2009年10月29日木曜日

劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆


まあまあ面白いです。
アクション作画がやっぱりすごい。

原作マンガを読んでいると、サスケがナルトに迎合しすぎのように思いました。
あとは、だいたいいい感じ。
ナルトファンには、ぜひオススメ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない2~4巻


一気に読みました。終始ニヤニヤさせられる展開は健在。
楽しい小説です。
コミック化もされて、盛り上がってますね。

作中にいろんなオタク知識が出てきます。1巻よりも、もっとオタク向けに作られています。
1巻は一般向けのコメディでしたが、2巻以降で、オタク向けのライトノベルに方向が定まってきたように思います。僕が苦手だった、1巻のオタク擁護みたいな記述もなく、ほとんどスラスラ楽しく読めました。

主人公にすでに彼女(みたいな幼なじみ)がいるのが、ちょっともったいないか。
まわりにいろんな魅力的な女性キャラが出てくる中、幼なじみの麻奈実はインパクトが弱いので、「本当にその子でいいの?」と思ってしまいます。普通なところが、彼女の魅力なんですが、その魅力をこの作品で出すのは難しいですね。

この作品は、主人公が、妹のオタク趣味につきあっているうちに、いろんなオタク知識がたくさん出てきます。オタクじゃない人の視点から、オタク文化を追体験して、読者がニヤニヤさせられる、ちょっと不思議な構成。この発想の転換が、この作品の魅力の一つです。

カ●ビアンコムは、みんな知ってるのに、なぜか、これまであまりネタで出てくることがなかったですねえ^^

キャラクターも魅力的で、エピソードもいろいろ考えて作られている。楽しくて気軽に読める本作は、オタクで妹萌えな方にオススメ^^;

2009年10月23日金曜日

咲-Saki-


バカバカしいんだけど、面白い作品。
マージャンのインターハイがある世界観はありですが、ほとんど運だけの主人公や、女性キャラ全員百合っぽいなど、突っ込みどころ満載。

突っ込みながら見ると、こちらも、かなりテンションが上がって楽しいです。
スポコンものとしても普通に面白いです。

マージャンを爽やかに扱った作品なんですが、出てくるキャラは『哲也』並に濃いのばかり^^
「ステルス桃」を筆頭に、驚愕のキャラクターが盛りだくさん。

また、この作品で、田中宏紀さんを知ったのも収穫でした。
田中さんの1人原画のオープニングも20話も、最高でした。
現在、25歳ぐらい。いつの時代も天才っているんですね~
MADもたくさん。
http://www.youtube.com/watch?v=YZcUddQ7vKs
http://www.youtube.com/watch?v=ETX-ve4oXlA
http://www.youtube.com/watch?v=krXBw5ITopA
http://www.youtube.com/watch?v=tUOHATarqnU
http://www.youtube.com/watch?v=YmcW8cFFE_k

2009年10月19日月曜日

閃光のハサウェイ

『UC』への予習ということで、このちょっと昔の小説を読みました。
「まだ読んでなかったの?」と言われそうですね。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が公開された次の年に書かれており、もう20年前の作品になるんですね。

面白いです。この時期、富野監督がかなり“のっている”感じがします。
タイトルどおり、ハサウェイ・ノアの生命の輝きというか、散りざまが描かれています。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、生っちょろかったハサウェイが、この作品では強いヒーローになって登場します。主要登場人物が魅力的。十代の頃にはわかりにくい描写も多く、ちょっと大人のガンダムですね。

テロリストが主人公のこの作品は、アニメ化はちょっと難しいかもしれません。今の技術でアニメにしたら、面白いだろうなぁ…
富野監督自身の原作で、宇宙世紀物なので、オールドファンにおすすめですね。

ゼブラーマン

まあまあ面白いです。

三池崇史監督の作風か、宮藤官九郎さんの作風か、シュールなギャグが満載です。
シンプルで、軽い感動もあるエンターテイメント作品。

ALWAYS 三丁目の夕日

面白いです。
セットやCGも、リアルというわけじゃないですが、こういう絵作りとしてみれば、とてもよくできています。
貧しくても一生懸命がんばることを描いたストーリーは、誰でも感動できると思います。
テレビや冷蔵庫なんかで、どんどん世の中が便利になっていくのは、僕の世代は、まだギリギリ親からきいているので、ちょっと説教臭かったです。

山崎貴監督のエンターテイメント志向の強い作品作りには、いつも声援を送りたくなります。

亡国のイージス

『UC』の福井晴敏さん原作ということで、視聴。
面白くないです。
そいえば、阪本順治監督は苦手だったなあ。

アクション映画なのに、登場人物が涙を誘うシーンが多すぎ。
ハリウッドで言ったら、レンタルショップに一本しか入らないような、B級アクションです。

日本映画で、スケールの大きな、アクションにチャレンジする意気はよし。
真田広之がアクションに戻ってきた?のが、ちょっと嬉しいところです。