2016年10月29日土曜日

foobar2000 UPnPでハイレゾのflacファイルにノイズ

foobar2000 UPnPとSC-LX89で、96kHz/24bitのflacファイルを再生すると、ノイズだらけになります。
おそらく、無圧縮Flacが正常に再生できない仕様です。

Decoding to PCMで、「always – wav」にしてください。
リアルタイムwav変換でも、アルバムアートなどは表示されます。

こちらを参考に。

2016年10月22日土曜日

TAKET-BATPRO2を買ってみた

アバックさんに行ったときにCM10 S2で普通のロック、バンプの『車輪の唄』がかかっていた。
それほど高音に重点がある楽曲ではないが、うちでは聞こえないような、キラキラした音がスピーカーから出ていた。
CM10 S2は上位機800シリーズのように、ダイヤモンドツィーターがエンクロージャーの上に乗っている、ツイーター・オン・トップという方式。
その見た目の影響もあるかもしれないが、キラキラした高音が印象的だった。

うちの古いDS-V5000、中音の厚みこそ負けていないものの、最新のダイヤモンドツィーターで鳴る、キラキラした高音は出ない。
なんとか、高音のキラキラ感が出せないかと、スーパーツィーターを探したところ、TAKET-BATPRO2が安くて評判がいいようでした。
この値段なら買ってみて、もしダメでもいいかなと思い購入。

早速スピーカに乗せて、最大の100dBで聴いてみたところ、それほど変化は感じないものの、多少音が変わりました。
キラキラというよりは、スースーした音が聞こえます。
高音のノイズが増えたようにも聞こえます。
よく言われる中音や低音がすっきりするというような変化は、私の耳では判断できませんでした。

スーパーツィーターはオカルトではなく、耳を近づけると、音が聞こえます。
はっきり聞こえないセッティングの方が、バランスがよいと思うのですが、今は実験中のため、聞こえるようにセッティングしています。
聞こえるようにセッティングすると、高域が明らかに変わります。
キラキラというか、スースーします。

聞こえないセッティングだと、効果が感じられるか否かは聴く人の耳の良さによるようです。私は正直、あまりわかりません。

DS-V5000の能率は91dB。
BATPRO2は90dBか、100dBに設定して、少し下げるのがよいでしょう。

古いスピーカーをちょっとだけ現在のスピーカーに近づけたい方はお試しください。


NS-5000を聴いてきた

ヤマハ渾身の力作ということで、ぜひ聴いてみたいと思い、ダイナミックオーディオで聴かせていただきました。
ジャズボーカルとピアノで視聴。
ハイスピードで低音がよく出ています。
サウンドステージがとても小さく、ど真ん中で聴かないといい音にならない。
同じフロアで聴いたMAGICO S3のサウンドステージがとても広く、スピーカーの外側からも音が聞こえてきていたので、特にそう感じました。

平面的な鳴り方で少しうるさい。
うちのDS-V5000も、部屋が狭いせいもあり、かなり平面的な鳴り方ですが、それよりも平面的でした。

店員さんによると、エージングがまだまだで音が固く、セッティングも8畳程度の狭い部屋を想定しているということ。
また、機会があれば聞いてみたいと思いますが、今のところ印象はよくないです。
国内メーカー、NS-1000Mの後継機への期待が大きすぎたのかもしれません。

そのあとヨドバシで聴いた同じヤマハのNS-F901は、不利なセッティングにもかかわらず、一聴していい音と感じました。
なんだか、よくわからん。

2016年10月11日火曜日

ちはやふる2

こちらも面白い。
多少見ている人に飽きが出てくると思われるが、やはり面白い。
この展開で、部長エンドじゃないことってあるんだろうか…

ちはやふる

面白い。
面白すぎて、一気に見てしまい疲れた。

2016年10月8日土曜日

君の名は。

面白い。
これまで、作りたいものを作ってきた印象の新海監督が、今回は売れるものを作ってきた感じ。
この方向性の変化は、いくつかCMの仕事をしていたことが無関係ではないように思う。
非常にわかりやすい内容で、多くの人が楽しめる作品となった。

男女の入れ替わりや、タイムリープなど、使い古されたネタをつなぎ合わせながらも、うまく新しいものにしていたと思う。
途中のサスペンス展開も大好き。
コメディ部分がよくて、むしろ、私は恋愛ストーリーより、そちらの方が楽しめたくらい。

いつも背景の美しさが突出している新海作品だが、今回は一流のアニメーターが多く参加しており、キャラの演技も素晴らしい。特に走る演技が最高。
映像がとにかく素晴らしかった。

さて、いいことばかりでもつまらないので。

この作品は、恋に落ちるのが唐突です。恋に落ちていくプロセスが、アップテンポの曲に合わせて一気に流れます。
「お互いのことを少しずつ知っていき、いつの間にか恋に落ちている」というのを描かない、恋愛ものとしては少し異色な作品です。
この作品では、恋に落ちるプロセスはそれほど重要じゃないので、試みとしては面白いですが。観た人が「なんで好きになったの!?」とならないか気になります。

また、山の上で2人が出会うシーンで泣けないと、後の展開が遅く感じます。丁寧に演出されているのはいいのですが、あの山のシーンで作品に入り込んでいないと、のちの展開が少々しんどい。
事件後2人が出会うまでも結構くどい。

というわけで、20代の特に女子が好きな映画だと思います。

(解説)

とてもわかりやすいストーリーなのですが、一緒に見ていたおじさんが。なぜ入れ替わったのかワカランということだったので解説。

入れ替わりはラブコメ展開上必要だったからというだけではありません。
三葉は代々巫女の家系で、先祖も入れ替わりの力を使って村を救っていたようです。
お母さんやおばあちゃんも入れ替わりができたことと、過去、村に隕石が落ちたことから、そのことが推測されます。
もしかしたら、なんとかの火事のときも、三葉のご先祖様が村を救っていたのかもしれません。
三葉の家系は村の守護者として、祭事を任され、特権的な地位を与えられているわけですね。

はい、まとめです。
この作品は細田監督における『サマーウォーズ』のように、新海監督の出世作となりました。
好き嫌いの分かれる、これまでの新海監督作品と違い、だれにでもお勧めできる作品です。

2016年10月7日金曜日