2014年12月31日水曜日

アニソンオーディオ Vol.2を買った

また買ってしまった。
内容は実験的な試みが増え、読みごたえも増した。
付録が充実したのもうれしい。
11.2MHzのDSD音源もついている。これは、最新のfoobar2000とSACDプラグインンでPCM変換ができ、とりあえず聴くことができる。
録音がよくRie fuのパフォーマンスが素晴らしい。とてもよい音源でした。
オリジナルの『アルマギア』の音源もよいです。生楽器を使って、今のアニソンになっていました。
記事では魔法少女を意識していると書いてありましたが、意識しているのは『魔法少女まどか☆マギカ』ですね。僕らの時代の魔法少女シリーズや、プリキュアシリーズではありません、
今回良かったので、次も買ってみようかな。

DS-1000ZXを買ってみた

そろそろ半年以上使っています。

僕が学生のころ日本はバブル期で、趣味としてのオーディオが今より一般的でした。日本の音響メーカー、家電メーカーが元気で、オーディオ市場はとても盛況だっと聞きます。
スピーカーはボリュームゾーンの1本6万円前後に、価格を超えたレベルの野心的な製品がたくさん発売され、59,800(ゴッキュッパ)戦争と呼ばれていました。

バブルを知らない僕は、その時代に懐かしさも憧れもありません。それでも、そのころの音を一応知っておきたいという気持ちがありました。
ヤフオクなどで古いスピーカーを物色するのは楽しく、手ごろな値段のものも多く出品されています。最初、Lo-Dのスピーカーを2台ほど買いましたが、残念ながら、壊れていて、うまく音が出ませんでした。ヤフオクでのオーディオ購入はなかなか難しいものです。

結局、多少お金がかかっても、店から買った方がいいなと思い、ハードオフで検品済みの製品を買うことにしました。安全策を取るなら、とことん安全策。その時代の代表メーカー、ダイヤトーン。しかも、評判のいい(あまりネガティブな情報がない)DS-1000ZXにしました。
ヤフオクより。ちょっと高いでしょうか。でも、そのころは早くオーディオ黄金期のブックシェルフを試したくて、お金のことは気にしませんでした。
台がなかったので、TAOCの台をヤフオクで購入。
1台30kgぐらいあって、セッティングは大変です。このころのスピーカーはそれこそ、1台50kgを超えるようなものもありますが、自分一人で持ち上げるにはこのサイズが限界に近いです。

状態
箱の状態もよく、スコーカーのボロンも割れていない。ウーファーのエッジも柔らかく、外見で問題は見当たりません。鳴らしこんでも変な印象はありません。コンデンサーの状況まではわかりませんが、これは、新品だったころの音と比べることができない以上、確認しようがないです。
DS-1000ZXは1000系の最終版で、1995年発売。バブル期が終わり、ダイヤトーン工房での手作りではなく工場生産。様々なコストダウンが図られていますが、ボロン以外は積極的に長持ちする素材を使っているようで、状態のいいものが多い印象です。

音の印象
ZENSOR7と比べると鳴らしにくいですが、とても素性がいいスピーカーです。解像度が高くZENSOR7では出ない音が出ます。密閉型の特徴で、低音が少なめ。アンプを選びます。それでも、セッティングが決まればとてもいい音がします。
最近では、音楽はDS-1000ZXで聴くことがほとんどです。

あまり出ない低音は、たまたま買ったFX-Audio FX1002Aがうまくはまり、けっこう出ています。このアンプは安いけど当たりでした。

うちの環境では、ZENSOR7と2台使いで、スピーカー間の距離があまりとれず、少し平面的に鳴っています。

最近のお気に入り、『TVアニメ WHITE ALBUM2 オリジナルサウンドトラック』でピアノのペダル音wがリアル。

DS-1000ZX vs ZENSOR7

DS-1000ZXが勝っているところ
  • 解像度。低音から高音まで、いろんな音が聞こえます。
  • 一つ一つの音の再現性。低音は量はないけど、だまにならず質感が高い。中高音もリアルだと思うことが多い。ボロンの癖が気になると言われれば気になる。カンカン鳴ります。気のせいかもしれんけど。
ZENSOR7が勝っているところ
  • 低音の量感。これは、とにかくたっぷり出ます。セッティングで少し減らした方がいいときもあります。
  • 空間表現。奥行きのある鳴り方をします。安価な入門機とはいえ、現行機らしく、表現がうまいと思います。
お互いのスピーカーのセッティングを煮詰めれば、DS-1000ZXの方が上だと思います。

途中のまとめ
DS-1000ZXは古いスピーカーですが、いいものです。いいものは多少古くてもいいのです。いずれ、現行品のよいものを買いたいと思いますが、それまでの教材(先生?)としてDS-1000ZXは、よい選択でした。
現行品でほとんど存在しない、大型ブックシェルフ、密閉型、ボロン素材というのも、面白いものです。

この記事、よく見ていただいているので追記します。

アンプのFX1002A、低音が強く出て相性はよいですが、無音時のサーノイズが大きく、今は使っていません。

2014年12月1日月曜日

2014年10月21日火曜日

2014年10月20日月曜日

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い

普通。
ほとんどの映画で、究極の手段として使われる、証人保護プログラムがグズグズすぎる。
あとは、普通。
こっちにも、ロザリオ・ドーソン出てる。

トランス (2013年の映画)

普通。これも、アイデアはよい。
ダニー・ボイルの爽やかな部分が出ている映画。
珍しく、ロザリオ・ドーソンがエロい。それが最も印象に残る作品。

ブラインドマン その調律は暗殺の調べ

普通。
アイデアはいい。

アイアン・フィスト

あまり面白くない。
RZAが監督・脚本・主演までしている、とんでもない映画。
キャストは豪華。
めちゃめちゃなんだけど、まあ、本人が楽しんで作ってるなら、いいか。

大脱出

普通。
スタローンに比べ、シュワちゃんがなんと衰えたことか。
さびしくなる。
スタローンが凄すぎるのだろう。

ラッシュ/プライドと友情

まあまあ面白い。爽快感がすごい。
2人のライバル、どちらも応援してしまう。
登場人物の魅力がしっかり描けているのでしょう。

リベンジ・マッチ

普通。
スタローンの動きがシャープすぎて、ちょっと引く。
昔を知っている人は、楽しめる。
若い人は見なくてもいいかも。

ロボコップ (2014年の映画)

面白い。
21世紀のロボコップは、シャープなボディで、スピード感抜群。
面白いが、ポール・バーホーベンの「あの」ノリを期待してはいけない。

タイムマシン2013

面白くない。2013年とは思えない、酷い特殊効果。
画面がしょぼすぎて、ストーリー、設定に説得力がない。
これは、時間の無駄。

ディアトロフ・インシデント

あまり面白くない。
まあ、一気に最後まで見れる勢いはある。
レニー・ハーリンは死ぬまでこういう映画を作って欲しい。
最初、ドキュメンタリー風だが、途中から、わかりやすいカメラアングルに拘るあまり、普通のカメラワークになっちゃった。
やっぱり、レニー・ハーリンに、ドキュメンタリー風は似合わないな。

キャビン

面白い。当たり。
こういうのが、たまにあるから、B級作品、見ちゃうんですね。
コメディ風の序盤から中盤は、ホラー映画のパロディが随所にちりばめられ、クライマックスへ向かっての盛り上がりもよい。
少しノーテンキな空気感もよい。
あの大物女優の登場もいい感じ。

ホワイトハウス・ダウン

あまり面白くない。
アメリカ万歳。家族万歳。最後はペンダントで弾丸が防がれて、ラッキー。
ティスイズアメリカ。
ホワイトハウスって、よく選挙されるよね。

レッド・ドーン

面白くない。これは、面白くない。
クリス・ヘムズワースがでかすぎて、浮いている。

AVP2 エイリアンズVS.プレデター

普通。
うーん、まあ、悪くはないんだけど。

悪の法則

あまり面白くない。
たいしたスペクタクルもないまま、悲惨な結末を迎える。
教訓的な映画か。

ハンガー・ゲーム2

まあまあ。前作と同等か、より面白くなっている。
なかなかゲームが始まらないことにイライラ。
3に続くことにまたイライラ。
全体としては、悪くはない。

アイアン・スカイ

普通。ノーテンキな雰囲気。
面白さとしては普通だけど、結構好きな雰囲気の映画。
ノーテンキだ。

キラー・ハンター

面白くない。
クリスチャン・スレイターが汚い。
それだけの映画。

コズモポリス

面白くない。変な映画。
クローネンバーグは、変だけど面白いことが多いが、これは、面白くなかった。

アンナ・カレーニナ (2012年の映画)

普通。まあ、酷いヒロインです。
若くはないキーラが、体当たり演技。
ちょっと苦手な映画ですが、緊張感があるので、最後まで寝ずに見れました。

バラフライ・エフェクト

面白い。古い作品だが、見ていなかった。
日本のゲームやアニメで食傷気味のループもの。
ハリウッド映画では珍しい。
普通に面白いと思います。
ヒロインがもっと美しければ、もっとよかった。

最強のふたり

まあまあ面白い。
実話を基にしているところが、重要なところ。
フランス映画らしく、ゆったりしている。

エンド・オブ・ホワイトハウス

普通。忘れた。

ビトレイヤー

普通。
映像の雰囲気はカッコイイ。
役者はよい。

コンフェッション 復讐の暗殺者

あまり面白くない。
映像から来る期待度は低いが、それほど酷くない。
台詞がメインの映画。

ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝

面白くない。途中で寝てしまった。
各キャラクターはよいが、誰が主役かはっきりしない、主題がわからない作品。

L.A. ギャング ストーリー

あまり面白くない。
悪いところはないが、面白くない。

スモレンスクからの脱獄 Part1、Part2

面白くない。
雰囲気と役者だけはよい。
低予算TVドラマのような、安価な作り。

ザ・レイド

面白い。アクションに特化しており、細かいことはどうでもいい作品。
アクションファンならマスト。
『マッハ!!!!!!!!』のような、マイルストーン的な作品ですね。

ベルヴィル・ランデブー

まあまあ。雰囲気がすばらしい。
ジブリが紹介する、フランスの映画。
キャラクターや絵に、なんともいえない魅力がある。
監督がインタビューで、ハリウッド映画は8割テンプレートということを言っていて、高畑監督も最近の作品がハッピーエンド一色になっていることを危惧していた。
ハッピーエンドの映画は、そのときは気分がいいけど、すぐ忘れちゃうんだよね。
アニメ作家を志す人は、一応、見ておいたほうがいいかも。

アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ

普通。まあまあ笑える。
が、印象に残らない。
なんか、もう少しぐっといって欲しかった。

スター・トレック イントゥ・ダークネス

まあまあ。前のよりよかったんじゃないだろうか。
原作のスタート・レックは、TVや映画で飛び飛びにしか見ておらず、カーンという名前が出てきてもポカーンだった。
とはいえ、オールドファン以外でも十分楽しめる。知能派と思っていたスポックが、ボコボコに殴りあうシーンが必見。

