2010年10月18日月曜日

灼眼のシャナS III、IV

普通。もっさりしている。
小説既読。
このオーバーチュアってのは、短編集の作品。この作品までアニメ化してしまうとは、シャナ人気は凄いですね。
小説読んだのはだいぶ前で、忘れてたけど、結構を忠実にアニメ化している印象です。
シャナ本編のファンのためのおまけ的作品。
本編が好きなら楽しめると思います。

セキレイ~Pure Engagement~

面白くない。ストーリーに考えられたところがない。

基本、アクションとエロだけで、ややこしいことはないので、気を抜いて見れる。
ストーリーのテーマはセキレイとあしかびの絆。

ホント、絵だけなんですよね。独特のムチムチしたキャラが、元気にバトルします。
最終回、細田直人さんが久しぶりに原画でクレジットされているのを見て、うれしくなりました。

この作品、メインヒロインの結が、女性キャラクターの中で一番感情を感じられない、まさにダッチワイフのような扱いです。少年漫画のバトル大好き主人公、ルフィとか、ゴクウみたいなもんなんだけど、女性らしい描写が少なく、結の外見と組み合わせると、感情のないアンドロイドみたいに感じられます。ヒロインなのに、この扱いはどうなんでしょう。逆に、月海なんかは、感情を爆発させていて、魅力的なんですよね。
オープニングの最初、2人が屋根に乗っていて、ダブルヒロインみたいになっているのは、月海人気の高さでしょうか。

とにかく、何も考えず、無心でアクション&エロスを楽しむべし。

2010年10月12日火曜日

ストライクウィチーズ2のキャラクターCGについて

ストライクウィッチーズ2の最終回、キャラ作画がCGっぽいなあと思っていたら、その部分はCGでした。
なぜ、作画かと思ってしまったかというと、1カット内、コマ単位でCGと作画が切り替わるから、てっきり全部作画と思ってしまったわけです。
この作品に限らず、引きの(キャラクターが小さい)カットはCG、寄り(キャラクターが大きい)カットは、作画で、カットごとに切り替わるのが一般的です。その画面に慣れていると、1カット内で、シームレス?に切り替わった場合、すべて作画でやっていると勘違いしてしまいます。
これからは、1カット内といえでも、油断できないですね!(なにが!?)
ここは作画

まだ作画かなあ。

このへんからCGっぽい

たぶんCG

これが動くと本当に作画かCGかわからない。予算潤沢な映画ではあたりまえの手法かもしれませんが、テレビでこれをやるのが、凄いですよね。
これまで、作業効率を上げるため、作画とCGの分担って、割とはっきりしていたのですが、ストパン2の最終回のようなことをやられると、見てる人は作画かCGか、まったく意識しないで済みます。
最終回はこのほかにも、作画とCGがスムーズに繋がる箇所がたくさんあります。よいことですね。

誘拐の果実

普通。

アイデアは凄いけど、全体的に展開が遅い。
オチが火サスっぽく、ちょっと、歳とった人向けの内容だと思いました。

2010年10月4日月曜日

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

面白くないです。テレビ視聴。
たまに、シチュエーションで、なんとなく感動するシーンはある。

とにかく難解で、わかりにくい。
僕は楽しめなかったです。
TV版がわかりやすさ8、わかりにくさ2だとしたら、ちょうど逆の比率。
TVがヒットして、実績ができたものだから、監督が好き勝手にやったのか、とにかくわからん。

TV版のよさって、爽快なアクションはもちろんですが、なんといっても、レントン青い恋心。
エウレカに会いたくて会いたくてしょうがない渇望を、レントンと一緒に追体験することができたと思うのですが、この映画版はまったく別もの。TV版のファンには何もアピールできないんじゃないでしょうか。
やっぱり、TV版の佐藤大さんは、視聴者が見たいものが何か、わかっている方だったと思います。

絵もアニメーターが描きたいように描いた感じ。途中、エウレカがデカすぎる。

新たに追加されたカット、レントンとホランドの空中戦がすごい。
これだけは一見の価値あり!

あとは、全体的にニーオナです。
ただ、こういう、わかりにくいのが好きな人もいるので、そういう人はどうぞ。

けいおん!!

面白いです。すごい完成度。

演出、作画がすごすぎ。この作品を見てすぐ別のしょぼい作品を見たら、絵が止まっているかと思っちゃいました。
たいへんよくできた作品です。
嗜好にもよりますが、完璧な完成度といえます。

すべての人間関係が円満で、極端な貧乏人がおらず、登場人物が受験生でありながら、過酷さは描かれない。桜が丘高校軽音部はユートピアとして描かれます。この甘ったるい世界観から、抜け出せない人が続出しそうだなと思いました。僕も、ちょっと「くらくら」とやばい感じになりました。
ストーリーは前のクールに続き、特に「ない」のですが、今回、卒業という大きなテーマがあります。そのことが、唯一この物語の悲劇、ストレスとして扱われます。文化祭が終わり、みんなで泣いてしまうシーン、梓に歌を送るシーンなど、さわやかな感動があります。
『涼宮ハルヒの憂鬱』は2期をやることで失速したと思いましたが、この作品は、勢いがさらに強まったと思います。このまま、映画にドーンといけます。ただ、この作品を映画館で見たいかどうかは微妙。なんというか、私的な作品なので、こじんまりとした部屋で、深夜ニヤニヤしなががら見るのが楽しいようにも思います。スペクタクルじゃないしね。

文化祭のライブ、MC長すぎたのだけがちょっとでした。
実際にあのMCをやると、スベるだろうなと思い、ハラハラしました。
この作品は撮りためて見たので、唯ちゃんの言っていることが、ぜんぶ昨日やおととい見た内容なので、特に、「そんなにがんばって、繰り返さなくても」と思っちゃいました。

完璧な作品なので、この作品を大切に思うかどうかは、好みだけです。
僕は、まあ、よかったけど、日常ドラマだけだとちょっと物足りないかな。
爆発とか、ロボットが好きなもので…

GIANT KILLING

まあまあ。後半面白い。

スポーツものに大ハズレはないと思いますが、本作品もまあまあ面白いです。
特に最後の大阪戦は、監督同士の駆け引きという、本作のテーマがずばり形になっており、面白いです。

序盤、走力だけでレギュラーを選ぶ話がありますが、オシム監督の日本代表を知っている僕たちには、走り勝つサッカーというのが、あまりにも浸透しているため、目新しさはありません。これは、原作発表時とのタイムラグのせいなので、致命的とはいえませんが。その後の、展開も特にすごいと思わせるものはなく、いささか退屈。
ただ、大阪戦のちょっと前ぐらいから、どんどん面白くなっていきます。これは、原作どおりだと思います。

紅優さんの監督作品は、『ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜』しか見たことがないですが、今回も変わらず荒削りな印象。ただ、感動させるツボは心得ておられ、ちゃんと面白いです。
作画は、元々の絵柄も荒っぽい感じで、あまりうまさを感じられる絵柄ではないながらも、たまにすごいカットがある。
サッカーの動きを研究した、かなりリアルなカットがいくつもあります。

最初の展開など、物足りない。でも、後半盛り上がるので、ご安心という作品。
主題歌、エンディングが結構かっこいいんですよね。