2010年5月17日月曜日

国盗り物語


まあまあ面白いし、歴史の勉強になる。

僕の好み的には『燃えよ剣』の方が少しよかったか。

後半、明智光秀が主人公に近い形になりますが、斎藤道三や、織田信長が、ほぼ超人として描かれるのに対し、明智光秀は能力こそ卓越したものがありますが、人間性は一般人として描かれています。
人生のほとんどを雇われの身分ですごした光秀に、サラリーマン経験者なら、だれでも親近感を持つはず。

これも長編なので、読みきるのが大変でした。
作中で登場するお城や、町に行ってみたくなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