2013年2月18日月曜日

WHITE ALBUM 2

面白い。おっさんのやるもんじゃなけどね。
今、CODAの雪菜ルートが終わったところです。

僕の場合、いい歳なんで、若いときのように、時間がない。その中で、映画もアニメも見なければならず、家族に隠れてエロゲまでする時間が、なかなかとれない。
エロゲは2時間以内で見れる映画と違って、50時間以上と、プレイするのにとても時間を食う。また、値段が高いので、どうしても、評価の定まった良策だけをプレイすることになります。

さて、この作品も名作といわれているもので、評価にたがわぬよい作品でした。
主人公、ヘタレのはずなんですが、まあ、それほどヘタレではない。特に雪菜ルートの春樹は、よくぞ冬間かずさのエロエロ攻撃を、あそこまでかわせるなというぐらい、自制心が強いと思いました。

ダブルヒロインのどちらも魅力的で、理性的に選ぶなら、普通にいい子の雪菜なんだけど、かずさの非常識な魅力に抗うのが難しい、とても悩ましい作品です。
雪菜ルートはハッピーエンドですが、最後まで残るかずさへの思いが、切ないプレイ感を残してくれます。

ハイビジョン、16:9の画面解像度で、フルスクリーンにしても横長にならず、美しい画面なのがありがたかった。ちょっと前の作品だと、横に伸びちゃうから。

この作品の魅力は脚本:それ以外が7:3ぐらい。かなり脚本に依存している作品です。
多少、文句を言わせてもらうなら、脚本がくどいです。登場人物の複雑な心理状態が、すべて露になり、すべてにおいて説明がなされる。何日も、何もないような日の描写が続く。
言葉を尽くして、わかりやすく物語を綴ってくれるのは、ありがたいけど、ちょっとタルイときもあります。脚本を、もっと刈り落として、キレがあるほうが、僕は好きです。
ま、若者向がじっくり楽しむというメディア特性考えると、これでいいんですけどね。ここから、他メディアに展開したときに、刈り落とせばいいので。それは、わかってます、わかってますとも。

あと、前作同様、音楽がテーマのひとつですが、まだ聴き込んでないとはいえ、「いい曲!」ってとこまでいってないのでは。
前のWHITE ALBUMの曲は、もうちょっと印象の残っているので、やはり、音楽はパワー不足だったように思います。

基本的にすばらしい作品です。

(追記)

かずさエンド2つと、雪菜ノーマルエンドをクリアしました。

僕は、最初のプレイでCCの雪菜エンド~CODAの雪菜トゥルーエンドと、一番おいしいところをプレイしてしまい、CCのサブヒロインは、まだ、まったく攻略していません;;

かずさエンドはどちらも、あまりハッピーエンドではありません。
ノーマルかずさエンドは、とにかく欲におぼれる主人公たちが描かれます。僕はおっさんなので、Hシーンを読むのがめんどくさく、もしかしたら、PS3版をプレイした方がよかったかもと思っていましたが、このシナリオにはHシーンが必須。こういう、物語に必要なアダルト表現だと、まあ、読むのはめんどうとしても、印象がよかったです。
また、トゥルーかずさエンドでは、かずさとのHシーンすら用意しておらず、それも潔くて、やっぱり、このゲームは勘所をふまえた良作だなと再認識しました。

歌で印象に残るのが、『WHITE ALBUM』と、雪菜が歌う『POWDER SNOW』アコースティックバージョンで、前作の主題曲だったのが、やはりちょっと残念でした。2の歌だと、切ないシーンでかかる挿入歌『After All~綴る想い』が好みだったかなあ。

2013年2月8日金曜日

中二病でも恋がしたい!

面白い。12話できっちりまとまって、感じがよいアニメ。
たまにはいるバトル演出がよい。

最終回ちょっと泣かされてしまったんだけど、最後のナレーション「人は一生中二病なのだ(笑)」というのが入って台無しに。
わかりやすくということだろうし、第1話の最初もナレーションなので、最後もということでしょうが、正直、「ふざけんな、視聴者なめてんのか」と思いました。
あと、もうちょっとヒロインに萌えさせてくれると、うれしかった。

基本的にはとても感じのよい作品だったと思います。

WHITE ALBUM

普通。だが、アニメとしての完成度は高い。
吉成鋼さんの超人的な仕事が見れる。
『WHITE ALBUM 2』のゲームがやりたくて、一応、前作を知っておこうとしたら、ゲームをやるより、このアニメ版が一番早いので視聴。

浮気を扱ったアニメで、とにかく陰鬱。

テーマが暗いので、誰が見ても「おもしろい」とはならないでしょうね~。
ゲーム版はまた違うのかもしれません。

主人公はほとんどのヒロインと肉体関係を持つ、羨ましいが、最低な男。
この作品を見て、3大ヘタレ主人公を一通り体験したことになります。
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E4%B8%89%E5%A4%A7%E3%83%98%E3%82%BF%E3%83%AC%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC

アニメとしてはとにかくよくできていて、演出や作画が凝っている。
「アイドルと付き合う」という、ちょっと下手をすれば、すぐチープになる設定だが、演出と作画でなんとか踏みとどまっている。
ライブシーンなど、枚数が必要なシーンは、さすがに絵が崩れているものの、全体として、とてもがんばっている。
ライブシーンはさすがにCGキャラと合わせたほうが、完成度が上がるようです。
時々入る吉成鋼さんのタッチのついた絵がとても美しい。

面白さはさほどではなかったものの、アニメ作品としては完璧な作品なので、ま、見てよかったかな。

2013年1月28日月曜日

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

面白くない。普通の大人は楽しめない作品。
久しぶりに妹ものを見てみると、なんと短絡的なことか。
消費物の極み。10代でも、これについてくるのか心配。
とにかく、ノーテンキに、何も考えず、萌えだけを享受すべし。
あと、アナだけは、ちょっと可愛いく感じる。

ヨルムンガンド PERFECT ORDER

まあまあ面白かった。
前作の伏線を回収して、ココの陰謀の全貌がわかるし、ヨナの落としどころもよいと思いました。
ラストにいくまでの、いろんな作戦もよかった。
元永慶太郎さんのキレのいい世界観が、この作品にあっていたと思います。
キャラクターの絵が特徴的なので、それが嫌じゃなかったら、あと、こういうミリタリーものが好きなら、見てもいいんじゃないでしょうか。

宇宙人ポール

普通。ノーテンキなコメディなので、何も考えずに見れる。
主人公2人と、悪漢の演技がよい。
80年代の古い映画の雰囲気がある。

127時間

面白さは普通だが、強烈な映像に圧倒される作品。
とにかく、あのシーンが凄くて、もう、ダニー・ボイルは、こんな映画は撮ってはダメな気がする。
ジェームズ・フランコが、爽やかなナイスガイを好演。
この人は、男前だね~
アップになると、アン・ハサウェイに似ている。