エリジウム

普通。本当に普通。最後はちょっとかっこいい。
世界観は、まあまあ、考えられている。
主人公ががっつり改造されるが、とてつもなく痛々しい。

ローン・レンジャー

あまり面白くない。
そもそも、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズも、それほど好きじゃない自分にとって、この作品が楽しめるはずもなかった。
それでも、大規模な映画なので、迫力はある。
ジョニー・デップの変な役もよい。

アナと雪の女王

面白い。
急にディズニー作品が注目されたので、ずっと追いかけている自分からすれば、ちょっと面白くない。でも、この作品は面白い。
『塔の上のラプンツェル』より、2段階ぐらい面白い。
あの歌に子供がはまってたなあ。

キリングゲーム

まあまあ。スリリングな展開がよい。
自分は、山の中の作品は、少し贔屓目にみてしまうところがある。
ラストも、ありきたりでなく、よい。
トラボルタ、最近やせているイメージがなかったが、この作品では結構体絞っている。
最初、だれだかわからなかった。

2014年10月17日金曜日

Technics(テクニクス)を聴いてきました

現在、東京と大阪のパナソニックセンターでしか試聴できません。
今回、大阪で試聴の機会を得て、貴重な体験ができました。試聴は全て完全予約制で、その日も、1日5回程度の予定が、びっしり埋まっておりました。

リスニングルームは石井式でしょうか。天井高があり、正方形に近い。かなり気を遣って作られています。広さは、20畳程度かと思われます。まさに、石井伸一郎氏が元上司という「Technics オーディオアドバイザー」の方が、丁寧に説明してくれます。
ディクスは使わず、BUFFALOのSSDと、QNAPのNASにハイレゾ音源を入れて再生していました。



最初はC-700シリーズの試聴。

女性ボーカルと、小編成のピアノジャズを聴かせてもらえます。
音が鳴った瞬間にわかる、笑えるぐらい、いい音でした。ブックシェルフですが、部屋のつくりとあいまって、かなり低音が出ます。同軸2ウェイなので、点音源。楽器の位置がわかる正確な再生です。音が正確ですが、聞き苦しいことはありません。聴きやすく、いい音です。
自分の耳と文章レベルでは、あまり正確に表現できないですが、とてもよい印象を持ちました。
このスピーカー、デザインは癖があります。黒があるといいですね。




SB-R1シリーズの試聴。

大編成のクラシックと、低音が豊かなジャズ? を聴かせていただきました。
僕が知っているダリなんかの、音が引っ込んでスピーカーの後ろに音場が展開していくタイプではなく、スピーカーから前面に展開していくタイプのスピーカーでした。
圧倒的な物量で、低音の再現や、楽器・声のリアルさでは、C-700とは比較にならない、凄いものがあります。
価格ではC-700と10倍以上の開きがある、高価なシステムですが、C-700の印象がよかったこともあり、僕はそこまでいいものという感じはしませんでした。
また、少々うるさくも感じました。SB-R1には、あのリスニングルームでは狭いのかもしれません。
アドバイザーの方によると、SB-R1は2月発売で、試聴客の意見を聞いて、ウーファー部のネットワークをギリギリまで追い込んでいくということです。低音の調整で、聴きやすい方向に持っていくようなことを言っておられました。
完成品がどうなるか、楽しみです。



一般的なオヤイデとゾノトーンでしょうか。

両シリーズとも、アンプのデザインはめちゃくちゃカッコイいです。特に、SE-R1は見ているだけで、ため息が出るぐらい美しい。

写真は後ろだけ。3分の2ぐらい電源部という、とんでもないパワーアンプです。

この2つのシステム、特にSB-R1シリーズは、上流から下流まで、シリーズで統一することが基本です。

ややこしいのですが、SB-R1シリーズは、プリアンプでは増幅せず、ボリューム情報だけをパワーアンプに送って、パワーアンプで増幅する。パワーアンプはスピーカーにテスト信号を送り、インピーダンスを計測してからドライブする。(正確ではないかもしれません)
書いていてもよくわかりませんが、とにかくデジタルとアナログが融合したすごい製品ということです。

別ブランドのコンポーネントを買ってきて自分で料理するようなものではなく、一流料理人の料理を、そのままいただく感じでしょう。

それにしても、SB-R1はド級システムの範疇で、使いこなすのがかなり難しいかもしれない。
マニアの方なら、自分で追い込んでいくでしょうが、嗜好品・ブランド品としてのセット売りだと、インストールまで含めたビジネスしか成り立たないかも。Panasonicは住宅関連にも力が入っているので、いけるかもしれませんね。

デート・ア・ライブⅡ

面白くない。1期より落ちる。
アニメがというより、原作起因の問題です。

ラブライブ!

1期、2期続けて視聴。まあまあ面白い。
CGと手描きのライブシーンが最高にいいデキ。
違和感、あるんだけど、爽快感と可愛さで全て許せる。
手描きの部分は本当に根性を感じる。アライズのライブシーンは手描きだけですし。
歌とダンスはエンターテイメントの王道ですね。
東京出張の折、聖地巡礼も敢行!
ハイレゾ音源も購入。この作品にはかなり楽しませてもらいました。

穂乃果ちゃんの家。

ミューズが練習していた階段。


ブラック・ブレット

あまり面白くない。
可愛そうな登場人物ばかりで、がっくりくる。

シドニアの騎士

あまり面白くない。
珍しいフルCGのアニメをTVでやったところ、それも、海外発注をうまく使って実現したところが、とても評価できる作品です。
アクションは割といいです。ドラマがダメだったように思います。
最大の見所は飲尿でしょう!

ピンポン

面白い。完璧な作品。
僕の苦手な松本 大洋さんの作品で、内容は昔映画で見たので、「いまさら」感を持って見始めたが、最後まで相当楽しめた。
映画で描ききれなかったところも、1クールのアニメでは描けることも多い。
演出、映像が凄くて、松本作品の殺伐とした雰囲気をうまく出しながら、原作を意識させるダイナミックな動きを出していた。
僕は松本 大洋作品が苦手なわけですが、それは、最後の方、「人間! 宇宙!」みたいな感じになっちゃうところなんですね。この作品もそうなんだけど、そういう苦手なところより、長所の方が凄すぎて、「これは好き」って思いました。

ノーゲーム・ノーライフ

面白い。
原作のイラストレーターの独特の色使いを、アニメでうまく表現していて、映像がとても美しいアニメ。
たまに出てくるどぎついシモネタもよかったな。
後付設定がどんどん出てきて、多少強引なところもあったが、勢いがあるので、あまり気にならない。

HUNTER×HUNTER (2011年のアニメ)

まあまあ面白かった。
長かった。ここまで長い作品を視聴することは珍しい。
2011年に始まったこのアニメは、まったく息切れすることなく、原作の魅力を最大限引き出していたと思う。
キャスト、スタッフ共に、いい仕事をされたと思います。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

まあまあ。さすがに、シーズン3になると演出や映像の面白さには飽きてきた。
それでも、毎回楽しめる作品ではある。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!

面白くない。1期より落ちる。
主テーマは主人公とクロエの関係だが、クロエにほとんど感情移入や同情ができないまま終わってしまった。

まじもじるるも

面白くない。
本当にライトな作品。
エンディングの曲はちょっとお気に入りです。

アルドノア・ゼロ

まあまあ面白い。
意外性もあり、キャラ、メカのデザインもよい。
お姫様のキャラを、ちょっと、イラっとさせるようにしてあって、まんまとはまってしまう。
この作品も主人公が万能な作品。
まだ、折り返し地点なので、後半次第ではかなり面白くなると思う。

東京喰種トーキョーグール

普通。原作未読。
若者向けの刺激的な作品。
見所は後半の拷問シーン。アニメでここまで描いた作品は初めてではないだろうか。
全体的に、悪くはないが、少々安易。

魔法科高校の劣等生

普通。
万能すぎる主人公、理論的な魔法描写、献身的な友人関係、妹との危ない関係など、若いオタクの好みを、かなり色濃く反映した作品と感じます。
群像激として、アクションものとして、しっかり作られている。作画もよい。
おっさんには、やや辛い作品でありました。

スペース☆ダンディ シーズン2

普通。
シーズン1より、世界観や作品の方針に慣れ、楽しめた。
映像的にとても優れているので、映像・デザイン関係の仕事の人は見ておくべき作品。
日本を代表するクリエーターのショーケースでもある。

バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-

面白くない。
本編が好きな人だけ見たらいい作品。
カップリングシステムとタイムリープを組み合わせたところが、アイデアであるのだが、うまく活かしきれなかったように思う。

Free!-Eternal Summer-

普通。
『けいおん!』の成功事例を意識したのか、最終回の回想シーンが長く、無理に感動させようとしているように感じた。
自分は『けいおん!』の回想シーンも辛かったので、好きな人は好きなのかも。
わかりやすいっちゃ、わかりやすいから。
作画は泳ぐシーンが、よりデフォルメされて、勢いがあった。
遙と凛の関係性は、かなりよく描けていた思う。

月刊少女野崎くん

まあまあ面白い。原作未読。
話のアイデア、演出、作画のどれもがしっかりしている。
テンポのよいギャグアニメで、一気に見れる。
シモネタはほとんど出てこないくせに、笑えるシーンが多い。
カッコイイ男の子がたくさん出てくる腐女子向け作品でもある。

2014年8月25日月曜日

DT-2050Aのノイズ対策

主に左側にノイズが入るようになってしまったDT-2050A。
Cubox-iをUSB接続しても、症状は改善されなかった。
ボリュームか電源か原因はわからないが、どちらにしても自分で治す技術が無いので、しまい込んでしまった。
ところが、中古でDS-1000ZXを買って、雑誌付録のLXA-OT3に繋いでみると、うまく駆動できていないように感じて、DT-2050Aを再び引っ張り出してくることになった。

DT-2050Aの症状を整理してみると、

  • ノイズが入ったり、音が途切れたりする
  • 主に左側だが、右側に症状が出る場合もある
  • ボリューム最大で、パワーアンプとして使う場合は症状が出にくい

DT-2050Aを使っている別の方も同じ症状が出て、オークションで安く手放してしまったようです。どうやら、DT-2050A固有の問題らしい。

まず、輸入品なので、電源が110Vの方がよいかと思い、安い昇圧トランスを購入。
症状はあまり改善されなかったが、どうやら、アンプが暖まると、症状が出ないことが判明。

