一気に読みました。終始ニヤニヤさせられる展開は健在。
楽しい小説です。
コミック化もされて、盛り上がってますね。
作中にいろんなオタク知識が出てきます。1巻よりも、もっとオタク向けに作られています。
1巻は一般向けのコメディでしたが、2巻以降で、オタク向けのライトノベルに方向が定まってきたように思います。僕が苦手だった、1巻のオタク擁護みたいな記述もなく、ほとんどスラスラ楽しく読めました。
主人公にすでに彼女(みたいな幼なじみ)がいるのが、ちょっともったいないか。
まわりにいろんな魅力的な女性キャラが出てくる中、幼なじみの麻奈実はインパクトが弱いので、「本当にその子でいいの?」と思ってしまいます。普通なところが、彼女の魅力なんですが、その魅力をこの作品で出すのは難しいですね。
この作品は、主人公が、妹のオタク趣味につきあっているうちに、いろんなオタク知識がたくさん出てきます。オタクじゃない人の視点から、オタク文化を追体験して、読者がニヤニヤさせられる、ちょっと不思議な構成。この発想の転換が、この作品の魅力の一つです。
カ●ビアンコムは、みんな知ってるのに、なぜか、これまであまりネタで出てくることがなかったですねえ^^
キャラクターも魅力的で、エピソードもいろいろ考えて作られている。楽しくて気軽に読める本作は、オタクで妹萌えな方にオススメ^^;
僕の認識が甘く、多くの方が、地味子こと麻奈実に萌えているようです。
返信削除結婚相手としては申し分ない子なんですけどね。