2011年1月31日月曜日

社長は楽しさも苦しさも人よりたくさん経験する

若手スタッフが退職することを他のスタッフに報告したところ、5年勤めている1人の女性スタッフが、結婚退職を遅らせると言ってきました。
もちろん、結婚は優先してくださいと言いましたが、本音は凄く助かるし、なによりもベテランスタッフがそんなことを言ってくれたことが、ものすごくうれしかったです。
ただし、こんな、気苦労をさせるなど、社長としては、二流もいいとこ。採用に力を入れて、強い組織にしていかなければ。

2011年1月26日水曜日

女性スタッフが退社します

以前も書きましたが、会社経営をしていて、最も過酷なのが、信頼していたスタッフが退社することです。
彼女は入社1年未満。退社の理由は、
  • 仕事がキツイ
  • 思ったようにクリエイティブできない
  • 周りの友達がほとんど働いていない
という感じでした。
もう、だいぶ辛さも薄れましたが、また、チームのメンテナンスと、採用方針を考え直す必要がありそうです。
新卒は複数人、雇い入れるのが理想だと思いました。

化物語

面白い。大筋はアニメと同じ。小説の方が文字の情報量が多いので、細かな心理状態などがわかりやすい。

前のエントリー、一部、小説の感想も混じっていたので、修正しています。

西尾作品は、現実ではありえない、言葉の応酬が魅力で、これって、読者が乗り切れないと、すごい寒いんですが、この作品はテンポよく台詞が回るので、読んでいると、どんどん気持ちよくなってしまいました。ちょっと中毒性があるように思います。

これだけテンポのよい台詞回しは、現実では不可能で、創作の中だけで成り立つものだと思います。それはわかっていても、ちょっと現実の会話が物足りなくなる危険性があるかも!? 現実逃避指数が高い作品とも思います。

ツッコミストとしての阿良々木君は凄い。
爆笑をとるのではなく、ややウケを重ねていくところが、好感度高し。
僕も、もう少しツッコミの練習しようかなと思いました。

2011年1月20日木曜日

化物語 つばさキャット

面白い。演出、映像、アクションが凄い。台詞もかっこいい。
トップクリエイターの力が、いい感じで爆発した作品。

インターネット配信を見逃したのですが、ようやく最後まで見れました。
TV放送だけでも面白かったけど、やはり、この作品は、15話で本当に完結しています。TV版が好きで、最後までみていない人は、ぜひ見て欲しい。
この作品、他のハーレム作品と同様、主人公はモテモテなんだけど、西尾さんの作品らしく、最後で、少しだけ現実に引き戻されるようなストーリー展開があります。最後まで見て、あらためて、この作品は面白いと思ったし、本当の意味で作品を楽しめたと思いました。

一部、小説の感想が混じっていたので、修正しました。

アニメを補完?する形で小説も読みました。小説を読むことで、アニメの方が、かなりよくできていることを、あらためて確認することできます。
この原作をアニメ化するとなると、スタッフとしては、かなり構えると思います。脚本、演出がとてもたいへん。原作の台詞の量をそのままアニメにすることはできないので、どこを削るかも、かなり難しい作業だと思いました。

アニメの化物語は、映像の遊びがすごくて、なんというか、学生作品の自主映画的な部分があって、それが魅力の一つです。
そもそも、原作の台詞や、モノローグ全てを、脚本として読ませるわけにはいかないので、表現しきれない部分を、抽象的で、思い切った映像表現を挟み込むことで、表現しています。

心房監督らしい、派手で平面的な画面作りは、僕のようにクリエイティブ(の端っこ)で仕事している人は、必ず見ておいたほうがいいように思います。

ヨスガノソラ

あまり面白くない。エロい。色が綺麗。

アクションシーンで、パンツが見えるとかではなく、ガチでセックスシーンを描写している年齢制限ありの作品。
ヒロイン全員が何らかのストレスをかかえており、主人公がそれを助けて、ヒロインと結ばれるというパターンで、ヒロインごとのオムニバス、マルチエンディングになっています。
静かな緊張感や、田舎の風景・空気感などは、よく出ていたと思います。キャラクターと色がよくて、安っぽく見えない、いい雰囲気の画面になっていると思いました。

