アニメです。
ゲームは当時難しくて、あまり遊んでいませんが、ドルアーガのブランドは僕ら世代のオタクにとっては特別。アニメを見終わった感想は普通の印象。
賀東招二さんのフルメタ(小説)は好きですが、今回のシナリオはちょっと入り込めなかったです。
ヒロイックな部分はわかりやすいですが、兄弟の確執や、ぼんやりして、特に特徴のない主人公など、なかなか感情移入できるところが少ない。1期初回のヒロインとの出会いや、竜の回などは楽しかったでので、僕は、どうやら「お約束」が好きみたいです。
魔法使いのおっさんの最低ぶりは、よく伝わってきました^^;
他のキャラが印象薄いのに、あのおっさんだけは忘れがたい。
白亜右月さんのキャラクターは、丸っこくてセクシーでかわいいです。前の爆裂天使もキャラだけはよかったです。
千明孝一監督は、フルメタ無印とこれを見る限り、普通の印象です。
(ブレイブストーリーは、世の中のスルーぶりに比べると、僕は好きです。)
2期の作画は、初回と最終回が突出していいです。
青の6号や、雪風など、オールドGONZOを彷彿させるクオリティ。他の回は作画がぐっと落ちます。いろいろありましたが、がんばってください。
2009年3月28日土曜日
テイルズオブジアビス
アニメのほうです。ゲームは遊んでいません。
アニメは普通の面白さです。
僕はファンタジーファンで、しかもテイルズオブファンなので、どうしても、ひいき目になってしまいがちなのですが、自分の中でできるだけ客観的に見ると、やはり普通の印象でした。
ゲームを忠実にアニメ化しているようで、原作至上主義の方なら、いい印象なのではないでしょうか。
ただ、ゲームに忠実なことが災いして、アニメ単体で見ると、ごちゃごちゃした印象です。
ゲームではアイテム集めなど、小さな目標をたくさんクリアして、大きな目標を達成するのが普通ですが、アニメでそれをしてしまうと、(中盤とか)どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。
特に、クローンや、フォニム?の話がややこしく、「えっと、今何してたっけ」と、長編RPGプレイ中に思うことを、アニメを見ながら思ってしまいました。
こだま兼嗣監督は僕が子供のころからアニメを作っている方で、ベテランらしく安定したお仕事をされています。ただ、さすがに尖った部分はないです。
オープニングは、ゲーム版の松本憲生さん対アニメ版の渡部圭祐さんで、渡部さんはかなりためのあるアクションを描かれています。禁書目録でもオープニングの大事なところをされていて、すごい活躍されてますね。
テイルズ史上最低の主人公が成長していく部分を、もう少し丁寧に、劇的に描けば、もっと面白くなっていたと思います。
藤原基央さん歌は、どれもよかったと思います。譜歌がもう少し種類欲しかったです。
アニメは普通の面白さです。
僕はファンタジーファンで、しかもテイルズオブファンなので、どうしても、ひいき目になってしまいがちなのですが、自分の中でできるだけ客観的に見ると、やはり普通の印象でした。
ゲームを忠実にアニメ化しているようで、原作至上主義の方なら、いい印象なのではないでしょうか。
ただ、ゲームに忠実なことが災いして、アニメ単体で見ると、ごちゃごちゃした印象です。
ゲームではアイテム集めなど、小さな目標をたくさんクリアして、大きな目標を達成するのが普通ですが、アニメでそれをしてしまうと、(中盤とか)どうしてもごちゃごちゃしてしまいます。
特に、クローンや、フォニム?の話がややこしく、「えっと、今何してたっけ」と、長編RPGプレイ中に思うことを、アニメを見ながら思ってしまいました。
こだま兼嗣監督は僕が子供のころからアニメを作っている方で、ベテランらしく安定したお仕事をされています。ただ、さすがに尖った部分はないです。
オープニングは、ゲーム版の松本憲生さん対アニメ版の渡部圭祐さんで、渡部さんはかなりためのあるアクションを描かれています。禁書目録でもオープニングの大事なところをされていて、すごい活躍されてますね。
テイルズ史上最低の主人公が成長していく部分を、もう少し丁寧に、劇的に描けば、もっと面白くなっていたと思います。
藤原基央さん歌は、どれもよかったと思います。譜歌がもう少し種類欲しかったです。
とある魔術の禁書目録
原作未読でアニメだけ視聴しました。
アニメはあまり面白くなかったです。
ファンの方、スタッフの方、すいません。本当に個人の感想なので。
