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2014年4月7日月曜日

the box PA15ECO MKIIその後

この機種についてコメントを頂いたので、その後について書いておきます。
上下が足りないし、中域も音がこもっていいる本機は、そのままではピュアオーディオ用としては使えないと思います。普通の人は家庭用を買った方が幸せになれるでしょう。

ただ、
  • 38cmで迫力がある
  • 爆音で鳴らすと、あれ、なんだかいけてる?
日曜の午後、家族がいないときを見計らって爆音再生。これは、SRスピーカー本来の使い方に近く、なんだかよいバランスかも。そもそもSRスピーカーは、大ボリュームに合わせてセッティングされているからでしょう。

高域をちょっとでも追加? しようと、家にあるフルレンジをthe boxからアドオン接続しています。まあ、屁のツッパリですね。余計音がにごっているかもしれない。

このthe box、うちではあまり活躍の場がないので、近々手放すと思います。

the boxで遊んで、38cmウーファーの魅力を知り、懲りずに38×2ウーファーのSRスピーカーを物色中。家庭用だとエベレストしかなく、とても手が届かないが、SRスピーカーなら買える。
EV ( エレクトロボイス ) / ELX215をピュアで使っている方のブログが興味深い。
http://soundfrail.jp/

この方もクロスオーバーやイコライザをゴリゴリに弄っているので、どちらにしても、SRスピーカーはポン置きでは使えないようです。

2014年2月18日火曜日

the box PA15ECO MKIIをサブウーファーとして使おうと思い失敗

今のところ、ちょっと使うところがないPA15ECOだが、うちにある唯一の38cm。迫力や説得力?、魅力はある。遊べるだけ遊んでみなきゃ損ということで、サブウーファーとして使ってみることに。
AVアンプのサブウーファー出力→SA-36→PA15ECOで音を出してみる。
38cmのツインウーファーで、とんでもない爆音になるかと思いきや、そこまで低音が出るわけではなかった。38cmウーファーといっても、これ、フルレンジなんですね。
カタログスペックでも、70Hz-15kHzと下も上もそれほど伸びてない。

ちなみに、SRスピーカーというのは、音を遠くに飛ばすために、上も下も伸ばさないらしい。速度が、低音は遅く、高音は早いので、上下がしっかり出るスピーカーで、遠いところに飛ばすと音がおかしくなるからだ。
このthe boxも家庭で使うには、もう少し上下がほしい。倍音が出ないのも、このレンジの狭さが原因の一つでしょう。

このあたりが、SRスピーカーを家庭で使う難しさなんだろう。逆に、ここを解消してやれば使えるということ。

2014年1月30日木曜日

the box PA15ECO MKIIの感想

1週間程度の使用で、あまり使い込んでいませんが、音の傾向は自分なりにわかってきました。

●音楽
自分のよく聴く歌ものには合わないと思います。
もっとセッティングを煮詰めたり、イコライザで調整したり、もしかしたツイーターを追加したら、いい音になるかもしれないが、自分の実力ではピュア入門機のZENSOR7以上にはできないと、早々に諦めてしまいました。

低音は38cmウーファーのおかげでしっかり出るが、中~高音が荒いように思う。
倍音成分はほとんど出ないので、音が薄く平面的。高音も弱い。
ZENSOR7が「ウォァァ」なら、the boxは「ペカー」って感じ。余計ワカランか。
そもそもPAで倍音が出たり、残響があると使いにくいので、本来の用途には適しているのでしょう。

●映画
SFアクションの『オブリビオン』試聴。これは、いいですね。単純に38cmが効いていて、重低音が充実。うちの20cmウーファーは、もはや屁みたいなもんで役に立ちません。
スペースさえあれば、PA機器で、安く、ド迫力のサラウンドシステムを組むのは面白いと思います、映画も、もう少し高音が出たらよかったなあ。

●38cmウーファーについて
この大きさは、とても魅力的。

クラシックのCD(自分が持っているのは、ネットで偉い評論家が勧めていた、『Lemminkainen Suite (Jukka-Pekka Saraste)』というのだけ)を聴くと特に可能性を感じます。
クラシックは地を這うような低音から、キラキラした高音まで、音のレンジが広く情報が膨大。そんなたくさんの音の中でも、特に全体を下支えする重低音が重要。クラシックファンが一般常識からすると信じられないような巨大なスピーカーシステムを使っているのが初めて理解できました。
38cmでしか出ない音があって、これは46cm、70cmになっても同じように、そのサイズでしか出ない音があるでしょう。現実的には38cmで一般家庭で再生可能な重低音は超えています。

いずれ、完成度の高い38cmウーファーのスピーカーを所有してみたい。
技術がある人は、the boxのようなPA用スピーカーを改造するのも面白いと思います。

2014年1月25日土曜日

the box PA15ECO MKIIが届いた

早速、適当にポン置きで音出し。いつも聴いている音源をかけてみる。
スピーカーはじっくり使ってみないと判断が難しいので、ファーストインプレッションでざっくりした感想を書きます。

