2014年6月18日水曜日

CuBox-i4-ProのMuBoxでDSDをPCM変換、そしてWiFi接続


しばらく触ってなかったCuBox-i4-ProとMuBoxを使えるようにしてみました。
(写真後ろの方、釘のビンが乗っているのが、CuBoxです。)

うちにある唯一のDACは、調子の悪いDT-2050Aだけ。
DSDには対応していないものの、PCMは192kHz/24bitまで対応しています。
せっかくなので? アップコンバートの設定にしました。

format "192000:24:2"

DSDはPCM変換になります。
ところが、初期設定では、この変換がうまくいかず、音が頻繁に途切れていました。

当初、CPUコアを使い切っていないのが原因と思っていました。
実際、それもあるのかもしれませんが、設定で回避できることがわかりました。

audio_buffer_size "2048"
buffer_before_play "10%"

でうまく変換されるようになります。

あと、CuBox-i4-ProはWiFiを搭載しており、それを使うつもりで購入しましたが、設定方法がよくわからないので、とりあえず、つなぎでLAN接続のWiFi子機を接続しました。

壊れかけのDT-2050Aを使っているので、音はあまり良くないのですが、アンプの調子がいい時はWindowsのWASAPI出力とそん色ありません。
そのうち、DSD対応のDACアンプでも買おうかな。

コンパクトだし、スマホで簡単に選曲できるので、なかなかいいですよ。

2014年6月5日木曜日

機動戦士ガンダムUC

面白いというよりは凄い作品。
極東の島国で生まれたSF作品が、長年の時を経て熟成した作品。

面白いのは面白い。観終わって面白い作品ではなく、観ている途中が面白い。
いや、この作品は面白いんだろうか。
たしかに、自分のようにガンダム作品を追いかけている人は楽しめる。
ただ、あまりに偏っており、普通のエンターテイメント作品といえるかどうかはわからない。
宇宙世紀を補完しながら、存分に想像力を膨らませた、変な作品ともいえる。

圧倒的な作画・映像美。緻密なストーリー展開。
マイルストーン的な作品だとは思う。

平和な時代に生まれた福井さんのシナリオは愛に溢れており、冨野監督の殺伐とした世界観とは違う。一般的に受け入れやすい世界観です。

この作品はあくまで原作リスペクト。大きな流れの一部を切り取ったような作品でした。
とても興味深い作品。なぜかもやっとする作品。

ニセコイ

アニメ版です。まあまあ面白いです。原作既読。
演出がいいので、原作より面白いと思います。

三角関係をいじくりまわすラブコメで、自分にとっては苦手な原作ですが、面白いことは面白い。
思えば万理花が登場するまでの、千棘派対小野寺派の仁義なき戦いをしている間が一番よかった。そう、あのころを思い出してせつない気持ちになりました。

爽やかで切ない王道作品。
好きな人は好きでしょう。