2010年12月22日水曜日

崖の上のポニョ

普通。絵はすごい。

なんといっても、あの波のシーンでしょうね。ぜひ見たほうがよいですよ。
話が微妙というか、よくわからん。宗介がいい子すぎる。
魅力的なキャラクターが、たくさん出てくるので、ちょっともったいない。

絵に関しては、日本の頂点。絵本が動いてる。
手描きアニメーションの力は、本当にスゴイ。

BALDR SKY

面白い。

なんとかDive2の最後(6+)まで、行きました。

内容は、とにかく、盛りだくさんで、このDive1、2で、クリアまでに半年以上かかったように思います。
練りこまれたストーリーや、やり込めるアクションなど、とにかく「完成度が高い」のが、この作品の特徴。

ストーリーは、売れる要素をこれでもかと詰め込んだ、サイバーパンク、エンターテイメント。だれでも楽しめる、ヒロイックな要素に、マニアックなSF設定を合わせて、完成度の高いストーリーになっています。
学生時代のストーリーが小出しに出てくる構成も面白いし、学生時代の昔話を、分岐がない「終わった話」としているところが、この複雑なストーリーをそこそこわかりやすいものにしてくれています。
この構成、ライティングをする仕事は本当に大変。執念を感じます。
ただ、読み口はあくまでライト。過激な残酷描写を避け、面白いところだけに注力しています。エロゲですが、一級のエンターテイメントを志向しており、かなりの部分で成功していると思います。

主人公がイケメンで、ロボット操縦の天才という、ほとんどストレスのない人間になっています。ここが、少し乗り切れなかった点。
反対に、世界は環境汚染や、食糧難、貧富の差、バーチャルドラッグなど、ストレスの塊として描かれています。
この主人公と世界のありようが、問題の原因を外に求めてしまう、自己中心的な感覚を感じます。このゲームは、若いプレイヤーのためのゲームなので、対象年齢に合わせた主人公、世界設定になっているのかもしれません。
ヒロインの中で一番人気があるのがレインで、僕も一番好きです。甲に対して思いを伝えられない不器用な女性という設定ですが、強く、美しく、性格もよい彼女は、客観的に見ると完璧人間でしょう。
魅力的な主人公とヒロインが活躍する、理想的なエンターテイメントなんですが、参加型のエンターテイメントとしては、少なくとも主人公には、もう少し感情移入する要素があるほうがよかったかなと思いました。
全体的に、人間がリアルじゃないんでしょうか。そもそも、世界がバーチャルなんで、こんなもんなのか。それでも、面白いからいいんだけど。

アクション部は、最初、サクサクかなと思っていたら、最後の方、結構難しくて、難易度を下げてクリアしました。これも、やりこめばコンボなども開発できるし、そうとう楽しめます。

とにかく、延べ100時間以上はゆうにプレイしており、長く楽しめる作品です。

少しお小言。
2本合わせると価格が高い。途中、イベント回収が大変。ケース7クリア後、イベントジャンプが手に入るので、細かいイベントはその後にクリアすればよいと思います。それを知らずに、Dive1できっちり全エンディング見たので、余計に時間がかかりました。
また、真編に入るまでは繰り返しが多くて、結構辛い。真編以降は怒涛のネタばらしで、楽しめます。

時間遡行は、ほとんど見たテキストなんだけど、たまに新しいエピソードが挟み込まれるので、単純に読み飛ばすわけにもいかない。また、Dive2をはじめると、Dive1の既読メッセージがリセットされているのが一番切なかったでしょうか。

とにかく、値段なりに、長く楽しめるし、面白い作品です。
ぜひ、プレイして欲しいけど、時間がいくらあっても足りない作品です。

PT2サーバー構築に向けて

年末年始のTV視聴に合わせて、PT2サーバーを構築することししました。
購入機材は次のとおり。

マザー FOXCON ND52S
SSD CTFDDAC064MAG-1G1
HDD WD20EARS(667GP)
CASE KT-CUBE-ITX01
無線ルーター PA-WR8700N-HP
メモリ ありものぶっこぬいて2G