最初の印象は、「思ったより普通に使えそう」です。
音が変とか歪んでいるようなことはありません。

●でかい
38cmとしては最小クラスでも、家に置くとかなり大きい。ZENSOR7と2台を使い分けるのは難しそうです。

●音が大きい
92dbもあるので、ボリュームを下げて使わないといけません。

●低音がしっかり出る
こればっかりは、小口径のスピーカーでは太刀打ちできません。
前、NS-1000MMからZENSOR7にしたときも、低音の量が増えて驚きましたが、それと同様の驚きがあります。
この低音を聴いてみるために買ったわけなので、そこは期待どおりでした。

家族からは早速うるさいという苦情。この大きさのスピーカーは、防音設備が必要なんでしょうな。

さて、私は、4万円近くで個人輸入して、それはいい経験になりましたが、このスピーカーはたぶん、おそらく、同じスペックの製品を日本で2万円で買えます。
デスクトップのパワードスピーカー、またはヘッドホンの「ちょっといいやつ」の値段で買えるということです。
「自分の家に38cmウーファーのスピーカーがあったら、どうなんだろう」という実験がお小遣いでできる。
それだけでも、面白い製品だと思います。

2014年1月16日木曜日

the box PA15ECO MKIIとCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP15E

the box PA15ECO MKIIを買って届くのを待っているが、サウンドハウスのページでとんでもないものを見つけてしまった。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?item=233^CP15E

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP15Eというやつで、これがなんと、the box PA15ECO MKIIに瓜二つ。
サイズ、重量、デザインは同じ。スペックも限りなく近い。能率が違うと思いきや、背面のプリントは同じ92db。
価格も近い。
  • the box PA15ECO MKII €85 £70.72
  • CP15E 9,980円
中国の工場から直送すれば、ほぼ同じ値段で出せるはずだ。
これが同じものなら、ショックすぎる。the box PA15ECO MKIIは送料入れるとCP15Eの倍近い値段。

CLASSIC PROというのはサウンドハウスの独自ブランドで、どこかのメーカーのOEMらしい。いや、どう見てもThomannじゃん! いや、ThomannもOEM元とは限らないけどね!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

ショックだ。真相はわからないまでも、限りなく黒に近い。いや、もう、黒といっても差し支えなさそうだ。

偉い人~、これは同じもののOEMじゃなくて、中身が違うんですよと言ってくれ~
あれ、なんだか、目から、水が出てきたよ…

プロケーブルの視聴室にいってきました

the box PA15ECO MKIIを買って、どんな音がするのか気になり、大阪のプロケーブルに行ってきました。

視聴室にあったのはthe box PA15ECO MKIIではなく、大きいEV TX1152でした。
PA用のスピーカーというのは、本当に味付けのない音で、オーディオ用のスピーカーに慣れていると、結構印象が違います。
Fostexなんかの寒色系っていうのとも違います。特に自分の好きな音ではなかったです。

うちのゆるゆるの環境と違って、ボーカルがちゃんと真ん中から聞こえていて、うらやましい。視聴室はセッティングに手間がかかっているので当然ですが。
モノラルっぽいという評価がネットにありますが、自分にはよくわからなかったです。家の環境も定位はダメダメだしね。

とにかく、勉強させてもらいました。

スピーカーは既に買っているので、コネクタだけ買って帰りました。

うちにくる、the box PA15ECO MKIIも視聴室のTX1152と同じ傾向だと思うので、どうやって遊ぶか考え中です。

Thomann the box PA15ECO MKIIを買った

何かと話題のプロケーブルが扱っているスピーカー。自分はThomannのオンラインストアから購入しました。
まだ到着していませんが、購入の経緯を紹介します。
  1. プロケーブルのサイトではPA用のスピーカーをオーディオ用に売っている(なんか怪しいんだけど、あのサイト、面白いんですよね)。
  2. PA用のスピーカーを家庭で使うことに対しては、ネット上に賛否あり、否の方が多いように思う。
  3. まあ、家で聴いて、そんなにいい音はしないだろうと思いつつ、the box PA15ECO MKIIのことが気になりだす。
    なんせ、38cmウーファーがついていて、46,000円。4万円を切っている店もあり、安いものが大好きな自分は、とにかく気になる。コンパクトなのもいい。
  4. どうしても、38㎝ウーファーというのを家で鳴らしてみたくなる。お金のことを気にしなければJBL S4700を選ぶが、これは、マジなやつだ。まだ、ZENSOR7と別れる気もない。ちょっと試しに遊ぶには、the box PA15ECO MKII、いいんじゃないだろうか。
  5. プロケーブルの商品紹介でこのスピーカーを知ったので、プロケーブルには申し訳ないが、せっかくなら初めてヨーロッパから買ってみよう。
価格は円安の影響で、送料含めると日本で買うのとあまり変わらなかった。税関でいくらか取られると、日本で買うより高くなるかも。

到着までかなり日数がかかるけど、楽しみです。