そして、毎日使用しているうちに、あまりノイズが出なくなりました。
夏の暑い時期だから、調子がよくなったのかもしれない。

というわけで、同じ症状の人は以下を試してみると、まだ、使えるかもしれませんよ。

  • プリメインとして使っている人は、ボリューム最大のパワーアンプとしてしばらく使用
  • ノイズが出たら、ボリュームをぐりぐり回す
  • ノイズが出ても気にせず、しばらく音を出し続ける
  • 昇圧トランスは効いているのかよくわからないが、5,000円程度なので、気休めぐらいにはなる
昇圧トランスは、音が劇的によくなると期待したのですが、自分の耳では、あまり効果が分かりませんでした。
DS-1000ZXは低音が出にくいので、BASSをちょっと上げてやると、いい感じに鳴ります。

自分が今欲しいアンプの条件は、
  • D級
  • BASS、TREBLEが調整できる
  • 片側50W以上のパワー
  • リモコン対応
  • 安い、小さい
といったところ。この条件に合うアンプは、ほとんどない。
いっそのこと、母艦のAVアンプを一気にアップグレードしてしまおうかという気持ちになってくる。

D-WARS ディー・ウォーズ

面白くない。
キャスト、脚本、映像、全て落ちる。
モンスターに説得力がない。
街中での戦闘は、少し楽しめたように思う。

マッハ!弐

普通。前作『マッハ!!!!!!!!』より落ちる。
トニー・ジャーが剣道、カンフー、総合格闘技など、それぞれの土俵で戦うが、やはり、ムエタイの動きが一番いい。
象と絡む演技は、見ていてハラハラする。

回想シーンが多くだれる。

前作のギリギリ感が減ってしまい、パワーダウンしたように思う。
前作の完成度が高すぎたともいえる。

デッド・サイレンス

あまり面白くない。
ホラー映画としては、結構完成度が高い。
ちょっとしたオチがあるのもよい。
音が聞こえなくなるアイデアを、もっと活用したらよかったかな。

ドッジボール

まあまあ。これ、前にも見たことがあったのに、レンタルしてしまった。
2004年の映画だから、このブログを書き始める前に見たんでしょう。
途中で消そうかと思ったけど、ベン・スティラーのキャラが面白すぎて、最後まで見てしまった。
この映画のベン・スティラーは、とにかく面白い。
最近はまじめな役ばかりなんで、また、コメディやってほしい。

スター・トレック (2009年)

まあまあ。J・J・エイブラムス監督になり、映像美、ダイナミックなアクションが楽しい。
新キャストも好感が持てる。
ただ、途中、ちょっと寝てしまった。
引き込まれるところまではいかなかった。

運命を分けたザイル

まあまあ。本人ナレーションによる、再現映画なので、ドキュメンタリーとして楽しめる。

2014年8月18日月曜日

センタースピーカーはとても重要

うちの環境ではフロントスピーカーがプリアンプ駆動になっていて、たまに電源を忘れることがあります。
センターがしっかり音の出るスピーカーのせいか、フロントが鳴っていなくても、気付かないことがあって、フロントスピーカーなしで、映画1本観てしまうこともあります。

ホント、自分の耳はいいかげんなだと思いますが、実はセンターからしっかり音が出ていれば、映画視聴に問題がないということなんですね。

2014年8月16日土曜日

Snow halation ハイレゾを買ってみた

『ラブライブ!』ですね。
WAV 48kHz/24bitです。ネットですぐ買えるから便利。
http://www.e-onkyo.com/music/album/lacm4774/

比較対象はもらいもののMP3 320kbps。

特に高音の情報量が多く感じました。視聴に使ったのがDIATONE DS-1000ZXで、高音がはっきりと出るスピーカーなので、より強調されたかもしれません。

ただ、CDとDLでマスタリングが違うとの情報も。
http://jobless-fish.com/135

違ってて当たり前です。これは、酷い。

制作側はアニソンが高音質で聴ける取り組みをどんどんしていってほしい。
ランティスは、いいアニソン歌手をたくさん抱えているので、特にがんばって欲しい。
ChouChoさんのアルバムも、もっと音がよかったら…
フィックスレコードの最近の作品は、とても音がいいと思います。録音がよければ、ハイレゾでなくCD音質でも聴いていて心地よいです。

さて、ハイレゾ化で一番見直されるのは録音~マスタリングでしょう。録音は、一流のミュージシャンとエンジニアが、いいホールで一発撮りすれば、いい音になる。フィックスレコードの場合、そういう音源も多い。
でも、普通のポップスだと、なかなかそうはいかない。特に、『ラブライブ!』のような作品では、そいった録音部分での高音質化はとても難しいでしょう。歌う人数も多いし、そもそも売れっ子たちを録音で拘束するのが難しい。

結局、現在のデジタル録音の手法を洗練させていくのでしょう。
音が割れているのは問題外なので、勘弁してほしい。

Suaraさんがクラウドファインディングで高音質録音をされるということで、さっそくポチリ。高音質化は小規模で独自性の高い取り組みからですね。

・・・

DL版は好きな曲だけ選んで買えるのがいいんですが、曲が増えてくると取り回しが煩雑。SACDみたいなパッケージメディアも用意して、ユーザーが選べるようになっていると嬉しい。

『ラブライブ!』はPVの映像含めての作品だと思うので、DTS-HD Master AudioのBDがあれば、それでいいのかもしれない。
『μ's Best Album Best Live! collection』ですね。(音声のフォーマットは不明)
これで、Snow halationなんかの古いPVが新しくなって、CDがハイレゾ対応なら完璧! 真のラブライバーなら買うはず!

2014年7月22日火曜日

アイアンマン3

普通。もう、見てすぐ忘れる。瞬間を楽しむ映画。

イリュージョニスト

まあまあ。絵がすごいので、アニメーションが好きな人は見る価値がある。

メリダとおそろしの森

面白くない。ヒロインが可愛くないし、むかつく。
ちょっと泣いてしまったのは歳のせい。

逃走車

あまり面白くない。せっかくの設定を活かしきれてなかった。

LOOPER/ルーパー

普通。構成が工夫されている。

レ・ミゼラブル

まあまあ面白い。ヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウは逆のキャストで見てみたい。

アルゴ

普通。ドキドキする。

PARKER/パーカー

普通。ジェニファー・ロペス、久しぶりに見るけどエロい。歳くって、エロい。

レッド・ライト

まあまあ。キャストがいい。

ゼロ・ダーク・サーティ

普通。サスペンス、作戦の雰囲気が味わえる。

2014年7月1日火曜日

ゲットバック

あまり面白くない。復讐、誘拐など、暗いテーマで、アイデアが少ないからかなあ。

ジャックと天空の巨人

まあまあ面白い。さくっと楽しめる。
童話をベースにして、上手くいくと面白くなる。
巨人にキャラもあっていい。
王冠が万能すぎるのが、ちょっとかな。

シュガー・ラッシュ

まあまあ面白い。泣かされる。

ワイルド・スピード EURO MISSION

あまり面白くない。高速道路のシーンなど、カーアクションはとにかくすごい。
もう、ライス・ロケットはあまり出てこない。
これが、ポール・ウォーカーの遺作だっけ。次があるか。弟が代役。
さびしい。

死霊館

普通。怖いよ、これは。
実話を基にしているのもよい。
エクソシストの設定に説得力がある。

ライジング・ドラゴン

まあまあ。ジャッキーすごいとしか感想が出ない映画。
いつもの、まあまあ楽しめる方のジャッキー映画。
「僕の最後のアクション映画です。」って聞いたの、これで2回目かなあ。
もう、信じないよ。
死ぬまでやってくれ。

モンスターズ・ユニバーシティ

まあまあ。前作のようなぐっとくる感動はない。
それでも、さらっと楽しめる。

クロニクル

あまり面白くない。ティーンアイドルテイストの苦手な映画。
内容は殺伐というか、さらっとしてる。
中2御用達の超能力ネタ。

マン・オブ・スティール

面白い。いつものザック・スナイダー映画。
さっと見れて、楽しめる。アクション作品のお手本のような映画。
欲を言えば、ぐっとくる感動が欲しかった。
もう少し、父との関係を上手く描けていたらな。
せっかく、ケビン・コスナーを使ってるんだから。

ラストスタンド

あまり面白くない。
あの強かったシュワちゃんが、びっくりするぐらい老いている。
アクション映画を作り続けているスタローンと、だいぶ差がある。

デス・レース3 インフェルノ

普通。カーアクションは、やっぱりいい。
ルーク・ゴスは顔がかっこいい。
メイキングではダニー・トレホがかっこいい。

ヘンゼル&グレーテル

まあまあ。これは好き。
まず、アイデアがすばらしい。内容も及第点にまとまっている。
ヒロインたちも綺麗。

ウルヴァリン SAMURAI

あまり面白くない。
久々に変な日本が出てくるハリウッド映画。
変な日本だけど、ロケーションはいいんだよな。

リターン・トゥ・ベース

面白くない。ストーリーに捻りガなさすぎる。
主人公、男前だけど、パイロットスーツが似合ってない。
飛行機がカッコイイ、それだけの映画。

ムカデ人間2

普通。前作より、より下品になった。
麻酔もせず、ホッチキスなんかで適当に繋いでいるので、より痛々しい。
予告を見て、ムカデ人間が丸く繋がると思っていたが、そんなことはなかった。

2014年6月18日水曜日

CuBox-i4-ProのMuBoxでDSDをPCM変換、そしてWiFi接続


しばらく触ってなかったCuBox-i4-ProとMuBoxを使えるようにしてみました。
(写真後ろの方、釘のビンが乗っているのが、CuBoxです。)

うちにある唯一のDACは、調子の悪いDT-2050Aだけ。
DSDには対応していないものの、PCMは192kHz/24bitまで対応しています。
せっかくなので? アップコンバートの設定にしました。

format "192000:24:2"

DSDはPCM変換になります。
ところが、初期設定では、この変換がうまくいかず、音が頻繁に途切れていました。

当初、CPUコアを使い切っていないのが原因と思っていました。
実際、それもあるのかもしれませんが、設定で回避できることがわかりました。

audio_buffer_size "2048"
buffer_before_play "10%"

でうまく変換されるようになります。

あと、CuBox-i4-ProはWiFiを搭載しており、それを使うつもりで購入しましたが、設定方法がよくわからないので、とりあえず、つなぎでLAN接続のWiFi子機を接続しました。

壊れかけのDT-2050Aを使っているので、音はあまり良くないのですが、アンプの調子がいい時はWindowsのWASAPI出力とそん色ありません。
そのうち、DSD対応のDACアンプでも買おうかな。

コンパクトだし、スマホで簡単に選曲できるので、なかなかいいですよ。

2014年6月5日木曜日

機動戦士ガンダムUC

面白いというよりは凄い作品。
極東の島国で生まれたSF作品が、長年の時を経て熟成した作品。

面白いのは面白い。観終わって面白い作品ではなく、観ている途中が面白い。
いや、この作品は面白いんだろうか。
たしかに、自分のようにガンダム作品を追いかけている人は楽しめる。
ただ、あまりに偏っており、普通のエンターテイメント作品といえるかどうかはわからない。
宇宙世紀を補完しながら、存分に想像力を膨らませた、変な作品ともいえる。

