2010年12月28日火曜日

PT2サーバー完成

クリスマスイブの夜を使って、設定を行いました。
動くようになるまで、めちゃくちゃ楽しく、よいクリスマスになりました^^;
フリーで便利なソフトを作ってくれた方々に感謝いたします。

うちのPT2サーバーの構成は以下のとおり。
結論から言うと、64bitOSですが、ほとんどのドライバ、ソフトは32bit版を使用してうまくいきました。

マザー FOXCON ND52S
SSD CTFDDAC064MAG-1G1
HDD WD20EARS(667GP)
CASE KT-CUBE-ITX01
無線ルーター PA-WR8700N-HP
メモリ どこかの2G
PT2は1枚しかないので、今まで使っていたものをぶっこ抜いて使用
カードリーダーはKTV-FSUSB2泡版を削ったもの
OS Windows7 64bit

まず、KTV-FSUSB2を設定します。
せっかく64bitOSなので、最初BonDriver、TVTestも64bitで設定しました。
KTV-FSUSB2で、わりとあっさりTVが見れるようになりました。
インストール後、一度再起動かけるとうまくいきました。

次にKTV-FSUSB2をSpinelで共有しようとしたところ、64bitドライバでは、うまくいきませんでした。
結構粘ったんですが、あきらめて32bit版のBonDriver、TVTestで設定すると、Spinelも動作しました。
PT2をインストールして、こちらもBonDriverは32bit版です。
設定項目が多いので、多少大変ですが、こちらはわりとあっさり終了。
無線LAN経由でも、BSが見れます。
恐ろしく便利な視聴環境になりました。
録画環境はEDCBを使うのがメジャーなようですが、僕は使い慣れたRecTestとTVRockを入れました。
Wake Up On Lanとリモートデスクトップの設定をして、だいたい完了。
参考サイトがすばらしいので、順を追っていけば、きっとできると思います。

以下、使用ソフトと参考サイトです。
●KTV-FSUSB2
WinUSB 1.9
BonDriver 0.0.9 2009-10-19 Download(64bitは断念。32bit版です。)

●定番ソフトたち
Spinel ver3.3.2.0
BonDriver_Spinel ver3.2.0.0(これも32bit版使用)
Multi2Dec(B25Decord.dllだけ)
TVTest ver.0.7.13
RecTest ver.0.3.1
TvRockVer 0.9u2
TvRockOnTVTest (修正版8.2)

●PT2
PT2-Windows-Driver-200.exe
PT-Windows-SDK-201.exe
PT1/2 Windows64bit署名問題対策ドライバ
BonDriver_PT-ST(人柱版2)(32bitの方)

●リモートデスクトップ
Download UltraVNC 1.0.8 (stable)
Viewer Security Advisory (2269637)(w32/x64)
(RealVNCは画面の更新がめちゃくちゃ遅かったので、こちらを使用)

●Wake up On Lan Tool 1.93

http://tri.dw.land.to/fsusb2n/
http://d.hatena.ne.jp/letsspeak/20091221/1261414206
http://griffonworks.net/PT2/build_pt2_server.html
http://d.hatena.ne.jp/korokorokoron/20100312/1268379919

さらにTVersityも入れて、録画データをPS3で見れるようにしました。
う~ん、完璧。きもちい~。
TVRockで、CPU負荷5%以下でスタンバイするように設定していると、いつまでたってもスタンバイになりませんでした。FOXCON ND52SのAtomだと、12%ぐらいが適切なようです。
さすがに、このCPUだと、もっさりしますね。
あと、プロジェクター環境だと、ケースKT-CUBE-ITX01のLEDが明るすぎます。これは、ピンをはずすか、LEDにシールを貼って明るさを軽減する必要がありそう。
それから、CPUファンがわりとうるさいので、大きなケースファンをつけるのがよいか。
まあ、“おいおい”やっていきましょう。

2010年12月22日水曜日

GOEMON

普通。変な映像。TV視聴。

前の『CASSHERN』がよくわからん映画だったので、「よし、誰でも楽しめる映画を作ってやろう」ということだと思います。
たしかに、『CASSHERN』よりは見やすいです。
人間が、CG合成の切り張りでびゅんびゅん動く、独特のアクション。個人的にはアクションでは楽しめなかったです。なんか、ある程度体張ってるとか、CGなんだけど、スゴイリアルとかじゃないと、いまいち燃えないんですよね。
映像としては、変だけどスゴイ。違和感というか、個性の塊。
この映像がはまる映画って、なんなんだろ。

崖の上のポニョ

普通。絵はすごい。

なんといっても、あの波のシーンでしょうね。ぜひ見たほうがよいですよ。
話が微妙というか、よくわからん。宗介がいい子すぎる。
魅力的なキャラクターが、たくさん出てくるので、ちょっともったいない。

絵に関しては、日本の頂点。絵本が動いてる。
手描きアニメーションの力は、本当にスゴイ。

BALDR SKY

面白い。

なんとかDive2の最後(6+)まで、行きました。

内容は、とにかく、盛りだくさんで、このDive1、2で、クリアまでに半年以上かかったように思います。
練りこまれたストーリーや、やり込めるアクションなど、とにかく「完成度が高い」のが、この作品の特徴。

ストーリーは、売れる要素をこれでもかと詰め込んだ、サイバーパンク、エンターテイメント。だれでも楽しめる、ヒロイックな要素に、マニアックなSF設定を合わせて、完成度の高いストーリーになっています。
学生時代のストーリーが小出しに出てくる構成も面白いし、学生時代の昔話を、分岐がない「終わった話」としているところが、この複雑なストーリーをそこそこわかりやすいものにしてくれています。
この構成、ライティングをする仕事は本当に大変。執念を感じます。
ただ、読み口はあくまでライト。過激な残酷描写を避け、面白いところだけに注力しています。エロゲですが、一級のエンターテイメントを志向しており、かなりの部分で成功していると思います。

主人公がイケメンで、ロボット操縦の天才という、ほとんどストレスのない人間になっています。ここが、少し乗り切れなかった点。
反対に、世界は環境汚染や、食糧難、貧富の差、バーチャルドラッグなど、ストレスの塊として描かれています。
この主人公と世界のありようが、問題の原因を外に求めてしまう、自己中心的な感覚を感じます。このゲームは、若いプレイヤーのためのゲームなので、対象年齢に合わせた主人公、世界設定になっているのかもしれません。
ヒロインの中で一番人気があるのがレインで、僕も一番好きです。甲に対して思いを伝えられない不器用な女性という設定ですが、強く、美しく、性格もよい彼女は、客観的に見ると完璧人間でしょう。
魅力的な主人公とヒロインが活躍する、理想的なエンターテイメントなんですが、参加型のエンターテイメントとしては、少なくとも主人公には、もう少し感情移入する要素があるほうがよかったかなと思いました。
全体的に、人間がリアルじゃないんでしょうか。そもそも、世界がバーチャルなんで、こんなもんなのか。それでも、面白いからいいんだけど。

アクション部は、最初、サクサクかなと思っていたら、最後の方、結構難しくて、難易度を下げてクリアしました。これも、やりこめばコンボなども開発できるし、そうとう楽しめます。

とにかく、延べ100時間以上はゆうにプレイしており、長く楽しめる作品です。

少しお小言。
2本合わせると価格が高い。途中、イベント回収が大変。ケース7クリア後、イベントジャンプが手に入るので、細かいイベントはその後にクリアすればよいと思います。それを知らずに、Dive1できっちり全エンディング見たので、余計に時間がかかりました。
また、真編に入るまでは繰り返しが多くて、結構辛い。真編以降は怒涛のネタばらしで、楽しめます。

時間遡行は、ほとんど見たテキストなんだけど、たまに新しいエピソードが挟み込まれるので、単純に読み飛ばすわけにもいかない。また、Dive2をはじめると、Dive1の既読メッセージがリセットされているのが一番切なかったでしょうか。

とにかく、値段なりに、長く楽しめるし、面白い作品です。
ぜひ、プレイして欲しいけど、時間がいくらあっても足りない作品です。

PT2サーバー構築に向けて

年末年始のTV視聴に合わせて、PT2サーバーを構築することししました。
購入機材は次のとおり。

マザー FOXCON ND52S
SSD CTFDDAC064MAG-1G1
HDD WD20EARS(667GP)
CASE KT-CUBE-ITX01
無線ルーター PA-WR8700N-HP
メモリ ありものぶっこぬいて2G

KEIANのケースは、安いけどなかなかよいです。
黒くて、丸っこくて、シンプル。
Fractal Design Array R2も欲しかったけど、値段が4倍近くもするので、僕にはKEIANで十分かな。

このケースは5×1、3.5×2入るのですが、マザーボードには、SATAが2個だけ!
OSをSSD、録画データをHDD、インストール用のDVDドライブを考えると、SATAが足りない。
よく調べておけばよかったなあ。
DVDはインストールのときだけなので、USBの外付にすることにします。

OSは、2TB以上のHDDも使えるよう、Windows7 64bitをチョイス。
64bitOSで、PT2とKTV-FSUSB2(カードリーダーも兼ねる)構成の方の情報はさすがにないので、イバラの道になるかもしれません。
でも、それが面白いんですけどね~

巷では、PCI-EのPX-W3PEが登場して、盛り上がっているようです。
電波感度が安定していれば、ちょっと欲しいですねえ。
PT2のよさって、実はつくりの丁寧さというか、ソニー製のチューナーで感度がよく、しっかり撮れることだったりするんですよね。
しばらくは、PT2があれば大丈夫ですね。

2010年12月14日火曜日

青少年健全育成条例改正案

すごい法案が可決されましたね。
僕はエロい作品も、暴力作品も大好きなんで、ちょっと困りますねえ。
楽しくないですか? 『学園黙示録』とか。

ロリなものとか、近親相姦なんて、昔っからある普通のネタと思うし、なんなんだろ。
自分の子供も、いつかはこういうものを目にして、楽しむだろうし。
タブーを破ることに、爽快感があるんじゃないでしょうか。
性的に歪んでますかねえ…

実際の子供が酷い目にあっているビデオはダメ。撮るのも買うのもダメ。
マンガ、アニメは、ただの創作。犯罪を犯すわけではないので、よいと思いますが。

娘ができたら、少し考え方も変わるかなあ。

2010年12月1日水曜日

2012

普通。
前の『紀元前1万年』よりは面白い。

ローランド・エメリッヒのいつものやつ。映像は凄い。
今回は、人類ほぼ死ぬ。
こういうパニック映画の場合、自分だったらどうやって生き残るか考えてしまうけど、この映画ぐらい絶望的だと、もう、あきらめるしかない。

アニメーション神戸2010

またこのイベントに参加してきました。
細田守さん、武本康弘さん、山田尚子さんなど、有名監督の声を生で聞ける貴重な機会です。
山田尚子さん、アニメーターだし、地味なおばさんかと思っていたのですが、実物は、小柄で、かなりカワイイ方です。萌えアニメは汚いおっさん、おばはんが作っていると思ってた、いや、作っていて欲しかった…
もう、いやになっちゃいますね。ファンの夢がぜんぜん壊れないです。
池田晶子さんも、DVDの特典で見ると、きれいな人だし、京アニの女性スタッフは綺麗な方が多いんでしょうか。

fripSideがレールガンのオープニングを歌ってくれたりして、例年になく楽しい授賞式でした。

審査委員長の櫻井 孝昌さんの盛り上げ方がうまかった。
僕のように、世間に少し後ろめたい気持ちで、アニメ見たりやゲームやっているのと違い、アニメ文化に対して、全肯定で取り組んでおられる。
なんだか、自分がちっぽけに思えてきます。
面白いものは面白い。堂々と応援されていて、気持ちがいい。

2010年11月24日水曜日

トランスフォーマー/リベンジ

普通に面白い。前作『トランスフォーマー』よりは格段に面白い。

トランスフォーマーでリアルな戦闘をやっている映画。絵的には『ブラックホーク・ダウン』『プライベート・ライアン』のようになっている。
的キャラクターがみんな銀色で見分けがつきにくいという欠点はありますが、アクションのわかりやすさが、前作に比べ格段に上がっているように思います。
ストーリーは、まあ、よくわからんなりに、がんばってるし、普通に楽しめました。
ヒロインがエロ過ぎて笑える。

ワイルド・スピードMAX

普通。

ヴィン・ディーゼルも戻ってきちゃったし、なんか、結局このシリーズに出てる役者さん、ぱっとしなかったんですよね。ポール・ウォーカーはかっこいいし、もっといい映画に出れてもいいと思うんだけど。

このMAXは4作目で、1作目の主要キャラクターがほとんど出てきます。
面白さは
1 >>>>> 2 > MAX >>>>> ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

歳食った登場人物たちを見ると、なんか悲しい。
あと、ポール・ウォーカーが最後、インプレッサに乗るんだけど、ハッチバックタイプで、他の車に比べると、ファミリーカーにしか見えん。インプにあれしかなかった時期で、微妙な絵ずら。

アリス・イン・ワンダーランド

普通。映像は楽しい。

ティム・バートンぽくない、ストレートなストーリー。
アリス役のミア・ワシコウスカは、慣れてくると可愛い。

アン・ハサウェイの演技が特徴的で目立っていました。

第9地区

面白い。

グロくて、ベチョベチョ、派手で悪趣味な暴力描写が盛りだくさん。
ロボットがこんなに活き活き動く作品は、珍しい。
ポール・バーホーベンの『スターシップ・トゥルーパーズ』に雰囲気が似ているか。製作のピーター・ジャクソンの作風も感じられるし、とにかく、僕の大好きなジャンルの、面白い作品でした。
アカデミー賞獲っちゃったけど、これは、後半価値観の反転があって、主人公が宇宙人の味方をする展開が受けたのか。でも、別に社会派な映画じゃないし、そんなレッテル貼られるとこの作品がもったいない。
問答無用のおもしろ映画と思います。

ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜

普通の面白さ。

真保裕一さんの脚本が気になったので、見てみました。
原作リスペクトで、ストーリーの根幹はいじっていませんが、サスペンス色がより際立っていました。
作画監督が女性の金子志津枝さんということもあってか、女性キャラクターがとにかくかわいいのが印象的。
旧魔界大冒険も美夜子が魅力的だったのが印象に残っていますが、今回の美夜子も魅力的。相武紗季さん、まったく違和感なし。
作画アニメとしては、『ドラえもん のび太の恐竜2006』に分があります。
子どもが見たら、ちょっと恐いかも。

