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2021年8月6日金曜日

劇場版 Fate/Grand Order Shinsei 神聖円卓領域キャメロット 第1部

 面白くない。ゲームのFGOファン向け。黄瀬和哉の無駄遣い。

ドラマ作りも弱く、FGOなのにアクションも弱い。
一応2部を見てから判断したいんだけど、今のところしんどいな。

2020年5月14日木曜日

映画は24フレーム(24fps)で見て欲しい件について

私は、4K、HDR、Dolby Atmosといった、高品質化については、すごく興味があって、ぜひとも導入したいと思うのですが、この24フレームについては、あまりこだわっていません。

その昔、テレビがブラウン管だったころ、フィルムではなく、ビデオ撮りの映画というのがあって、たいそう安っぽく感じたものです。
それが、HTPC(ホームシアターPC)を導入して、ソフトウェアによるフレーム補完を体験してからという言うもの、私はヌルヌルした動きが大好きになってしまいました。かれこれ、20年近く前のことです。

もともと、24フレームというのは、どうやって決まったのでしょう。
無声映画が16フレームで作られたのは、人間が動きと認識できる、できるだけ少ない枚数ということと、以下は私の推測ですが、それまで、時間軸を平面に落とし込んだ、もっとも一般的なもの。そうです。“楽譜”と同じ4の倍数のため、割りやすく、タイミングが取りやすかったからではないでしょうか。

余談ですが、初期のパソコンのムービーは10や12フレームもありましたが、15フレームというものが主流でした。16に近いですよね。高画質なものが30だったので、こちらはテレビをベースにしたものでした。

さて、トーキー映画になって、音声を途切れなく入れるために、フレーム数は、16から24になります。16の1.5倍で計算しやすく、さらに3でも割り切れるようようになります。つまり、24フレームは高価なフィルムを節約して、作業効率を上げるための、絶妙な数字だったとも言えます。そして、24フレームが一般的になったことで、撮影機材や映画館の機械が24フレームになり、映画制作者は24フレームにこだわって、世界観を表現することになったわけです。

ただ、本来的な話をすると、現実世界にはフレームは存在しないため、映像表現としても、人間がフレームを認識できなくなるまで、フレームレートを上げることが望ましいはずです。テレビが60フレームになり、ゲームも60フレームが当たり前、ハイスペックPCでは100以上のフレームレートが出せる中、映画だけが24フレームのまま取り残されてしまっているとも言えるのです。

私は、今ではヌルヌル動く映像に、安っぽさは感じません。ただ、一般的には違うようです。
『ホビット』で、48フレームに挑戦する動きがありました。結局、製作費だけかかって、安っぽいテレビ番組みたいだと、不快に感じる人が多かったようです。それほど、「映画は24フレーム」という呪縛が強いのだと思います。

実は、私は、映画館で3D HFR(ハイフレームレート)でこの作品を観ましたが、何の違和感も感じませんでした。プロジェクターのフレーム補完を見すぎて、感覚がバカになっているのもありますが、この作品を見て、フレームレートは作品の面白さにあまり影響しないということもわかりました。

私は、HFRの映画が安っぽいとは思いませんが、お金をかけてやるほどの意味もないという理由で、24フレームのままで十分とも思います。

「映画の世界観を表現するには24フレームでないと」というのは、実は伝統的な価値観で、「見慣れているから」というだけです。本来、制作者は、12でも60でも、その作品の世界観を表現するために、好きなフレームレートを選べばよくて、実際、『ジェミニマン』は4K120fps撮影されています。フルCGの映画なら、レンダリングの枚数を変えるだけでフレームレートは変えられます。

現状、映画館の機械は簡単に入れ替えできないので、12にはできても120は難しい。製作者は24フレームに慣れちゃってるし、8フレームといった、リミテッドアニメーションの技術を転用するなら、やはり、伝統的なフレームレートにはなってしまう。