圧倒的な作画・映像美。緻密なストーリー展開。
マイルストーン的な作品だとは思う。

平和な時代に生まれた福井さんのシナリオは愛に溢れており、冨野監督の殺伐とした世界観とは違う。一般的に受け入れやすい世界観です。

この作品はあくまで原作リスペクト。大きな流れの一部を切り取ったような作品でした。
とても興味深い作品。なぜかもやっとする作品。

ニセコイ

アニメ版です。まあまあ面白いです。原作既読。
演出がいいので、原作より面白いと思います。

三角関係をいじくりまわすラブコメで、自分にとっては苦手な原作ですが、面白いことは面白い。
思えば万理花が登場するまでの、千棘派対小野寺派の仁義なき戦いをしている間が一番よかった。そう、あのころを思い出してせつない気持ちになりました。

爽やかで切ない王道作品。
好きな人は好きでしょう。

2014年5月22日木曜日

ナイチンゲールの沈黙

普通。推理小説っぽくない、ずいぶんロマンチックなお話。
最初出てこないと思っていた白鳥が出てきて、やっぱり嬉しい。

禁断のパンダ

まあまあ面白い。
珍しく全編神戸ロケの小説。
料理がおいしそうで、モデルになっているレストランに行こうと思った。
残念ながら、キュイジーヌ・ド・デュウのモデルになっているレストランは、現在結婚式利用だけだそうです。
ビストロ・コウタのモデルと思われる店に行ってみることにする。

2014年4月26日土曜日

絨毯スピーカーの台を作った②

しばらく放っておいた絨毯スピーカーを仕上げてみた。
まず、ボイド管が落ちないよう、台座の穴より一回り小さなパーツを切り出す。


材料はダイソーのMDF版。工具は電動ドリルと自在錐だ。
次に小さかった穴を広げ、各パーツが入るようにする。
家にあった200番でやすり掛けして塗装。
憧れはオスモカラーだが、近所のホームセンターには置いていないし、置いていても高価だ。
店内をぐるぐる回り購入したのは「亜麻仁油」。伝統的な塗料らしい。1,000円となかなか安い。



この亜麻仁油を布で塗り付ける。オイルフィニッシュってやつだ。素人でも簡単にムラなく塗れる。
普通のパイン材にオイルを刷り込んだだけ。写真ではわかり難いが、なかなかいい感じ。

塗料が乾いたら、MDFを切り出したパーツを木工用ボンドで装着。上からおもりを載せて圧着。
コイズミのターミナルとダイソーワインボトルキャップの脚を装着して、台座は完成した。



写真で欠けている部分や、いびつな内側の円は絨毯で隠れるので大丈夫だ。


さらに絨毯を止めていた両面テープの代わりに、マジックテープを用意した。
ダイソーの30cmマジックテープを4枚買い、ギザギザしたほうだけを3等分、シール面どうしを貼り合わせる。


80cm絨毯の上、中間、下に装着した。


なかなかの完成度ではなかろうか。



さて、足を根元までねじ込んだので、音が変わった。
ユニットはバランスの良いCHR-70v3を使ってみた。以前、分割振動?が気になって、取り外していたものだ。
今回、新しくなった台座と、このユニットで、かなり良好な結果が得られた。
能率が低いスピーカーなので、ある程度ボリュームをあげてやると、強めの低音が出る。床と台が近づいたので、大ボリュームでは床が振動する。
気になる人は、下に絨毯でも敷いた方がいい。

このユニットは、低音から高音までバランスがいいので、FE126Enのようにイコライザーが必要ないのもいい。
当初あまり気に入っていなかったユニットだが、今回、見直す結果になった。

LXA-OT3のケースはレゴになった

安いものが大好きな自分にとって、LXA-OT3はマストアイテム。
早速購入してメインアンプにしている。

使っていると、やはりケースに入れてあげたくなるのが人情。
愛犬に服を着せたくなるとの同じだ。
ちなみに犬は飼っていない。

LXA-OT3で画像検索すると、プロ顔負けのケースがたくさん出てくる。
よし、自分もと思い、まず、写真の様なパーツを買い込んだ。


1,000円台で安くそろう。
この高さのケースなら、アンプのサイズぱんぱん。スピーカー端子が少し上に飛び出す。
購入したシール付きの台座は使えなかった。

早速ドリルとカッターでプラスチックのケースの加工を始める。
電動ドリルなら穴は簡単に空く。だが、カッターでの切断しようとするも、かなり固い。
ヒートナイフのようにカッターを炙って何とか切断。
だが、端子類とケースがなかなか合わない。
イライラして、ケースを捨ててしまった。

どうしようか思案していたら、どこかで見たレゴで作ったRaspberry Piのケースを思い出す。
早速子供のレゴを借りて、試作。
なんとかなりそうなので、レゴパーツをネットで購入。


きれいに梱包されたレゴがメール便で届く。
組み立てるとこんな感じ。


元買ったパーツで使ったのはボリュームだけだ。


後ろはむき出し。この構成で、スピーカー端子の上部がレゴの溝にはまる。
それでもカコカコ動くので、気になる人はねじ止めした方がいい。
自分はAV用途なので黒にしたが、基盤に合わせて赤にするとお洒落だったかな。

ボリュームの締め付け以外に工具を使わなかったにしては、いい感じに仕上がった。

2014年4月24日木曜日

革命機ヴァルヴレイヴ

面白い。2期まで続けて視聴。
『装甲悪鬼 村雅』のメカデザイナー、石渡マコトさんが主役機をデザインしていると思いますが、話も『装甲悪鬼 村雅』に寄せています。記憶が消える、バリーンという演出、エロゲーですね~。アニメで見ても、繰り返されると結構インパクトがあります。
学生が自治するところなんかは、懐かしい『無限のリヴァイアス』にも似ています。
とにかく、ダークな雰囲気のあるロボットアニメなのです。

最後の方、大河内さんが脚本していない2回分が、なんだか繋がりが悪いように感じました。ショーコがハルトを糾弾するあたりとか、ちょっと上手くなかったような。
誰がやってもあそこは難しいのかもしれないけど。

木村良平さんは、若き日の関俊彦さんに似てます。今回は2人とも出てますね。
しっかり楽しめる作品です。

銀の匙 Silver Spoon(第2期)

同じですね、はい。続けて見れて楽しかったです。

銀の匙 Silver Spoon

面白い。原作未読。
荒川弘さんが面白くないものを書くはずがないし、ノイタミナ枠でのアニメ化でクオリティが低いはずがない。
つまり、見る前から面白いとわかる、数少ない作品です。

農業という難しいテーマを扱いながら、きちんと面白く出来ている原作。安定した演出、作画のクオリティ。本当にプロらしい仕事。
完璧すぎて嫌味なことが、この作品唯一の欠点。

2014年4月17日木曜日

アウトロー

まあまあ面白い。
これも、しっかりしている。
『ジェイソン・ボーン』シリーズよりも、わかりやすかったかな。

オブリビオン

まあまあ面白い。
子供が考えたようなプロットだが、映像の力と、アイデアを盛り込んで、完成させている。
「エンターテイメントを分析して、売れる映画を作りました」という、ザ・ハリウッドな映画なので、嫌いな人は嫌い。
デザインがよい。女優2人も美しい。
笑われるかもしないが、トムクルーズは最近の方が、かっこいいと思う。

ダイナソー・プロジェクト

面白くない。

崖っぷちの男

まあまあ面白い。
シチュエーションムービーの好例。

推理作家ポー 最期の5日間

あまり面白くない。

ゴーストライダー2

面白くない。1よりちょっとはまし。
このシリーズは安定して面白くない。

ダイ・ハード/ラスト・デイ

まあまあ。2よりは面白い?
やっぱり、ヘリから飛び降りるシーン。
メイキングを見ると面白いな。

ザ・グレイ

まあまあ。リーアムの演技がいい。
ちょっと暗い。もう少し爽快感がある方が好み。

ゲットバック

あまり面白くない。

キック・オーバー

普通。久しぶりにメルを見れてよかった。

ライフ・オブ・パイ

普通。雰囲気、映像がよい。
2D視聴したが、これも3D推奨か。

バディ・コンプレックス

あまり面白くない。脚本が悪い。
雛が敵のときに、戦友や父親に愛されている描写が多いため、裏切る動機が不十分。
1話目で襲ってくる敵が誰かわかりにくくしているのに、何のサプライズもない。
アイデアはどこかで見たような、また、安易に想像できるようなものが多く、プロの仕事としては不満。
最近の人気脚本家たちが優秀すぎるのかもしれないが、こういう“普通”の脚本を見ると、がっかり感が大きい。

バディものとしても同時期の同じサンライズ作品『ガンダムビルドファイターズ』にかなり水をあけられている。

『翠星のガルガンティア』と似た雰囲気があり、比較すると見劣りするので損をしている。
来期へのチープな引きも悲しい。

がんばって。

2014年4月15日火曜日

MAP-S1はDoP対応?

どうも、情報がはっきりしない。

USB端子(音楽再生)
iPod/iPhone/iPad/USBメモリー(WAV, MP3, WMA, AAC, ALAC, FLAC, AIFF, DSF, DSDIFF)



http://www.sony.jp/system-stereo/products/MAP-S1/feature_3.html
PCを背面のUSB端子に接続してPC内のハイレゾ音楽ファイルを再生できます(*)。
* Windows PCのハイレゾ音源を聞くには専用ドライバーのインストールが必要です。(Mac OSはドライバーのインストールは不要です)

から想像するとDoP対応っぽい。
どうもDoP対応とはっきり書けない理由があるのかもしれない。
専用プレーヤーのみサポートなのかな。

自分の環境だと、DLNAクライアントとして動作するなら、USB端子の有無すら重要じゃない。だが、UDA-1をDoP非対応が理由で手放した者としては気になるな。

S-Masterのアンプとしては唯一気軽に手に入る製品だし、いずれにしても気になる新製品です。

(追記)
DoP対応のようです。
http://www.sony.jp/support/high-resolution/confirm/format.html

ちょっと欲しいな。

2014年4月10日木曜日

ログ・ホライズン

面白い。快作かも。
NHKで絵も子供向けっぽい。まさか、この作品が面白いとは思わなかった。
ざっくり『ソードアート・オンライン』の主人公を頭脳派にした作品。
話づくりは難しくなるけど、成功すれば面白くなる設定で、この作品の場合成功している。
オンラインゲームで遊びたくなる。
パーティプレイの本質をコミュニケーションとすることで、NHK向けの前向きな作品になっている。

同じ作者の『まおゆう魔王勇者』よりもわかりやすい。小学校高学年なら理解できるのでは。
とにかく、毎回面白く、次回への引きもよい。
どんどん次を見たくなる作品。
『WHITE ALBUM2』と同じサテライト作品とは思えないぐらい、絵も安定している。

あまりに優等生すぎる作品、そして、ゆとった空気に満たされた作品なので、それが嫌な人はいるかもしれない。原作はもっとハードだろうね。

スペース☆ダンディ

面白くない。
スタッフが悪ふざけで作っているのは伝わってくるが、その面白さが視聴者に伝わっていない。
ほぼ完全に1話完結。毎エピソードとも凝っていて、単体では楽しめる回がある。
次見たいとあまり思わせてくれない作品だった。
主人公はダンディーじゃなく、『ウエスト・サイド物語』の頃のヤンキー。

『カウボーイ・ビバップ』のヒットがあるので、プレッシャーもあると思う。
オリジナルではなく、なにか、原作もので遊んでみては。

咲-Saki- 全国編

まあまあ。まあ、いつもと同じか。
第1作目のように驚きがないのが残念。
いろいろ、アイデアは入れてるんだけど、もう、視聴者が驚かなくなっちゃってる。
今はスポ根ものですね。

Wake Up, Girls!

