2012年7月11日水曜日

Fate/Zero

まあまあ面白い。
アクション作画が凄く、劇場作品かと思えるシーンも多い。

ストーリーも、まあ面白いんだけど、結局『Fate/stay night』にバトンを渡すための予定調和的なところもあり、すごい面白いところまではいかない。
個人的には、ランスロットのくだりが、ポカーンでした。アーサー王なんて、大昔に薄い本読んで、あとは断片的に映画とかでしか知らないんで・・・
フェイトはあいかわらず可愛いが、全体としてイスカンダルのプロモーションビデオだったのかもしれない。

『Fate/stay night』と比べると、絵やアイデアが凄いので、こっち(zero)の英霊の方が強いんじゃないかと思えます。

ヨルムンガンド

普通。
暴力賛美というか、ざっくり『ブラック・ラグーン』みたいな作品です。

アクション作品なんで、気軽に見れるけど、引き込まれるところまではいかない。
「武器商人と旅をした」という思わせぶりな引きですが、1クールだとそんなセンチメンタルな印象はなく、ド派手なアクション作品。軽快な演出で、見やすいです。

なんか、戦場に強い女の子がたくさん出過ぎると、リアルじゃなくなるので、もうちょっと少なくていいんじゃないでしょうか。

ZETMAN

面白くない。
絵やデザインがよいので、残念な作品。

人間描写が表面的すぎて、主人公やコウガの苦悩が伝わってこない。主人公を覚醒させるためヒロインを犠牲にしたり、いい人=ボランティアさせるなど、とにかく安易。
ごちゃごちゃと、流れも悪い。
アニメが面白くないというより、原作が面白くないのではないでしょうか。ヒットメーカー桂正和さんの作品なのに、今までアニメ化されていなかったことがうなずける。

この作品のエッセンスだけを抜き出し、再構成した『TIGER & BUNNY』が、いかに秀逸だったかを思い知らされる作品でした。

LUPIN the Third -峰不二子という女-

まあまあ面白い。
途中ちょっとわかりにくいけど、最後まで見ると納得。
ナレーションのオープニングにはじまり、なんといっても、全体的な雰囲気が最高。

正直TVスペシャルに飽きてきてたので、今回は楽しめた。
ただ、重苦しく真面目な展開で、全部見るには、ちょっとがんばる必要がある。

アクションファンとしては、板垣伸さんがやった第5話、ルパンvs次元はたまりません。

咲-saki- 阿知賀編

まあまあ。
前作同様、可愛くて、熱くて、楽しいけど、ちょっと、回想が多くてダレる。
原作途中なのに、商業的理由でアニメ化を急いだのがちょっと残念。
せっかくなんで、2クール分溜まるまで待って欲しかった。


前作の衝撃「ステルス桃」に続いての「トリプル!」。
劇中では真剣なのに笑かされてしまう。

謎の彼女x

面白かった。
絵だけで選んでたら見てなかったけど、下手な考えの人が結構褒めてたので、見てみたら、なんじゃこりゃーでした。
変態行為、古いキャラ、懐かしいけど安定感のある演出、吉谷彩子さんのすごい演技と、可愛らしいOP、ED。とにかく絶妙でした。
あの厚みのあるよだれをなめてみたくなることうけあい、ってなるかー!
基本、主人公たちの変態行為にビックリの連続です。


謎の彼女xということなので、最初は卜部の頭が取れて走り出すとばかり思ってた。1話だけだと、本当に宇宙人にしか見えない。でも、どんどん普通の可愛い女の子に見えてきて、爽やかなラブコメになっていく展開。
この絵で萌えるわけないだろ、スタッフのバカヤローと思ってたら、途中何度か萌えてしまう。バカヤローは僕でした。
全体として、懐かしい『エスパー魔美』のような印象。あの作品は、お父さんのヌードモデルしてて、最初違和感凄いんだけど慣れてくる。よだれも最後は慣れてくる。やっぱり、全体的に藤子アニメっぽいです。


卜部がはさみを使うシーンのドラミング、すごい懐かしくて、心地よかった。

カーズ2

普通に面白い。笑えて、ちょっとホロッとする。
だいたい、東京に行ったら面白くなくなるけど、これは、東京に行った後、フランスとかいろいろいくので。
子供と見るにはいい作品。