結局、様々な理由で、映画制作者にとって、24フレームを選択するのは、必然性が高いということになります。

さて、私は作品の面白さに、フレームレートがあまり影響しないと思っている=フレームレートに対しての感覚が鈍いので、そこに、こだわりなないどころか、フレーム補完でヌルヌル動く方が心地よかったりします。

それでも、映画制作者の意図したとおりに見て欲しいというところには、大賛成です。
今では民放で映画を見ることはありませんが、昔はテレビで放映される映画の映像は、4:3の画面に合わせて、左右が盛大に切られていたし、放映時間に合わせて内容がカットされており、カットしてないものはわざわざノーカットといううたい文句がついていたくらいです。

今でも、スタッフロールはカット。あっても、短いものに差し替えられます。
映像や内容が切られてしまう時代には、フレーム数よりも重要な問題がたくさんあったわけです。

今ではストリーミングで、好きな映画を、ほぼ完全な状態で見られる時代になりました。
そして、ハードウェアの進化で、引っ掛かりのないスムーズな映像が見られるようになりました。

そんな時代だからこそ、制作者が「24フレームで見て欲しい」という、ちょっとマニアックな指摘をすることになったわけです。

2016年10月8日土曜日

君の名は。

面白い。
これまで、作りたいものを作ってきた印象の新海監督が、今回は売れるものを作ってきた感じ。
この方向性の変化は、いくつかCMの仕事をしていたことが無関係ではないように思う。
非常にわかりやすい内容で、多くの人が楽しめる作品となった。

男女の入れ替わりや、タイムリープなど、使い古されたネタをつなぎ合わせながらも、うまく新しいものにしていたと思う。
途中のサスペンス展開も大好き。
コメディ部分がよくて、むしろ、私は恋愛ストーリーより、そちらの方が楽しめたくらい。

いつも背景の美しさが突出している新海作品だが、今回は一流のアニメーターが多く参加しており、キャラの演技も素晴らしい。特に走る演技が最高。
映像がとにかく素晴らしかった。

さて、いいことばかりでもつまらないので。

この作品は、恋に落ちるのが唐突です。恋に落ちていくプロセスが、アップテンポの曲に合わせて一気に流れます。
「お互いのことを少しずつ知っていき、いつの間にか恋に落ちている」というのを描かない、恋愛ものとしては少し異色な作品です。
この作品では、恋に落ちるプロセスはそれほど重要じゃないので、試みとしては面白いですが。観た人が「なんで好きになったの!?」とならないか気になります。

また、山の上で2人が出会うシーンで泣けないと、後の展開が遅く感じます。丁寧に演出されているのはいいのですが、あの山のシーンで作品に入り込んでいないと、のちの展開が少々しんどい。
事件後2人が出会うまでも結構くどい。

というわけで、20代の特に女子が好きな映画だと思います。

(解説)

とてもわかりやすいストーリーなのですが、一緒に見ていたおじさんが。なぜ入れ替わったのかワカランということだったので解説。

入れ替わりはラブコメ展開上必要だったからというだけではありません。
三葉は代々巫女の家系で、先祖も入れ替わりの力を使って村を救っていたようです。
お母さんやおばあちゃんも入れ替わりができたことと、過去、村に隕石が落ちたことから、そのことが推測されます。
もしかしたら、なんとかの火事のときも、三葉のご先祖様が村を救っていたのかもしれません。
三葉の家系は村の守護者として、祭事を任され、特権的な地位を与えられているわけですね。

はい、まとめです。
この作品は細田監督における『サマーウォーズ』のように、新海監督の出世作となりました。
好き嫌いの分かれる、これまでの新海監督作品と違い、だれにでもお勧めできる作品です。