普通。
最初のライブシーンで、とんでもないクオリティを見せつけてくるが、途中で思いっきり息切れ。
企画は意欲的だが、予算、製作期間に無理があった。
アイドルを応援する人の気持ちがちょっとわかった。

中二病でも恋がしたい!戀

普通。
七宮 智音の失恋がピーク。
絵は安定の京アニクオリティ。とても美しい。

中2病という言葉も、もう古くなったきたように思う。
青いラブコメなので、おっさんが見るもんじゃないんだろう。

キルラキル

とても面白い。完璧な作品。
日本のアニメーション技術の最高峰。マストで見るべき作品。
ストーリー、オリジナリティ、デザイン、アクションすべてが素晴らしい。
80年代テイストも、味わい深い。

実績のあるスタッフなので、プレッシャーがあったと思うが、見事にやりきった。
本当にお疲れ様でした。

2014年4月8日火曜日

マギ The kingdom of magic(第2期)

まあまあ。2期になり、世界観にも慣れました。
奇をてらったところはないが、正統派のアクションとして、普通に楽しい。

序盤『鋼の錬金術師』的な群像劇だが、途中からド派手なアクション作品に。
キャラが超進化?するのがイマドキ。

のうりん

普通のギャグアニメ。吹き矢の人が面白いな。
農業高校が舞台になることは少なく、1話を見ると、なにかすごい作品なのかと思わせるが、別にそんなこともない。
現代農業の光と影は、物語を盛り上げるスパイス程度。
大沼監督らしいノーテンキなギャグアニメ。
題材がいいだけに、ちょっと残念な気もする。

警官の条件

まあまあ面白い。
このミス大賞作品と思い、続編を買ってしまうという、『おやすみラフマニノフ』と同じパターンの購入。我ながらバカだな。
内容は楽しめたのでよかった。
1950年生まれの佐々木譲作品。この作品は、この年代の人にしか書けない。

こんなハードボイルドな作品は初めて読んだかもしれない。
女性が3人出てくるが、まあ、そっけない扱い。物語に花を添えるという言葉があるが、本当に花を添えただけで、ストーリーにはほとんどかかわってこない。
ここまで男の世界、ハードボイルドな小説は珍しい。

文章が少し読み難い。
別に難しい言葉遣いをしているわけではなく、平易な日本語で書かれている。
文章があらすじ的でそっけなく、無駄な描写がないので、少々慎重に読まないと頭に入ってこないのだ。
地方の人にはわかりにくい東京の地名や、捜査員の名前がたくさん出てくることも原因だろう。
まあ、この文章もハードボイルドな世界観づくりに一役買っているんだけど。

実際の事件や暴力団などの団体名が似た名前で出てくるので結構リアル。本当に似たような捕り物があって、警官への取材から作られている半分ドキュメンタリーかと思わせる雰囲気がある。

ストーリーは面白いので、普通にお勧めできる。
かっこいいラストシーンが用意されているので、最後まで読んで欲しいな。

2014年4月7日月曜日

OVA ToHeart2(OVA第1シリーズ)

ToHeartファンのための作品で、単体で楽しめるものではない。とにかく絵がきれい。
柳沢さんがいい仕事をしている。
OVAは第5期まで出ており、本来は最後まで見てコメントすべきだが、レンタルショップに置いていないので、ToHeartアニメ版視聴はここまで。
自分が触れていなかった人気作品、ブームを作った作品が、ざっくりとどんな作品かわかって、よかった。

ToHeart2

あまり面白くないが、ToHeartは新しいシリーズほど少しずつ面白くなっている。
割り切って妹エンドにしているのがよかったな。
ルーもよかった。

ガンダムビルドファイターズ

面白い。王道のTVアニメを見られたことがうれしい。
1話完結に近い作りで見やすい。

キャラも話もよくできており、作品全体ネタなんだけど、毎回熱い展開。
アクションも本当によく描けている。
毎回、あー、面白かったと思える。

ガンダムがテレビ東京に移って、初めての作品としては大成功。
完璧な作品です。52話でもよかったかもね。

いなり、こんこん、恋いろは。

普通。
伏見稲荷神社のような勝ち組観光地が、アニメタイアップまでするのかと、ゾっとした作品。

10話と短いが、世界観、ドラマ作りなど、よくできている。
暗い展開が続き、スッキリも少なく、カタルシスもないため、視聴後は、ちょっとだけもやっとする。

大年神(うか様のお兄さん)は、頻繁に登場する割に、アニメテイストが強いので、浮いていた。

全体的に少女マンガテイストが強く、男入室禁止の匂いも。
女子が見て、燈日君に萌えるのが正しい視聴方法なんだと思う。

ストライク・ザ・ブラッド

普通かあまり面白くない。意気込みはよい。
この作品では『とある~』シリーズとよく似た、魔法と化学なんでもありの架空の都市を設定している。『とある~』シリーズが、とんでもなく大きな風呂敷を広げていることに対し、この作品の世界観はコンパクト。

序盤のヒロインはめちゃめちゃ可愛く描けている。
キャラクター登場人数も26話のハーレムアニメとしては適正な数に納まっており、もう少し人間ドラマを深めることで面白くできたのかもしれない。
この作品はちょいエロ、バンパイアアクションにとどまってしまい、ドラマの作りはイマイチ。
アクションがよく、さらっと見れるが、印象に残らない作品かも。

対比することで、同じ中2作品で似た世界観を持つ『とある~』シリーズが、いかにとんでもない世界観を作り出しているかを再確認できた作品。

ウィッチクラフトワークス

あまり面白くない。
キャラクター、世界観はよくできている。
なんとなく始まっていた長期連載作品といった風情で、長い間愛されて、それなりに面白さが出てくる作品なので、12話で印象に残る作品にするのは難しい。
2、3期と期を重ねたら、面白くなる可能性を感じる。

the box PA15ECO MKIIその後

この機種についてコメントを頂いたので、その後について書いておきます。
上下が足りないし、中域も音がこもっていいる本機は、そのままではピュアオーディオ用としては使えないと思います。普通の人は家庭用を買った方が幸せになれるでしょう。

ただ、
  • 38cmで迫力がある
  • 爆音で鳴らすと、あれ、なんだかいけてる?
日曜の午後、家族がいないときを見計らって爆音再生。これは、SRスピーカー本来の使い方に近く、なんだかよいバランスかも。そもそもSRスピーカーは、大ボリュームに合わせてセッティングされているからでしょう。

高域をちょっとでも追加? しようと、家にあるフルレンジをthe boxからアドオン接続しています。まあ、屁のツッパリですね。余計音がにごっているかもしれない。

このthe box、うちではあまり活躍の場がないので、近々手放すと思います。

the boxで遊んで、38cmウーファーの魅力を知り、懲りずに38×2ウーファーのSRスピーカーを物色中。家庭用だとエベレストしかなく、とても手が届かないが、SRスピーカーなら買える。
EV ( エレクトロボイス ) / ELX215をピュアで使っている方のブログが興味深い。
http://soundfrail.jp/

この方もクロスオーバーやイコライザをゴリゴリに弄っているので、どちらにしても、SRスピーカーはポン置きでは使えないようです。

2014年3月19日水曜日

ジェノサイド

まあまあ面白い。上下巻に分かれているが一気に読める。
薬学青年の活躍に胸が熱くなる。
このミス大賞ですが、スケールの大きなスペクタクル作品。
日米合作で映画化したら面白いだろうな。

To Heart 〜Remember my Memories〜

無印のTo Heartより、アニメ単体で幾分面白い。
キャラはこの時代としては普通なんだけど、今見ると癖があってあまり可愛くないな。

To Heart

アニメです。面白くありません。
人気ゲームのプロモーションといった雰囲気。
千羽さんのキャラは古いけど可愛い。

2014年3月5日水曜日

えっ!? 私の年収、低すぎ!?

オタク社長というハンドルネームでブログをしているので、コメントをいただくときに「社長さん」と言われて面はゆい。
いっそ、「ただのおっさん日記」に変えようと思ったぐらいだ。

ソフトバンクの孫社長も同じ社長だけど、実力も実績も違いすぎる。同じ肩書きなのは、居心地が悪い。
だいたい、町の社長さんの年収は、大企業の課長さんに届かない場合も多い。
業績のいい年にちょっぴり給料を上げることができても、次の年は半分になったりする。

自分は家族が普通に暮らせれば十分というタイプで、高収入にはあまり興味がない。それでも、最近、フリーの頃とたいして収入が変わらないと、やっぱり、もっとお金をもらわないと割に合わないと思ったりする。
今の労働集約型の仕事では難しい。
もっと、付加価値を上げて、社員の生活をよくして、自分の給料も上げなくちゃ。

最近は好きな仕事をやらせてもらってるので、それはありがたい。

2014年2月18日火曜日

ルームチューニングをしないということを決める

「オーディオで一番重要なのは部屋。」

これは、なんと悲しい事実だろう。
社会人で、普通にがんばっていれば、まあ、そこそこの機器は買えるようになる。
(自分のように安いものが好きな人もいるが。)

だが、部屋だけはいかんともしがたい。
たしかに、完璧に防音された部屋なら、クラシックなど大編成の音楽を爆音で楽しめるし、適切にチューニングされた、遮蔽物の少ない部屋なら、定位よく楽器の位置までわかるかもしれない。

実際に専用ルームを実現するとなると、リフォームや住み替えが必要だ。理想的なリスニングルームは、生活空間と分ける必要があるので、「もう一部屋」趣味専用の空間を作ることになり、普通の人には高嶺の花。

