2014年2月18日火曜日

Foobar2000のクロスオーバーを試してみる

foo_dsp_xoverです。

ZENSOR7などの、そこそこ大き目のトールボーイでも、地を這うような低音は出ません。
ブックシェルフを使っている方ならなおさらでしょう。

音楽、映画両方楽しむ方はAV用途にサブウーハーを使っている場合も多いと思います。
低音不足の方は、まず、このサブウーハーを音楽用途に使いたいと考えますが、2ch再生だと通常アドオン接続する必要がある。

YAMAHAのAVアンプでは、フロント2chのスピーカーが「小」と判定されたら、低音がサブウーハーに割り振られます。ZENSOR7は「大」ですね。
AVアンプの設定を手動で弄って、サブウーハーから低音を出すことは可能ですが、映画と音楽で設定を切り替えるのはめんどくさい。今回、ソフトウェアで簡単にサブウーハーに低音を割り振ってみました。

使うのは、foo_dsp_xoverです。
このプラグインがディバイダーになって、分割した信号をHDMIでAVアンプに送ることができます。WASAPIが使えないケースがあります。チェンネル数6まで、「Order/Ripple」をあまり変更しなければ、WASAPIも使えました。

今回は、低音だけなので、設定は低音だけ。クロスオーバーの周波数は80Hz。わかりやすく低音のボリューム(Gain)を上げてみました。

LAW 3,4(SLR)が、サブウーハーとセンタースピーカーのようで、センタースピーカーからも音が出るのがご愛嬌。80Hzでクロスすると、センタースピーカーからはほとんど音は出ません。
これで、Foobar2000で再生するときは、低音がサブウーハーに割り当てられます。

このプラグインはUPnPクライアントでは使えません。
直接HDMIで接続した場合のみですね。

なかなか面白い。そして、曲によってはかなり効果があります。

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