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2021年12月22日水曜日

YAMAHA AVENTAGE RX-A8Aを買ってみた。

買ってみたというか、愛用のSC-LX89から音が出なくなったので、急遽調達。
AVアンプとしての性能が上がって、パワーが少し下がったか。

映像の切り替えもスムーズ。色の出方もすごくよくなりました。
自然なサラウンド。
中音域がはっきり出て、低高音域は控えめ。

アプリが変わりました。

比較試聴したのがデノンのAVC-A110とAVC-X6700H。
AVC-A110は私の耳でもいい音でした。
AVC-X6700HはRX-A8Aと聞き分けできなかった。

以前使っていた安心感からYAMAHAをチョイス。
パイオニアと似てると聞いてましたが、似てません。
どうしてもパイオニアがよければ、これをプリにして、パワーアンプをLX901にしてもいいかも。RX-A8AはAVアンプとしての性能はよいので、まあ、かまわないし、A-70DAは元気に稼働してるので、別にいいんだけど。

デザインが大幅に刷新され、シンプルで嫌いじゃないんだけど、ディスプレイ表示だけがなんだか。文字だけが光るデザインだったのを、コストダウンで全体が光るものにしたんじゃないのか。ディマー-5設定にして、普段は非表示にしました。

(追記)
ずいぶん値段が上がってしまった。私は半導体不足で発売停止になる前に手に入れたので、今の値上がりには驚いています。

音質についての高評価が多く見られるのですが、当初、DLNAで音楽再生をしたところ、定期的にプチプチと鳴るので、使い物にならなかった。私のDLNAサーバーがfoobar2000とUPNPプラグインで、古すぎて相性が悪かったのだろうか。

最近、久しぶりにスマホのアプリを起動すると、ファームウェアがバージョンアップしたということ。
バージョンアップすると、プチプチ音は消えていた。少し聞いてみたが、確かにピュアオーディオとして使える高品質。流石はヤマハのAVアンプ最高峰。
YPAOなどの補正を使っても、音質低下がないので、どんどん使っていきたい。

2016年10月29日土曜日

foobar2000 UPnPでハイレゾのflacファイルにノイズ

foobar2000 UPnPとSC-LX89で、96kHz/24bitのflacファイルを再生すると、ノイズだらけになります。
おそらく、無圧縮Flacが正常に再生できない仕様です。

Decoding to PCMで、「always – wav」にしてください。
リアルタイムwav変換でも、アルバムアートなどは表示されます。

こちらを参考に。

2016年9月19日月曜日

パイオニア SC-LX89をネットワークオーディオプレーヤーとして使う

もう販売終了した機種ですが、SC-LX89の情報をがんばって発信していきます。

私は音楽鑑賞にDLNAクライアント機能を多用します。
もう、かなりの時間ネットワークオーディオプレーヤーとして使っていますが、問題なく使用できています。
致命的な欠陥は特になく、スピーカーをいい音で鳴らしてくれています。
MCACC PROの自動測定で、うちのメインスピーカーは「small」。サブウーファーとのクロスオーバーは「150Hz」と高め。自動設定だと、セリフがセンタースピーカーだけ音量を上げて、あとはそのまま使っています。

サブウーファーとの繋がりがいいので、サブウーファーありの「DIRECT」モードを主に使っています。

さて、問題がないわけでもありません。
  1. 画面表示のアルバムアートが横につぶれる。
  2. foobar2000で5.6MHz DSD再生(PCM変換)時、曲の途中で終わる。これはクライアントが原因か、サーバーが原因かよくわからない。
  3. ヤマハにあったリストの10行スキップがない。
  4. リストの画面表示が狭い。なぜが画面の右部分を使用していない。どうやら2016年の最新機種では修正されているらしい。
  5. 映像を別の入力にできない。「HDMI ZONE」機能を使えばできるらしいが、7.2.4との同時使用は不可能。
2以外は、大きな問題ではありません。foobar2000が対応するまで、5.6MHz DSDの再生にはTwonky Serverを使います。

SC-LX89のネットワークオーディオプレーヤー機能は、まあ及第点だと思います。

(追記)

本日、曲をレンダリングできなくなりました。
サーバーを再起動しても改善せず、アンプの再起動でも改善しない。アンプの電源長押しリセットで治りました。
リセットが必要になる期間がちょっと短いな。

(追記)
リストの10行スキップは、トラック送りのボタンを押せばできました。

(追記)
音楽再生だと、さすがにウーファーが鳴りすぎるので、クロスオーバーを50Hzに下げました。今は映画用と音楽用でプロファイルを分けています。

今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

2016年9月15日木曜日

パイオニア SC-LX89のUSB DACでDSD再生

ネイティブ、DoPともに、スペック通り2.8MHzまで対応。
世代的に5.6MHzにも対応していると思い込んでいて、検証に時間がかかりました。

以下のソフトをインストールして、OutputをDSD何とかにすると再生できます。
最新バージョンでは、ASIO Proxyは必要ありません。

【課題】
  • アンプをUSB-DACにしておかないと、パソコンから認識されない。
  • AVアンプの入力を切り替えると、音が出ないなど接続が不安定に。
  • 仕様上5.6MHz以上に対応していない。
    おそらく、同社のプリメイン、ヘッドフォンDACとの差別化でしょうが、AVアンプのフラッグシップとしては問題。DAC機能はオマケなのかな。
    ファームウェアアップのサプライズ対応で、5.6MHz以上に対応してくれると嬉しい。
今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

