2011年11月27日日曜日

借りぐらしのアリエッティ

普通。小品というか、コンパクトな作品。
最後の翔の台詞、「君は僕の心臓の一部」ってのが唐突で、言っちゃうか~、そんなこと!
みたいな作品でした。
あの台詞がすべてを台無しにしているように思いました。
小人と人間、相容れない2人の出会いと邂逅が主題なんだけど、そこがあんまり描けてないように思います。
冒頭の最初の「借り」が一番よかったかな。緻密な活劇で、楽しい。

2011年11月7日月曜日

フリージング

あまり面白くない。地上波で見たので、修正がすごい。なんだかよくわかんない。
いろんなアイデアを入れているんだけど、いろんな作品の寄せ集めのようで、斬新さがありません。
1アイデアでもあれば、もっと盛り上がったのに…
ネタを引っ張る最終回も、なんだか切ない。
とにかく、DVDやCSで、エロとアクションを楽しむ作品!

ラストエグザイル

まあまあ面白い。新シリーズを見たくて、この2003年版を借りてきました。
この時代は、GONZOも元気だったし、こういった大作が作られていた、なかなかよい時代だったのかもしれませんね。
キャラもメカもよくて、アクションもなかなか。基本的にすばらしい作品。
最近のアニメのように、安易に萌え、エロを入れることもなく、ストーリーを丁寧に描いています。

爆発的ヒットとならなかったのは、意外性がなく、2003年のものとしても、ちょっと古い感じがするからか。
良くも悪くも千明監督らしい作品。

2011年10月20日木曜日

BLOOD-C

なんか、普通。なんだろ、いいスタッフ揃えたわりに、全体的にスベッているような。
バトルものなんで、楽しめるのは楽しめるんだけど、とにかく、微妙な作品。
頭身の異様に高いCLAMPのキャラクターを、黄瀬さんが絶妙なバランスでアニメキャラにしており、とても危うい。作画がよいので、キャラは崩れないけど、スゴイ危うく見えます。

最後の謎解きも、驚きよりも、「そりゃないわ~」ってなる。
そもそも、女子高生がチャンバラをするという、食傷気味の設定で損をしているので、大分がんばらないと面白くならない。

梅津さんのオープニングは、やっぱりすばらしい。
グロ描写をがんばっていて、TVではほとんどカット。残念。
シンプルにアクションを楽しむ作品。

シュタインズゲート

こちらも完璧な作品。とにかく毎回面白くて、一気に見れました。ゲーム未プレイ。
僕は、特に序盤~中盤までがよかったです。
最後まで見て、1話だけもう一度見てみようと見てしまうと、次が気になって2話、3話ともう一回見てしまいそうになるぐらい面白い。
とにかく、ストーリーが面白い作品。

各女の子を攻略していくあたりは、ちょっと、やりすぎな感じがしました。
そもそも、そういうゲーム原作なので、まあ、いいんですけどね。

何度も同じ時間を繰り返すストーリーは、同じニトロプラスの、スマガによく似ていました。
でも、スマガよりさらに面白くて、隔世の感があります。
ニトロプラスは、もうエロゲ屋さんじゃなくて、ストーリー製造工場といった様相。
オープニングの歌もよかったです。

花咲くいろは

面白い。絵も話もよい、完璧な作品。
タイアップ臭がすごいので、最初、かなり斜め目線で見出したのですが、一気に最後まで見れました。
終始爽やかな印象ですが、最後だけ、ちょっと、もやっとした終わり方なので、見終わったあと、もやっとします。
西村さんの止め絵などを筆頭に、回によって、演出に少々ゆらぎがありますが、全体の流れがいいので、演出する人の癖が多少出てても、いい感じにまとまっています。
オープニングの躍動感が半端なく、仲居さんの仕事がめちゃくちゃいい動きで描かれています。

温泉地とのタイアップ先行の企画と思いますが、作品のレベルはたいへん高いです。
ただ、あからさまなタイアップで、ファンが集まるかが心配。
また、あからさまなエロも気になる。
作品はよいのに、こういった、ビジネス臭がスゴイのが気になる。せっかくいいスタッフを揃えて、いい作品になってても、なんか、素直に見れない、損をしている作品。

私は金沢に短い期間ですが住んでいたので、金沢弁が懐かしかったです。

2011年10月12日水曜日

TIGER & BUNNY

面白い。なんか、ゆったりしたペースの作品なんだけど、ドラマがよかったかなあ。
ロートルヒーローが主人公で、親近感が湧く。
実際、30歳ぐらいで、僕よりもかなり年下なんでしょうけど。
この作品はなんといってもヒーローごとにスポンサーがついていること。
ただのタイアップにとどまらない、次世代プロモーションの可能性を感じました^^
作画やドラマ作りなど、タツノコプロリスペクトな作品で、なんとなく懐かしい香りもあります。
それでも、斬新な部分も多く、少し毛色の違った作品として楽しめました。