お金をそれほどかけずとも、リビングルームを適切にチューニングし、素晴らしい環境を作っている方もいる。ところが、普通の部屋を適切にチューニングするのはトライアンドエラーの繰り返しで、根気と高い技術が必要だ。

うちのコタツシアターは、左右の壁材が異なり、ボーカルが中央に定位しない。
さらに最近は子供用品に侵食されつつある。
子供が独立するまで、まだ15年以上かかるのだ。
これは、もう、いかんともしがたい。

専用ルームを作る予算、根気、技術の三位一体、すべて持ち合わせていない自分は、いろいろ考え、いや、考えるまでもなく、最も重要な部屋を早々に諦めた。

だが、心配するなかれ、ものぐさな自分にもできる、AVアンプのデジタルルームチューニングがある。この技術はかなり一般的になっており、もう完成形に近いのかもしれないが、もしかしたら、今後さらに進化するかもしれない。
そして、スピーカーを目いっぱい離した、ニアフィールドリスニングがある(これはヘッドフォン的な聴き方なので、長時間聴いていると耳が痛いが)。

まあ、そんなこんなで、ルームチューニングをしないことを決めたのだ。
とりあえずの決定なので、もしかしたら、1年後にルームチューニングに燃えているかもしれないが。

the box PA15ECO MKIIをサブウーファーとして使おうと思い失敗

今のところ、ちょっと使うところがないPA15ECOだが、うちにある唯一の38cm。迫力や説得力?、魅力はある。遊べるだけ遊んでみなきゃ損ということで、サブウーファーとして使ってみることに。
AVアンプのサブウーファー出力→SA-36→PA15ECOで音を出してみる。
38cmのツインウーファーで、とんでもない爆音になるかと思いきや、そこまで低音が出るわけではなかった。38cmウーファーといっても、これ、フルレンジなんですね。
カタログスペックでも、70Hz-15kHzと下も上もそれほど伸びてない。

ちなみに、SRスピーカーというのは、音を遠くに飛ばすために、上も下も伸ばさないらしい。速度が、低音は遅く、高音は早いので、上下がしっかり出るスピーカーで、遠いところに飛ばすと音がおかしくなるからだ。
このthe boxも家庭で使うには、もう少し上下がほしい。倍音が出ないのも、このレンジの狭さが原因の一つでしょう。

このあたりが、SRスピーカーを家庭で使う難しさなんだろう。逆に、ここを解消してやれば使えるということ。

Foobar2000のクロスオーバーを試してみる

foo_dsp_xoverです。

ZENSOR7などの、そこそこ大き目のトールボーイでも、地を這うような低音は出ません。
ブックシェルフを使っている方ならなおさらでしょう。

音楽、映画両方楽しむ方はAV用途にサブウーハーを使っている場合も多いと思います。
低音不足の方は、まず、このサブウーハーを音楽用途に使いたいと考えますが、2ch再生だと通常アドオン接続する必要がある。

YAMAHAのAVアンプでは、フロント2chのスピーカーが「小」と判定されたら、低音がサブウーハーに割り振られます。ZENSOR7は「大」ですね。
AVアンプの設定を手動で弄って、サブウーハーから低音を出すことは可能ですが、映画と音楽で設定を切り替えるのはめんどくさい。今回、ソフトウェアで簡単にサブウーハーに低音を割り振ってみました。

使うのは、foo_dsp_xoverです。
このプラグインがディバイダーになって、分割した信号をHDMIでAVアンプに送ることができます。WASAPIが使えないケースがあります。チェンネル数6まで、「Order/Ripple」をあまり変更しなければ、WASAPIも使えました。

今回は、低音だけなので、設定は低音だけ。クロスオーバーの周波数は80Hz。わかりやすく低音のボリューム(Gain)を上げてみました。

LAW 3,4(SLR)が、サブウーハーとセンタースピーカーのようで、センタースピーカーからも音が出るのがご愛嬌。80Hzでクロスすると、センタースピーカーからはほとんど音は出ません。
これで、Foobar2000で再生するときは、低音がサブウーハーに割り当てられます。

このプラグインはUPnPクライアントでは使えません。
直接HDMIで接続した場合のみですね。

なかなか面白い。そして、曲によってはかなり効果があります。

2014年2月17日月曜日

いつまでもショパン

面白い。この人の作品は、音楽の描写が凄い。文章が上手すぎる。
ミステリーとしてはライトな作品でしたが、それ以外の要素が面白いので、満足度の高い1冊でした。
中山七里さんの作品はいまのところ、全部面白い。『おやすみラフマニノフ』だけは、ドビュッシーと読み口が似ているので、続けて読むとやや印象が弱い。
本作は舞台もがらっと変えて、岬洋介の新しい魅力にスポットを当てている。天才ピアニストとしての彼ですね。
すごいなあ。
めちゃめちゃリア充小説。ピアニストで探偵、そして病気のハンデを背負って活躍するイケメン主人公が嫌じゃなければ楽しめる!

2014年2月8日土曜日

360

普通。Gyaoで視聴。
サスペンスと書いてあったが、群像劇。

2014年2月4日火曜日

Cubox-iにVoyage MuBoxを入れてみた

ここに書いてある通りインストールすればいいが、Linux初心者のためそれなりに苦労した。
http://mubox.voyage.hk/

普通にやると、インストールにLinuxが必要かと。
Cubox-iにUbuntuが入っていたので、そこに外部SDカードスロットで新しいmicroSDを装着。
勝手に認識してくれるので、コンソールからインストールしていく。
インストーラーはブラウザでダウンロードできる。

#sudo su
でスーパーユーザーに。

#chmod
でインストーラーに実行権限を付与。

#apt-get install curl
と、あと1つ、インストーラーの実行に、何かインストールが必要だったかもしない。
まあ、インストーラーが吐いてくれるエラーを見れば、何が必要かわかる。

DHCPは認識しない? ので、固定IPを指定。
みみず工房のBBSに情報があります。
http://www.symphonic-net.com/kubotayo/cgi-bin/read.cgi?mode=all&list=topic&no=3958

USB DACがないので、光デジタルでAVアンプにつないでみた。
音は太いが解像度が低く、ノイズっぽい、いい音ではなかった。
やっぱりUSBかな。
マルチコアを使っておらず、DSD→PCM変換で音が途切れる。
まだまだ、最初のリリースなのか。

バージョンアップに期待しています。

2014年1月30日木曜日

the box PA15ECO MKIIの感想

1週間程度の使用で、あまり使い込んでいませんが、音の傾向は自分なりにわかってきました。

●音楽
自分のよく聴く歌ものには合わないと思います。
もっとセッティングを煮詰めたり、イコライザで調整したり、もしかしたツイーターを追加したら、いい音になるかもしれないが、自分の実力ではピュア入門機のZENSOR7以上にはできないと、早々に諦めてしまいました。

低音は38cmウーファーのおかげでしっかり出るが、中~高音が荒いように思う。
倍音成分はほとんど出ないので、音が薄く平面的。高音も弱い。
ZENSOR7が「ウォァァ」なら、the boxは「ペカー」って感じ。余計ワカランか。
そもそもPAで倍音が出たり、残響があると使いにくいので、本来の用途には適しているのでしょう。

●映画
SFアクションの『オブリビオン』試聴。これは、いいですね。単純に38cmが効いていて、重低音が充実。うちの20cmウーファーは、もはや屁みたいなもんで役に立ちません。
スペースさえあれば、PA機器で、安く、ド迫力のサラウンドシステムを組むのは面白いと思います、映画も、もう少し高音が出たらよかったなあ。

●38cmウーファーについて
この大きさは、とても魅力的。

クラシックのCD(自分が持っているのは、ネットで偉い評論家が勧めていた、『Lemminkainen Suite (Jukka-Pekka Saraste)』というのだけ)を聴くと特に可能性を感じます。
クラシックは地を這うような低音から、キラキラした高音まで、音のレンジが広く情報が膨大。そんなたくさんの音の中でも、特に全体を下支えする重低音が重要。クラシックファンが一般常識からすると信じられないような巨大なスピーカーシステムを使っているのが初めて理解できました。
38cmでしか出ない音があって、これは46cm、70cmになっても同じように、そのサイズでしか出ない音があるでしょう。現実的には38cmで一般家庭で再生可能な重低音は超えています。

いずれ、完成度の高い38cmウーファーのスピーカーを所有してみたい。
技術がある人は、the boxのようなPA用スピーカーを改造するのも面白いと思います。

アニソンオーディオ Vol.1を買った

一見キワモノだが、アニソンはオリコンチャートの常連で、潜在的に需要は大きいと思われる。
まだ、高橋洋子のインタビューしか読んでないが、結構面白い。
創刊号だけあって、並々ならぬ気合を感じる。

オマケのCDは、まあオマケですね。

2014年1月27日月曜日

デート・ア・ライブ

あまり面白くない。
元永慶太郎監督ということで視聴。
アクションもドラマも普通には作ってあり破綻もない。何も考えず、一気に見れる。
ヒロインたちはかわいいかな。
マストで見ておくべき作品ではない。

コロンビアーナ

普通。
ヒロインにもう少し若い人をキャスティングしたほうがよかった。

パシフィック・リム

面白い。アクションシーンとドラマシーンの落差が凄い。
樋口監督を髣髴とさせる、スケールの大きなアクションが見所。
迫力が凄い。3D推奨でしょう。うちは、残念ながら、まだ2D。

ドラマはB級映画。
菊地凛子の日本語が、なぜかなまっている。
彼女の演技がどうとかじゃなく、単純にミスキャストだったように思う。

2014年1月25日土曜日

the box PA15ECO MKIIが届いた

早速、適当にポン置きで音出し。いつも聴いている音源をかけてみる。
スピーカーはじっくり使ってみないと判断が難しいので、ファーストインプレッションでざっくりした感想を書きます。

最初の印象は、「思ったより普通に使えそう」です。
音が変とか歪んでいるようなことはありません。

●でかい
38cmとしては最小クラスでも、家に置くとかなり大きい。ZENSOR7と2台を使い分けるのは難しそうです。

●音が大きい
92dbもあるので、ボリュームを下げて使わないといけません。

●低音がしっかり出る
こればっかりは、小口径のスピーカーでは太刀打ちできません。
前、NS-1000MMからZENSOR7にしたときも、低音の量が増えて驚きましたが、それと同様の驚きがあります。
この低音を聴いてみるために買ったわけなので、そこは期待どおりでした。

家族からは早速うるさいという苦情。この大きさのスピーカーは、防音設備が必要なんでしょうな。

さて、私は、4万円近くで個人輸入して、それはいい経験になりましたが、このスピーカーはたぶん、おそらく、同じスペックの製品を日本で2万円で買えます。
デスクトップのパワードスピーカー、またはヘッドホンの「ちょっといいやつ」の値段で買えるということです。
「自分の家に38cmウーファーのスピーカーがあったら、どうなんだろう」という実験がお小遣いでできる。
それだけでも、面白い製品だと思います。