KEIANのケースは、安いけどなかなかよいです。
黒くて、丸っこくて、シンプル。
Fractal Design Array R2も欲しかったけど、値段が4倍近くもするので、僕にはKEIANで十分かな。

このケースは5×1、3.5×2入るのですが、マザーボードには、SATAが2個だけ!
OSをSSD、録画データをHDD、インストール用のDVDドライブを考えると、SATAが足りない。
よく調べておけばよかったなあ。
DVDはインストールのときだけなので、USBの外付にすることにします。

OSは、2TB以上のHDDも使えるよう、Windows7 64bitをチョイス。
64bitOSで、PT2とKTV-FSUSB2(カードリーダーも兼ねる)構成の方の情報はさすがにないので、イバラの道になるかもしれません。
でも、それが面白いんですけどね~

巷では、PCI-EのPX-W3PEが登場して、盛り上がっているようです。
電波感度が安定していれば、ちょっと欲しいですねえ。
PT2のよさって、実はつくりの丁寧さというか、ソニー製のチューナーで感度がよく、しっかり撮れることだったりするんですよね。
しばらくは、PT2があれば大丈夫ですね。

2010年12月14日火曜日

青少年健全育成条例改正案

すごい法案が可決されましたね。
僕はエロい作品も、暴力作品も大好きなんで、ちょっと困りますねえ。
楽しくないですか? 『学園黙示録』とか。

ロリなものとか、近親相姦なんて、昔っからある普通のネタと思うし、なんなんだろ。
自分の子供も、いつかはこういうものを目にして、楽しむだろうし。
タブーを破ることに、爽快感があるんじゃないでしょうか。
性的に歪んでますかねえ…

実際の子供が酷い目にあっているビデオはダメ。撮るのも買うのもダメ。
マンガ、アニメは、ただの創作。犯罪を犯すわけではないので、よいと思いますが。

娘ができたら、少し考え方も変わるかなあ。

2010年12月1日水曜日

2012

普通。
前の『紀元前1万年』よりは面白い。

ローランド・エメリッヒのいつものやつ。映像は凄い。
今回は、人類ほぼ死ぬ。
こういうパニック映画の場合、自分だったらどうやって生き残るか考えてしまうけど、この映画ぐらい絶望的だと、もう、あきらめるしかない。

アニメーション神戸2010

またこのイベントに参加してきました。
細田守さん、武本康弘さん、山田尚子さんなど、有名監督の声を生で聞ける貴重な機会です。
山田尚子さん、アニメーターだし、地味なおばさんかと思っていたのですが、実物は、小柄で、かなりカワイイ方です。萌えアニメは汚いおっさん、おばはんが作っていると思ってた、いや、作っていて欲しかった…
もう、いやになっちゃいますね。ファンの夢がぜんぜん壊れないです。
池田晶子さんも、DVDの特典で見ると、きれいな人だし、京アニの女性スタッフは綺麗な方が多いんでしょうか。

fripSideがレールガンのオープニングを歌ってくれたりして、例年になく楽しい授賞式でした。

審査委員長の櫻井 孝昌さんの盛り上げ方がうまかった。
僕のように、世間に少し後ろめたい気持ちで、アニメ見たりやゲームやっているのと違い、アニメ文化に対して、全肯定で取り組んでおられる。
なんだか、自分がちっぽけに思えてきます。
面白いものは面白い。堂々と応援されていて、気持ちがいい。

2010年11月24日水曜日

トランスフォーマー/リベンジ

普通に面白い。前作『トランスフォーマー』よりは格段に面白い。

トランスフォーマーでリアルな戦闘をやっている映画。絵的には『ブラックホーク・ダウン』『プライベート・ライアン』のようになっている。
的キャラクターがみんな銀色で見分けがつきにくいという欠点はありますが、アクションのわかりやすさが、前作に比べ格段に上がっているように思います。
ストーリーは、まあ、よくわからんなりに、がんばってるし、普通に楽しめました。
ヒロインがエロ過ぎて笑える。