2014年1月16日木曜日

オズ はじまりの戦い

まあまあ。この手のファンタジーはがっかりすることが多いのだが、これは普通に楽しめる。
ペテン師の主人公が、魔法使いとして世界を救うという構成もよい。
主人公のジェームズ・フランコ、やっぱり男前だなあ。この人は、一時期のクリスチャン・ベールのような勢いを感じます。

シュガー・ラッシュ

面白い。子供と一緒に視聴。
カーズより好き。
ぐっとくるシーンもある。

プロケーブルの視聴室にいってきました

the box PA15ECO MKIIを買って、どんな音がするのか気になり、大阪のプロケーブルに行ってきました。

視聴室にあったのはthe box PA15ECO MKIIではなく、大きいEV TX1152でした。
PA用のスピーカーというのは、本当に味付けのない音で、オーディオ用のスピーカーに慣れていると、結構印象が違います。
Fostexなんかの寒色系っていうのとも違います。特に自分の好きな音ではなかったです。

うちのゆるゆるの環境と違って、ボーカルがちゃんと真ん中から聞こえていて、うらやましい。視聴室はセッティングに手間がかかっているので当然ですが。
モノラルっぽいという評価がネットにありますが、自分にはよくわからなかったです。家の環境も定位はダメダメだしね。

とにかく、勉強させてもらいました。

スピーカーは既に買っているので、コネクタだけ買って帰りました。

うちにくる、the box PA15ECO MKIIも視聴室のTX1152と同じ傾向だと思うので、どうやって遊ぶか考え中です。

Thomann the box PA15ECO MKIIを買った

何かと話題のプロケーブルが扱っているスピーカー。自分はThomannのオンラインストアから購入しました。
まだ到着していませんが、購入の経緯を紹介します。
  1. プロケーブルのサイトではPA用のスピーカーをオーディオ用に売っている(なんか怪しいんだけど、あのサイト、面白いんですよね)。
  2. PA用のスピーカーを家庭で使うことに対しては、ネット上に賛否あり、否の方が多いように思う。
  3. まあ、家で聴いて、そんなにいい音はしないだろうと思いつつ、the box PA15ECO MKIIのことが気になりだす。
    なんせ、38cmウーファーがついていて、46,000円。4万円を切っている店もあり、安いものが大好きな自分は、とにかく気になる。コンパクトなのもいい。
  4. どうしても、38㎝ウーファーというのを家で鳴らしてみたくなる。お金のことを気にしなければJBL S4700を選ぶが、これは、マジなやつだ。まだ、ZENSOR7と別れる気もない。ちょっと試しに遊ぶには、the box PA15ECO MKII、いいんじゃないだろうか。
  5. プロケーブルの商品紹介でこのスピーカーを知ったので、プロケーブルには申し訳ないが、せっかくなら初めてヨーロッパから買ってみよう。
価格は円安の影響で、送料含めると日本で買うのとあまり変わらなかった。税関でいくらか取られると、日本で買うより高くなるかも。

到着までかなり日数がかかるけど、楽しみです。

AVアンプの自動測定はデジタルルームチューニング

オーディオ環境を作って、ずっと気になっていたのだが、うちの音はステレオで鳴らしたときにボーカルが中央に定位にしない。
ちょっと左にずれているし、聴く日によって、どうにも、おさまりが悪い。
試しにテストトーンをフロント左右から出力すると、左右の音がかなり違う。

コタツシアターは左が一面カーテン、右は一面壁という、左右の素材が全く異なる部屋。
これは、左右で違うのは当然だ。

オーディオはルームチューニングが一番重要ということで、これは、いよいよ深みにはまるしかないかと思ったが、自分は真摯なオーディオファンの方々と違って、何ヵ月、何年もかけて試行錯誤しながらルームチューニングしていく自信がない。

そこで、デジタルルームチューニング(DRC)というものがあることを発見。
テストトーンをマイクで測定して、出音と同じ音が聞こえるように、出音の方を補正するものだ。
http://blog.ipodlab.net/Entry/1005/

これはすごい。
ただ、これは左右は同じ音が出る前提のもので、左右の違いを解消してくれるものではなかった。

foobar2000にSurround Panというプラグインがあって、視聴位置を疑似的に変えられる。
http://wikiwiki.jp/foobar2000/?%B0%EC%A4%AB%A4%E9%BB%CF%A4%E1%A4%EBfoobar2000%2F%C2%E84%B2%F3

UPnPクライアントにも適用できるので、ぐりぐりと変えてみるも、なんだか正解がわからん。

いろいろ探していると、デジタルイコライザーというのがあって、これは左右別々に測定してイコライジングしてくれるらしい。

BEHRINGER『DEQ2496』
http://dime.jp/genre/101023/

これだと理想に近いな。ただ、それなりには手間がかかりそうだ。

そこではたとAVアンプの自動測定のことを思い出した。音楽を聴くときは、AVアンプ  RX-V773の音があまり好きではなかったので、最近はできるだけAVアンプをスルーして聴いていた。
久しぶりに再測定してみる。自動測定は音量だけでなく、イコライジングもかけて、部屋の影響を少なくしてくれる。測定後、左右スピーカーの音を聴いてみた。

テストトーンは、相変わらず左右違って聞こえる。
ボーカルは、なんとなく真ん中に近づいた気がする。
まあ、基本的にサラウンド用の測定なので、音楽鑑賞に十分な2chの最適化がされているとは言いがたい。

AVアンプの自動測定は2、3分で終わって、とにかく簡単。自分の様な「ものぐさ」にでも簡単にできる。
AVアンプのボリュームを通して音楽を聴くのは、ちょっと好みに合わないが、しばらくこれで聴いてみようと思う。

うちでは、まだ。いい音とはいかないが、自動測定はいいものだ。
ルームチューニングのために、試行錯誤を繰り返し、はては専用ルームを作ることを考えると、気が遠くなる。だれでも簡単に、それなりにバランスのとれた音を聴くことができるのは、素晴らしい。
次もAVアンプ中心にシステムを組もうかな。

2014年1月10日金曜日

永遠の0

面白い。傑作。
現代人でも零戦や特攻のことを知ることができるという意義のある作品でありながら、小説としても面白い。
これは、すごいこと。
歴史上のできごとや特攻隊員のことも入念に調査されているようでリアリティ抜群。
戦中世代は本当にがんばったんだなと、感謝の気持が生まれる。
特攻や司令部の判断ミスに対して徹底的に批判的立場で書かれているところも好感度が高い。

世界最高の格闘性能を持った零銭が、たった2年で時代遅れになったということが書かれており、よく「戦争が人類を発展させる」などという言葉を目にするが、それは本当だと思った。
人間は生死のかかったときが一番輝く。

しかし、もう、戦争になってほしくない。

ファタモルガーナの館

面白い。珍しいゴシックホラーのノベルゲーム。
『WHITE ALBUM2』並に面白いものを期待していると、期待ほどではない。
それでも、十分面白いな。
ホラー、そしてループものでもある。プレイ中、ぞくぞくと背筋が寒くなるので、夏のプレイをオススメ。
プレイ後特典のキャラ紹介は、まあ、なくてもよかったように思うな。
このあたり、同人ソフトらしさもある。システムも荒削り。
それでも、商業作品の中に入っても十分通用する面白い作品でした。
シナリオはもちろん、絵もいいですよ。