2014年1月24日金曜日

Cubox-iにUbuntuインストール

オフィシャルブログで、Linuxが動くようになったということなので、入れてみた。
http://cubox-i.com/linux-distros-ready-ubuntu-fedora-debian/

Debianと、Ubuntsをインストール。主にUbuntuを触ってみました。

Androidと同様、WiFiルーターにGUIから接続でき便利。
音声出力はS/PDIF、HDMIとも選べ、Cubox-iのハードウェアに、一通り対応しているようだ。
USBマウス、キーボードのホットプラグにも対応している。

GUIの動作は全体的にもっさり。ARM CPUのスマホはもっとサクサク動くので、ウェブやメールにはAndroidの方がいいかも。まだ、Ubuntuでハードウェアのスペックを使い切っていないだけかも。

Ubuntuのバージョンは11で、ちょっと古い。
Linux初心者なので、よくわからないことも多く、まだMPDも動作せせられません。

sudo apt-get update
は12分ちょっとで終わる。

sudo apt-get upgrade
したところ、とんでもない時間がかかった。
途中(Y/N)の選択もあるので、寝る前や、のんびり他の事をことをしながらやるほうがよい。

アプリのインストール時に聞かれるパスワードは、ユーザー名と同じ、linaroです。
最初、ちょっとわからなかった。

しばらく、いじってみます。

(追記)
Languageで日本語にしようと思うと途中でエラー。
キーボードは日本語のものを選べました。
MPDも動かせず、どうも、自分には敷居が高いようです。
MuBoxの対応を待とうか。

2014年1月21日火曜日

Cubox-iにAndroidインストール

イメージファイルをmicro SDに書き込んでブートするだけなんで、あっという間に立ち上がる。
アプリの追加もできなかったし、ちょっと触っただけ。
無線ルーターに、あっという間につながった。

2014年1月20日月曜日

CuBox-iが届いた

はるばるイスラエルから届きました。
自分が購入したには、CuBox-i4Proというハイスペックなもの。
4コアCPUに無線LANも使えるし、ソフトがそろってくれば、いろいろ楽しめそうです。

今使えるOSは2種類だけ。
目的のMPDは使えないので、とりあえずGeexBox XBMCをインストール。

http://cubox-i.com/install-os-on-micro-sd-flash-card/
を見ながらWindowsでインストールしました。
イメージファイルを書き込んだmicro SDを入れるだけなので、めちゃめちゃ簡単にインストールできます。

CPU負荷を見ると2コア分の表示。4コア搭載されていても、GeexBox XBMCは2コアのみを使う仕様らしい。

●GeexBox XBMCで音楽再生
GeexBox XBMCは、DSF、DFFなどのDSDファイルには対応していない。
HDMI接続でAVアンプ接続、視聴。
音は、少し変わったような、変わってないような。AVアンプのDAC使用なので、Windows(WASAPI)とそれほど変わらないかも。

●GeexBox XBMCで映像再生
1440×1080px、16:9のtsファイルを再生すると、表示比率が4:3に。
2ch音声は問題がないが、5chのソースは、本来出力されるスピーカーと違うところから音が聞こえる。

他にも、いろいろ思ったように使えないことも多い。
うちの環境では、メディアプレーヤーとして不十分。

MPDが移植されるのをのんびり待ちます。

クロックアップして、コアが増えたためか、ほんのり暖かい。
夏場は熱くなるかもしれません。
MPD利用だけの方はCuBox-i1の方がいいかも。

(追記)
他にOSがないので、もう少し触ってたら、XBMCの設定で、比率を16:9に固定すると、1440×1080pxのtsファイルも16:9で表示されました。

2014年1月17日金曜日

さよならDT-2050A

正確にはまだうちにあるが、左出力に結構ノイズが出るようになったので、システムから外してしまった。買ってから8か月くらいでしょうか、ほぼ毎日使っていたのですが、寿命にしてもちょっと早かった。

まだまだ使いたかったのになあ。機械がいじれたら、修理するんだけど。次は日本製かな…

とりあえず、どこかで使おうと思って置いていたSA-36Aに交換。入力がアナログ×1なので、AVアンプのプリアウト専用です。
音はちょっと薄くなった。まあ、悪い音でもないのでしばらくこれでいこう。

the box PA15ECO MKIIのことといい、今年は1月から碌なことがない。

あ、今年厄年だったわ。

2014年1月16日木曜日

the box PA15ECO MKIIとCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP15E

the box PA15ECO MKIIを買って届くのを待っているが、サウンドハウスのページでとんでもないものを見つけてしまった。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?item=233^CP15E

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP15Eというやつで、これがなんと、the box PA15ECO MKIIに瓜二つ。
サイズ、重量、デザインは同じ。スペックも限りなく近い。能率が違うと思いきや、背面のプリントは同じ92db。
価格も近い。
  • the box PA15ECO MKII €85 £70.72
  • CP15E 9,980円
中国の工場から直送すれば、ほぼ同じ値段で出せるはずだ。
これが同じものなら、ショックすぎる。the box PA15ECO MKIIは送料入れるとCP15Eの倍近い値段。

CLASSIC PROというのはサウンドハウスの独自ブランドで、どこかのメーカーのOEMらしい。いや、どう見てもThomannじゃん! いや、ThomannもOEM元とは限らないけどね!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

ショックだ。真相はわからないまでも、限りなく黒に近い。いや、もう、黒といっても差し支えなさそうだ。

偉い人~、これは同じもののOEMじゃなくて、中身が違うんですよと言ってくれ~
あれ、なんだか、目から、水が出てきたよ…

G.I.ジョー バック2リベンジ

普通。なんだけど、パワードスーツのアクションが好きだった自分からすると、普通のアクション映画になって、ちょっと残念。
ドウェイン・ジョンソンやブルース・ウィリスが出て、一気に「普通のアクション」映画になっちゃった。
山のシーンは「おっ!」と楽しませてくれる。

ドウェイン・ジョンソンと戦う相手役は大変だわ。あの体格で格闘経験のある役者はいないもんなあ。

オズ はじまりの戦い

まあまあ。この手のファンタジーはがっかりすることが多いのだが、これは普通に楽しめる。
ペテン師の主人公が、魔法使いとして世界を救うという構成もよい。
主人公のジェームズ・フランコ、やっぱり男前だなあ。この人は、一時期のクリスチャン・ベールのような勢いを感じます。

シュガー・ラッシュ

面白い。子供と一緒に視聴。
カーズより好き。
ぐっとくるシーンもある。

プロケーブルの視聴室にいってきました

the box PA15ECO MKIIを買って、どんな音がするのか気になり、大阪のプロケーブルに行ってきました。

視聴室にあったのはthe box PA15ECO MKIIではなく、大きいEV TX1152でした。
PA用のスピーカーというのは、本当に味付けのない音で、オーディオ用のスピーカーに慣れていると、結構印象が違います。
Fostexなんかの寒色系っていうのとも違います。特に自分の好きな音ではなかったです。

うちのゆるゆるの環境と違って、ボーカルがちゃんと真ん中から聞こえていて、うらやましい。視聴室はセッティングに手間がかかっているので当然ですが。
モノラルっぽいという評価がネットにありますが、自分にはよくわからなかったです。家の環境も定位はダメダメだしね。

とにかく、勉強させてもらいました。

スピーカーは既に買っているので、コネクタだけ買って帰りました。

うちにくる、the box PA15ECO MKIIも視聴室のTX1152と同じ傾向だと思うので、どうやって遊ぶか考え中です。

Thomann the box PA15ECO MKIIを買った

何かと話題のプロケーブルが扱っているスピーカー。自分はThomannのオンラインストアから購入しました。
まだ到着していませんが、購入の経緯を紹介します。
  1. プロケーブルのサイトではPA用のスピーカーをオーディオ用に売っている(なんか怪しいんだけど、あのサイト、面白いんですよね)。
  2. PA用のスピーカーを家庭で使うことに対しては、ネット上に賛否あり、否の方が多いように思う。
  3. まあ、家で聴いて、そんなにいい音はしないだろうと思いつつ、the box PA15ECO MKIIのことが気になりだす。
    なんせ、38cmウーファーがついていて、46,000円。4万円を切っている店もあり、安いものが大好きな自分は、とにかく気になる。コンパクトなのもいい。
  4. どうしても、38㎝ウーファーというのを家で鳴らしてみたくなる。お金のことを気にしなければJBL S4700を選ぶが、これは、マジなやつだ。まだ、ZENSOR7と別れる気もない。ちょっと試しに遊ぶには、the box PA15ECO MKII、いいんじゃないだろうか。
  5. プロケーブルの商品紹介でこのスピーカーを知ったので、プロケーブルには申し訳ないが、せっかくなら初めてヨーロッパから買ってみよう。
価格は円安の影響で、送料含めると日本で買うのとあまり変わらなかった。税関でいくらか取られると、日本で買うより高くなるかも。

到着までかなり日数がかかるけど、楽しみです。

AVアンプの自動測定はデジタルルームチューニング

オーディオ環境を作って、ずっと気になっていたのだが、うちの音はステレオで鳴らしたときにボーカルが中央に定位にしない。
ちょっと左にずれているし、聴く日によって、どうにも、おさまりが悪い。
試しにテストトーンをフロント左右から出力すると、左右の音がかなり違う。

コタツシアターは左が一面カーテン、右は一面壁という、左右の素材が全く異なる部屋。
これは、左右で違うのは当然だ。

オーディオはルームチューニングが一番重要ということで、これは、いよいよ深みにはまるしかないかと思ったが、自分は真摯なオーディオファンの方々と違って、何ヵ月、何年もかけて試行錯誤しながらルームチューニングしていく自信がない。

そこで、デジタルルームチューニング(DRC)というものがあることを発見。
テストトーンをマイクで測定して、出音と同じ音が聞こえるように、出音の方を補正するものだ。
http://blog.ipodlab.net/Entry/1005/

これはすごい。
ただ、これは左右は同じ音が出る前提のもので、左右の違いを解消してくれるものではなかった。

foobar2000にSurround Panというプラグインがあって、視聴位置を疑似的に変えられる。
http://wikiwiki.jp/foobar2000/?%B0%EC%A4%AB%A4%E9%BB%CF%A4%E1%A4%EBfoobar2000%2F%C2%E84%B2%F3