ストーリーはそんなに面白くないです。
各ヒロインに割ける話数が少ないためか、こういった作品で要となる、切ない感じや、焦燥感が伝わるところまでは、いっていませんでした。
毎回のギャグパートにも尺を使っているし、ちょっと欲張りすぎかなと思いました。

2011年1月13日木曜日

TversityからPS3 Media Serverにしました

以前、PS3 Media Serverを一度試したのですが、TSファイルが、ワンセグの画質で表示されたことがあり、長らく、Tversityを使っていました。
今でも原因不明ですが、現象が再現されなさそうなので、うちのPT2サーバーで、PS3 Media Serverをしばらく使ってみたいと思います。
ATOMで実用的な速度が出るか心配だったのですが、ライブラリのファイル名やサムネイル画像を、先にキャッシュしておく方法があるということで、それを試してみました。
http://www.katch.ne.jp/~kakonacl/douga/ps3/ps3.html

結果は良好。mkvなどトランスコードが必要なファイルも、10秒弱でスタートするので、なんとかなりそうです。
これで僕も高機能なPS3 Media Serverの恩恵にあずかれそうです。

2011年1月11日火曜日

容疑者Xの献身

これだけ見たら面白い。原作ファンには普通。TV視聴。

原作ファンとして見てみました。堤真一さんだと、男前すぎ、体格がよすぎて、石神のイメージに合わないなと思っていましたが、演技力で、うまく原作のイメージに合わせていて、しっくりきました。猫背で、デカイ堤さんが、本当に小さく見えるんですよね(原作は、ずんぐりむっくりの、小男)。
ドラマのガリレオは見ていないのですが、柴咲コウさんの役柄が、不要に思えました。いくら、不器用な刑事ぶっても、柴崎コウさんが綺麗すぎて、松雪泰子さんの役が薄まるんですよね。
画面的に派手に見えるよう、綺麗な女優さんをたくさん使いたいということでしょう。
原作にない雪山のシーンも、微妙。石神が、一度ガリレオを見捨てようとするのは、原作にない、石神の葛藤を描いたのか。でも、石神は、そんなタイプじゃないようにも思うのです。
原作の面白さは折り紙つき。この映画も、トリックや、ドラマの部分は、しっかり作られているので、面白いと思います。

えむえむっ!

あまり面白くない。主人公がドMという、アイデア1つを、どこまで面白くできるかという作品。

いろいろ、アイデアは詰め込んでいますが、「おもしろい」とこまではいかなかったように思います。ドM設定って、これを軸にストーリーを作るのは難しそう。個人の趣味嗜好と擁護しても、変態を加速しても、なんだか、しっくりとこないように思いました。
福山潤さんが、どういう演技をするのか気になって見てみました。わりと予想通りの、あっちの方のジュンジュンでしった。