2010年11月15日月曜日

インクレディブル・ハルク

まあまあ。
主人公が人間の敵として追い立てられるので、ヒーローものの中でも、なんか暗い。
2003年のハルクよりは面白いです。

エドワード・ノートンはホント、若いですね~。エドワード・ノートンって、なんか、こんなライトな作品でも、なんとなくシリアス。ちょっと暗い印象です。
このへん、何をやってもノーテンキなアイアンマンのロバート・ダウニー・Jrと逆です。
リブ・タイラーはお母さん(おばさん?)になって、ちょっと顔が変わりましたね。よいと思います。

天使と悪魔

面白いです。

ダビンチコードは原作を読んだ上で映画を見ました。今回は原作を読まずに視聴。
僕はダビンチコードより楽しめました。
このシリーズは、話が難しいので、吹き替えで見ました。

宗教要素を除けば、普通に派手なクライムサスペンスです。連続猟奇殺人や、爆弾など、その要素がかなり強い。つまり、お約束な面白さがあるわけです。

トム・ハンクスがズラなのか、わりと気になりました。

のび太の恐竜2006

面白いです。

作画がいいという噂を聞いて視聴。僕の世代には昔懐かしい大長編ドラえもん1作目のリメイクです。
作画は確かによくて、荒々しい原画の線を、そのまま画面にしています。わりと原画マンの線そのままっぽい箇所が多くて、好きな方には見所となっています。CGもたくさん使われていますが、できるだけ作画でやろうという方針のようで、これぞ日本の手描きアニメーションだという気合が入った作品です。
子供向け作品とはいえ、日本のアニメーションの、ある方向での頂点だと思いました。

ストーリーの大筋は原作どおりで、ピー助とのかかわりを通し、のびたくんが大人になっていく話です。特に後半まで、ハンターに捕まるところまでがよく、白亜紀の雄大な世界観や、子供だけで旅をしている自由な雰囲気がよく出ています。
ハンターに捕まってからは、いまいち盛り上がりに欠ける。ティラノサウルスの「あの」オチも、知っているからしょうがないけど。

神木隆之介君のピー助がちょっと微妙。普通に「ぴー」って言っちゃってますね。これは。
新キャスト、僕は違和感ないです。どこかで世代交代しないとね。

ブラックジャックによろしく

面白いです。

なんか、今無料で読めるようにしてくれてるので、読んでみました。
話と絵に迫力があるので、ぐっと引き込まれます。
とにかく力強いマンガです。

主人公は研修医で、いろんな科を転々としていくんですが、その中で、医療現場の様々な問題と、悩みながら戦っていきます。

ちょっと古いマンガとはいえ、作者自らタダで公開しちゃうなんて太っ腹ですね!

2010年11月8日月曜日

奪取

結構面白い。
偽札作りを扱ったこの作品は、社会的影響が強すぎて、映画化もアニメ化も難しいと思います。

これでもかという、エンターテイメント。とにかく楽しい。
ノーテンキな主人公たちと、精密な偽札作りの描写など、魅力がいっぱい。
偽札作りの描写は細かすぎて、なかなか、理解しずらい。でも面白い。

ヒロインの幸緒も、ベタなんだけど可愛い。
これは、やはりホワイトアウトも読んどいたほうがいいのかなあ。

2010年10月18日月曜日

灼眼のシャナS III、IV

普通。もっさりしている。
小説既読。
このオーバーチュアってのは、短編集の作品。この作品までアニメ化してしまうとは、シャナ人気は凄いですね。
小説読んだのはだいぶ前で、忘れてたけど、結構を忠実にアニメ化している印象です。
シャナ本編のファンのためのおまけ的作品。
本編が好きなら楽しめると思います。

セキレイ~Pure Engagement~

面白くない。ストーリーに考えられたところがない。

基本、アクションとエロだけで、ややこしいことはないので、気を抜いて見れる。
ストーリーのテーマはセキレイとあしかびの絆。

ホント、絵だけなんですよね。独特のムチムチしたキャラが、元気にバトルします。
最終回、細田直人さんが久しぶりに原画でクレジットされているのを見て、うれしくなりました。

この作品、メインヒロインの結が、女性キャラクターの中で一番感情を感じられない、まさにダッチワイフのような扱いです。少年漫画のバトル大好き主人公、ルフィとか、ゴクウみたいなもんなんだけど、女性らしい描写が少なく、結の外見と組み合わせると、感情のないアンドロイドみたいに感じられます。ヒロインなのに、この扱いはどうなんでしょう。逆に、月海なんかは、感情を爆発させていて、魅力的なんですよね。
オープニングの最初、2人が屋根に乗っていて、ダブルヒロインみたいになっているのは、月海人気の高さでしょうか。

とにかく、何も考えず、無心でアクション&エロスを楽しむべし。

2010年10月12日火曜日

ストライクウィチーズ2のキャラクターCGについて

ストライクウィッチーズ2の最終回、キャラ作画がCGっぽいなあと思っていたら、その部分はCGでした。
なぜ、作画かと思ってしまったかというと、1カット内、コマ単位でCGと作画が切り替わるから、てっきり全部作画と思ってしまったわけです。
この作品に限らず、引きの(キャラクターが小さい)カットはCG、寄り(キャラクターが大きい)カットは、作画で、カットごとに切り替わるのが一般的です。その画面に慣れていると、1カット内で、シームレス?に切り替わった場合、すべて作画でやっていると勘違いしてしまいます。
これからは、1カット内といえでも、油断できないですね!(なにが!?)
ここは作画

まだ作画かなあ。

このへんからCGっぽい

たぶんCG

これが動くと本当に作画かCGかわからない。予算潤沢な映画ではあたりまえの手法かもしれませんが、テレビでこれをやるのが、凄いですよね。
これまで、作業効率を上げるため、作画とCGの分担って、割とはっきりしていたのですが、ストパン2の最終回のようなことをやられると、見てる人は作画かCGか、まったく意識しないで済みます。
最終回はこのほかにも、作画とCGがスムーズに繋がる箇所がたくさんあります。よいことですね。

誘拐の果実

普通。

アイデアは凄いけど、全体的に展開が遅い。
オチが火サスっぽく、ちょっと、歳とった人向けの内容だと思いました。

2010年10月4日月曜日

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

面白くないです。テレビ視聴。
たまに、シチュエーションで、なんとなく感動するシーンはある。

とにかく難解で、わかりにくい。
僕は楽しめなかったです。
TV版がわかりやすさ8、わかりにくさ2だとしたら、ちょうど逆の比率。
TVがヒットして、実績ができたものだから、監督が好き勝手にやったのか、とにかくわからん。

TV版のよさって、爽快なアクションはもちろんですが、なんといっても、レントン青い恋心。
エウレカに会いたくて会いたくてしょうがない渇望を、レントンと一緒に追体験することができたと思うのですが、この映画版はまったく別もの。TV版のファンには何もアピールできないんじゃないでしょうか。
やっぱり、TV版の佐藤大さんは、視聴者が見たいものが何か、わかっている方だったと思います。

絵もアニメーターが描きたいように描いた感じ。途中、エウレカがデカすぎる。

新たに追加されたカット、レントンとホランドの空中戦がすごい。
これだけは一見の価値あり!

あとは、全体的にニーオナです。
ただ、こういう、わかりにくいのが好きな人もいるので、そういう人はどうぞ。

けいおん!!

面白いです。すごい完成度。

演出、作画がすごすぎ。この作品を見てすぐ別のしょぼい作品を見たら、絵が止まっているかと思っちゃいました。
たいへんよくできた作品です。
嗜好にもよりますが、完璧な完成度といえます。

すべての人間関係が円満で、極端な貧乏人がおらず、登場人物が受験生でありながら、過酷さは描かれない。桜が丘高校軽音部はユートピアとして描かれます。この甘ったるい世界観から、抜け出せない人が続出しそうだなと思いました。僕も、ちょっと「くらくら」とやばい感じになりました。
ストーリーは前のクールに続き、特に「ない」のですが、今回、卒業という大きなテーマがあります。そのことが、唯一この物語の悲劇、ストレスとして扱われます。文化祭が終わり、みんなで泣いてしまうシーン、梓に歌を送るシーンなど、さわやかな感動があります。
『涼宮ハルヒの憂鬱』は2期をやることで失速したと思いましたが、この作品は、勢いがさらに強まったと思います。このまま、映画にドーンといけます。ただ、この作品を映画館で見たいかどうかは微妙。なんというか、私的な作品なので、こじんまりとした部屋で、深夜ニヤニヤしなががら見るのが楽しいようにも思います。スペクタクルじゃないしね。

文化祭のライブ、MC長すぎたのだけがちょっとでした。
実際にあのMCをやると、スベるだろうなと思い、ハラハラしました。
この作品は撮りためて見たので、唯ちゃんの言っていることが、ぜんぶ昨日やおととい見た内容なので、特に、「そんなにがんばって、繰り返さなくても」と思っちゃいました。

完璧な作品なので、この作品を大切に思うかどうかは、好みだけです。
僕は、まあ、よかったけど、日常ドラマだけだとちょっと物足りないかな。
爆発とか、ロボットが好きなもので…

GIANT KILLING

まあまあ。後半面白い。

スポーツものに大ハズレはないと思いますが、本作品もまあまあ面白いです。
特に最後の大阪戦は、監督同士の駆け引きという、本作のテーマがずばり形になっており、面白いです。

序盤、走力だけでレギュラーを選ぶ話がありますが、オシム監督の日本代表を知っている僕たちには、走り勝つサッカーというのが、あまりにも浸透しているため、目新しさはありません。これは、原作発表時とのタイムラグのせいなので、致命的とはいえませんが。その後の、展開も特にすごいと思わせるものはなく、いささか退屈。
ただ、大阪戦のちょっと前ぐらいから、どんどん面白くなっていきます。これは、原作どおりだと思います。

紅優さんの監督作品は、『ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜』しか見たことがないですが、今回も変わらず荒削りな印象。ただ、感動させるツボは心得ておられ、ちゃんと面白いです。
作画は、元々の絵柄も荒っぽい感じで、あまりうまさを感じられる絵柄ではないながらも、たまにすごいカットがある。
サッカーの動きを研究した、かなりリアルなカットがいくつもあります。

最初の展開など、物足りない。でも、後半盛り上がるので、ご安心という作品。
主題歌、エンディングが結構かっこいいんですよね。

2010年9月27日月曜日

最近気になる声優さん

あんまりキャストを気にしながら見ていないのですが。

第3位 斎藤千和
やっぱり気になる『ARIA』組。『化物語』で一気に大人気になったけど、他の役はロリっぽいのばっかりなんですよね。出てたら「おっ!」ってなっちゃいます。

第2位 谷山紀章
最近僕が見る作品ほとんどに出てる人気声優さんです。この人『君が望む永遠』で、とんでもない大根だなと思っていたのですが、そのうちすっかり演技が上手くなって、最近ではいろいろバラエティにとんだキャラクターを演じられています。やっぱり、出てたら「おっ!」ってなっちゃいます。

第1位 チョー
僕のように小さな子供がいる方なら必ず見る番組、NHKの『いないいないばあっ!』のワンワンの中に入っているというのを知ってから、とても気になるようになりました。その後は、僕が見た中でも『ONE PIECE』『荒川アンダー ザ ブリッジ』『HEROMAN』なんかに出ていて、クレジットで名前を見るたび、ほっこりしてしまいます。チョーベテラン声優なんで、とくに最近気になるってのも変なんですけど。出てたらなぜかほっこりしてしまいます。

HEROMAN

今のところで判断すれば、普通か、あまり面白くない作品です。

bonesじゃなければ、最初の数話で見なくなっていた作品。
スタン・リーの原作が、とにかく微妙。
毎回展開が速くて、アメリカのドラマ風。各エピソードはそれなりに面白いんだけど、ディテールをまったく説明しないので、よくワカランっていうのが、正直なところ。一番の謎はHEROMANの正体で、これがもしかしたら、物語のメインテーマで、後半2クールあれば、そこで説明されるかもしれません。
最終回、ジョーイが「わかったよ!」って言ってるけど、何がわったのかワカラン。ヒーローはいろんな人に支えられているからこそヒーローってことだと思うけど、その単純なことを説明するのに、グダグダしすぎて、結果、よくワカラン。
サイの足がぜんぜん治らないことがずっと気になっていましたが、あの足は完治できないんですね。

アクション作画はすごいです。演出もしっかりしている。でも、原作がアメリカンすぎて、全体として、作画アニメになっていると思いました。
最初のゴゴールと戦うところは、作画すごい。ピークです。
アクション好きなら、普通に楽しめるか。

ちょっと辛いですが、ストパンやセキレイなどのライトな作品と、クラス違いなのも確か。
こっちはヘビー級です。だからこそ、ハードルが高くなるのは仕方ない。

みつどもえ

普通。ギャグアニメ。

かわいらしい作品。この作品を見て、アニメって何なのって思わされました。
僕は一応アニメを自分なりにしっかり見て、どういうところが面白かった、面白くなかったと書いています。でも、人によってはアニメってそんなに真剣に見るものじゃなくて、仕事や学校の疲れをほんのひととき忘れさせてくれるもの、なんとなく、普通に楽しめればいいものだったりするんじゃないでしょうか。
この作品を見ると、そんなことを考えてしまいます。この作品は、シモネタ多目のギャグ作品です。僕のように、何か凄いものが出てくることを期待して、映像作品を見ている人は、見ても見なくてもいい作品です。だからといって、楽しくないわけじゃなくて、見たら、普通に笑わせてくれるし、つくりも丁寧です。

なんとなく出会ってしまうような作品で、もしかしたら、この作品が、すごく好みに合う人もいるかもしれないですね。

ストライクウィッチーズ2

面白いです。このクールでは一番楽しかったかなあ。

パンツをはじめ、外側はとにかく変なんですけど、不思議な魅力がある作品。
僕の好みもありますが、6話が突出していると思います。

最終回は11人が力を合わせてネウロイを撃破する、予定通りのエンディング。
芳佳と美緒の魔法力がなくなってしまうので、この11人のストライクウィッチーズは、これで終わりかもしれません。
最終回、作画がすごくて、ストライクユニットのピーンと膝が伸びた感じがよく出てて、CG部分と作画部分が見分けつきませんでした。第1期に比べて、全体的に、ストライクユニットが長くなっています。枚数もすごくて、とにかく動きまくる。
大好きな6話は、別に枚数がすごいってわけではなく、初回や最終回の方が動きはすごい。枚数と面白さは、あまり比例しないようです。