UPnPクライアントにも適用できるので、ぐりぐりと変えてみるも、なんだか正解がわからん。

いろいろ探していると、デジタルイコライザーというのがあって、これは左右別々に測定してイコライジングしてくれるらしい。

BEHRINGER『DEQ2496』
http://dime.jp/genre/101023/

これだと理想に近いな。ただ、それなりには手間がかかりそうだ。

そこではたとAVアンプの自動測定のことを思い出した。音楽を聴くときは、AVアンプ  RX-V773の音があまり好きではなかったので、最近はできるだけAVアンプをスルーして聴いていた。
久しぶりに再測定してみる。自動測定は音量だけでなく、イコライジングもかけて、部屋の影響を少なくしてくれる。測定後、左右スピーカーの音を聴いてみた。

テストトーンは、相変わらず左右違って聞こえる。
ボーカルは、なんとなく真ん中に近づいた気がする。
まあ、基本的にサラウンド用の測定なので、音楽鑑賞に十分な2chの最適化がされているとは言いがたい。

AVアンプの自動測定は2、3分で終わって、とにかく簡単。自分の様な「ものぐさ」にでも簡単にできる。
AVアンプのボリュームを通して音楽を聴くのは、ちょっと好みに合わないが、しばらくこれで聴いてみようと思う。

うちでは、まだ。いい音とはいかないが、自動測定はいいものだ。
ルームチューニングのために、試行錯誤を繰り返し、はては専用ルームを作ることを考えると、気が遠くなる。だれでも簡単に、それなりにバランスのとれた音を聴くことができるのは、素晴らしい。
次もAVアンプ中心にシステムを組もうかな。

2014年1月10日金曜日

永遠の0

面白い。傑作。
現代人でも零戦や特攻のことを知ることができるという意義のある作品でありながら、小説としても面白い。
これは、すごいこと。
歴史上のできごとや特攻隊員のことも入念に調査されているようでリアリティ抜群。
戦中世代は本当にがんばったんだなと、感謝の気持が生まれる。
特攻や司令部の判断ミスに対して徹底的に批判的立場で書かれているところも好感度が高い。

世界最高の格闘性能を持った零銭が、たった2年で時代遅れになったということが書かれており、よく「戦争が人類を発展させる」などという言葉を目にするが、それは本当だと思った。
人間は生死のかかったときが一番輝く。

しかし、もう、戦争になってほしくない。

ファタモルガーナの館

面白い。珍しいゴシックホラーのノベルゲーム。
『WHITE ALBUM2』並に面白いものを期待していると、期待ほどではない。
それでも、十分面白いな。
ホラー、そしてループものでもある。プレイ中、ぞくぞくと背筋が寒くなるので、夏のプレイをオススメ。
プレイ後特典のキャラ紹介は、まあ、なくてもよかったように思うな。
このあたり、同人ソフトらしさもある。システムも荒削り。
それでも、商業作品の中に入っても十分通用する面白い作品でした。
シナリオはもちろん、絵もいいですよ。

英雄伝説 閃の軌跡

あまり面白くない。
単純に自分がこのシリーズをやりすぎて飽きているのか。

まず、この作品はテンプレキャラのオンパレードで印象が悪い。メインヒロインは『はがない』で見たし、『化物語』の羽川みたいなのもいる。羽川の声優はなぜかメインヒロイン役。
その他のキャラも、どこかで見たようなキャラのオンパレード。

学園祭のライブシーンぐらい、歌を撮りおろした方がよかったんじゃないだろうか。
随所で、もう一歩企画、作り込みが足りない。
PS3に不慣れなのか、テイルズオブシリーズに比べ、操作性が若干悪い。ロードも長い。

そして、極めつけは、これが前編だということ。
物語の全てを盛大に後編に投げている。
まあ、これまでも前後編に別れていたので、別にかまわないはずだが、今回は自分の満足度が低かったので、ちょっとむかつくのかもしれない。

まあ、文句ばかり言ってしまったが、前作と同じ事件を、同じ時間軸で、別の場所の、しかも学生からの視点として描くというアイデアは評価できる。
また、主人公と一緒にリア充学生を追体験できるのもよい。

ゲーム自体が、もう少し、面白かったらなあ…

アイアンマン3

まあまあ面白い。
アイアンマンのシリーズ中では1番かなあ。
少なくとも2よりは面白い。

逃走車

あまり面白くない。
序盤、アホすぎる主人公にがっかり。
途中からは普通に楽しめるかな。
ほぼ全てのシーンが車中というのは、この映画が初めての試みじゃないだろうか。

LOOPER/ルーパー

普通。アイデアはよいが、もうちょっとの作品。
若い主人公が微妙にブルース・ウィリスのモノマネをしているのが笑える。この手のダブルキャストは、モノマネが見所。ジョゼフ・ゴードン=レヴィットという人でした。

イリュージョニスト

まあまあ。絵が凄いので、それを見るだけでも価値がある。
ビッチな女の子に振り回される哀れなジジイの話。
ちょっと切ない、フランス映画らしい終わり方。
ジブリはいい作品輸入してくれてる。

メリダのおそろしの森

これは面白くない。とにかく浅はかなメリダにむかついちゃう。
泣けるシーンはある。

ゼロ・グラビティ

面白い。2013年映画では1番面白かったかも。
シナリオはシンプルだけど、楽しませる工夫が大量に盛り込まれている。
映像が凄い。映像的には、アバターのように歴史的な節目になる作品。
3D必須の映画。
うちのプロジェクターも4K前に一度リプレースすべきかもしれない。

フリージング ヴァイブレーション

普通。熱い作品。
昭和のスポ根作品の雰囲気。
作画はよく荒れる。安易に裸が出る。予定調和の悲劇とヒロイズム。
それでも、なんか熱いので、見れる。

IS<インフィニット・ストラトス>2

面白くない。
すごく人気のあるシリーズだけど、個人的にこの作品は苦手。
また、新しい女性キャラが出てくる。
安易に萌えだけを享受する作品。

リトルバスターズ!~Refrain~

まあまあ。丁寧に作られており、好感度が高い。
シナリオが、一昔前のループものなので、アニメ化のタイミングとしては時期を逸した感じ。
同じ麻枝准さん原作の『Angel Beats!』とネタがかぶりすぎているので、そもそもリトバスはアニメ化される予定がなく、そのネタを『Angel Beats!』で使ったのでしょう。
そんなこんなで、リトバスのアニメはちょっと損をした作品ですね。

2回のアニメシリーズ通して、作画、演出に破綻がない。J.C.STAFFはいい制作会社になってきました。

境界の彼方

普通。アクション、ドラマとも丁寧な作画で、いつもの京アニ作品のように枚数をふんだんに使っている。
アクションをするには、キャラがちょっと可愛すぎるかな。
その違和感が好き嫌いを分ける。
ともすれば、気持ち悪い人もいるかも。
最後のボスが主人公自身なので、スピリチャルな展開になって、ちょっと苦手だった。

ともあれ、京アニが久しぶりにアクション全開の作品をやってくれて、うれしかった。

2014年1月2日木曜日

WHITE ALBUM2

普通。原作ファンとしては残念。
思い入れのある作品のアニメ化。個人的に、ここまで思い入れのある作品のアニメ化は珍しい。

丸戸史明さん、下川直哉社長など、原作スタッフが入っているので、視聴感は、かぎりなく原作に近く、映像作品にすることで、原作の魅力が増幅されている個所も多かった。丁寧な演出で、印象的な部分も多い。最終回、映像にすると、よりエグいな。オマケノベルのかずさ視点展開もあり、原作ファンも楽しめる。セックスシーンの演出はいまいちキレがなかった。

特に残念なのは作画。1話目の出来が秀逸だったため期待して観ていたが、話数を重ねるごとにアラが目立った。
極めつけは学園祭のライブシーン。アップの多用や演出の工夫でも、作画のまずさをごまかせていなかった。その後も、特に人物の全身が入るシーンでの作画の悪さが目につく。思い入れが強い作品だけに、作画のアラが気になり、安心して物語を楽しめなかった。
このできだと、サテライトに好きな原作の映像化は、やって欲しくないとまで思ってしまう。

この作品の場合、作画のテンションが最も高まるのが学園祭。限られた作画のリソースを、どう割り振るかは大きな問題です。作画が大変なライブシーンに集中すれば、他のドラマ部分が崩壊するし、かといって、ライブシーンはおろそかにできない。
結局、チーフディレクター沼田誠也さんの力に頼ってしまい、残念な結果に終わってしまった。いくら優秀な沼田さんでも、総作画監督などと掛け持ちで、ライブシーンのクオリティも担保することはできないでしょう。
僕はライブはCGでもよかったと思います。WHITE ALBUMの世界観にCGは合わないですが、映像作品としてのクオリティを上げる方が、部分的に違和感が生じることよりもはるかに「まし」。
PS3の『WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出-』では、一部CGを使った完成度の高いライブシーンが印象的。
http://www.youtube.com/watch?v=tTsq54uHvHU

同じサテライトの『AKB0048』でも、CGのダンス、なかなかよかったです。
想像するに、1の吉成鋼さんに対するオマージュか、なんとなく、この作品は初期段階から手描きのみでいくことが決まっていたような気がする。この作品で沼田さんに吉成さんばりの仕事を期待していたのか。沼田さんも凄い人だが、吉成さんのあの仕事は一生に一度できるかできないかのような鬼気迫る仕事だった。それを、コンスタントにサテライト作品で活躍している沼田さんに期待するのはどうか。

単純に制作費の問題? スポンサーをもう少し入れて、ライブシーンにCGが使える程度の予算を確保するか、作画スタッフを確保すべきだったのではないか。プロジェクト規模をもう少しだけ大きくしておけば…
というわけで、この作品、主に制作体制に問題があって、残念な完成度になったように思います。『AKB0048』『アクエリオンEVOL』にあれだけ制作費をかけられるのであれば、可能性のあるこの作品にお金をかけてほしい。「日常ドラマでだから安くできる」じゃなく、原作の力を感じて、しっかり予算をつけてほしい。

この良質な原作が、並みのラブコメ作品たちと同等のクオリティで並んでしまったのが悲しい。
うまくやれば、エヴァとはいかずとも、ハルヒぐらいの流行を作れる作品だと思っていたので、重ね重ね残念です。このままじゃ、ひぐらし、Fate超えも無理でしょう。

サテライトはCGと手描きを合わせたスケールの大きな作品が持ち味と思うが、ここしばらく作画の悪さが目立つ。今、作画のクオリティではサテライトは最低ランクではないのか。サンライズ、マッドハウス、IGなど老舗はもとより、かつては粗悪な作画ばかりだったJ.C.STAFFも、最近、ハイクオリティな作品を連発している。A1、ufotable、P.Aなど新興プロダクションも作画には力が入っている。京アニのエグイ作画も、ファンは見慣れている。
そんな中、サテライトの現状はよくない。
この作品もAQUAPLUSと同じ関西のDoあたりと組んだ方がよくなっていた。もし、サテライトの作画の中心メンバーが拘束費をもらいながら仕事をしているようなら、飛び出した方がよいと思う。
本当に余計なお世話だが。

続編での巻き返しを期待?