2010年11月15日月曜日

のび太の恐竜2006

面白いです。

作画がいいという噂を聞いて視聴。僕の世代には昔懐かしい大長編ドラえもん1作目のリメイクです。
作画は確かによくて、荒々しい原画の線を、そのまま画面にしています。わりと原画マンの線そのままっぽい箇所が多くて、好きな方には見所となっています。CGもたくさん使われていますが、できるだけ作画でやろうという方針のようで、これぞ日本の手描きアニメーションだという気合が入った作品です。
子供向け作品とはいえ、日本のアニメーションの、ある方向での頂点だと思いました。

ストーリーの大筋は原作どおりで、ピー助とのかかわりを通し、のびたくんが大人になっていく話です。特に後半まで、ハンターに捕まるところまでがよく、白亜紀の雄大な世界観や、子供だけで旅をしている自由な雰囲気がよく出ています。
ハンターに捕まってからは、いまいち盛り上がりに欠ける。ティラノサウルスの「あの」オチも、知っているからしょうがないけど。

神木隆之介君のピー助がちょっと微妙。普通に「ぴー」って言っちゃってますね。これは。
新キャスト、僕は違和感ないです。どこかで世代交代しないとね。

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