この変な作品、しかも僕が嫌いなキャラ頼みの作品が、なぜこんなに気になるのか。ちょっとよく分からないぐらい、この作品の魅力にはまってしまいました。しっかり演出されているのはもちろん、シリアスからギャグまでのふり幅が大きいからか、とにかく見ている人は翻弄されると思います。
エモーショナルな雰囲気と、アクション、女の子など、分析すればいろいろ原因はあると思いますが、そんな理屈は抜きにして、この作品は魅力的。

エイラ役の大橋 歩夕さん、ナチュラル(素人?)すぎて気になりました。不思議です。

誰にでも勧められる作品ではありませんが、はまれば、お気に入りになる作品です。

LIMIT OF LOVE 海猿

あまり面白くない。テレビ放映を視聴。

海猿の1作目が結構よかったので、期待していましたが、いつものフジテレビの映画という感じで、あんまりでした。
ちょっとドラマ方向に振りすぎて、アクション映画に大切なスピード感が皆無なのが痛い。
客船に閉じ込められる映画は、タイタニック、ポセイドンアドベンチャー、そのリメイクなど、結構面白いのが多いですが、この作品は舞台を十分に活かしてなかったように思います。
客船のCGモデルもバーティクル(煙)もデキがイマイチで、あらが目立つ。ヘリはよかったです。

客船が水中に沈んでからは、そこそこ面白くて、やっぱり海猿は水中撮影なんだなと思いました。
水中装備で、ちゃんと演技をする俳優陣もすごいです。

「LIMIT OF LOVE」の部分、主人公の恋愛ドラマがアクションを阻害していて、そのぶぶん、PS3の1.5倍再生を本格活用。
まあ、あえて見なくてもいい映画。

2010年9月21日火曜日

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

面白いです。僕が見た中では、このクールで一番勢いがあったと思います。

とにかく、8話の“あの”アクション数カットが強烈。おっぱいマトリックスとネットの人々が絶妙のネーミングをしてくれました。歴史に残る名シーンだと思います^^;
最初友達に勧められたとき、『バイオハザード』みたいといわれました。オリジナルはもちろん、ロメロ監督のゾンビなんですが、今の人には『バイオハザード』がオリジナルなんですね。

まず、ゾンビをアニメでやってくれたことへの感謝です。今まで、誰もやらなかったし、やってもダサいんじゃなかなと思っていましたが、この作品はスタイリッシュに、エロティックに、いい感じに仕上がっていると思いました。
エログロのエンターテイメント素材としての力を見せ付けてくれた作品。
オールドゾンビファンの中には、大量消費社会への警鐘とか反戦とか、なんか頭が固いこと言う人もいる。僕は、ゾンビは面白ければOK。この作品、とりあえず、毎回楽しませてもらいました。
13話通してみると、序盤と中盤の盛り上がりやアクションが凄すぎて、高城家到着後トーンダウンが激しい。主人公達が、中2的なほえずらをかくのが、ちょっとイタいです。ゾンビファンとしては、ゾンビの圧力でそんなウザい展開なんぞ吹き飛ばして欲しかった。主人公チームといえども、序盤からバンバン殺されて欲しかったです。まあ、これ、ドラゴンエイジ掲載の少年マンガなんで、これでいいんですけどね。
高城家到着後、特に山場はなく、唐突に物語りは終わります。それでも、黒田洋介さんはじめ、スタッフの力量で、最終回、そこそこ盛り上げてはいました。

最後、やっぱりショッピングセンター行くんですね。
この作品、人気が出たけど、出オチ的な部分もあるので、第2期やるのが大変そう。

海猿 ウミザル

そこそこ面白いです。テレビ放映を視聴。ドラマ未視聴。

潜水士を目指す主人公と、鬼教官、ヒロインの関係は『愛と青春の旅だち』とよく似ています。
まあ、古典的なネタなんで、ハズれることはないですね。
伊藤英明がカッコいいです。中性的なイケメンが好まれる中、太い眉毛で、体格のいい伊藤英明のような俳優が活躍しているのは、なぜか嬉しいです。

バスでキスするシーンがそんな流れだっけ~!?みたいな感じで唐突すぎ。水中アクションなど、よく撮れてるので、恋愛ドラマ苦手なんかな~。羽住英一郎監督の作品、ほとんど観てないので、なんとも。

ROBOTは日本のCG映画技術では一番ですが、ハリウッドと比べると、ちょっと。
画質がゆるいというか、ボケた眠い画面というか。日本のアニメーションの影響を強く受けすぎた絵づくりというか、色味というか、とにかく、リアルな作品では、リアルな特撮が欲しいです。

まあ、面白い作品なので、来週放映される2も楽しみ。

ワールドトレードセンター

面白くはないです。実話ならではの感動はあります。

見よう見ようと思って、デスクトップにダビングしておいたのを、ようやく見ることができました。
凄いCG映像のスペクタクルかと思いきや、生き埋めになった主人公と、その家族を描いた地味な映画。
実際に被害にあわれた警察官2人が主人公になっています。

2001年のテロから、たった5年後に映画化するなんて、アメリカの商業主義はここまでするのかと、ちょっと不謹慎な気がしたのですが、映画はいたって真面目な内容。取り残された警察官と、善意の人々を丁寧に描いています。

この作品は、エンターテイメントとはいえないかもしれません。
ただ、テロの記憶を風化させないために、数十年後に向けて意義のある作品かもしれません。

2010年9月15日水曜日

陽気の方がよい

僕のようにネットやオタクカルチャーどっぷりの人間は、どうもネガティブな思考に陥りがち。
ネットにはネガティブな情報がいっぱい。
陰陽の“陰”の気が渦巻いています。
(またそこが面白かったりするんですが。)
その情報にどっぷりつかってるので、知らぬ間に自分からも“陰”の気を発散しているような気がして怖い。

現実社会は、結構陽気なことも多いです。
もっと、元気な人、元気な会社を見習って陽気に過ごしたい。

陰気って、どこかアーティスティックで、クリエイティブ。知的で反社会的で、魅力的じゃないですか。
TV版のエヴァンゲリオンや、ゴッホが耳を切る感じです。
若いころは、僕もいっぱしの陰気なオタク気取りで、女性も、「どこか陰のある女性」に引かれることが多かったです。
自分がなんとかしてあげなければ、みたいな。でも、昔、誰だったかに「陰気な女はダメ」みたいなことを言われ、それ以来、ちょっとずつ「陽気な女性」に目が行くようになりました。
井戸端でげらげら談笑しているおばちゃん。あれが“陽気な女性”です。
別に下品なおばちゃんが好きなわけではないですが、やはり陽気な女性とお付き合いすると、自分も陽気になるし、結婚すれば、家庭が陽気になるでしょう。

結論。
やっぱり僕は陽気な方がよいです。

働ける人は一生懸命働こう

僕たちは生存競争をしているんじゃないんでしょうか。
どれだけ社会が高度化しても、人間も動物の一種であることから、逸脱できないんじゃないでしょうか。
生きるため、家族を守るために、懸命になって社会にしがみついているんじゃないでしょうか。
弱っちいオタクだって、PCの知識や、クリエイティブな能力で社会から認められる(お金を稼ぐ)ことができるんじゃないでしょうか。

猛暑のため、生活保護にクーラー代の上乗せが検討されているようです。
弱い人、困っている人は助けなければいけない。
でも、生活保護は甘い制度であってはいけないと思います。
「早くこの状況から抜け出したい」と、懸命にがんばるための制度でないといけないと思います。

次からは極論です。
日本は国際競争力がどんどん弱まっていますが、働ける日本人が、全員13時間労働をすれば、中国やインドにも負けないんじゃないでしょうか。

最近、社畜という言葉を目にします。確かに会社でハードワークする人は、そうでない人からすれば、社畜に見えるかもしれない。悪い労働環境で、長時間労働を強いられている人は、社蓄なんて言葉に敏感に反応するでしょう。
でも、別に社蓄に見える人だって、好きでやっているわけではないのです。
それでも、一生懸命やれば、給料だって上がるし、夢を適えることができると信じてやっているのです。
だからこそ、会社や社会は一生懸命やれば、報われるようにしなければいけない。
僕は今の会社で、できるだけそれを実現したいです。

2010年9月13日月曜日

ピューと吹く!ジャガー

僕はマンガ雑誌は『少年ジャンプ』だけ買っています。
『ピューと吹く!ジャガー』は文庫本も買っていたぐらい好きだったので、今回の連載終了についてメモしておきます。

序盤特に面白いです。
ジャンプで、最後のページのお楽しみだったので、終わってしまって寂しいです。
なんだかんだ言って、ハマーが出てきた回は期待させてくれました。ダメ人間の代名詞のようなハマーですが、登場時は忍術的なものを使って悪漢を倒したりして、結構カッコイイ感じだったんですよね。

中盤、花粉症の回で、同じ花粉症ネタの銀魂の方が面白かったのが、ちょっと残念で、このあたりからあまり面白くなくなってきたように思います。長期連載、特にギャグは難しいのだと思います。
最近は銀魂もパワー不足かな。

マサルさん、ジャガーなど、ギャグでヒットを出したので、今後、うすた先生がどんなマンガを描かれるのか楽しみです。
長期連載お疲れ様でした。ゆっくり充電してください。

洗礼

楳図かずおさんの漫画。
そんなに面白くない。

楳図さんの漫画を読んだのは初めて。
さすがに絵も内容も古く、今のエンターテイメントとしては、イマイチです。
ただ、なんともいえない楳図さんだけの世界観があります。
文庫本で再販されたものを読みましたが、1巻の手塚眞さんのあとがきで、なんとオチがさらされています。
「ぎゃー」
これを先に呼んでしまったので台無しでした。
気をつけてください。

2010年9月9日木曜日

ブレイク ブレイド 第二章 「訣別ノ路」

面白いです。

ここ数年なかった、貴重な飛ばないリアルロボットアニメ。
あれ? フルメタ以来? そんなことないよね。あれ?

普通は悪漢として描かれる豪快でベタな将軍が、愛嬌たっぷりに描かれているのが珍しい。
とにかく手描きのメカアクションが凄いので、楽しいです。ゴーレムの重量感を楽しむ作品。

巨乳とか、この作品にはあんまり要らん。
どうせやるなら、ゴーレムばりの重量感でお願いします。

ブレイクブレイド 第一章「覚醒ノ刻」

正統派ロボットアニメ。まだ続くけど、たぶん、面白い。

前、PS3で何故か半分だけレンタルされていて、ちょっと腹たった作品。
今回BDレンタルしてみました。この作品、ロボットの書き込みが凄いので、HD画質の方がよいです。
ロボットとか、キャラの書き分けが中途半端で、ちょっと見分けつきにくい。このあたりは、アニメで変更しても良かったんじゃないかなあ。
続きも楽しみ。

アニメの革命児 金田伊功

NHK衛星第2のテレビ放映を見ました。
金田さんが描いたアニメはオンタイムでたくさん見てきましたが、別にアニメ雑誌とかを買っていたわけではないので、僕が金田さんを意識しだしたのは、30過ぎてからです。
アニメーターのインタビューで、金田フォロワーって言葉が頻繁にでてきてて、勉強しました。
金田さんは、個性が際立っているアニメーターなので、宮崎アニメの中では、ちょっと浮いていたりします。
宮崎駿さんも、金田さんの個性はそのまま生かしていて、演技はほとんど変えていないということ(友永さん)。
凄い天才だったんだなと、あらためて思います。
庵野さんは、宮崎さんの下で働いていたことが、金田さんに良かったのか悪かったのか、みたいに言っておられました。個性の強い天才は、どこでも苦悩するものかもしれません。
変なHなフィギュアを作っている村上隆さんも、はじめて見ました。話がうまくて、商業デザイナーのような方なんですね。

金田さんのテクニック、表現手法は、ガイナックスのアニメなんかで普通に目にします。アクションものの表現はほとんど金田さんがルーツです。
亡くなってもこういう形で永遠に生きると思います。

2010年9月8日水曜日

最初の3年間は赤字ってのはウソ

会社ではよく
「最初の3年間は社員を育てる期間なので、その間に辞められると会社は赤字だよ」
みたいなことを言われますが、これはウソです。
余裕のある一部の優良企業は別にして、普通の会社、ましてや中小企業が、3年間も赤字の人を置いておけるわけがありません。
うちの場合は、大体3ヶ月もすれば、みんな自分の給料ぐらいは自分で稼ぎます。
3ヶ月だと、それほど高度な仕事ができるわけではないのですが、仕事ってのは、難しい仕事もあれば、簡単な仕事もあって、新人は最初は簡単な仕事をやるわけです。
もちろん、ベテランが難しい仕事をやってこそ、簡単な仕事が付いてくるわけですが、簡単な仕事も、誰かがやらなければなりません。新人は自分にできる簡単な仕事をやって食いぶちを稼ぐわけです。逆に、ベテランからすれば、難しい仕事をしたほうが儲かるので、新人が簡単な仕事をしてくれると助かる。新人とベテランの関係は、教える教えられるだけではなく、お互いをフォローしあう関係です。

「3年間は勉強期間で会社は赤字だよ」っていうのは、本当は「赤字ってことはないけど、最初は勉強期間もかねてるので安く使うけど我慢してね」って感じでしょうか。
ただ、3年以内に会社を辞められると損失が大きいのも本当。採用や社員教育は、会社にとって大きな負担です。
仕事ができる人に長くいてもらうほうが、会社は儲かります。だから、3年とか経って、社員がキャリアアップを考える時期に、会社がしっかりをお給料を払っていないと、仕事のできる人から転職してしまうことになります。
一人前の仕事をできるようになっても給料が上がらないのは、「ず~っと安くでしか使いません」ってことなので、会社選びのときには、初任給だけじゃなくて、先の昇給モデルを見ておいた方がいいですね。

2010年9月7日火曜日

サービス残業について思うこと

サービス残業は違法ですが、うちのような業種はサービス残業しないとやっていけないのが現状です。
実際、みなしが多く付いているので、それほど長時間のサービス残業というわけではないですが。

僕は、サラリーマン時代から、サービス残業など気にせず仕事をしてきました。
クリエイティブの仕事は、成果物に対して報酬が発生するので、最初のころはいくら時間があっても足りません。
ものすごい時間をかけて、苦労して作ったものが売り物にならないことが当たり前。
そんな中、一人前になろうとすれば、残業なんていう概念すら持つことがありません。
実際、サービス残業せずにデザイナーとして一本立ちするのは、ちょっと難しいと思います。
サービス残業がイヤなら、この業種に就くのはやめた方がいいと思います。