2011年1月6日木曜日

2011年1月5日水曜日

トランスポーター3 アンリミテッド

面白くない。

シリーズ中一番面白くない。
ヒロインが驚くほどぶつぶつで、可愛くない。役柄的にもビッチ。

いいところは…ない。
あ、K-1、セーム・シュルトが出てくる。
いや、やっぱないな。

FORTUNE ARTERIAL

面白くない。原作ファンのためのアニメ。

途中から早送りで視聴。
エピソードも底が浅いものが多く、これで新規ファンは増えないと思われます。

13話のほとんどを、メインヒロインのために使って、メインヒロインとの関係を丁寧に描いている。絵もまあまあ綺麗し、原作ファンの人に嬉しい作品でしょう。

エンディング曲が好きです。

パンティ&ストッキングwithガーターベルト

面白い。問題作。

アニメって自由なものなんだと、作品を通して叫んでいる。
言わずもがな、前のグレンラガン4話が炎上したことへの答え(と感じる)。
今回、なんでもできるパンストワールドを用意したことで、小林治さんの回も光りこそすれ、文句を言われる筋合いがない。
アニメではほとんど見ない、本当にビッチな主人公パンティが、笑わせてくれるし、ここまでビッチだと気持ちがいい。
作画もすごい。アクションやCGで魅せるかと思えば、いきなり平面的な絵で抜いてくる。
毎回ごとのスタッフが裁量を持って作っている感じ。若い人たちにチャンスをたくさんあげている。
ただ、その分、回ごとに面白さにはばらつきがある。

一見『パワーパフガールズ』のようで、アメリカ向けの体裁かと思いきや、それはただの体裁だけで、ちゃんと日本のアニメファンへ向けた作品。
ただし、この作品は日本のアニメの中では、完全に異端。ビッチすぎる主人公や、ハチャメチャなストーリーなど、一般のファンには届きにくく、パッケージセールスはけしてよくないのでは。

それでも、この作品は面白いし、さすがガイナックス、さすが今石監督と思わせてくれる作品。

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

面白い。木星から「あれ」が出てくるのが、見る人の好みを分ける作品。

TV版のような、政治と戦争の映画と思っていたのですが、意表をついた、まったく新しい展開。
ホント、よくやります。
TVでも複線はあったんだけど、映画ですっかり「あれ」中心になるとは。
結局、ソレスタルビーイングが目指した戦争のない世界、相互理解が、「あれ」きっかけで実現しちゃったというオチ。まあ、TVシリーズから、一貫しているといえばしている。

刹那とお姫様のラブロマンスが中心に近いところで描かれると思っていたのですが、そんなことはありませんでした。なんか別の女キャラが刹那に絡んできて(こちらも可愛い)、ちょっとごちゃごちゃはしてる。ただ、エンディングまで見ると、たしかに、あのぐらいのバランスが気持ちいいので、ちゃんと落としてくれています。

ティエリアが、小さな妖精さんになってしまう展開には、若干薄ら寒さを感じました。女性ファンの同人誌で、あのティエリアがいいようにオモチャになっていることでしょう。
妖精は、ティンカーベルのように可愛い女の子がパターンなので、男の妖精は、新しいアイデアだと思います。違和感はあるけど、面白いとは思います。
この作品は、女性ファンが「男男」を想像(創造)して楽しむ作品で、「男女」の恋愛要素が少ないのですが、必死に2人で生きようとする、アレルヤとソーマ・ピーリスには癒されます。

絵はめちゃくちゃすごくて、贅沢。どうでもいい、脇役のおっさんまで、グリグリ動きまくる。

最初TVシリーズに引っ張られて、うまくついていけなかったけど、頭を切り替えれば、面白い作品。

劇場版『Fate/stay night Unlimited Blade Works』

まあまあ。ファンのための映画。

正直期待していなかったのですが、さすが劇場クオリティ。
アクション作画が半端ない。
カッコよさ、TVが50点だとしたら、200点ぐらいいっています。

TVで未消化だった凛ルート、原作の一番人気がある部分を持ってきたシナリオ。士郎と凛の恋愛ドラマ中心だと思っていたら、以外にハードボイルドな展開。凛萌えを期待して見ると、ちょっとものたりないと思います。

この作品、序盤はダイジェストで展開するので、初見では厳しい。TV版を見ておけば、大丈夫。
というか、それ以上情報入れちゃうと、逆に一番美味しいところが楽しめない。
原作ファンは原作でサプライズしているので、十分堪能しているでしょう。

僕は、TV+wikipediaだったので、ちょっともったいない見方しちゃったかな。

それでも町は廻っている

普通。わかりやすい作品。

ギャグアニメとしては、普通の面白さなんだけど、作画レベルがやたら高い。
2話で動きまくっててビックリしました。
そして、なんといっても、あのオープニング。梅津泰臣さんはオープニングの天才や~!