ストーリーが細切れで、短編をいくつか繋いだようなつくりになっています。おそらく、原作も1巻ごとに完結するようになっていると思います。このせいで、24話通してみたときの印象が薄く、ボリューム感がありません。
ストーリーも、キャラクターの魅力に頼っており、話の筋で楽しませようという感じではないです。
錦織博監督の作品は、妖奇士しか見ていないですが、メリハリのない印象です。塾に入る回は結構怖かったので、ホラーみたいなのは向いてる方なのかもしれません。
キャラクターや、超能力、魔法などの設定は結構凝っていて、いい感じなので、それが楽しめればそこそこ楽しめると思います。
オープニングはいいデキです。
とらドラを見るまでは、これの作品ぐらいが、ちょうどJ.C.STAFFクオリティかなと思っていましたが。
アニメはあまり面白くなかったです。
ファンの方、スタッフの方、すいません。本当に個人の感想なので。
ストーリーが細切れで、短編をいくつか繋いだようなつくりになっています。おそらく、原作も1巻ごとに完結するようになっていると思います。このせいで、24話通してみたときの印象が薄く、ボリューム感がありません。
ストーリーも、キャラクターの魅力に頼っており、話の筋で楽しませようという感じではないです。
錦織博監督の作品は、妖奇士しか見ていないですが、メリハリのない印象です。塾に入る回は結構怖かったので、ホラーみたいなのは向いてる方なのかもしれません。
キャラクターや、超能力、魔法などの設定は結構凝っていて、いい感じなので、それが楽しめればそこそこ楽しめると思います。
オープニングはいいデキです。
とらドラを見るまでは、これの作品ぐらいが、ちょうどJ.C.STAFFクオリティかなと思っていましたが。
2009年3月20日金曜日
CLANNAD ~AFTER STORY~
まだ、番外編は見ていませんが、感想を書きます。
それほど面白くないですが、泣ける作品です。
京アニブランドらしく、映像の完成度が高い。特に彩色以降の処理(ぼかしなど)が秀逸です。
出産の回や、お父さんの子育ての回など、ボロ泣きさせられました。家族愛や、貧しさとの戦いなど、普遍的なテーマを描いているところはいいです。綺麗な作画と、丁寧な演出がぞんぶんに威力を発揮していました。
逆に、サブキャラクターのエピソードが、僕には相当寒く感じられました。不良同士の喧嘩など、しょうもないです。
物語の帰結のさせ方が、ちょっと理解しにくい。これまでさんざん苦労してきた朋也を見てきてるので、汐が死ぬことは絶対にありえないチョイス。かといって、それをわかり難いファンタジーでくるんで、ハッピーエンドにしてしまうと、見終わった後の印象が?になります。
まあ、たっぷり泣かせてもらったので、よかったでしょうか。
それほど面白くないですが、泣ける作品です。
京アニブランドらしく、映像の完成度が高い。特に彩色以降の処理(ぼかしなど)が秀逸です。
出産の回や、お父さんの子育ての回など、ボロ泣きさせられました。家族愛や、貧しさとの戦いなど、普遍的なテーマを描いているところはいいです。綺麗な作画と、丁寧な演出がぞんぶんに威力を発揮していました。
逆に、サブキャラクターのエピソードが、僕には相当寒く感じられました。不良同士の喧嘩など、しょうもないです。
物語の帰結のさせ方が、ちょっと理解しにくい。これまでさんざん苦労してきた朋也を見てきてるので、汐が死ぬことは絶対にありえないチョイス。かといって、それをわかり難いファンタジーでくるんで、ハッピーエンドにしてしまうと、見終わった後の印象が?になります。
まあ、たっぷり泣かせてもらったので、よかったでしょうか。
戦闘妖精・雪風<改>
小説のほうです。
男のための面白いSFです。
OVAの方は見ており、当時セルとCGの融合において最高の映像だと思いました。
当時、ストーリーはよくわからなかった。友人から原作を読んでないとわからないと言われていました。ようやく読めたので感想です。
元は1984年の作品で、この2002年の<改>でも、それほど変えていないらしいです。古いSF作品ですが、陳腐な言い方をすれば、まったく古さを感じません。古いのはコンピューターの出力が紙ということくらい。テーマが普遍的なものだからでしょう。
無駄を省いた簡潔な文章が、めちゃくちゃかっこいい。小説で戦闘機のドッグファイトを表現できるのか!?できちゃうんですね!専門用語はよくわからないのですが、かっこよさだけは伝わっていますよ!