民主党は最低賃金を1000円にするようなことを言っていますが、そんなことをすれば、会社は採用を控えるようになります。採用数が激減して、今後ますます職に就けない人が出てくると思います。
お金を生み出せないうちは、給料が少ないのは当たり前。お金が稼げるようになって、お給料が増えて、生活基盤が安定する。弱者救済ばかりに目が行きすぎると、そんな当たり前のことがないがしろにされるように思います。
みなさんは買い物をするとき、よりよいものを、より安く買おうとするでしょう。悪くて高い商品には見向きもしないですね。国際競争力にさらされたメーカーは、必死になって、よりよいものを、より安く提供していかないと、消費者に買ってもらえません。
それと同様、能力も低く、努力もしない人は、企業から見向きもされないのです。
逆に、人よりがんばれば、自分の商品力が上がって、雇用機会が増え、たくさんお給料をもらえるのです。

労働基準法は守らないといけないと思います。ただ、労働基準法は工場労働などの業種には向いていると思いますが、クリエイティブな業種とは合ってないと思います。
会社は、社員を育て、給料をしっかり還元できることが大切と思います。
がんばって努力すれば、報われる社会であって欲しいと思います。

偉そうなことを書いても、うちのスタッフはまだまだ安月給。僕は、うちのスタッフの給料が増えるようにがんばるだけです。

2010年9月6日月曜日

1Q84 BOOK1、BOOK2

まあまあ面白い。
村上春樹さんの小説は『ノルウェイの森』以来。

全体通して面白いんじゃなく、各章が面白いという変わった作品。
文章がとても上手く、わりと難解なことでも、すんなりテンポよく読めます。
主人公の天吾を通じて、作者の作家としての姿勢、文章へのこだわりが解説されます。(たぶん)

特にBOOK2の序盤までが面白く、各章ごとに楽しさがあります。これが、珍しい。毎章、起承転結を持ってきているんだと思います。全体的には、オカルトと、ファンタジーの要素が強い。特定の宗教をモデルにしているものもあって、無宗教の日本人なら、共感する箇所も多いと思います。
読みやすいけど、全体の物語は、難解か。

好みとしては、セックスの描写が多すぎ。作家性といえばそれまでですが。セックスは最終手段とまではいかないまでも、ここぞで使って欲しいなあ。この作品では、重要なイニシエイションのほかに、キャラクター付けなどに、頻繁にセックスの描写が使われるので、ちょっと多いなあと思いました。
実際、みんなセックスを省いた表面的なところで、人付き合いやビジネスをしてるので、キャラクターの説明にセックスは要らんと思いました。
人の性生活を見れば、その人がどんな人か分かるんでしょうか、ちょっと気になりますね。
まあ、普通は人の性生活を見ることないので、なんとも言えないですが。

ストライクウィッチーズ

まあまあ面白いです。
第2期から入って、急いで第1期のDVDを借りてきました。

この作品はパンツとか、猫耳とか、突っ込みどころは盛りだくさん、非オタクからすれば嫌悪感をもよおすこと間違いなしの作品で、ライトオタクにもちょっと敷居が高い。僕も、自分には関係ない作品なのかなと思っていました。
ところが、第2期の5話で、「あれ、ちょっと面白いかも」、6話で「すげー、面白い!」となってしまい、結局第1期も見てみることに。
第1期は、作画演出とも、少し荒削りですが、基本的には面白いです。ネウロイって何なの? とかの基本的な謎よりも、毎回各キャラクターに焦点が当てられた話づくりです。キャラ頼みの作品は、僕は好きじゃないですが、この作品はそこそこ面白いです。なんでだろう。やっぱり、きちんと演出されていているからでしょうか。
アクションの密度も濃く、僕でも知っている有名アニメーターが多数参加。田中宏紀さんの作画が何度も見れてよかったです。
DVDで乳首が解禁されているんですが、この作品に乳首は要らんと思いました。ちょっとHなぐらいで十分。女の子の友情と成長、アクションがあればよいのです。

僕はあまり兵器は詳しくないのですが、ゼロ戦の挙動とか、ちょっと適当な感じがしたんですが、第2期の8話でちょっと改善されていました。

パンツや、猫耳尻尾など、“外側”はちょっとアレなんですが、けして子供だまし、オタクだましの作品ではありません。本格SFではないですが、ライトな作品としては十分楽しめます。
敬遠していた人も、一歩踏み出せば、パンツの向こう側のパラダイスに出会えるはず!?
(あ~、結局こういうノリになっちゃんですよね。)

さまよう刃

まあまあ。映画未視聴。

なにより、最後、復讐を遂げられない長峰が不憫すぎる。

子供がいる人なら、この主人公の気持ちはよくわかります。唯一の家族を奪われた長峰の立場を考えれば、この行動は普通。
少年法の是非を問うている作品ですが、読んでいる読者は、長峰の行動を、まったくおかしなことと感じません。
本当の犯罪なら、加害者の少年にも、それなりに同情する余地があったりすると思いますが、この小説の加害者は、完全に鬼畜として描かれており、デフォルメされています。
だからこそ、ラスト、復讐できない長峰の無念さが、伝わります。
ちょこちょこ描かれる人間心理は、なかなか複雑で繊細。映画未視聴ですが、この原作で映像化の仕事が来たら、結構やる気出ると思います。

全体的に暗いテーマなので、それが好き嫌いあると思います。

テイルズ オブ ヴェスペリア

面白いです。
僕がプレイした中では、シリーズ中、一番の完成度。

画期的なアイデアはなくても、シナリオとグラフィック、アニメパートのクオリティをとことんまで突き詰めれば、面白いものはできるのか? できるんです!
メジャーシリーズならではの力技ともいえるし、磨き上げられたテイルズオブ職人たちの技ともいえます。
なにより凄いのは、このビッグプロジェクトを破綻なく成功させる、テイルズスタジオの仕事力かもしれません。

ユーリとフレンのダブル主役にしているあたり、シリーズも回を重ねているのに、飽きさせないようがんばってますね。
途中、騎士として日のあたる世界を生きるフレンと、影で悪人を始末するユーリが、池上遼一さんの『サンクチュアリ』の政治家とヤクザの関係を思い出しました。(古ッ!)
最後、エステルとフレン、ユーリとの三角関係で、汚れた自分には似合わないということで、ユーリが身を引く展開を想像していましたが、ラスボスを倒したら、あっさりエンディング。昔の香港アクション映画のような!、潔いラストでした。
ドロドロの昼ドラは、世界観に合わないですね;
ユーリとフレンがベタベタしすぎて、ちょっと気持ち悪い。男からすれば、男の友情は、多くを語らない方がいいと思いますが、これは、腐女子向けの演出と思われます。女性プレイヤー、大切ですよね。

声優さん、いい方が多いです。
今回目立っていいなと思ったのは、フレン役の宮野真守さんです。声とキャラがシンクロしすぎ。ヒロインの中原麻衣さんは安定感が凄い。結構カメレオンな方で、戦闘中の悲鳴で中原さんと気づきました。あの悲鳴は、中原さんにしかできないです。

サブイベントは遊びきれないぐらい用意されていて、今、ギガントモンスターは11匹中、7匹倒しています。
毎回、遊びきらないうちに辞めてしまうのが、僕のパターンなので、ちょっともったいないんですよね~。
社会人で、なおかつ他にいろいろ遊びたいものがあるおっさんには、全部遊びきるのは難しいなあ。

このゲームをやりこんで、映画を見れば、完璧。一番楽しめます。
PS3でプレイしましたが、XBOX360のユーザーさん、切れてもしょうがないです。
パティがいない、フレンがパーティ参加しないヴェスペリアは考えられません。
もうちょっと考えてあげて欲しいなあ。

2010年9月2日木曜日

フルメタルパニックを読み終えて

この作品は僕にラノベの楽しさを教えてくれた作品です。
しばらく遠ざかっていたオタク文化に戻ってきたときに読み始めた作品でもあります。

僕の学生時代には『青の騎士ベルゼルガ物語』という、リアルロボットの面白い小説がありました。
ベルゼルガを読んでいたときは、大人になってからロボットものの小説を読んで楽しめるなんて思ってもみませんでした。
『燃えるワン・マン・フォース』では、フルメタの世界観で、ベルゼルガオマージュのバトリングをやってくれたのは、僕世代にも嬉しいサービスでした。

フルメタの楽しさを挙げるときりがないのですが、いくつか挙げてみます。

1.長編と短編がある
シリアスの長編とギャグの短編があって、単純に、作品の幅が広がっているし、戦争と平和、日常と非日常が常に隣り合わせであることも感じさせてくれます。2つはまったく別の読み口なのに、最終巻に近づくにつれ、2つの世界観が融合していく構成がよくできています。これは結構画期的なんじゃないでしょうか。

2.リアルロボットものの雄である
昔なら『ボトムズ』、今なら『マブラブ』や『アーマードコア』といった、油臭いリアルロボット物のなかでも、フルメタのリアルさは独自の輝きを持っています。それは、何巻かでやった2足歩行ロボットの操縦だけで短編をされたことに尽きます。歩行などの動作やマニピュレーターの操作方法など、結構突き詰めて考えられていて、しかも、読み物としても結構楽しめてしまったのには、度肝を抜かれました。

3.それでいて結構軽いエンターテイメントである
あくまで、ボーイ・ミーツ・ガールということで、誰でも楽しめる作品なのがよいです。
『フルメタルジャケット』他、いろんな映画から元ネタを取ってきたようなところもあって、結構ごった煮感もあり賑やかです。

ストーリーでは、クルツが死ぬところが全巻通して一番印象的です。
脇ではマデューカスが光りまくっていますね。映画なら助演男優賞受賞です!

アニメの続編もありそう!?だけど、完結するには4クール、50話ぐらいは必要かなあ。
それぐらいパワーのある原作だと思いますが、すでに3作品やってるから、やっぱり細切れでないと難しいかなあ。

とにかく、お疲れ様でした。
ロボットものの楽しさを思い出させてくれて、ありがとうございます!

フルメタルパニック 11、12巻

フルメタの完結編。
賀東先生、本当にお疲れ様でした。
大好きなシリーズです。
この2巻に関しては、大団円に向けた予定調和といった感じで、面白さはそこそこ。

ネタばれ注意です。
前半、出撃に向けて、宗介の心理描写が細かく、読んでいると宗介一緒になって盛り上がっていきます。
この前半の盛り上がりと、潜水艦の戦闘が、僕は一番よかったです。
レーヴァテインの飛行しながらの戦闘は、「やりすぎ! 落ちなさすぎ!」と思いながらも、ちょっと盛り上がってしまいました。

出撃は、1回だけですが、潜水艦やロボットのアクションはたっぷり。
全ての登場人物に納得のラストが用意されています。
賀東さんは読者へのサービスが徹底しておられて、好感が持てます。
ただ、クルツは死んだままの方がよかったのか、生きていた方がよかったのか、いろいろあると思いますが、今の若い読者は生きていた方が嬉しいでしょうか。僕は歳のせいか、死んだはずのキャラクターが生きていると、ちょっと冷めてしまいます。
前の巻、クルツの死に様がめちゃくちゃ格好良くて、ちょっと泣かされてしまったのはなんだったんでしょう。
まあ、別に悪くはないんですけどね、生きてても。これはこれで、お約束だし。

とにかく、12年間お疲れ様でした。
長編を完結させないまま投げ出してしまう作家も多い中、きっちりと完結させてくれたことが嬉しいです。
何巻かの後書きで、かなめとテッサの間を行ったりきたりするのは、宗介には似合わないということを書かれていましたが、物語がだらだら完結しないままでいるのも、宗介という主人公には合いませんね。
お会いしたことはないですが、宗介の潔さが、賀東さんに被りました。

ありがとうございました。

2010年8月25日水曜日

眼力

大好きな斎藤 一人さんの本で、買わずに立ち読みです。
ちょっとめくってみようというつもりが、結局全部読んでしまうことに。
面白くて、勇気付けられます。
僕は、前読んだ『変な人の書いた成功法則』が大好きなので、そちらの方が、今の自分には合っています。

第2部はCDなので、興味ある方は買った方がよさそうですね。

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD #8

今のところ、今期一番面白いです。
これまでもマッドハウスは、アクションにこだわった作品を作り続けていて、好感が持てたのですが、どうも海外向けのイメージが強く、イマイチ、日本のアニメファンをキャッチする作品が無かったように思います。
この作品は日本のアニメファンの中でも、大ヒット間違いなし!
毎回、アクション、エロスの描写がすばらしく、本当に楽しみ。
この8話、ヒロインを押し倒してからの銃撃戦の数カットは、エロスとアクションが融合して、すごい映像になっていました。笑っちゃうんだけど、凄いというか、凄すぎて笑っちゃうというか。
ゾンビをアニメでやる必要性に、ちゃんと答えてくれているのも嬉しい。
まだ早いけど、ありがとうございます!

2010年8月24日火曜日

2代目ってどうなの

交流会などで、2代目社長の方とよく会います。
また、政治の世界では2代目、3代目議員は当たり前。

僕は正直2代目というものに対して、あまりよいイメージを持っていません。
自分が2代目ではないので、生まれたときから社長の子どもとして生きてきた人には、やっかみがあります。
たたき上げの社長と話すと、あこがれるし、格好いいと思います。

ただ、これも偏見でしかなくて、2代目でも立派な社長もたくさんいるんですよね。
つまり、創業社長だろうが、2代目だろうが、優秀な人は優秀という当たり前の結論になるんですが。

社長とゴルフ

前回すさまじいスコアをたたき出して、しばらく遠ざかっていたゴルフですが、また、お誘いいただいたので、2週間ほど練習場で練習し、レッスンも数回受けました。
結果は180台で、超初心者といったレベルになりました。
とにかくスポーツが苦手なので、ものすごい練習しても、人並みだと思います。
ゴルフが仕事で必要かというと、微妙なところ。
お酒が仕事に必要かと同じレベルでしょうか。
ただ、クラブがボールに当たりだすと結構面白く、おっさん連中が楽しそうにやっているのもわかる気がします。
せっかくクラブも買ったことだし、もう少し続けてみます。

敷居が下がったとはいえ、ゴルフって、やはり、贅沢なスポーツですね。
車で郊外のゴルフ場まで行って、プレイ料金も食事代も結構かかる。
一回行くのに2万ぐらいかかります。
道具も結構高い。
スキューバや、スノボと同じような感じしょうか。
ローコスト、エコが流行の今の時代には、ちょっと合っていないようにも思います。

飲酒人口、喫煙人口、麻雀人口と同じように、今後、ゴルフ人口も減っていくでしょう。
21世紀のオタク社長には、ゴルフは別に必修科目ではないです。

それでも、練習場でボールを打つと運動不足解消になるし、しばらくやってみます!

