そもそも、タッチパッドにしようと思ったのは、いまのトラックボールつきコンパクトキーボードから、タッチパッド+音声入力によるネット検索に切り替えようと思ったから。
これで、コタツシアターに寝転がりながら、片手でタッチパッドをいじり、検索する際は検索ワードを「しゃべる」という環境が実現するはず!
買ってきてすぐに、愛機のXPマシンに接続。
Windows 8の発売を受けて、俄かに盛り上がっているタッチパッド市場だが、こいつは古いXPでも、フル機能を使える。
感度もビンビンで、最高にいい感じ。
マルチタッチでのウェブブラウジングを体験すると、マウス時代には戻れない。かもしれない。戻れるけど。
意気揚々と、『WHITE ALBUM 2』(エロゲ)を立ち上げたところ、問題発生。
ご存知のとおり?文章を読むタイプのエロゲでは、マウスクリックを多用する。
タッチパッドの場合、クリックの動作は、指をタッチパッドにぶつけること。つまり、文章を読んでいる間は、指を微妙に上げておかないといけない。
(Enterキーなら、指をとりあえず置いておいて、メッセージを送るときは押し込めばよい。)
これは、辛い。指を微妙に調節して、1mmと微妙に上げてみるも、さらに辛い。
つまり、俺は、メカニカルなボタンの無いタッチパッドでエロゲはできないという、考えてみればあたりまえの結論に至ったのだ。
しかたなく、このすばらしいタッチパッドは、リビングPCのコントローラーとして使用することに。
音声検索も精度がしれているので、どちらにせよ、キーボードが要るなと思い直し、エレコム TK-FDP055BKを購入することにした。
肝心のエロゲはというと、PS2用のコントローラーを変換ケーブルで繋いでいたので、それをマウスとして使うフリーソフトを入れ、ゲームコントローラーで遊んでいる。
結局、ゲームはコントローラーが一番なじみがあって、遊びやすい。
まったく、俺は、古いタイプの男のようだ。