2014年2月17日月曜日

いつまでもショパン

面白い。この人の作品は、音楽の描写が凄い。文章が上手すぎる。
ミステリーとしてはライトな作品でしたが、それ以外の要素が面白いので、満足度の高い1冊でした。
中山七里さんの作品はいまのところ、全部面白い。『おやすみラフマニノフ』だけは、ドビュッシーと読み口が似ているので、続けて読むとやや印象が弱い。
本作は舞台もがらっと変えて、岬洋介の新しい魅力にスポットを当てている。天才ピアニストとしての彼ですね。
すごいなあ。
めちゃめちゃリア充小説。ピアニストで探偵、そして病気のハンデを背負って活躍するイケメン主人公が嫌じゃなければ楽しめる!

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