2010年9月9日木曜日

アニメの革命児 金田伊功

NHK衛星第2のテレビ放映を見ました。
金田さんが描いたアニメはオンタイムでたくさん見てきましたが、別にアニメ雑誌とかを買っていたわけではないので、僕が金田さんを意識しだしたのは、30過ぎてからです。
アニメーターのインタビューで、金田フォロワーって言葉が頻繁にでてきてて、勉強しました。
金田さんは、個性が際立っているアニメーターなので、宮崎アニメの中では、ちょっと浮いていたりします。
宮崎駿さんも、金田さんの個性はそのまま生かしていて、演技はほとんど変えていないということ(友永さん)。
凄い天才だったんだなと、あらためて思います。
庵野さんは、宮崎さんの下で働いていたことが、金田さんに良かったのか悪かったのか、みたいに言っておられました。個性の強い天才は、どこでも苦悩するものかもしれません。
変なHなフィギュアを作っている村上隆さんも、はじめて見ました。話がうまくて、商業デザイナーのような方なんですね。

金田さんのテクニック、表現手法は、ガイナックスのアニメなんかで普通に目にします。アクションものの表現はほとんど金田さんがルーツです。
亡くなってもこういう形で永遠に生きると思います。

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