結構面白い。切なくなる。
映画未視聴。
東野 圭吾さんのトリックには、毎回騙されるけど、今回も騙されました。
主人公の気持ちになって、とてもやきもきする小説。
妻を失うか、娘の体になった妻を抱くか、究極の選択。
この選択に比べると、うんこ味のカレーでも、カレー味のうんこでも食べられそうです。
僕は娘が居ないので、主人公の気持ちがわかりませんが、妻(娘)に手を出すほうを選んでしまうかもしれないです。
モラルを超えた、これは、難しい選択です。ただ、僕の人生には起こり得ないので、悩む必要なしなんですね。
意識が入れ替わる、マンガやラノベでありそうな展開ですが、大変よくできた大人のファンタジーです。
プロットやあらすじだけでも面白いのに、主人公の苦悩をしっかり描くことで、さらに面白くなっています。
「なにがなんでもハッピーエンドじゃないとイヤ!」という人以外には、オススメ。
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