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2017年3月17日金曜日

WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK~kazusa~

このアルバムの存在を知ったときは、かなりの衝撃があった。

かずさが、、、歌う、、、だと!?
ピアニストのかずさが…

調教されたかずさ豚ほど、この衝撃は大きいはずだ。
一瞬戸惑ったが、調教されたかずさ豚なら、必ず欲しくなることだろう。

このアルバムはコミケ限定販売という、働き盛りのおっさんには、絶対に手に入らない方法で販売された。
孤独な中年オタクには、そんな情報はタイムリーに入ってこない。
どうやらオークションで高値がついているようだ。
買うか? 働き盛りのおっさんは、そのくらいの金はある。
迷ったかずさ豚の仲間に朗報だ。

2017年4月20日にアマゾンで普通に買えるようになるらしい。
さあ、かずさの歌声を思いながら、ハアハアするのだ!

2013年2月22日金曜日

WHITE ALBUM2の後遺症

このゲーム、後遺症がすごい。
最初、俺もかずさ信者として、かずさだけを欲しがる豚として目覚めてしまい、リアルで存在しないかずさを探してしまっているのかと思った。でも、単にそういうわけではないようだ。

症状は
  • 人恋しくなる
  • 戻らない青春時代を夢想してしまう(女とまったく縁がなかったにもかかわらず)
思わずキャバ嬢にメールをしてしまったり、奇怪な行動が発露。たいしたことないと思っていた歌も、ゲームデータからOGGファイルを取り出し、聞きまくる始末。

そして、ヨドバシカメラで、PS3版『WHITE ALBUM2 -幸せの向こう側-プレミアムエディション』が¥5,980という安さで出ていたのを見つけ、思わずレジに持って行ってしまった。
まあ、PC版は中古で買ったので、これで、ようやくWHITE ALBUM2を作ったすばらしいクリエーターに少しでも恩返しができたと思えば、たいしたことではない。

2、3日して、ようやく通常の精神状態に戻ったものの、ピートの香りが似合う年齢の俺がこんなに影響を受けるなら、多感な10代はどれだけやばいことになっているのか。
想像すると恐ろしい。

2013年2月18日月曜日

WHITE ALBUM 2

面白い。おっさんのやるもんじゃなけどね。
今、CODAの雪菜ルートが終わったところです。

僕の場合、いい歳なんで、若いときのように、時間がない。その中で、映画もアニメも見なければならず、家族に隠れてエロゲまでする時間が、なかなかとれない。
エロゲは2時間以内で見れる映画と違って、50時間以上と、プレイするのにとても時間を食う。また、値段が高いので、どうしても、評価の定まった良策だけをプレイすることになります。

さて、この作品も名作といわれているもので、評価にたがわぬよい作品でした。
主人公、ヘタレのはずなんですが、まあ、それほどヘタレではない。特に雪菜ルートの春樹は、よくぞ冬間かずさのエロエロ攻撃を、あそこまでかわせるなというぐらい、自制心が強いと思いました。

ダブルヒロインのどちらも魅力的で、理性的に選ぶなら、普通にいい子の雪菜なんだけど、かずさの非常識な魅力に抗うのが難しい、とても悩ましい作品です。
雪菜ルートはハッピーエンドですが、最後まで残るかずさへの思いが、切ないプレイ感を残してくれます。

ハイビジョン、16:9の画面解像度で、フルスクリーンにしても横長にならず、美しい画面なのがありがたかった。ちょっと前の作品だと、横に伸びちゃうから。

この作品の魅力は脚本:それ以外が7:3ぐらい。かなり脚本に依存している作品です。
多少、文句を言わせてもらうなら、脚本がくどいです。登場人物の複雑な心理状態が、すべて露になり、すべてにおいて説明がなされる。何日も、何もないような日の描写が続く。
言葉を尽くして、わかりやすく物語を綴ってくれるのは、ありがたいけど、ちょっとタルイときもあります。脚本を、もっと刈り落として、キレがあるほうが、僕は好きです。
ま、若者向がじっくり楽しむというメディア特性考えると、これでいいんですけどね。ここから、他メディアに展開したときに、刈り落とせばいいので。それは、わかってます、わかってますとも。