2010年8月17日火曜日

ストライクウィッチーズ2 #6

よかったです。

ストライクウィッチーズは2期から視聴。
なんかモンスターとかエヴァっぽいなと思ってたら、この回完全にエヴァでした。
監督はガイナックス出身とのこと。
この作品らしく、女の子×2の萌え要素もあって、完成度が高い。
1話20数分の尺であそこまでできるなんてすごいです!
ロケット切り離しとか、弾道飛行とか、僕はワクワクするけど、普通の人は、あのスピードで話が進んで、受け入れることができるのか。
自分が一般性をなくしていないか懸念。
とにかく、面白かったです。

荒川アンダー ザ ブリッジ

普通。結構地味。

ライトなギャグアニメの皮を被った、そして、毎回の思わせぶりなモノローグで、壮大な愛の物語の皮を被った、やっぱり、適当なギャグ作品として見た方が気が楽。
主人公親子の話は少しホロリとします。
自分を金星人というヒロインは本当は何者?
カッパがすごい力を持ってるけど何者?
など、登場人物全てが謎だらけ。
全ての謎が2期、または原作に引き継がれ、この13話だけでは、ユーザーフレンドリーからは程遠いつくり。

ちょっと宗教臭いところもあり、最初ギャグについていけないところもあって、慣れてくるのが後半。
結局一番笑ったのは最終話でした。
まあ、荒川ワールドも馴染んで、少しは理解できたので、2期はもっと笑えると思います。

萌え要素も少しあります。

劒岳 点の記

面白さは普通。

カメラマン木村大作さんの初監督作品で、日本アカデミー賞を獲った作品。
全てが本格志向で、実際の剱岳で撮影されたこの映画は、山の風景がとても美しいです。
CG全盛の時代に、全て本物を撮影しており、これでもか! と監督のアイデンティティをぶつけているのが好印象。

商業主義の映画なら、CGでもOKでしょう。
雲海や雪山は、CGでもそれほど遜色なく作れそうです。昼の山はさすがに本物がいい。
要するに、この作品は監督はじめ、スタッフが命を賭けて作った芸術作品です。
アンチハリウッドなわけです。
スタントマンも本当に危ない、全体的にチャレンジャーな映画で、メイキングが面白いかも。
お疲れ様です。

中村トオルさんのコートがビラビラしすぎて、登山者らしくなくて違和感。
これは、リアルなのか?
テレビで視聴しましたがCM多すぎて細切れ。

2010年8月4日水曜日

腹立たしいです

ノーテンキにやっているブログですが、この事件は忘れたくないので、記述しておきます。
探偵ファイルで詳細が少し出ていました。
餓死した2人の幼児   ~大阪市の刑事に聞く/BOZZ
詳細が出てくるにつけ、腹立たしく悲しいです。
子供がいる人なら、なおさらです。

2010年7月26日月曜日

スターウォーズ一驚放送

クローンウォーズと並んで、映画6作品も一挙放送されていました。
できそうでできない、エピソード1~6までの時系列一気視聴をしました。
だいたい面白いけど、エピソード1だけは、ちょっと、面白くないですねぇ。
ルーカス先生のブランクのせいか、なんだろ。

エピソード4~6は、1997年にリファインされた特別篇です。
ただし、エピソード6の最後にとんでもないシーンが追加されていました!
なんと、永遠の存在となって見守るのが若いアナキン(ヘイデン・クリステンセン)に!
これは、DVD用の修正ということ。
うーむ、どんどん変わってるなあ。
Wikipediaによると、今後、全6作の3D版が予定されているとか。

そんなことより、元の構想どおり、エピソード7~9作ってくれ~!
ルーカスさん、あなたの仕事は、スターウォーズなんですよ!
他をすべてキャンセルしてでも、やって欲しい。たとえ、どれだけ駄作になろうと。
死ぬ前にプロットだけでも残してくれ~!
僕が生きている間に、エピソード7~9が公開されることを夢見ています。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

この映画版をまだ見てなかったんですよね。

エピソード2

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(映画)

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(テレビ)

エピソード3
が正しい時系列。

テレビ版と同じような面白さ。映画としてはちょっと物足りない。
ジャバの子供がでてくるのが、インパクト。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(TV版)シーズン2

面白い。
シーズン1同様の、高クオリティ。
毎回ハイペースで、物語がどんどん進む。
全100話予定なので、これで、まだ半分いっていない。
アメリカのドラマは長いですね。

2010年7月12日月曜日

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

かなり面白い。大作。
コミックは途中まで読みました。
テレビでこれをやってくれるなんて、ボンズはすごい。
今のアニメキッズは幸せです。

鋼の錬金術師は2度目のアニメ化なので、前の作品と比べられるし、テンション的に不利なんですが、そんな不利を吹き飛ばしてくれたと思います。
面白い原作を、面白い映像にした作品。
全64話の大作で、原作の世界観をかなり忠実に映像化(していると思われます)。
作画演出は、全64話もあれば、ばらつきはありますが、ひどい回というのはなかったと思います。
毎回わくわく面白くて、泣き要素は少ない作品ですが、アームストロング大佐がスロウスと戦う回で、ちょっと泣いてしまいました。

少年漫画の王道で、主人公エドはギリギリのところで、人を殺さず、目的を達成していきます。
子供にも安心して見せられる?
最近のアニメは、血がちゃんと赤いのがいいですね。一時期、誰がくだらない文句をつけて、黒くしちゃったんでしょう。
作画がすごくて、日本を代表する人たちが数多く参加。
ディズニー出身の永作友克さんが結構目立ってて、ディズニーっぽいのに、ハガレンの世界観に合っている、いい感じの絵を、力強く描いておられます。

すばらしい作品なので、基本的に言うことはありません。
強いて言うなら、長いので、ちょっと途中から気軽にというわけにはいかないかもしれませんね。あと、中盤からは、約束の日に向かっての群像劇なので、それが苦手な人はちょっとダメか。
最終回は、まあ、あんな感じかなあ。若干、盛り上がりが足りない気もしますが、さわやかなこの作品には、あまり泣かせるようなエンディングはふさわしくないので、まあ、あんな感じかな。

前のアニメ化と比べてどうかというところですが、そつなく完成度が高かったのは前のだと思います。今回は、面白さでは、勝っていたと思います。

とにかく、すばらしい作品。
ありがとうございます。
日本にはボンズがあります! これからも、日本のアニメーションを牽引してください!

聖痕のクェイサー

面白くない。
気軽に見れるエロいアニメ。笑えるシーンは多い。

武器屋カトレアを生み出した天才キャラデザイナー^^;、金子ひらくさんや、うのまことさんなど、気になるスタッフ。
吉野弘幸さんは、何でもやってますね。
基本的に、おっぱいを吸って力を発揮するという1ネタを、どれだけ広げられるかという…

ストーリーは、普通のバトルもの。とにかく、おっぱいが活きるよう、いろんなシチュエーションが用意されています。
カーチャ様と華の倒錯したやりとりが一番面白くて、最後結構感動させてくれたりもします。
まあ、ストーリーは面白くはないです。

作画は結構がんばっていて、第1話のアクションや、最終バトルの、おっぱいを吸うシーンは圧巻です。
おっぱいの作画は力が入っていて、大きさや色など、一人ひとりきちんとデザインされています。陥没乳首?を、ここまできっちり描いたアニメは見たことがありません…
日高政光さんがコンテで大活躍。やっぱり、この人はアクション物のコンテでしょ! 監督はやらないで、コンテでがんばって欲しいです。

AT-Xで視聴しましたが、地上波だと、規制がすごいらしいので、有料チャンネルか、パッケージでどうぞ。

2010年7月9日金曜日

Angel Beats!

面白い。
スタッフを聞いて、がっかりしたけど、実際に見てみたら、結構楽しめた作品。
世界観にオリジナリティ。

ピーエーワークスが次に何をするかは、アニメファンには、とても気になっていたところ。
それが、京アニの成功をなぞるように、麻枝准さんの作品をすることになり、最初はとてもがっかりしました。ピーエーワークスには、それだけ期待値が高まっていたということです。

がっかりしながらも視聴。
最後まで見ると、アクション、音楽、ギャグ、泣き、ラブありで、かなり密度の濃い内容で、結構楽しく見ることができました。
アクションの作画と、ギャグのテンポ、ライブシーンがよかったと思います。
カメラアングルで人が消えていく演出も、古典的だけど好きです。
保険証に丸をつけるシーンが一番感動しました。
作品の楽しさという点では、日常ドラマが基本の、『CLANNAD』『AIR』よりも、上だったと思いました。丁寧さでは、京アニには、2、3歩譲る感じ。

好みの別れるところは、最初から世界の謎・天使の正体が見え見えで、制作側も、まったく隠そうとしていないところでしょうか。謎解きで、楽しませるのでなく、その世界観を踏まえたうえでの、ストーリー展開で楽しませようとしています。
ゆりの立ち居地や演技がハルヒっぽく、ライブシーンや野球回など、全体的に『涼宮ハルヒの憂鬱』を意識しているようです。

僕が特によくないと思ったのは、最終回。
卒業式が長くて、ちょいウザかったのと、主人公がかなでを好きになっているのが、「いつのまに、そこまで!」って感じだったところです。
主人公とかなでの恋愛要素は、もう少し全体的にちりばめられていてもよかったと思いました。たぶん、主人公がかなでを見つめる止め絵とかで、細かく演出されているんでしょうけど、ちょっと足りない。
あと、泣かせるために女の子が寝たきりになるパターンが多すぎるのも、ちょっとでした。
サブキャラの扱いが酷いことについては、僕はあんまり気にならなかったです。
彼らは、戦線と、ギャグを構築するためだけに投入された準NPC的な存在? 笑かしてくれたらそれで、十分だったような…

いろいろ、叩かれているようですが、BDが売れてるということだし、実際はそれなりに力のある作品だと思います。

2010年7月6日火曜日

ブレイクブレイド 第一章「覚醒ノ刻」の半分?

手描きのメカアクションがすごい作品。
そのほかは普通。まあ、劇場用&パッケージ販売用なので、しっかり作ってあります。

メカは細かい傷なども全部手描き!
動きや重量感もすごいです。羽原さん、ありがとう!

PS3のレンタルで見ましたが、なんだか尺の途中で切られた感じ。映画の半分ぐらいで、30分アニメの分量です。
ストーリーなど、作画以外は、30分じゃ判断つかない。
こういう切り売りはやめて欲しいなあ。

テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike~

まあまあ。ゲーム未プレイ。
作画や演出のレベルは大変高い。
ストーリーは、これ単体としては、ちょっと。ゲームのインサイドストーリーというか、前話のようで、ゲームを遊んでいる人の方が楽しめるようです。

テイルズオブシリーズってのは、ライトで“ちゃらちゃら”した作品なので、Production I.Gが映画化するということで、かなりミスマッチを感じていました。その違和感が、最後まで残る作品です。
藤島康介さんのライトなキャラが、I.Gのリアルな作画で動きまくります。
とにかく、いろんな所作が丁寧に描かれていて、最後の重たい棺おけを運ぶ人の傾き方とか、もう、すごいリアルなんですよ。アクションもよいけど、日常の動作がとにかくリアルでビックリします。
このすごい作画が、どうも、このライトな作品には、“もったいない”気がして。もっと、適当でデフォルメの強い作画スタジオの方が“らしい”んですよね。ゲームのイベントアニメーションも、本当はI.Gじゃないほうが、作品の世界観には近いかもしれないですね。

とにかく作画が丁寧な作品。ヴェスペリアのゲームをやっている人なら、かなり楽しいんじゃないでしょうか。

おおきく振りかぶって ~夏の大会編~

面白いです。絵もすごい。
毎回楽しみに見てしまうので、今回のクールでは、1番面白かったかもしれません。

試合中の映像は、野球中継のような+アニメ的なカッコイイデフォルメが効いていて、すばらしいデキ。
原作の面白さを十分に生かして、よい映像作品になっていると思いました。

試合中の駆け引きが結構複雑なので、撮りためて、まとめて見るのがよいと思います。

2010年6月11日金曜日

秘密


結構面白い。切なくなる。
映画未視聴。

東野 圭吾さんのトリックには、毎回騙されるけど、今回も騙されました。

主人公の気持ちになって、とてもやきもきする小説。
妻を失うか、娘の体になった妻を抱くか、究極の選択。
この選択に比べると、うんこ味のカレーでも、カレー味のうんこでも食べられそうです。

僕は娘が居ないので、主人公の気持ちがわかりませんが、妻(娘)に手を出すほうを選んでしまうかもしれないです。
モラルを超えた、これは、難しい選択です。ただ、僕の人生には起こり得ないので、悩む必要なしなんですね。

意識が入れ替わる、マンガやラノベでありそうな展開ですが、大変よくできた大人のファンタジーです。
プロットやあらすじだけでも面白いのに、主人公の苦悩をしっかり描くことで、さらに面白くなっています。

「なにがなんでもハッピーエンドじゃないとイヤ!」という人以外には、オススメ。

テガミバチ


面白くないけど、泣ける回もある。
深夜だけど、子供向け。
子供に安心して見せられるアニメ。
小学校低学年ぐらいの子供にちょうどいい作品で、大人が見るにはちょっとツライ。

話の作り方とか、ちょっと古めの懐かしい感じです。
25話ありますが、いろんな事件が起こって、それをテガミバチが解決していく内容なので、ボリューム感はないです。
全体的に、なんとなくもっさりしていて、テンポが悪い。
ラグやゴーシュたちのメインストーリーはほとんど進まないし、謎解きもありません。
2期まで観て、評価が決まる作品かも。

終始夜の世界観で、背景の作画が綺麗です。
一番楽しめたのは、序盤ニッチが出てきたあたりでした。

2010年6月8日火曜日

面白いものは面白い

最近歴史小説などもちょっと読んでみて、それはそれで面白い。
映画も、ゲームも面白い。
うまいもの食ったり、子どもと遊ぶのも楽しい。
運動神経がよければ、ゴルフなんかも楽しかったと思います。

世の中には面白いものがいっぱいで、一生かかっても遊び尽くせないですね。
オタク日記のはずが、普通の日記になってきたのがちょっと。

2010年6月6日日曜日

アイズ


これは、まあまあ面白い。というか怖い。

最近ちょっと減った、ビックリさせる系のホラーで、心臓に悪い。
序盤、目がはっきり見えるようになるまでが特に怖い。

死神みたいのが、ハッキリ見えちゃうと怖くないんですよね。
このへんが、外人向けというか。
香港映画の元を見てないので、原作どおりかも。

ジェシカ・アルバ、可愛いけど、さすがにちょっと歳とってきたかなあ。

フェイクシティ ある男のルール


普通。

キアヌ・リーブスが、珍しく中年の汚らしい刑事。フォレスト・ウィッテカーも悪役で、あまり見ないキャスティング。
最初から黒幕もバレバレだし、内容は普通でした。

赤い指


これは、普通でした。

高齢化社会、老人介護に、普段から接している人なら、もう少し楽しめるか。
加賀恭一郎と、そのお父さんの関係が印象的で、思わず泣けてしまうエンディングが用意されています。

