2011年7月15日金曜日

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

面白い。長井監督は、僕が見た作品では、作風がはっきりしていると思う。現実ではありえない、アニメでしか描けない、独特の友情や、人間の描き方をする。作家性が強いか。

絵も演出も凄いけど、泣かせる気満々のストーリー展開が少し苦手。最初から死んでいるヒロインや、妻を失って、子供が引きこもっているのに、文句一つ言わずニコニコしているお父さんなど、とにかく、全てのキャラクターが泣かせにくる。わかっていても、やっぱり最終回は泣かされてしまった。
もう少しライトで、不意打ちで感動させてくれる作品の方が僕は好き。
『とらドラ!』『とある科学の超電磁砲』など、アニメらしい作品の方が見やすかった。
ただ、この作品は基本的にはすばらしい作品だと思う。

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