あと、前作同様、音楽がテーマのひとつですが、まだ聴き込んでないとはいえ、「いい曲!」ってとこまでいってないのでは。
前のWHITE ALBUMの曲は、もうちょっと印象の残っているので、やはり、音楽はパワー不足だったように思います。

基本的にすばらしい作品です。

(追記)

かずさエンド2つと、雪菜ノーマルエンドをクリアしました。

僕は、最初のプレイでCCの雪菜エンド~CODAの雪菜トゥルーエンドと、一番おいしいところをプレイしてしまい、CCのサブヒロインは、まだ、まったく攻略していません;;

かずさエンドはどちらも、あまりハッピーエンドではありません。
ノーマルかずさエンドは、とにかく欲におぼれる主人公たちが描かれます。僕はおっさんなので、Hシーンを読むのがめんどくさく、もしかしたら、PS3版をプレイした方がよかったかもと思っていましたが、このシナリオにはHシーンが必須。こういう、物語に必要なアダルト表現だと、まあ、読むのはめんどうとしても、印象がよかったです。
また、トゥルーかずさエンドでは、かずさとのHシーンすら用意しておらず、それも潔くて、やっぱり、このゲームは勘所をふまえた良作だなと再認識しました。

歌で印象に残るのが、『WHITE ALBUM』と、雪菜が歌う『POWDER SNOW』アコースティックバージョンで、前作の主題曲だったのが、やはりちょっと残念でした。2の歌だと、切ないシーンでかかる挿入歌『After All~綴る想い』が好みだったかなあ。

2011年4月18日月曜日

装甲悪鬼村正

面白い。暗く残酷な世界観が魅力。
エロいシーンが短くて、僕のようなストーリー重視のユーザーには、嬉しい。
血みどろの世界観で、最初ブシュってなったときに、何が起こったのかわからなかった。エロゲはそんなにやってないのですが、わりと異色な作品ではないでしょうか。

シナリオがよく、かなり作りこまれた世界観を堪能させてくれます。史実と異なる、もうひとつの日本の歴史が展開されるのですが、微妙に現実の世界とリンクしており、変な話ですが、「歴史の勉強になる」作品です。特に、支配層の思惑がデフォルメされて描かれるので、わかりやすい。
主人公と光の関係性やドラマの展開、ヒロインたちそれぞれのシナリオも、よく計算されていて、だんだん謎があきらかになっていきます。いろんなアイデアをこれでもかとぶち込んでいて凄い。

メカの描写が、ダサいのとカッコいいのライン上で、ギリギリカッコいいに入っていると思いました。人間の熱量で空を飛ぶというのに、最初違和感を感じましたが、それは、世界観に入り込むにつれ慣れました。ただ、「電磁抜刀」を「レールガン」と読ませてしまうのが、ちょっとカッコ悪いなと思いました。この「レールガン」という言葉が、最近どうも安売りされており、あまり必殺技名にはしないほうが無難だと思いました。企画がスタートした3年前は、そこまで安い言葉じゃなかったのかもしれません。
ごてごてしたメカのデザインも、ギリギリカッコいいラインで、このギリギリさが、この作品の特徴かもしれません。

面白くて、カッコいい世界観を持った作品ですが、全体的に、結構危ういバランスの上に成り立っている気もします。

ちなみに、このゲームはゲームパッド未対応なので、これのお世話になりました。
パッドdeパソコン

2010年12月22日水曜日

BALDR SKY

面白い。

なんとかDive2の最後(6+)まで、行きました。

内容は、とにかく、盛りだくさんで、このDive1、2で、クリアまでに半年以上かかったように思います。
練りこまれたストーリーや、やり込めるアクションなど、とにかく「完成度が高い」のが、この作品の特徴。

ストーリーは、売れる要素をこれでもかと詰め込んだ、サイバーパンク、エンターテイメント。だれでも楽しめる、ヒロイックな要素に、マニアックなSF設定を合わせて、完成度の高いストーリーになっています。
学生時代のストーリーが小出しに出てくる構成も面白いし、学生時代の昔話を、分岐がない「終わった話」としているところが、この複雑なストーリーをそこそこわかりやすいものにしてくれています。
この構成、ライティングをする仕事は本当に大変。執念を感じます。
ただ、読み口はあくまでライト。過激な残酷描写を避け、面白いところだけに注力しています。エロゲですが、一級のエンターテイメントを志向しており、かなりの部分で成功していると思います。