天使の耳


東野圭吾さんの短編集。
普段車の運転をしている人なら楽しめると思います。

僕は、短編は、それほど楽しめないタイプですが、この作品はよかったです。
ドライバーなら、だれでも巻き込まれる可能性のあることばかりなので、感情移入しやすい作品。

最初の、『天使の耳』がよかったかなあ。
まあ、どれも面白いです。

セックス・アンド・ザ・シティ2

奥さんに付き合って視聴。
まあ、面白いけど、女性の見る映画。
おばさんたちがひたすら着飾って、きゃあきゃあ言っている映画ともいえる。

ウーマンリブの映画なんだけど、この映画に出てくる女性はみんな強いし、そういう時代でもないように思います。
あまりに、「女性最高!」映画なのが、ちょっとウザい。

サマンサが常に笑わせてくれるのが好印象。
まあ、テレビファンのための映画ですね。

2010年6月4日金曜日

HEROMANのリナ、おれいもの桐乃に似てるなと思いました

HEROMAN第10話のリナがおれいもの桐乃に似てるなと思いました。
調べてみると、おれいものイラストのかんざきひろさんは、HEROMAN第05話で作画監督をされている、織田広之さんということで、おれいものキャラは、ボンズのラインなのかなと妙に納得。
おっさんの今日の発見でした。

EH-TW4500とPS3


EH-TW4500にPS3を接続してみました。
結論から言うと、この組み合わせは、すばらしいです。
今までPCとLP-Z2で見ていた映像と比べると、まったく別物です。
EH-TW4500とPS3の能力を、まざまざと見せ付けられました。

DVDの時代は、PCのアップスケーリングが綺麗ということで、なんちゃってHTPC(ホームシアターPC)を使っていて、それなりに満足していました。ところが、HD時代になって、PS3が出た頃から、もう、HTPCの時代じゃなくなっていたようです。
僕のちょっと古いPCでTSファイルを再生すると、どうもカクカクと綺麗に出力されなかったのですが、PS3の再生はとても滑らか。
これに、EH-TW4500のフレーム補間や、超解像が加わることで、まったく別次元の映像になりました。
いつも見ていた『ハガレン』が、まったく別の番組のようです。

だいたい固まった設定は以下の通りです。
●BD、DVDを見るとき
PS3で24フレーム出力
4-4プルダウン
超解像は好みで、なんでもいいです。
僕は、若干ぼやけた絵が好きなので、1か2で。

●TSファイルを見るとき(主にアニメ)
PCで録画したTSファイルをTVersityを使って、PS3で再生
(MediaPlaer 11の共有だと、拡張子tsのファイルは認識されない。mpgに変えればいける?)
フレーム補間 強
(文字が乗っているときなど、たまにノイズが出ました。動きを優先して強。)
超解像は1か2
(どれでも十分綺麗なので、好みで)

●あと、最後にBALDR SKYなどSVGAのPCゲームをプレイするとき
アナログのPC接続で、PCとEH-TW4500を接続
PCの画面設定をSVGAにして、EH-TW4500のアスペクト比を4:3に
フレーム補間や、超解像はお好みで
僕はフレーム補間 強、超解像 1です。
アナログだけど、十分高画質。
肌色がメチャ綺麗です。

今後変わるかもしれませんが、だいたいこんな感じに落ち着きました。
高い買い物でしたが、すばらしい視聴環境になりました。
あと、常時電源ONの録画サーバーが欲しいかなあ^^;
まったく、金のかかる女(EH-TW4500)だぜ。

2010年6月3日木曜日

EH-TW4500さらに設定


画面モード、西川善司さんは、「ナチュラル」と「シアター」がいいと書かれていましたが、僕はランプを静かなエコモードで使いたいので、「シアターブラック1」にしました。
オートアイリスは、よくわからないので、とりあえずOFFで。
結局、ほとんど工場出荷時の消極的な設定に…
もうちょっと、触って、最終的にお気に入りの設定を探すことになると思います。

EH-TW4500の設定あれこれ


西川善司さんの記事を参考に、いろいろ設定を触ってみることに。

DVDソースを視聴し、フレーム補間をテスト。強にすると、すごい滑らかで、僕にはブロックノイズも見えず、結構快適だったのですが、フィルム感がまったくなくなってしまうので、通常設定は弱に落ち着きました。
強や標準は滑らか過ぎて、映画を見るには違和感を感じます。僕の年代は、なんとなくフィルムのぎこちない動きの方が豪華に感じて、スムーズな動きだと、ビデオ撮りの低予算映画のように見えてしまうんですよね。
本当は滑らかな方がいいに決まってるのに、染み付いた感覚は怖いです。
フレーム補間、弱なら、違和感を感じず、常用できます。
4-4プルダウンなら、フィルム感を残したままスムージングできるということ。
ただ、これには再生環境を変えないといけません。
今は再生をPCで行っているのですが、僕の環境だと24fpsで出力できません。PS3があるので、再生はそちらに頼ることになりそうです。
また、PCで録画したTSファイルを再生したときも、PCだとガタツキがあるので、こちらも再生はPS3の方がよさそうです。
LP-Z2のときは気にならなかった再生環境まで、プロジェクターがよくなることで、気になってきました。

あと、PCゲームは若干不便です。というのも、今やっているBALDR SKY(エロゲ^^;)は、800×600のSVGAサイズです。
LP-Z2のときは、ゲーム画面をウィンドウでプレイしていましたが、フルHDになると画面が小さすぎ。このゲームは、擬似フルスクリーンという、SVGA以上の解像度で、アスペクト比4:3のまま表示できるモードがあります。ただ、簡易の拡大表示になり、画面が汚い。PCの画面設定をSVGAにして、ゲームの画面設定をフルスクリーンにするのが一番綺麗です。ところが、EH-TW4500のHDMI入力ではSVGAがサポートされていません。一応ちゃんと表示してくれますが、アスペクト比がワイドのまま。
アスペクト比を変更しようとしても、プロジェクターの方はSVGAにする前の解像度で認識していて、変更できません。
仕様書を見ると、HDMIで4:3の入力はVGAサイズだけのようです。
これは、(HDMIの?)仕様なのでどうにもできなさそう。
アナログ入力しかないのか… 僕の環境だと、DVIがあればよかったなぁ。
そもそも、このプロジェクターは、映像コンテンツ用で、PCゲームのことはあまり気にして作られてないようですね。
ちょっと残念です。
引き続き、いろいろ研究。

2010年6月2日水曜日

新しいプロジェクター、EH-TW4500がやってきました


長年使ったプロジェクター、SANYO LP-Z2に別れを告げました。
新しい相棒は、EPSON EH-TW4500です。

最初、SONY VPL-HW15がいいと思っていて、EH-TW4500は、僕にはさすがに高すぎるかなと購入対象外でした。ところが、いざ設置条件を考えると、VPL-HW15だとレンズシフト量が足りないということが発覚。
レンズシフト量を考えると、現実的な選択肢はEPSONしかなくなり、今度はEH-TW3500かEH-TW4500で迷うことに。
僕の適当ホームシアターでは、EH-TW3500でも十分だったのですが、奥様の
「毎日使うんだから、いいものにしたら?」という一言で、付加価値の高いEH-TW4500に決定。

早速設置してみました。
D4解像度からフルHDになったので、PCの文字が小さい!おっさんには辛い! なんか考えないと。
色の表現は抜群にキレイ! 明るい! 暗いところもつぶれない!
6年も使ったLP-Z2とは別次元なのは言うまでもありません。

超解像や、倍速など、付加機能もあるので、これから徐々に試していきます。

ただ、プロジェクターを初めて買ったときの、「あの喜び」には、ちょっと及ばないのが悲しい。
我ながら贅沢になったなあ…

2010年5月24日月曜日

ドラゴンボール EVOLUTION

評判どおり面白くないです。

フランスあたりのB級アクション映画でハズレた感じ。
2回寝てしまいました。
悟空、チチ以外のキャスティングがあんまりでした。
ユンファの亀仙人が、ぜんぜん違うんだよなあ。
原作云々はおいといても、もっと、アクションをうまく演出して、面白くして欲しかった。

ミスト

面白い。

これは、評判がよかったので借りました。
迫り来る人間の狂気がよく描けていて、カルトの女性が本当に憎たらしくなってきます。
低予算らしく、CGなんかに荒いところがあります。
最初のタコがすごい合成っぽい。あとは大丈夫。

デス・レース

まあまあ面白い。拾いもの。

ジェイソン・ステイサムとロジャー・コーマンの、気になる映画。
期待よりもぜんぜん面白かったです。
ちょっと下品で、派手なカーアクション好きは、どうぞ。

ハムナプトラ 3 呪われた皇帝の秘宝

普通。これまでのシリーズと同じ。

まあ、普通に楽しめましたけど、あまりにも、印象に残らない作品。
ブレンダン・ブレイザー、この映画の軽いイメージが強すぎて、シリアスな映画はムリでしょうね~
ビール飲みながらどうぞ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉


面白いです。

長編のライトノベルは、新キャラを出すことで、内容を持たせることが多いですが、連発はよくない。
この作品は新キャラの出るペースがちょうどよいと思います。
今回はギャグ満載の内容。
楽しめて読めました。
シモネタ多目。

この作品は本当にオタクが楽しむ作品になっちゃいましたね。
電車男みたいに、普通の人をターゲットにしていれば、爆発的ヒットも狙えたんですが、今の『俺いも』の面白さとは違ったものになってましたね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉


面白いです。

これが読者からのストーリー案を元に作られたストーリーなのか、とんでもない展開が待ち受けています。
桐乃が留学してからの話なので、これまでと少し毛色が違います。
いつものコメディではなく、黒猫とのラブコメ展開。

アニメ化決まって楽しみ。
あまりモノローグ多くしないで欲しいです。
脚本が倉田英之さんなので、安心感ありますけど。

2010年5月19日水曜日

PT2

で、PT2購入なんですが、僕が買った時期はちょうど、定価よりもかなり高騰している時期。
定価¥16,800のところを、¥1,000高い、¥17,800で購入しました。
今までのチューナーに比べると、高機能な分高いなあ…

近所のパーツ屋で、8分配!の分配器を¥880という安値で購入。
僕はカードリーダーを持ってなかったので、KTV-FSUSB2をカードリーダーにできないかと思い、いろいろいじっていると、KTV-FSUSB2用の最新のbondrivar(右下に女の子のアイコンが出るバージョン)で、カードを共有できることがわかりました。
チューナー3つ目だけあって、残りの設定はあっけなく終わりました。

地デジ3チューナー、BS/CS 2チューナーの強力な環境に。
専用のレコーダーに比べると、独特の使い心地ですが、かなりいいです。
編集とかしないんで、なんでこんなにいっぱいチューナー買っちゃったかと聞かれると、面白いからとしか言いようがないんですが…
いざとなったら、自分で編集・加工できると思うと、安心感があります。
これらのチューナーは、限りなくグレーな製品ですが、とても面白いです。

TVRock、TVTest、bondriverなど、市販品以上のソフトを作ってくれた方々に感謝いたします。

KTV-FSUSB2


次に、KEIANのKTV-FSUSB2を試してみることに。
僕が買ったのは泡版というやつで、中を開けて、カッターで削ったりしないといけないやつです。

ふたを止めているネジが硬くて、最後はバキっと割ってしまいました。
泡を削って、問題なくbondriverが使えるようになりました。

ドロップもなく快適。
う~ん、でもどうせならBS、CSも録画したいなあ…
というわけで、結局PT2を買うことに。

DY-UD200

今まで録画は専用機を使っていましたが、デジタル放送のTSを直接録画できる機械があると聞き、買ってみることにしました。
僕が買ったのは、DY-UD200というチューナーで、SWのバージョンが1.0.0.7というやつです。

wikiを見ながら、ファームウェアのバージョンダウンなど、いろいろ試しましたが、ドロップ(信号が落ちる)がなくならず四苦八苦。
結局僕の環境では、1.0.0.7のままbondriverを使うのが、一番ドロップが少なくてすみました。
このチューナーは、チューナーの感度が悪いということで、ここまで調べるのに、相当時間がかかりました。
なんとか、そこそこ安定して使えるので、見たら消す派の僕には、これで十分!なんですが、録画データにほとんど必ずドロップがあるというのは、やはり気になります。
(ここらへんにこだわるのが、オタクっぽいんですよね。)

というわけで、DY-UD200は奥さん用にして、新たなチューナーを探すことに。

2010年5月17日月曜日

国盗り物語


まあまあ面白いし、歴史の勉強になる。

僕の好み的には『燃えよ剣』の方が少しよかったか。

後半、明智光秀が主人公に近い形になりますが、斎藤道三や、織田信長が、ほぼ超人として描かれるのに対し、明智光秀は能力こそ卓越したものがありますが、人間性は一般人として描かれています。
人生のほとんどを雇われの身分ですごした光秀に、サラリーマン経験者なら、だれでも親近感を持つはず。

これも長編なので、読みきるのが大変でした。
作中で登場するお城や、町に行ってみたくなります。

2010年5月11日火曜日

007 慰めの報酬

普通。

前作ではボンド役がダニエル・クレイグに変わったばっかりで、あまりハマってないなと思っていましたが、今回はもう完全にボンドでした。
立ち姿や、歩いてる姿だけでも、カッコいいです。

ピアース・ブロスナンのときの007はライトな感覚で、誰でもわかる内容でしたが、ダニエル・クレイグに変わってからは、サスペンス色が強くなり、ボ~と見ているとよく分からなくなります。
今回も吹き替えで最後まで見て、「う~ん?」ってなったので、もう一度ザッピング。
こういう話だったのか。まあ、やはり分かりにくい。

スピード感を出すためか、アクションシーンが、かなり細切れで、1秒以下のカットがほとんど。ちょっと見ているとしんどいです。分かりにくいし。

映像、アクションともに最高レベルですが、分かりにくさがユーザーの幅を狭めていると思いました。

2010年5月10日月曜日

ハンコック

普通。

ヒーローものではなく、ヒューマンコメディ。
評判悪いけど、僕はそんなに悪い印象ではないです。
クズヤローのヒーローという設定はいいので、最後スカッとする展開にすれば、もっと人気出たと思います。

