面白い。なんと前作『さよならドビュッシー』を読まずに、こちらから先に読了。
これは自分に合っている作品でした。
クラシックのことはほとんどわかりませんが、文章で表現された音楽に、これほど感動させられると思いませんでした。
とくに、中盤のクライマックス、岬先生との演奏シーンで、ちょっと泣いてしまった。
読んでいたらなんとなく犯人や主人公の出自はわかります。
でも、トリックや動機まではわからないので、ミステリーとしても、最後まで楽しむことができました。
これは当たり。
早く前作を読まないと!
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