主人公がイケメンで、ロボット操縦の天才という、ほとんどストレスのない人間になっています。ここが、少し乗り切れなかった点。
反対に、世界は環境汚染や、食糧難、貧富の差、バーチャルドラッグなど、ストレスの塊として描かれています。
この主人公と世界のありようが、問題の原因を外に求めてしまう、自己中心的な感覚を感じます。このゲームは、若いプレイヤーのためのゲームなので、対象年齢に合わせた主人公、世界設定になっているのかもしれません。
ヒロインの中で一番人気があるのがレインで、僕も一番好きです。甲に対して思いを伝えられない不器用な女性という設定ですが、強く、美しく、性格もよい彼女は、客観的に見ると完璧人間でしょう。
魅力的な主人公とヒロインが活躍する、理想的なエンターテイメントなんですが、参加型のエンターテイメントとしては、少なくとも主人公には、もう少し感情移入する要素があるほうがよかったかなと思いました。
全体的に、人間がリアルじゃないんでしょうか。そもそも、世界がバーチャルなんで、こんなもんなのか。それでも、面白いからいいんだけど。

アクション部は、最初、サクサクかなと思っていたら、最後の方、結構難しくて、難易度を下げてクリアしました。これも、やりこめばコンボなども開発できるし、そうとう楽しめます。

とにかく、延べ100時間以上はゆうにプレイしており、長く楽しめる作品です。

少しお小言。
2本合わせると価格が高い。途中、イベント回収が大変。ケース7クリア後、イベントジャンプが手に入るので、細かいイベントはその後にクリアすればよいと思います。それを知らずに、Dive1できっちり全エンディング見たので、余計に時間がかかりました。
また、真編に入るまでは繰り返しが多くて、結構辛い。真編以降は怒涛のネタばらしで、楽しめます。

時間遡行は、ほとんど見たテキストなんだけど、たまに新しいエピソードが挟み込まれるので、単純に読み飛ばすわけにもいかない。また、Dive2をはじめると、Dive1の既読メッセージがリセットされているのが一番切なかったでしょうか。

とにかく、値段なりに、長く楽しめるし、面白い作品です。
ぜひ、プレイして欲しいけど、時間がいくらあっても足りない作品です。

2010年4月27日火曜日

俺たちに翼はない


面白いです。脚本がすごい。

どうも、僕の傾向として、脚本が面白い作品を面白いと感じるようです。
で、この作品ですが、イントロからかなり難解な言葉遣いでスタートして、僕に理解できるかな?と思いましたが、ゲームを進めると、台詞回しがよくて、読ませる力がすごい作品でした。
この作品は、最初のほう、個性の違った複数の主人公による、一人称で描かれるストーリーで、最初の鷹志編から、鬱屈した日常と、ヒロインの清々しさの対比がすばらしく、ストレートなヒロイン「渡来 明日香」に、かなりやられます。

鷲介編は楽しいんだけど、割と淡々とした感じ。そこから、隼人編に入って少しテンションが下がったと思いきや。途中から、ストーリーの根幹が明かされるにつれ、ぐんぐん面白くなります。隼人編以降は、また、少しトーンダウンして最後まで行く感じでしょうか。とにかく、序盤~中盤の盛り上がりがもっとも印象的でした。
ヒロインもそれぞれ魅力的で、「渡来 明日香」「鳳 鳴」が特に魅力的だと感じました。「山科 京」だけはお近づきになりたくないですね^^;もははは。

ちょっと気になったのは「森里 和馬」なんかが使う若者言葉で、最初は違和感がかなりありました。ま、たんに僕がおっさんだからでしょうか。慣れると、まあ、味があります。ただ、YFBやR-ウィングの台詞が長くなると、ちょっとうっとおしかったか。
あと、西又葵さんの絵は好き嫌いがあるでしょうか。女性キャラはほぼ同じ顔をしています。ただ、あの雰囲気は西又さんでしか出ないので、良し悪し。なぜか男性キャラは描き分けもはっきりしていて、よかったです。

