SACDを聴いていみたいと思い、『Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』を買ってみた。
うちにある再生機はYLODをヒートガン修理した初期型PS3のみ。
とりあえず鳴らしてみたが、ファンの音もうるさく、音楽を楽しむ気にはなれなかった。
このSACDを、リッピングしてサーバーに入れる方法がないのか調べたところ、初期型PS3でできるということ。
FW 3.55以下ということだったが、うちのPS3は4.31。
素直にSACDプレーヤーを買おうかと思ったが、ネットワークオーディオの便利さに慣れていると、正直ディスクメディアには戻りたくない。
失敗して無駄になるかもしれないが、意を決して、ネットで中古の初期型PS3を購入(これでうちにはPS3が3台に)。
で、参考サイトをもとにリッピングしてみたら、簡単にできた。
サーバーにisoファイルを突っ込み、foobar2000をDLNAサーバーに、AVアンプで再生。
使用プラグインは
foo_input_sacd
ですね。
これは、isoファイルもそのまま認識してくれる、超便利なプラグイン。
foo_input_dsdiff
ではありませんぞ。
foobar2000をDLNAサーバーとして使うので、asioドライバなども不要。
世の中DSD対応USB-DACなるものが流行っているが、サーバーさえ用意できれば、SC-LX87やOPPOのプレーヤーのようなDSD再生機器で、ネットワークからデータを引っ張ってくる方が楽だと思う。PCの電源入れなくていいし。
うちのRX-V773が対応している96kHz/24bitにリアルタイムでダウンコンバートして再生。
DSDネイティブ再生ではないが、それでも、いい音のような気がする。
CDだけ聴いてたらわからないけど、聴き比べすると、なんか違う。
とても聴きやすい、優しい音だ。
マルチチャンネルは(AVアンプが?)認識せず、2chにリミックスされた。ただ、負荷も高いため、うちの非力なサーバーでは頻繁に止まってしまう。
しばらく、2ch音源だけ楽しむことにしよう。
このPCM変換した音でも十分いい音なのに、この先、アンプを買い替えたらDSDネイティブなんかで、さらにいい音になると思うと楽しみだ。
リッピングするメリットとして、ドライブの機構や、ディスクの品質に、音質が左右されなくなるというのがあります。なんか、ハイブリッドは、SACD専用ディスクより音質が下がるという記事もありました。そういうディスクメディアの諸々から解放されます。
その代わり、ネットワークやパソコンのノイズの影響は盛大に受ける。
SACDリッピングすると便利だけど、イリーガルなので、できるだけ早く、たくさんのハイレゾ音源が販売されることを望みます。
今回購入した、『Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』は、とてもいいCDだ。
癒されるし、自分の好きな優しい女性ボーカルもたくさん入っている。
もっとSACDを買おうと思い、ネットで探していると、上原れなさんのアルバムがハイブリッドであることがわかり、さっそくポチリ。大好きな『WHITE ALBUM 2』の曲をSACDで聴けるとは。
AQUAPLUS、恐るべし。