内容は、青年紙っぽい、ライトなギャグマンガ。少々バタ臭いですが、その分、誰でも楽しめる内容です。
新房監督の中では、見やすい絵作りでした。

荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ

普通。

ギャグだけど、独特の世界観で、誰でも笑えるという作品ではない。
ストーリー上、進展があったのは、ニノが人間じゃないことがわかったくらい。

連載中のマンガを途中でアニメにしたので、なんか、煮え切らない。
個人的には、筋肉のくだりが結構よかったかなあ。

そらのおとしものf

普通。前期と同じレベルは維持。

アストレアの登場で、アクションシーンが増え、アクション作画もレベルアップしています。
『それ町』もそうですが、この規模のアニメーションで、田中宏紀さんが描くと、明らかに浮きます。
スタッフロール見なくても、「お、田中さんだ」って。
劇場版だと、周りもスゴイから、それなりに溶け込むんですけど。

気軽に楽しめる、シモネタ、萌えアニメ。
見る人に楽しんでもらおうという気持ちを感じます。
ちゃんと作ってある。

2011年1月4日火曜日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない7巻

面白さはそこそこ。まあ、ニヤニヤはさせてくれます。

あれ、こんな話だったっけ? みたいな展開。
複線が細かく張られているようで、ちょっと読み返したりしましたが、結局、桐乃は京介のことをどう思っているのか、いや、そんな話だったっけ。
京介は地味子といい感じじゃなかったのか。
とにかく、グイっと方向性を変えた巻だと思いました。

このままあらぬ方向へ行ってしまうのか?
それだと、他の何も考えていない作品と同化しちゃうような気が…
妹思いのやさしいお兄ちゃんの話から外れちゃうと、この作品はなんか違ってくるように思います。

最終的には予定調和の着地だと思うのですが、少し揺さぶった感じでしょうか?

普通に振り回される、読者Aでした。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

面白い。コメディとしては、かなり面白い。
原作既読。

原作ファンからすると、倉田さんの脚本はおおむね良かったと思います。
コメディとしてのアニメ向けにしっかり仕上がっていて、基本的に1話完結型で、さすがに、すばらしい。
僕の嫌いだった、1巻のうっとおしいモノローグもすっとばして、潔く楽しませてくれました。
ただ、なぜか、全体の繋がりが、どうも原作に比べてしっくりきませんでした。
ミニエピソードの挟み方のせいか、脚本だけの問題ではないかもしれません。

また、1期完結で、原作と異なり、桐乃がアメリカへ行かずに「GOOD END」となります。これが、プロデュース側、この原作の底力を見誤っているように思います。この作品なら、2期は最低メシが食えると思うので、桐乃は原作どおりアメリカへ行かせて、京介が追いかける展開で、1期終了するほうがよかったと思いました。
今、wikipedia見ました。15話までの、別シナリオ、たぶん「TRUE END」があるそうですね。失礼。
プロデュース側、完璧です。抜かりなし。

基本的には満足な作品です。
原作ファンも、いろんなギミックで楽しめたと思います。作品内のアニメも作りこんである。渡部圭祐さんのキャラデザって珍しいですね。
原作は単行本でしか追いかけてないんですけど、それには出てこない黒猫の私生活とか出てきてほっこり。ベタに貧乏なんですね。^^;お父さんいないのかなあ。
主題歌もキャッチーでよいです。
できれば、カリ●アンコムは活かして欲しかったけど、ムリか。ムリですよね。
DVDでなんとか!

やっぱり15話までのも見たいので、BDレンタルもしなければいけない作品になりました。
プロデュース、完璧すぎて、逆に困ります。

2011年1月3日月曜日

あけましておめでとうございます。

このマイナーブログを書き始め、4年目突入です。
月日の流れは恐ろしい。

こんなブログでも、見ていただいて感謝いたします。
今年の目標は会社の人数を増やすこと。
自社事業を2つ軌道に乗せることです。