OVAで一番印象的だった、雪風のあの飛び方も、ちゃんと原作通りです^^
続編も読みたい!です。
男のための面白いSFです。
OVAの方は見ており、当時セルとCGの融合において最高の映像だと思いました。
当時、ストーリーはよくわからなかった。友人から原作を読んでないとわからないと言われていました。ようやく読めたので感想です。
元は1984年の作品で、この2002年の<改>でも、それほど変えていないらしいです。古いSF作品ですが、陳腐な言い方をすれば、まったく古さを感じません。古いのはコンピューターの出力が紙ということくらい。テーマが普遍的なものだからでしょう。
無駄を省いた簡潔な文章が、めちゃくちゃかっこいい。小説で戦闘機のドッグファイトを表現できるのか!?できちゃうんですね!専門用語はよくわからないのですが、かっこよさだけは伝わっていますよ!
OVAで一番印象的だった、雪風のあの飛び方も、ちゃんと原作通りです^^
続編も読みたい!です。
ef - a tale of melodies
momoriesが楽しめたなら、楽しめます。
面白さとしては、momoriesに譲りますが、優子と夕の物語など、前作の積み残しを完結させています。
前作の続編としては無難なでき。悪い意味ではなく、しっかりとしたプロの仕事です。
ただ、前作に比べると若干荒さがあるような気がします。新房組が忙しすぎたせいかもしれません。
二つの街や、優子のことなど、ファンタジー的な展開と帰結を見せます。
ラストの展開など、CLANNADと少し似てるかもしれませんが、こちらのほうが納得性が高いです。
結ばれない恋人も描かれており、前作より欝傾向が強いですが、最後まで見終わった印象はさわやか。
10話ぐらいで、ミズキが答える場面は、斬新な印象をうけました。
それまで、ことばを重ねることで、登場人物のコンプレックスを表現していたのが、10話で答える場面で前向きな言葉が繰り返されていたからでしょう。そう返しますかと。
斬新な演出に目が行きがちですが、ストーリーやテーマは、だれにでもわかりやすい、納得性の高いものでした。
面白さとしては、momoriesに譲りますが、優子と夕の物語など、前作の積み残しを完結させています。
前作の続編としては無難なでき。悪い意味ではなく、しっかりとしたプロの仕事です。
ただ、前作に比べると若干荒さがあるような気がします。新房組が忙しすぎたせいかもしれません。
二つの街や、優子のことなど、ファンタジー的な展開と帰結を見せます。
ラストの展開など、CLANNADと少し似てるかもしれませんが、こちらのほうが納得性が高いです。
結ばれない恋人も描かれており、前作より欝傾向が強いですが、最後まで見終わった印象はさわやか。
10話ぐらいで、ミズキが答える場面は、斬新な印象をうけました。
それまで、ことばを重ねることで、登場人物のコンプレックスを表現していたのが、10話で答える場面で前向きな言葉が繰り返されていたからでしょう。そう返しますかと。
斬新な演出に目が行きがちですが、ストーリーやテーマは、だれにでもわかりやすい、納得性の高いものでした。
2009年3月10日火曜日
ef - a tale of memories.