2016年10月7日金曜日

劇場版 響け! ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~

面白いが、TV版の再編集。
音楽がテーマのこの作品を、5.1chで楽しめるところがよい。

2016年9月30日金曜日

シン・ゴジラ

面白い。
久しぶりに劇場で視聴。

樋口、庵野の鉄板作品。

野村萬斎がスタッフロールに出ていたのだが、役がわかなかったが、ゴジラのモーションとは。

あの、第一形態のぶるぶるした動きは最高だった。
気持ち悪いし、ちょっとだけかわいい。
第一形態が本物のゴジラに倒される展開になると思ったぐらい、ゴジラもどき感が出ていた。

国防、自衛隊の運用という、現代的なテーマも含まれている。
よくできた映画だと思います。

キャストは概ねよい。
石原さとみが、ちょっと合ってなかったかな。
演技自体は上手いと思うが、もっと、背が高くて、はっきりした顔立ちの女優がよかった。

「機動戦士ガンダム サンダーボルト」HDR、4K UHD BD

これで4K、オブジェクトオーディオでガンダムが観られるぜ~
と思いきや、

DTS-HD Master Audio(2.1ch)


……

なん、だと!

一瞬見間違えたかと思ったが、どうやら現実らしい。

音楽に力を入れた作品だからこうなったのか。
ネット配信だったからか。
音声を豪華にして、再販する作戦なのか。

あのパーフェクトガンダムとザクの戦闘シーンは、オブジェクトオーディオの素材として最適なのに。

2016年9月27日火曜日

デート・ア・ライブ 劇場版

面白くない。
テレビ版の方がまだ好き。

ガールズ&パンツァー 劇場版

面白い。
これも、ノーテンキ。
中盤、見ている人に、ストレスを与える構成。
最後の戦闘シーンは凄かった。
久々にアドレナリンが出た。

映画:Wake Up, Girls!

普通。
3作続けて視聴。
面白くないこともなく、すごく面白いというわけでもない。

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

まあまあ面白い。
本編の面白さよりは、かなり落ちる。
ヒロインとイチャイチャする作品。
こういうの、若い子はすきなんだろうな。

劇場版selector destructed WIXOSS

こちらも面白くない。
カードゲーム世代は好きなのかなあ。
タマはかわいい。

PSYCHO-PASS サイコパス 劇場版

面白い。このシリーズはちゃんと面白いのがよい。

劇場版ラストエグザイル 銀翼のファム

あまり面白くない。
オーパーツ発見!
懐かしいラスエグ。
テレビ版を再編集だが、骨子は同じ。

2016年9月26日月曜日

ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑

普通。
ジェニファー・ロペスは、おっぱいを出したほうがよかったかも。

007 スペクター

まあまあ。
クレイグ・デービットになってからのシリーズは続き物のようで、前作をすぐ忘れる私にはつらい。

2016年9月9日金曜日

ライトスタッフ

まあまあ。キャストがよい。
古い作品なりに、SFXを頑張っていた。

モーガン・ブラザーズ

普通。アホらしい映画。
何も考えず観られてよい。

刺さった男

面白くない。
サルマ・ハエック年取ったなあ。

2016年9月5日月曜日

メイズ・ランナー2

面白くない。
メイズを脱出したら、とたんにつまらなくなった。

ゾンビが出てきて、全体的にゲーム『ラスト・オブ・アス』の世界観に酷似。
それと、『ハンガー・ゲーム』を足して、残念にした感じ。

2016年8月30日火曜日

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

まあまあ。
前作よりはだいぶいい。
日本よこれが映画だの残念なデキのおかげで、ハードルは低かったかな。
序盤と終盤の、ヒーローたちが複雑に入り乱れるアクションシーンは秀逸。
映像として、わかりやすい。
カメラワークが前作とは雲泥の差。

ホークアイの家庭が描かれていることもよいかと。
ロースペックなヒーローの悲哀と、家族を守る父というヒーロー像を彼に与えたおかげで、変な雰囲気が生まれていた。
毎回エンドロール前後にある引きが、もういい加減うっとおしいな。