2009年6月23日火曜日

デッド・フライト

飛行機の中でゾンビが暴れたらどうなるか、という無邪気なアイデアをそのまま映画に。
とりたてて面白くないですが、まあ、まとまっていたかな。

もう一つか二つ、アイデアを盛り込めば、すごく良くなる予感がします。

スピード・レーサー

日本のアニメ『マッハGoGoGo』が原作のハリウッド映画。
面白いし、このブログの趣旨にも合った映画なので、すごいオススメです。

70年代のアニメである『マッハGoGoGo』に、僕は何の思い入れもないし、世間が『マトリックス』に狂っていたころ、ちょっと冷めた目でウォシャウスキー兄弟をみていたので、まったく期待していませんでした。
『マッハGoGoGo』を映画にしても、面白くなるわけがないと高をくくっていたわけですが、実際はまったく逆。
はちゃめちゃな映像で、超面白い。カラフルな映像はセンスの塊です。
普段はBDでもDVDでに、あまり気にしないのですが、この作品はBDの高画質で見ることができて、よかったです。
意外と長い映画なので、腰を据えてご覧ください。

ウィッカーマン(2006)

ニコラス・ケイジ主演のリメイク版です。
オリジナル未視聴。
普通の面白さ。
ニコラス・ケイジ好きには、ちょっと期待はずれかも。

牧歌的な田舎の風景は、『ヴィレッジ』にちょっと似ているかも。
旅行に行くには、よさそうなところですねえ。

幸せのちから

やってしまいました。
2回同じのをレンタルしないように、このブログをつけているのに、ブログを書く前に見た作品です。
普通の面白さ。
子供がいる人なら、さらに感動も大きい。

変人村

『変態村』は腹立つくらい面白くなかったですが、この『変人村』はどうか。
『変態村』よりは面白かったですよ、はい。
普通の低予算映画の面白さです。
この2つ、まったく関連のない作品ですね。

こちらの方は、一応有名なヴァンサン・カッセルが出てて、他の出演者も見た目がいいです。
お色気もあり、はちゃめちゃだけど、楽しい雰囲気は存分にでていました。

アメリカン・ギャングスター

社会派ドラマなので、ちょっと見るのが「おっくう」ですが、面白いです。
デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロー、リドリー・スコットでしょ。
面白くないわけないですよね。

ただ、こういう骨太な映画は、レンタルしても一番最後に残ります。

2009年6月9日火曜日

とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード

とらドラのアニメが面白かったので、このスピンオフ小説を読みました。
とらドラファンならそこそこ楽しめる内容。
おっさんが読むには、さわやかすぎる、青すぎる10代の恋愛が、恥ずかしく描かれています。

竹宮ゆゆこさんの作品は初めて読みました。
勢いのある文章で、ぐいぐい物語をつづっています。

こういった学園物は、取材や綿密な下調べが必要なく、作者の頭の中でほとんど物語を構築してしまえるというのが、制作側のメリットではないでしょうか。図書館が近くになくても、世界情勢に疎くても、アイデアだけで物語をつくることができる。
読者もライトなら、作者もライト、ライトノベルというのは、本来こういうものかもしれません。
実際は、この作品が生まれるために、作者は血反吐を吐いているかもしれませんが、少なくとも、そんなことはまったく感じさせない作品でした。

アニメの中で、このスピンオフのキャラが実は出てたりするのでしょうか。
また、アニメを見たくなります。