アニメーション監督は細田直人さん!これは、買ってから知ったので思わぬ儲けものでした。動きもすごいし、なかなかカッコイイですよ。

凝ったストーリーや、軽快な台詞回しなど、脚本全体が「次世代」を感じさせてくれます。
シナリオの王雀孫さんは、もっと、一般の目に触れるメディアでも活躍してほしいものです。

2009年12月10日木曜日

マブラヴ オルタネイティヴ


評判どおり、かなり面白いです。
こういったSF要素の強いアドベンチャーゲームとしては、傑作といってもよいと思います。

『惑星メフィウス』『ザース』『ジーザス』など、僕たちの時代には名作のSFアドベンチャーゲームがありました。
現在、コマンド選択式のADVゲームはエロゲだけで生き残っており、この『マブラヴ オルタネイティヴ』が、SFアドベンチャーゲームが正常進化した最先端ということになります。

ボリュームが凄くて、クリアするまで、3週間程度要しました。文庫本3冊分ぐらいの文章量があるのではないでしょうか。腰を据えてプレイする必要があります。

シナリオがすばらしく、複雑なストーリーや凝った設定にもかかわらず、物語の根幹部分がシンプルなので、全体理解がしやすく、ユーザーが置いてきぼりにならないようになっています。破綻なく、きれいにまとまっており、なおかつどんでん返しも各所で用意されている、よい脚本だと思います。
戦争、友情、愛などの普遍的なテーマと、SF、ループ、メカアクションなどのバランスもよいと思います。

メインヒロインが純夏なので、冥夜萌えの僕は心配でしたが、サブヒロインたちも露出が多く、大変満足でした^^冥夜役の声優さん、上手くなっているような気がしました。
あらゆる描写が細かいので、それがこの作品の好き嫌いを分ける点かもしれません。戦術機やBETAについての描写が細かいのは好きですが、心理描写についてはくどすぎて、そこまでは不要かなと思いました。rUGPのリッチな表現で、文章を使わず心理描写を表現できれば、もっとよかったです。この、心理描写の表現ができるということが、ADVゲームエンジンの究極ではないでしょうか。単純に原画枚数を増やしたり、アニメーションにすれば、エンジンに頼らなくても可能です。しかし、エンジン側で表現できてしまえば、予算や納期といった制約の中でも、さらにすごいものが作れるようになると思いました。

問題になった?グロ描写は、絵としてのグロさは置いといても、シチュエーションとフラッシュバック(思い出し)の多用で、本当に不快な気持ちになります。作中でグロシーンを連発しているわけではないので、演出としては成功している方だと思います。

シャープなメカや、おどろおどろしいモンスターデザインは、かなりクオリティが高く、設定資料集を買ってみようかなと思わせてくれます。
それに比較して、キャラクターデザインは、オリジナリティが薄く、若干稚拙な印象を受けるのと、2002年当時のトレンドを繁栄しすぎているように思います。

画面がワイドになり、綺麗になりました。ただ、僕のワイドディスプレイで全画面表示させると、ワイドの中でさらにワイドになって、横につぶれちゃいます。おそらくrUGPの最新版では解消されていることでしょう。

このゲームをリアルタイムでやっていた方は、ほんとうにすばらしい続編がリリースされて、狂喜乱舞されたことでしょうね。僕は後追いなので、『マブラヴ』『マブラヴ オルタネイティヴ』両方大人買いして、一気にプレイしましたが、前の作品を忘れてなかったので、よかったです^^僕の歳だと、2年とか開いちゃうと、完全に忘れますから。

本作は、ロボットアニメ好きなら、ほとんどはまると思います。「エロゲはちょっと」とか、「女の子がたくさん出てきてロボットで戦争しているのが変」とかでプレイしていないなら、ちょっともったいないので、ぜひプレイして欲しいです。ちょっとつらい『エクストラ篇』も、オルタに至るまでの試練ですよ。

この難解な設定の作品が人気あるということは、日本のオタクたちは知識レベルが高く、みなさん本当に“通”なんだと思います。日本はまだまだ安泰ですね!?