シャーリーズ・セロンは、まだいける。

アイアンマン

普通。

まあ、ライトなヒーロー物として、普通に楽しめるか。
お金持ちのヒーローで、バットマンなんだけど、その強さの秘密は天才的な科学力のみです。
全体的に漂うノーテンキ感がいいかも。

ロバート・ダウニー・Jrはこういうファストムービーのイメージがなかった。
やっぱりなんだか真面目なんですよね。
それもあわせて、この映画はノーテンキ。

戦う司書 The Book of Bantorra

普通です。

とてもまじめに作っている作品。
アクションもそこそこすごい回もあるけど『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』などとくらべると、ちょっと物足りない。ま、しょうがないですけど。

主人公のハミュッツが達観しすぎて、ちょっと乗り切れないところがあるか。
死が最終段階でなく、最後の戦いへの途中段階というのが、斬新だけど、魅力的なキャラクターが次々死ぬことが、ちょっと乗り切れない雰囲気を作っているようにも思いました。

ちょっとダークな雰囲気の作品なので、そういうのが好きな人は、わりといけるのではないでしょうか。

ハプニング

まあまあ面白い。

これまで、たとえ無茶なオチでも、懇切丁寧にネタを説明してきたシャマラン監督らしからぬ、最後まで真相がわかならい作品。
それでも、そこそこ面白いのがすごい。
なんとなく、クラシックな映像で、見やすい。

ウォンテッド

普通。

弾丸が曲がるというだけ。
なんとなくストーリーがちゃちに見えてしまう作品。
絵とか悪くはないですが…

ウォーリー

面白い。

王道の中に、太った地球人など、斬新な設定。
自然保護や、飽食文化批判は、アニメ作品で描かれるテーマとして王道すぎる。
笑えるシーンも多く、さすがピクサーとしかいいようがない。
子どもが見ても楽しい。

ソウ5

普通に面白い。

この作品、全て面白さのテンションが落ちない。
めちゃくちゃ面白いわけではないけど、90分そこそこ楽しませてくれる。
問題は、全て続きなので、前のストーリーを結構忘れてしまうことぐらい。

2010年4月27日火曜日

俺たちに翼はない


面白いです。脚本がすごい。

どうも、僕の傾向として、脚本が面白い作品を面白いと感じるようです。
で、この作品ですが、イントロからかなり難解な言葉遣いでスタートして、僕に理解できるかな?と思いましたが、ゲームを進めると、台詞回しがよくて、読ませる力がすごい作品でした。
この作品は、最初のほう、個性の違った複数の主人公による、一人称で描かれるストーリーで、最初の鷹志編から、鬱屈した日常と、ヒロインの清々しさの対比がすばらしく、ストレートなヒロイン「渡来 明日香」に、かなりやられます。

鷲介編は楽しいんだけど、割と淡々とした感じ。そこから、隼人編に入って少しテンションが下がったと思いきや。途中から、ストーリーの根幹が明かされるにつれ、ぐんぐん面白くなります。隼人編以降は、また、少しトーンダウンして最後まで行く感じでしょうか。とにかく、序盤~中盤の盛り上がりがもっとも印象的でした。
ヒロインもそれぞれ魅力的で、「渡来 明日香」「鳳 鳴」が特に魅力的だと感じました。「山科 京」だけはお近づきになりたくないですね^^;もははは。

ちょっと気になったのは「森里 和馬」なんかが使う若者言葉で、最初は違和感がかなりありました。ま、たんに僕がおっさんだからでしょうか。慣れると、まあ、味があります。ただ、YFBやR-ウィングの台詞が長くなると、ちょっとうっとおしかったか。
あと、西又葵さんの絵は好き嫌いがあるでしょうか。女性キャラはほぼ同じ顔をしています。ただ、あの雰囲気は西又さんでしか出ないので、良し悪し。なぜか男性キャラは描き分けもはっきりしていて、よかったです。

アニメーション監督は細田直人さん!これは、買ってから知ったので思わぬ儲けものでした。動きもすごいし、なかなかカッコイイですよ。

凝ったストーリーや、軽快な台詞回しなど、脚本全体が「次世代」を感じさせてくれます。
シナリオの王雀孫さんは、もっと、一般の目に触れるメディアでも活躍してほしいものです。

2010年4月15日木曜日

下手の考え休むに似たる

『ブレイクブレイド』どうなるんだろ~、羽原監督の『蒼穹のファフナー』面白くなかったよな~、と思いながらネットを見ていると、ファフナーに割と高評価をつけている方を発見。
下手の考え休むに似たる

この人は年間のランキングをつけているのか、ふむふむ。
いや、この人凄いです。見ている作品数も半端なければ、評価もニュートラルで的確。
自分で感想を書いてるとわかるけど、こうやって冷静な目で作品を評価するのって、かなり難しいんですよね。
僕の場合は、もう、自分が面白いか面白くなかったしか書いてないんですけどね。
この火鷹さんは、業界的にその作品がどういう意味を持つかとかまで、しっかり書いてくれていて、勉強になります。しかも、僕と意見が違っても、読めば、だいたい納得できることばかり。やっぱり、作品を評価する場合、相当数見ている必要があるようです。
火鷹さんはプロの評論家でしょうか。
最近はブログで1話ずつ丁寧に感想を書かれています。
特に過去作品を探すときにはとても参考になりそうです。
応援しています。

2010年4月9日金曜日

燃えよ剣

面白い。かっこいい。

司馬遼太郎も歴史小説も初めて。
土方歳三の描かれ方がかっこいいこと、この上なし。ここまで主人公をかっこよく描いた作品は読んだことがないです。
この作品の時代は、硬派で、無口で、男臭いヒーローが好まれたのかもしれません。
今の主人公は、軟弱なのが多いですね。時代だ、時代。
主役を引き立たせるため、脇の近藤なんかはちょっとお間抜けに描かれています。

最初、どうしても『銀魂』のキャラクターが頭に出てきましたが、いろんなサイトで、本人の写真が出ているので、だんだんそっちのイメージになってきました。

もう、古典かもしれないけど、普通に面白いです。古臭さは少ない。
これを読んでから『いろはにほへと』見たらよかった。

異世界の聖機師物語

面白くない。
前作、天地未視聴。

主人公が、強くて優しくて愛嬌があって、ほぼ完璧な人で、努力もなしにモテまくる。
主人公に向けられる「やっぱお前は凄いよ」とか、「さすがは婿殿」とか、そんな台詞が出まくるたびにうんざり。
こんな主人公に誰が共感するのか。
ストーリーも込み入っているようで、ただ、覇権がいったりきたりするだけ。

一話45分ぐらいで、13話もあるのに、なんてしょうもないもんを作ってしまったのか…
こんなことなら、もっと別のスタッフにチャンス与えてほしかった。

キャラクターデザインや、絵はよいです。
最終話のアクションはかなり凄い。

バカとテストと召喚獣

まあまあ面白い。

ストーリー、演出、絵作りなど、全てにおいて、オリジナリティが高い。
ひたすらノーテンキで明るい世界観。
新房作品の陽の部分を、大沼監督が担っていたのかもしれませんね。

とある科学の超電磁砲<レールガン>

このクールでは一番人気の作品で、まあまあ面白いです。
絵も綺麗で、演出も良い。なにより、全体通して一貫したテーマがあり、謎があるのが良い。
本編のインデックスはしょうもない作品なので、この外伝の方がだいぶ良いと思いました。
やっぱり監督で作品は面白くなるんですかね。

気になるのは外伝なので、本編に影響が出過ぎないように、全体的にスケールが小さくなっているところか。
これは僕の好みですが、変なチーマーというか、ヤンキーが出てくると、どうもチンケに感じてしまう。
この作品の御坂は、本当にいい子なので、なんで本編のクローン実験を許したのかが、ミッシングリンクになっています。

僕はおっさんなんで、初代エンディングの『Dear My Friend』がお気に入りです。
他の曲はユーロビート?的で、ちょっとおっさんの心拍数には会わなかった。

おまもりひまり

安易なエロ萌えアニメ。
面白くないです。
キャラやストーリーにまったくオリジナリティが感じられない稀有な作品。

ただ、アクション作画は結構いいので、エロとアクションを何も考えずに楽しむとよいか。
オープニングの前奏、ピコピコした音が心地よく、なんかちゃんと聴いてしまうんですよね。

最終回のエンディング、なぜか主人公(男)のソロ歌で占める、わけがわからん演出。
ネタであると信じたい。

れでぃ×ばと!

エロい作品ですが、安易な萌えアニメの中では、丁寧に作られています。
話はぜんぜん面白くないです。
特殊な学園の設定なんかは、よくできています。

朋美は、もっと視聴者がぞっとするぐらい、凶悪に演出してほしかった。
あと、サブキャライベントを削ってでも、フレイムハートさんと、朋美が秋晴に惹かれていくところを丁寧に描いてほしかったか。

他作品でもあったのかもしれませんが、絵的に新しいのは、普通の服なのに、影の処理で乳鈴まで描いているところ。
やりすぎですね~、面白いけど。

オープニングの歌と、絵のテンポがよく、お気に入りです。

アフロサムライ

作画がとにかく凄い。すさまじいアクションのオンパレード。
話は古典的だけど、結構請っている。

アメリカのアニメファンを意識しまくった作品なので、ちょっと苦手意識を持つ人もいるかも。
まあ、かなり良作です。

ルパン三世VS名探偵コナン

アイデアは面白い。
面白さは、普通でした。
ルパンが化けた毛利小五郎が、コナンとやり取りする箇所が面白い。
神谷明さんの上手さが見れる作品です。降りられたのが残念です。

ルパン三世 the Last Job

普通。
爆発多い。アクション派手。

もう、正直ルパンは飽きています。銭形が死ぬ!?とか、ルパン死す!?みたいなネタは、もういらん。
死ぬわけないでしょうが!

絵は綺麗で、話もよくできていますが、僕がただ単に飽きているだけかも。

レイクサイド

まあまあ。
子供がいる年齢の人たちが主人公なので、アダルト向きか。
まあ、こういうおっさん臭い小説もたまにはいいけど、もうちょっと若々しい話の方が好きです。
トリックとか、舞台設定とかは、さすがによくできています。

ハートキャッチプリキュア! 第1話

馬越嘉彦さんと聞いて、視聴。
男臭い作画のイメージが強い馬越さんが、プリキュア?
馬越さんの作画のままで、本当にプリキュアできるのかが気になります。

絵はやっぱり馬越さんの絵で、ラフ感があって線が走ってる感じ。動きは凄い。
子供に受け入れられるのか心配です。

2010年2月22日月曜日

連鎖犯罪/逃げられない女

あんまり面白くないです。
なんでこんなの観たんだろう。
『キューティー・ブロンド』のリース・ウィザースプーンと、『24 -TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドの共演で、なんとなく借りたんだと思います。

痛快なウーマンリブの映画なのか、コメディなのか、よくわからん作品。

2010年2月13日土曜日

アバター

面白いです。映像表現は革新的。

キャメロン先生の作品なので、見なければと思いつつ、やっと遅ればせながら3Dで視聴してきました。
ストーリーは、面白いアイデアをたくさん盛り込んでいますが、基本的にストレートです。
CG映像がすごくて、3D技術と相まって、没入感が凄いです。空を飛ぶシーンや滝つぼに落下するシーンなど、3Dを活かした映像が多いので、ぜひ3Dで見たほうがいいように思います。

オールドファンは、パワーローダーや、気のいい女戦士など、『エイリアン2』とかぶるネタがたくさんあることに気づかれたと思います。キャメロン先生は、あの時代から、こういうものを撮りたかったんでしょうね。

誰でも楽しめるSF。
3Dの威力を見せつけた歴史的な作品だと思います。

劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇

こちらは面白いです。

ラスト、老いたシモンが活躍するシーンなど、ドラマ部分に微調整が入っており、TV版より全体的にさわやかな印象になりました。
アンチスパイラルとの戦闘で追加された部分はTV版を見た人なら、驚きがあてさらに楽しめます。

TV版は前半、ロージェノムとの戦いがピークだったように思いますが、この映画版は最後に面白さのピークがくるようになっています。
紅蓮篇だけ見ても、TV版の方がいいかなという印象ですが、螺巌篇を見たら、映画も負けてないという印象になりました。

シモンはかっこいいし、グレンラガンは映画になっても面白かったです。

2010年2月8日月曜日

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇

普通です。
僕を含め、TV版を見ている人前提の作品だと思います。

ダイジェスト感が強く、新たに作られたのは、ラストの四天王との戦いだけ。
TV版の方が、やはり面白いと思いました。
この作品を見る人はTV版のファンだと思いますが、そういう人に、グレンラガンを見て楽しかったことを思い出させてくれる作品。逆にTV版を見ていない人に、短い時間でグレンラガンを知ってもらう窓口作品となりえるかというと、カミナが死んだり、だいたいネタは全て見せているので、微妙かもしれません。初めての人は、TV版から入って、それだけ見ておけば十分だと思います。要するに、TV版のデキがいいんですよね。

古い話ですが、ガンダムのTV版と映画版の関係に似ていますが、ガンダムの映画版ほど単体で楽しめるレベルまで上がっていなかったのが、ちょっと残念です。

容疑者Xの献身

かなり面白いです。

僕が読んだ東野圭吾さんの小説の中では一番面白いです。(次は『悪意』が好きです。)
『チーム・バチスタの栄光』を読んで、しばらくこんな面白い推理小説は読めないかなと思っていましたが、いきなりそれに近いぐらい面白い小説に当たりました。

ガリレオシリーズなのですが、別に前2作を読まなくても大丈夫です。
前2作は短編集のため、面白さはほどほど。
この作品が飛びぬけて面白いです。

犯人の石神がとにかくかっこよくて、痺れます。
トリックも、かなりすごく、ギリギリまで気がつきませんでした。

これも売れてるので、言わずもがなですが、オススメです。

2010年2月2日火曜日

今年は映画を100本見たい

アニメを見ていると、時間がそっちに取られて、普通の映画を見る時間がなくなっています。
毎年映画を100本は見ていたのですが、去年は30本程度。
このままだと、今年はもっと減りそうです。
なんだか、これは、よくない。
アニメも面白いけど、映画も面白い。
レンタル屋では、すごい見たい作品も新作ではなくなっていると思います。

「Key系」という言葉

思えば、僕にとって「Key系」という言葉は、いつの間にかコンプレックスの一つになっていました。
Key作品のいくつかに触れた今でも、そのコンプレックスは残っています。