アニメです。
新房昭之監督作品をひとつも見ないまま、大沼心監督を先に見てしまいました。
先鋭的な映像の、恋愛ドラマです。
大人のアニメファンなら見たほうがいい作品だと思います。
全体的な印象として、新房組、恐るべしでした。
アニメでしかできないタイプの、効果的な演出がたくさん使われており、こんな演出ができる人が日本にいると思うと嬉しくなります。モノローグや、モノクローム(似てる^^)の多様や、ちょっとHなシーンはパステルタッチのハーフトーンになったり、ef用のルールを作ったうえで、演出されているようです。
母親が胸を押し付けるシーンも、パステルタッチになっていたので、原作だと攻略キャラなんでしょう^^;
そのほかにも、大きく流れる雲や、登場人物の手前に影絵的な障害物を置いた、すこし突き放したような絵など、特徴的、印象的な画面がたくさんあります。
エヴァンゲリオンの手法を、もっと心理描写に重点を置いて、突き進めたような感じでしょうか。
第1話、画面に慣れないうちは気が散るのですが、慣れると、すごくよかった。
グローといっていいんでしょうか?人物の周りに光彩を入れる演出は、通常霊的なものや幻に使われると思いますが、このefでは心理状況や2人の距離感を表すのに使われており、最初少し戸惑いました。変わってるけど、いいと思います。
留守電や、テレホンカード残数の演出など、ほんとうによくて、視聴者を楽しませるために、いろんなアイデアを盛り込んでいて、楽しませてくれてありがとうという感じです。
ちょうど、少し尖ったものを見たかったところなので、大満足でした。
オープニングのデキがすごくて、そもそも、カッコイイオープニンング動画集でオープニングを見て本編を見たいと思ったのですが。
フェティッシュなスカートの揺れが鮮烈な印象で、これは、人格形成期に見ると、完全にスカートから膝上のフェチになると思います^^
ものすごい細かいんですが・・・
電話ボックスでバリーンとなるシーンは、もう少し印象的にできたように思います。
最終回のBパートは、少々蛇足な感じが強かったです。ばらばらに動いてきていた2、3組のカップルが、「忘れたくない記憶」という共通テーマの元、ひとつに集まるのですが、少々無理があったように思います。難しいですね。とりあえず、締めるというだけの意味合いでしょうか。
オープニングのすさまじいデキに比べると、最終回エンディングの歌がお粗末でした。
陽子のことがさっぱりわからなかったので、続編ありきの作品になっています。彼女のストーリーテラーとしての役割は必要だっので、しょうがないですねー
melodies.も録画しているので見るのが楽しみです。
新房昭之監督作品をひとつも見ないまま、大沼心監督を先に見てしまいました。
先鋭的な映像の、恋愛ドラマです。
大人のアニメファンなら見たほうがいい作品だと思います。
全体的な印象として、新房組、恐るべしでした。
アニメでしかできないタイプの、効果的な演出がたくさん使われており、こんな演出ができる人が日本にいると思うと嬉しくなります。モノローグや、モノクローム(似てる^^)の多様や、ちょっとHなシーンはパステルタッチのハーフトーンになったり、ef用のルールを作ったうえで、演出されているようです。
母親が胸を押し付けるシーンも、パステルタッチになっていたので、原作だと攻略キャラなんでしょう^^;
そのほかにも、大きく流れる雲や、登場人物の手前に影絵的な障害物を置いた、すこし突き放したような絵など、特徴的、印象的な画面がたくさんあります。
エヴァンゲリオンの手法を、もっと心理描写に重点を置いて、突き進めたような感じでしょうか。
第1話、画面に慣れないうちは気が散るのですが、慣れると、すごくよかった。
グローといっていいんでしょうか?人物の周りに光彩を入れる演出は、通常霊的なものや幻に使われると思いますが、このefでは心理状況や2人の距離感を表すのに使われており、最初少し戸惑いました。変わってるけど、いいと思います。
留守電や、テレホンカード残数の演出など、ほんとうによくて、視聴者を楽しませるために、いろんなアイデアを盛り込んでいて、楽しませてくれてありがとうという感じです。
ちょうど、少し尖ったものを見たかったところなので、大満足でした。
オープニングのデキがすごくて、そもそも、カッコイイオープニンング動画集でオープニングを見て本編を見たいと思ったのですが。
フェティッシュなスカートの揺れが鮮烈な印象で、これは、人格形成期に見ると、完全にスカートから膝上のフェチになると思います^^
ものすごい細かいんですが・・・
電話ボックスでバリーンとなるシーンは、もう少し印象的にできたように思います。
最終回のBパートは、少々蛇足な感じが強かったです。ばらばらに動いてきていた2、3組のカップルが、「忘れたくない記憶」という共通テーマの元、ひとつに集まるのですが、少々無理があったように思います。難しいですね。とりあえず、締めるというだけの意味合いでしょうか。
オープニングのすさまじいデキに比べると、最終回エンディングの歌がお粗末でした。
陽子のことがさっぱりわからなかったので、続編ありきの作品になっています。彼女のストーリーテラーとしての役割は必要だっので、しょうがないですねー
melodies.も録画しているので見るのが楽しみです。
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