2020年8月1日土曜日

SONY SA-Z1を聴いてきた

ソニーストアのリスニングルームで聴かせていただきました。
第一印象は、思ったよりでかいこと。デスクトップオーディオとしては、かなりの存在感。というか、設置すると、そのためのデスクになる。
ソニーストアでは、椅子の位置まで決められていて、しっかりセッティングされている。しかも、シアタールームでの視聴は騒音もなく、めちゃくちゃいい環境で体験できます!

代表的なジャンルのスタンダードナンバーがパソコンに入っていて、好きな曲を選んで聞けます。
鳴らすと、スピーカーが消え、スピーカーの間と前後にミニチュア版のステージができます。スピーカーの外に音が広がるタイプではありません。
位相が揃った音ってのは、こんな感じなんだと勉強になります。
私が、ニアフィールドリスニングをしないので、あまりわからなかったのですが、不思議な鳴り方をするスピーカーだと思いました。今度、TD-M1でニアフィールドやってみようかな。
解像度が高く、低音もカタログスペック通り出ていると感じました。

オールドソニーファンが憧れる、実験的で面白い製品。
ソニーがこんな製品を出してくれて、素直にうれしい。
ノウハウと、創意工夫、物量の塊。
高価な製品とはいえ、この値段でも開発コストを回収できないかも。
この技術を活かした製品を、シリーズ化して欲しいものです。