2019年11月1日金曜日

イースIX -Monstrum NOX-

イース8が名作過ぎて、残念な作品。単体で見ると普通の面白さ。

大好きなイースシリーズなので、発表されたときに、「え、もう出るの!?」と嬉しくなった。

発売日に購入して、早速プレイしてみても、どうも楽しくない。先がそれほど気にならない。何か物足りないまま終わってしまいました。
私は、JRPGをする場合、ストーリーを最も重要視するユーザーですが、肝心のストーリーがいまいちだったように思う。この作品は、二人のアドルの関係性が、もっと意外性と怖さをもって迫ってくるように仕掛ける必要があるのだが、最初のモノローグでほぼネタばらししており、意外性がなく怖さも少ない。それが最大の問題と感じた。

イース8は、そこらへん、すごく上手くて、常に切なさと意外性を感じるストーリー展開だったように思う。

キャラゲーとしても、魅力がなく、ドキドキさせてくれるヒロインも不在。イースシリーズは、キャラクターをさらっと、魅力的に見せるのが上手かったゲームじゃなかったっけ。人形やアプリリスなど、素敵なヒロイン候補がいるにもかかわらず、掘り下げが弱い? あまり面白みのない白猫が、アドルに告白しそうになるも、萌えることができない。

基本的に街中で展開するので、フィールドを疾走するイースらしさがなかったのも、不満であった。

壁を走れたり、「人形」みたいな斬新なネーミングだったり、いいところもあるんだけど、全体としてはいまいちな出来になってしまった。

いい評価をつけている人も多いが、私は無茶苦茶期待していただけに残念。
ファンとして、早めにリリースしてくれたことは嬉しい。次頑張って。

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