  

foobar2000 UPnP ServerでDSD再生

結論から申し上げますと、2.8MHzのdiffファイルで再生確認できました。
プレーヤーはSC-LX89。

設定方法は「言の葉の穴」さんに書いてある通りです。
http://kotonohanoana.com/archives/3414

5.6MHzのDSDにはfoobar2000が対応しておらず、PCM変換となりました。
SACDをリッピングしたISOファイルにも対応しておらず、PCM変換となります。sacd_extractなどで、分割すれば再生可能かと思います。

Twonky Serverもテストします。

こちらも「言の葉の穴」さんを見ながら設定。
http://kotonohanoana.com/archives/7991
http://kotonohanoana.com/archives/3112

こちらは、5.6MHzのDSDも再生。11.2MHzはSC-LX89のスペックが足りず再生できない。対応クライアントなら再生できるはず。

J Riverはプレーヤーとしては優秀なようですが、サーバーとしての性能は疑問。うちの環境でDLNAサーバーとして使うと。DSDがMP3変換される。
重い独自UIも好きじゃないので、試用してすぐアンインストール。

表にまとめます。

DLNA Server DSD 2.8MHz DSD 5.6MHz SACD ISO(DSD 2.8MHz/PS3 ripping)
foobar2000 OK 44.1MHz/16bt PCM
局の途中で切れて、次の曲に移る
44.1MHz/24bt PCM
Twonky Server OK OK NG

SACD ISOは通常使わないフォーマットですが、私の環境では頻出。
diffファイルに分割するのも面倒なので、まだ、しばらくfoobar2000のお世話になりそうです。

理想を言えば、しばらくアップデートしていないfoobar2000 UPnP Serverがバージョンアップして、SACD ISOがネイティブ再生できるようになってほしいかな。

SC-LX89はDACのスペック的に11.2MHzまで再生できるようなので、ファームアップでサプライズ対応してほしい。同社ヘッドフォンDACが非公式対応しているように。
ソフト面でユーザーをやきもきさせている分、対応してくれると嬉しい。

2016年9月5日月曜日

パイオニア SC-LX89を買ってみた

SC-LX89はパイオニアのAVアンプで、去年のフラッグシップ。
既に後継機のSC-LX801、SC-LX901が発表されており、型落ちの製品です。

AVアンプは毎年新機種が出るので、去年のモデルは後継機が出ると一気に値下がりします。
私は安いものが好きなので、今回、新機種が発表されて、SC-LX89に値ごろ感が出たので、購入を決めました。

パイオニアの去年のモデルは、SC-LX59、SC-LX79、SC-LX89ともに、別途2chのアンプを追加してやることで、7.2.4まで対応でき、AVアンプとしての基本機能は同等。SC-LX59にとても値ごろ感のあるラインナップでした。

今回SC-LX901の発表も見て、SC-LX89に決めたのは、
  • USB-DACがある
  • ネットワークオーディオの6ch再生ができる
といった、新モデルでなくなってしまった、私好みの機能があること。わかりやすく言うと、「遊べるおもちゃが多い」ことが理由。

パワーと解像度が上がった。

これまで使っていたRX-V773と、定価ベースで4倍以上の開きがあり、パワーの出やすいデジタルアンプ。音が太く、解像度も高くなりました。
今回購入にあたり、ヤマハの一体型フラッグシップRX-A3060も試聴しました。RX-V773と傾向は同じですが、レベルはずっと上。芯のあるおおらかな音で、サウンドステージが広い。
パイオニアはすっきり解像度の高い音です。すっきりとっいっても、RX-V773と比べると、大パワーで、ずっと太い音です。
以前、ダイナミックオーディオで802D3を聴いてから、高解像度への憧れもあり、デジタルアンプのSC-LX89に決めました。
自宅のシステムで鳴らすことを断念したピアノのアルバムも、まあ、なんとか許せる音質で鳴るようになりました。

一般的なデジタルアンプのイメージと違って、筐体が意外と熱くなります。筐体の左前部分、アナログの電源部が、かなり熱くなります。熱いといっても、手で触れる程度ではありますが。

補正機能でフロントスピーカーとウーファーの違和感が減った。

フロントスピーカーのDS-V5000は、図体の割に低音が出ないため、AVアンプの測定で、ウーファーを使う設定になります。これは前のRX-V773と同じなのですが、RX-V773でウーファーを違和感なく鳴らそうと思うと、手動での設定が必要でした。
SC-LX89はMCACC PROの測定だけで、フロントスピーカーとウーファーの違和感が少ない。フルバンド・フェイズコントロールの効果か。さすがに、ボリュームを上げると、それぞれの特性が出てきますが、私の通常のリスニングボリュームでは違和感がほとんどありません。