2009年11月25日水曜日

マブラヴ


エロゲです。
アンリミテッド編は面白いです。リアルロボットの系譜がこんなところにも!

吉成鋼さんが参加していることや、近所のボークスに、ロボットとフィギュアが飾ってあって、ずっと気になっていたのですが、今回意を決してプレイしてみました。
正直、おっさんには学園もののエクストラ編は、かなりしんどかったです。ただ、これもアンリミテッド編をプレイするための試練!と思って、冥夜と純夏だけクリアしました。
アンリミテッド編は、エクストラ編とのギャップもあってか、結構楽しめました。エンディングはいくつか見ましたが、夕子先生以外は、キャラが変わっても基本的に同じような帰結になるようです。
かっこいいのに天然ボケ(お嬢様ボケ?)の冥夜はかわいいと思います。演技は純夏がよかったと思います。
“あの”パイロットスーツは、ちょっと、どうかな~と思いました。インパクトはすごいけど。
キャストが豪華で、保志総一朗さんは、2002年ごろだと、当時『ガンダムSEED』の主役をやりながら、こっちも出ていたということになりますね。子安さんや若本さんなど、本当に、エロゲも普通の声優さんが出演してるんですね。

rUGPというゲームエンジンで、 静止画なんですが、エフェクトが豪華で、アニメを見ているような雰囲気があります。特に背景のスクロールが、カメラをパンしているように見えるのも特徴的。よくできています。アップになったときに、画像がボケるので、今のハードウェアなら、画面をもっと綺麗にできると思いました。
途中に差し込まれるムービーシーンは、(よくできているのですが)ゲーム本編とのギャップを感じます。キャラだけは、ゲーム画面と完全に合わせた方がよかった。
また、もう少しアニメーションのスタッフを増やして、キャラもしっかり動くとよかったです。

エロは少ないので、全年齢版でも同じぐらい楽しめると思います。
次は『オルタネイティブ』です。楽しみ。

2009年10月29日木曜日

スマガ


『俺いも』に影響され、36歳がひさびさにエロゲをやってみました。
エロゲーマーの友達(36歳)のオススメで、2008年一番人気があったと思われるタイトルです。
まあまあ面白いです。

「スマタ」(?)みたいなもんかなと、おっさん的勘違いをしていましたが、『Star Mine Girl』など、オシャレなタイトルの略でした。
攻略サイトのお世話になりながらなんとか、全クリア。これは長かった…
http://g-seeker.net/game/s/smg.html

オーソドックスなコマンド選択型のアドベンチャーです。
久しぶりにプレイしたエロゲは、とてもよくできていました。パッケージとしての完成度が半端ない。
大槻ケンヂが主題歌を歌っていたり、普通のTVアニメの声優が声をあてていたり、エロゲも様変わりしたものです。オープニングは歌も映像もすばらしいです。

この作品の一番の魅力はシナリオで、特に最初のハッピーエンドまでの盛り上がりがまあまあよかったです。ガイナックス世代なら、『トップをねらえ! 』を思い出すのではないでしょうか。
何度も死んでやり直すというアイデアはとてもいいのですが、最近ループものがちょっと多いように思うので、少し損をしていると思います。ガーネットのトゥルーエンドに向かうくだり、2000回以上もチャレンジする主人公はカッコいいです。エロいシーンは少なめで、正直エロなしでも、成り立ちそうです。
繰り返しが多いので、「超速スキップ」がありがたい。とにかく長い作品なので、社会人の方には厳しいかもしれませんね。

エロゲにもいろいろあるみたいで、エロをあまり追求せず、一般的なエンターテイメントを志向している本作の方向性もいいと思います。このゲームも、まあまあ面白いんですが、アニメや映画の面白いのにはだいぶ負けるかな。比べる対象がそっちになるんで。

作品については、tekitouotokoさんの解説が詳しくて、わかりやすいです。
http://tekitounaotoko.blog4.fc2.com/blog-entry-404.html

小批判もなるほど~
http://d.hatena.ne.jp/hachimasa/20090325/1238003968

エロゲも熱いですね。