面白いというよりは凄い作品。
極東の島国で生まれたSF作品が、長年の時を経て熟成した作品。
面白いのは面白い。観終わって面白い作品ではなく、観ている途中が面白い。
いや、この作品は面白いんだろうか。
たしかに、自分のようにガンダム作品を追いかけている人は楽しめる。
ただ、あまりに偏っており、普通のエンターテイメント作品といえるかどうかはわからない。
宇宙世紀を補完しながら、存分に想像力を膨らませた、変な作品ともいえる。
圧倒的な作画・映像美。緻密なストーリー展開。
マイルストーン的な作品だとは思う。
平和な時代に生まれた福井さんのシナリオは愛に溢れており、冨野監督の殺伐とした世界観とは違う。一般的に受け入れやすい世界観です。
この作品はあくまで原作リスペクト。大きな流れの一部を切り取ったような作品でした。
とても興味深い作品。なぜかもやっとする作品。
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