。
違うのは、すぐに彼が抜けた後の組織作りを考えてしまうこと。残されるスタッフのケアが一番大切なので、これからしっかり考えてみます。

2009年11月18日水曜日

事務所の引越し

この時代にうちの会社は結構忙しく、少しだけ規模を拡大することにしました。

僕はあまり出世欲が無く、元々会社規模は重視していませんでした。ましてや、Web制作スタジオはそんなに大規模である必要もありません。そもそも、フリーランスのままでも、僕だけなら、50歳ぐらいまではなんとかやっていけるようにも思っています。

ただ、最近は考え方が変わってきていて、それは会社にして、少ないながらも従業員を抱えたから。5人だけの会社じゃ、従業員が出世することがないので、3~5年ぐらいしか、面倒を見れないんです。
そこから先、もっと大きな仕事がしたかったり、リーダーとしてチームを率いたければ、別の会社に移るか、自分で会社を興すしかないわけですね。

うちの会社を好きになってくれて、働き続けたいと思ってくれる人に、もっと大きなステージや、チャンス、給料を用意しないといけない。となったときに、規模が必要になってきました。
簡単に言うと、普通の会社が歩むべき道を歩んでいるだけなんですが。

僕のように学校にも馴染めなかった、変わり者の人間が、普通の会社を志向するのは、不思議なことです。

予知夢


探偵ガリレオの第2作目。短編集です。
まあまあ面白い。

さくっと読めます。ガリレオがトリックを科学的に証明するところまでが描かれ、事件解決まで描かれない場合が多いのが特徴的。科学トリックや、それを用いた人間模様が主題です。