まず、ボイド管が落ちないよう、台座の穴より一回り小さなパーツを切り出す。
材料はダイソーのMDF版。工具は電動ドリルと自在錐だ。
次に小さかった穴を広げ、各パーツが入るようにする。
家にあった200番でやすり掛けして塗装。
憧れはオスモカラーだが、近所のホームセンターには置いていないし、置いていても高価だ。
店内をぐるぐる回り購入したのは「亜麻仁油」。伝統的な塗料らしい。1,000円となかなか安い。
普通のパイン材にオイルを刷り込んだだけ。写真ではわかり難いが、なかなかいい感じ。
塗料が乾いたら、MDFを切り出したパーツを木工用ボンドで装着。上からおもりを載せて圧着。
コイズミのターミナルとダイソーワインボトルキャップの脚を装着して、台座は完成した。
写真で欠けている部分や、いびつな内側の円は絨毯で隠れるので大丈夫だ。
さらに絨毯を止めていた両面テープの代わりに、マジックテープを用意した。
ダイソーの30cmマジックテープを4枚買い、ギザギザしたほうだけを3等分、シール面どうしを貼り合わせる。
80cm絨毯の上、中間、下に装着した。
なかなかの完成度ではなかろうか。
さて、足を根元までねじ込んだので、音が変わった。
ユニットはバランスの良いCHR-70v3を使ってみた。以前、分割振動?が気になって、取り外していたものだ。
今回、新しくなった台座と、このユニットで、かなり良好な結果が得られた。
能率が低いスピーカーなので、ある程度ボリュームをあげてやると、強めの低音が出る。床と台が近づいたので、大ボリュームでは床が振動する。
気になる人は、下に絨毯でも敷いた方がいい。
このユニットは、低音から高音までバランスがいいので、FE126Enのようにイコライザーが必要ないのもいい。
当初あまり気に入っていなかったユニットだが、今回、見直す結果になった。