『新世紀エヴァンゲリオン』以降、TVアニメやゲームに触れない時期が10年ぐらい続きました。20代は、普通の会社に通い、普通の仲間と普通に飲みに行く生活が続いていました。その間、新作アニメやゲームが数多くリリースされていたのですが、それらにはほとんど触れない生活です。
「Key系」という言葉は、僕にとって、その空白の10年間を象徴する言葉になりました。

アニメカルチャーの歴史に、「Key系」という、とてつもなく大きな流れが起こり、世代を代表する言葉、一つの共感すべき精神にまでなっていると思い込んでいました。
実際は、「Key」のゲームだったりアニメだったり、泣ける作品のことだったりするようなのですが^^;、僕にとっては、今でも恐ろしい空白の10年間を象徴する言葉となっています;

AIR

普通です。

京アニの知名度を一気に引き上げた作品で、ずっと見なければと思っていましたが、ようやく見れました。
13話+オマケ2話しかないのに、途中で何度か挫折しかかって、なかなか最後まで見れなかったです。

原作も監督も同じ『CLANNAD』と、フィーリングはほとんど同じ。
シチュエーションで泣かされてしまうことも多いですが、全体通してみるとサブキャライベントもあるため、繋がりが悪く、微妙な後味になります。
とくに、往人がカラスに転生してループしたので、何かが劇的に変わると思ったのですが、あんまり変化がなかったのが「?」でした。
ヒロインが死んでしまうのはいいと思いますが、ちょっと、煮え切らない感じなんですよね。
僕は、過去篇(SUMMER編)の方がわかりやすいし、ヒロインが可愛くてよかったかなあ。

京アニらしく、絵は綺麗だし、演出はしっかりしています。

シムーン

面白くなかったです。

『true tears』の西村純二監督の過去作品を見てみよう企画。
丁寧に演出されていて、デキが悪いわけではないですが、36歳のおっさんには、「揺れ動く少女の気持ち」を描かれても、ちょっとわかりにくく、楽しめなかったです。
一見美少女や、メカアクションの作品に見えますが、実は、まったく違う、少女たちの成長を描いた、繊細な作品でした。
綺麗なキャラデザインですが、似せにくいキャラのようで、回によって変な顔になることも多かったです。

主人公2人の声にインパクトがあり、とくに主人公の新野美知さんは、ぶっきらぼうというか、棒読みというか、とにかくよく見る萌えアニメの声とは一線を画していました。最初違和感がありましたが、このキャスティングは絶妙だと思いました。

この作品は、西村純二監督は「真面目さ」がよく出ていた作品と思います。
監督の特徴として、視聴者が理解できる範囲のちょっと上の部分で作品を作っており、そこが作品の魅力になっていると思いました。
この「ちょっと上」のさじ加減が難しくて、西村監督の場合、その加減がちょうどいいように思います。

バットマン ゴッサムナイト

よくできています。作画は最高レベル。
オムニバスなので、面白さはそこそこ。
バットマンファンなら楽しめるでしょう。

ハリウッド制作で、アニメーション作品としては、予算が潤沢なようです。
どの作品も面白いですが、僕はマッドハウスの2作が印象的でした。
この2作は、完全に実写映画のバットマンを意識しており、実写に負けるか!の意気で、実写映画と正面からぶつかっていたのがよかったです。

玄田さんの声もよかったです。

幻夜

面白いけど、『白夜行』と続けて読んだので、ちょっと飽きちゃいました。
あらゆる登場人物が、悲惨な結末になるパターンが同じなので。

『風とともに去りぬ』を読んでないと、ちょっとわかりにくいらしいので、今度読んでみます。
一般的には『白夜行』の続編といわれており、たしかに『白夜行』は読んでおいた方がいいです。

雅也が序盤の主人公になっており、群像劇に近かった『白夜行』より読みやすいです。
最後、爆発するのが、なぜかよくわからなかったのが、ちょっと残念です。
僕の読解力不足か。

2010年1月31日日曜日

チーム・バチスタの栄光

これはかなり面白いです。長編の作品で、ここまで面白かったのは久しぶり。

僕の好きな一人称の小説で、ストーリーもわかりやすくて、読みやすい。
序盤こそ、主人公のキザな言い回しが鼻につきますが、すぐに物語の力強い魅力に引き込まれていきました。
斬新な医療現場の設定や、謎解きも面白い。
最初からかなりハイテンションで物語が進みますが、下巻に入って白鳥が出てきてから、さらにテンションが上がります。ここまでテンションが上がる小説は初めてです。
主人公の田口のような自然体の生き方は、多くの人が共感を覚えると思うので、よい主人公だと思いました。
また、桐生、白鳥、高階など、物語中に天才が出てきますが、それぞれ描かれ方がカッコイイ。一般人の田口の目を通して描かれるので、彼らの凄さがよくわかるようになっています。

売れまくっている作品なので、今さらですが、多くの人が楽しめる作品で、ぜひオススメです。

2010年1月18日月曜日

ファイナルファンタジーXIII

まあまあ面白かったです。
正月休みををつぶして、クリアしました。ミッションも半分以上終わっています。

いわずと知れた、日本を代表するシリーズなんですが、今回のXIIIは、決して国民的ゲームではありませんでした。
簡単に言うと、ゲーム性を極力排除し、ストーリーと映像を見せることに注力した、インタラクティブムービーです(10の方向性をさらに極端にしたような)。
ファイナルファンタジーというビッグタイトルで、この方向性にするという決断は、すごいことだと思います。
ただ、そうなると、キャラクターやシナリオの比重が重くなるのですが、プレイ後の感想としては「ちょっとは感動するけど、全体的によくわからん」感じでした。全体的に、かっこつけすぎてて、それが、滑ってる感じでした。

・シナリオについて
カタカタの専門用語がたくさん出てきますが、ネーミングセンスの問題か、使い方の問題か、なんとなく最後まで違和感がありました。また、ファイナルファンタジー特有の、行き過ぎたエモーショナルな雰囲気がさらに強調されていて、気持ち悪い。ストーリーの本筋よりも、そういった表層が、まず気になりました。
話としては、まあ、いいと思うのですが、ファルシ、ルシと世界の関係性が、とても曖昧なまま進行します。これが、なんとなくスッキリしなくて、プレイしててもテンションが上がらないんですね。また、敵だと思っていたのが味方に、正義と思っていたことが悪になる価値観の逆転は、一つの王道だと思うのですが、このゲームの場合、ちょっとわかりにくかったです。
あと、「スノウ」の言葉を借りると、人間を守る戦いのはずですが、戦闘の3分の1ぐらいは何も知らない敵兵士相手で、ちょっと違和感がありました。
最後に2人の自己犠牲で、世界を救うところはカッコイイと思いました。

・キャラクターについて
僕がおっさんになったからかもしれませんが、女の子は小悪魔アゲハに出てくるような髪型やメイクで、ナチュラル感ゼロ。あまり好ましくありませんでした。イケメンばっかり出てくるのは、まあいいとしても、たまにしか出てこないくせに、「ヤーグ・ロッシュ」「シド・レインズ」のキャラが被りすぎてて、わかりにくかったです。
この作品の声優は、見た目がいい人ばっかりですね。中の人のビジュアルにまで、こだわってるのかも。

・演技について
これも、ちょっとカッコつけすぎて滑っていると思います。いまどき、後ろを向いたまま片手を上げてアイサツとか、なかなか見ないので、「え~!」と思いました。女性キャラは、可愛く見せようと、フリフリしすぎ。もっと普通の演技をつけて欲しかったです。

売りである、グラフィックはすごい。これがあるから、お金返せとはなりません。
コクーン強襲のムービーは、見ごたえありました。アクションは『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』と同様、ぐるぐる回りまくって、どうなってるのかよくわかりません。うちの古いプロジェクターではついてこれない動きです。映画『スピード・レーサー』も、こういう映像だったので、一つのスタンダードになっていくかもしれません。
ゲーム中のグラフィックもすごくて、楽しめました。特に大きなモンスターが本当に大きくて、存在感がすごい。戦闘中のキャラクターのモーションは、派手でも違和感が少なく、カッコイイと思うことが多かったです。

自由度がほとんど、ないことについてですが、このレベルのシナリオなら、自由度を上げてもらったほうが嬉しかったです。グラン=パルスの平原で、ちょっと自由になったときに、やっとゲームが始まったと感じてしまいました。思い切って変えるというチャレンジはいいのですが、その場合、これまでのファイナルファンタジーを大幅に上回らなければ、ユーザーは歓迎してくれないと思います。

これ単体では、まあまあ、楽しめましたが、これまでのFFシリーズ中でどうかというと、低い評価になると思います。
ストーリーボードで金田伊功さんの名前が出てきました。
残念ながら、ゲーム中では見れませんが、最後まで最前線でがんばっておられたんですね。

アカネマニアックス

まあまあ、よくできていると思います。
ageファンなら楽しめる作品。

君のぞと、マブラブの間を埋めるというこの作品がアニメになってしまうなんて、原作不足ageの人気はすごいですね。
まあ、よくできていたと思います。
熱血主人公の「剛田城二」ががんばっていて、普通、こういう不器用な熱血漢は応援したくなるものですが、彼の場合ウザすぎて、まったく応援する気にならないのがすごい。こういうキャラの声は関智一さんて決まってるみたいですね。
ARIAに出てた声優さんはなんとなく応援してしまうのですが、今回水橋かおりさんは普通の感じで、特に目立ったところはなかったです。苦手な?歌にも挑戦しておられました。

マブラブファンの僕には、冥夜や武が出てきて、ちょっと嬉しかったです。
まさに、僕のようなユーザーが見るアニメですね^^

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者

クイーンズブレイドが、さらにパワーアップして帰ってきました!
エロい絵が見たい方はどうぞ。

前のエントリーで、アクションにもっと力を入れて欲しかったと書いたところ、本当にそうなっていました^^
これで、バカ、エロ、アクションの全てが揃ったアニメになりました!「メルファ」の技には笑わせてもらいました。

エロい作画のときに呼ばれる原画マン、うるし原智志さんによるエンディングは、かなりのテンションで、これは、僕の中でうるし原智志さんの最高傑作になりました。3人組のうち、巨乳の2人が先に出てきたので、最後の「アイリ」はどうするんだろうと思っていたら、まさかの全裸、「まっぱ」で来ました。う~む、深い。

とにかく、面白いとか、面白くないとか、そういうアニメではないですが、こういうアニメもいいですね。

殺人の門

面白かったです。
僕の好きな、一人称で書かれた小説で、読みやすく、主人公に感情移入しやすかったです。

この、主人公ほどではないですが、僕はインドアで、ケンカが強かったわけではないので、教室でパンツを脱がされた経験などもあり、この、主人公には、大変共感を覚えました。
途中から、何度も騙されるバカすぎる主人公に、共感はしなくなりましたが、最後まで面白く読めました。

聖剣の刀鍛冶

面白くないです。原作未読。

ストーリーも、それほど面白いと思いませんでしたが、一応売れる要素は揃っているので、アニメ化でもっと面白くできた作品だと思います。これは、日高政光監督の前の作品、『鉄のラインバレル』のときにも思いました。戦闘シーンの絵コンテなどは、カッコイイと思うし、絵コンテマンとしては、たいへん優秀な方だと思いますが、シリーズ通しての監督としては、僕はあまり好きではありません。

ここから、ストーリーについてです。ファンタジーでありながら、各地を冒険するのではなく、自分が住んでいる1つの街を守るお話で、舞台は変わりません。『ジョジョ4部の』杜王町スタイルですね。このアイデアはいいと思いますが、これは、シナリオの作り方が難しいスタイルだと思います。このアニメを見る限りでは、設定が十分活かせていないと思いました。
また、タイトルにあるとおり、鍛冶屋が準主役にすえられています。このアイデアもいいのですが、結局自分で剣を振って戦っちゃってて、?ってなりました。
主人公の「セシリー」も、強いのか弱いのかよくわかんない。強くもないくせに、魂だけは高潔な主人公が、努力や、仲間の力で、だんだん強くなっていくということが、もっと伝わってくれば、面白くなったと思います。
全話通しての、流れが悪く、1話ずつの密度が薄いのかもしれません。

最終回、安彦英二さんが作画されたと思われるチャンバラはよかよったです。
『いろはにほへと』でも、すごい剣劇を描かれていたのを思い出しました。

そらのおとしもの

まあまあ面白いです。
第1話を見て、よくある押しかけヒロイン系のアニメかと思いましたが、実際は、下ネタ満載のギャグアニメでした。
印象に残っているのは、パンツが爆発する回で、テンション最高で、笑わずにはいられなかったです。

最終回、戦闘シーンの作画が、ボンズとか、サンライズが作るアニメぐらいのクオリティが出れば、もっと、テンションが上がったように思います。それが残念。

各エンディングの歌も凝ってるし、視聴者を楽しませようという強い気持ちが、感じられました。
ありがとうございます。

2010年1月16日土曜日

true tears

僕は、普段2度同じアニメを見ることはないのですが、この作品はちょっと気になったので、もう一度見てみました。
結果、前とだいぶ印象が変わったので、感想を書いておきます。

前のエントリー

前の僕の見方は少し浅かったようで、今回で、この作品をもっと好きになりました。
前見たときは、三角(四角?、五画?)関係を追いかけるのにいっぱいで、僕はヒロインのうち正統派の「湯浅比呂美」に肩入れしながら見ていました。
僕の場合、どうも電波系の女の人が苦手で、最初見たときは無意識的に「石動 乃絵」を毛嫌いしていたようです。今回、どうせこの子は最後振られるからということで、「石動 乃絵」応援目線になれて、この作品の本質が見えたように思います。
そもそも、メインヒロインが「石動 乃絵」なので、普通の人には、彼女の純粋さや、可愛さが、ちゃんと伝わる作りになっているのですが、僕の現実での好き嫌いが、作品を見る目を曇らせていたと思うと、ちょっとショックです。
特に、前のブログに書いた、後半2、3話の停滞感も、乃絵目線で見ると、結構いい感じに展開していると感じました。

かなりよくできた作品で、最近、ショボイアニメをたくさん見ているので、この作品は1話目から「面白い!」と思いました。
絵は多少荒いところもあります。それでも、脚本と演出をほぼ西村さんがコントロールしているため、全体的なクオリティはすばらしいです。

今回、見直して、面白さを再発見できてよかったですが、先入観が邪魔して、面白さを阻害してしまうのは、しょうがないとはいえ、もったいないですね。
作品を楽しむには、ある程度ニュートラルな状態が必要だと思います。