僕らの世代には懐かしいマクロスの最新版。
マクロスシリーズはガンダムと違って、ひとつの世界観で話が展開していきます。
今回は作品中の時代的にも最新のもので、マクロス7より後になるようです。マクロス生誕25年記念作品で、原点回帰ということらしいです。
河森監督ということで、アクエリオンのイメージが強く、今回もめちゃめちゃな作品になるだろうなと、正直あまり期待していませんでした。
ところが、その予想は、いい方に裏切られました。
河森監督は、カリスマとして、やはり総監督の位置に居ていただいて^^、若いスタッフで固めたほうが、ちゃんと面白い作品になりますね。
毎回、お約束の歌、三角関係、ロボットバトルで、楽しませてくれます。
画面作りがとにかく豪華です。作画スタッフはコードギアスR2などと比べて、人数がすごい少ないのですが、CGのできがよくて、画面全体のレベルをグッと引き上げています。
河森監督絵コンテの、7話「ファースト・アタック」の出来がすばらしいです。テンションの持っていき方というのを心得ておられますね。河森監督は人間ドラマを描くと、めちゃめちゃになってしまうのですが、メカアクションを作るとすごいです。
話題になった菅野さんの歌もすばらしく、ネットでの取り上げられ方もコードギアス以上だったと思います。これだけ話題性を演出できるのは、天才、天然の河森監督らしい。アクエリオンの時も、パチスロきっかけでヒットするなど、この方は運も強いですね。
ただ、最終話は要素が多すぎて、少し破綻していたと思います。脚本の吉野さん得意の、すべてを一気に片付けてしまう展開でしたが、今回のマクロスでは成功していませんでした。
楽しませてくれて、ありがとうございました。
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