2ch再生の場合、
「DIRECT」…ウーファーも使うよ
「PURE DIRECT」…フロントスピーカーだけでがんばるよ
が比較的ピュアな設定で、主に「DIRECT」を使っています。

「PURE DIRECT」でもスピーカーの補正は効いてしまうので、完全に補正なしにするには、何も保存していないプリセットに切り替えます。

Dolby Atmosも試してみた。

現在の環境は、7.2.2。トップミドルがないので、フロントハイで代用。視聴ソフトは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。ご存じアホな映画です。『ゼロ・グラビティ』がよかったんだけど、レンタルのソフトはAtmos非対応でした。
試してみた結果、うちの環境だと、「よくわからん」感じ。オブジェクトオーディオを楽しむためには、それなりのセッティングが必要なようです。

リモコンとiControlAV5の完成度が低い。本体の安定性にも疑問。

価格コムなどの情報でソフト面の完成度が低いことは知っていましたが、これが思った以上に酷い。リモコンの矢印ボタンが、BD、ネットワークオーディオ、USBなどで、別周波数になっており、リモコンの選択と、アンプの入力が異なる時には、操作を受け付けません。
これがわかるまで、少々時間がかかりました。
私のように学習リモコンを使っている場合、アンプの入力ごとにリモコンも別入力に割り当てる必要があり、ボタンを消費します。全機能を登録するのは、かなり高機能なリモコンじゃないと無理じゃないでしょうか。ZONEボタンなど、一部学習リモコンの使える周波数を超えているものがあるようで、登録できませんでした。
UIのレベルもヤマハの方が高い。ヤマハを使っているときは、バタ臭いUIだと思っていましたが、バタ臭い=わかりやすいということ。操作で迷うことは、ほとんどなかったように思います。
ヤマハはほとんどのメニューがオンスクリーンなこともポイントが高い。

iControlAV5は、操作不能になることが多い。このソフトは、安定性が低く実用性がありません。
ヤマハのAV CONTROLLERは、たま~に落ちる程度。完成度は月とすっぽんです。

パイオニアはアンプ本体の安定性にも少々難があり、MCACCのプロファイルをコピーした際、ハングアップしました。
ヤマハのRX-V773は3、4年使って、ハングアップは一度もありません。しばらく使っていると、ハイレゾ音源の再生がおかしくなることがありましたが、アンプをリセットすれば、またしばらく問題なく使えていました。RX-V773は2012年の発売ですが、2016年のつい最近でもファームアップがあり、旧機種に対してのサポートも手厚い。
製品としての完成度やアフターサービスは、ヤマハの方が圧倒的に上です。

ソフト面は今後のバージョンアップでレベルアップさせてほしいものです。オンキヨーと一緒になり、開発リソースは充実しているはず。オンキヨーはかつてSOTECを買収して音楽パソコンを出したり、最近はe-onkyoの運営やOnkyo HF Playerのリリースなど、ソフト面も強い印象があります。少なくとも、パイオニアよりはソフト面が強いと思う。
せっかく同じ会社になったので、ソフトのブラッシュアップを望みます。

できないこと。

音楽のネットワーク再生をしながら、映像だけをパソコンなど他のHDMI入力にすることができません。そもそも、オンスクリーンメニューでできることがとても少なく、ヤマハであたりまえにできていたことができないので、工夫が必要です。HDMI ZONEの機能を使えばできるようですが、7.2.4との同時使用はできません。いずれ、7.2.4にするつもりなので、手っ取り早く、PCのDVIをHDMIに変換し、プロジェクタのHDMI入力2にぶち込みました。

DTS:Xへの対応が遅れていること。

本当に対応できるのか!? DSPの性能が足りないんじゃ? などネットで話題になっている件です。私は「対応する」というメーカーの発表を信じたのと、実装のレベルが多少下がっても、サラウンドで細かな音質を聞き分けることは困難なので、あまり問題にならないと考えました。
音質が多少下がっても、MCACC PROとの併用ができないとなると、ちょっと困るかな。

何はともあれ、音がいいので、これから、いろいろ使っていきます。
USB DACやDSD再生など、まだまだ、遊べるぞ!

(追記)

設定が完了して、決まった操作しかしなければ、本体がハングアップすることもありません。iControlAV5も。曲の切り替えだけに使えば、普通に使えます。

今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

(追記)

「MEDIA SERVER」で、たまに曲が再生されなくなることがあります。電源長押しのリセットで直ります。
MCACC PROの自動設定では、音楽再生にはウーファーが効きすぎると思い、ウーファーだけ下げたプロファイルを作成。音楽と映像で設定を切り替えています。
低音にあまり興味がないので、音楽設定で映画を見てもOKかな。