2019年11月1日金曜日

密閉スピーカーシアター

丸2年以上更新していませんでしたが、生きています。
相変わらず、オーディオ機器をいじったり、アニメや映画を見て生活しています。

今のスピーカーの構成は7.2.4ch。

センタースピーカー:YAMAHA NSX-C1
フロントスピーカー:DIATONE DS-V5000
サラウンドスピーカー:YAMAHA NS-1000M
サラウンドバックスピーカー:DIATONE DS-1000ZX
トップスピーカー:NS-1000MM
サブウーファー:PM-SUBn

サブウーファーを除けば、一番新しいNS-1000MMでも1999年発売。
20年落ち以上の、とんでもなく古い機器だけで揃えています。
センタースピーカーのYAMAHA NSX-C1以外は、すべて密閉スピーカーで、そこがこだわりと言えばこだわり。
驚くほどデッドで、そっけない音のシアターになってしまいました。アバックさんでサラウンドを聴かせてもらうと、すごく臨場感があって、音が広がる。ああ、うちのシアターは邪道だなと、ちょっと寂しくなります。

世界広しといえども、こんなホームシアターは我が家のこたつシアターくらいではないでしょうか。

2017年9月20日水曜日

DIATONE DS-4NB70を聴いてきた

このブログでは店舗で試聴したものや、自分で買ったスピーカーについて、感想を書いているのですが、特定の機種名で検索すると上位表示されることが増えてきました。
私は耳があまりよくなく、個人のブログということもあり、適当に好きなことを書いています。くれぐれも真に受けないように、話半分で読んでください。

さて、DIATONE DS-4NB70です。
ふらっと寄ったヨドバシカメラで先行展示中だったので、短い時間ですが、ジャズのナンバーを2曲聴かせていただきました。
一聴してDIATONEらしい音だと感じます。
音がスピーカーの前に展開し、低音がタイトな解像度の高い音です。
今回バスレフの筐体になりましたが、密閉箱のような、タイトな低音です。
ご存知のように、量販店はたくさんのスピーカーが並んでいるので、リアバスレフの効果があまり出ていなかった可能性もあります。
付帯音がないキリっとしたモニター調の音。

比較として805D3と切り替えてもらいました。
普段は高音の解像度が印象的な805D3ですが、DS-4NB70と比べると、ヨーロッパのスピーカーらしく音場が前後に展開する鳴り方。バスレフポートが前にあるせいか、ぶわっと広がる低音で、音場が広く感じます。

解像度はDS-4NB70の方が高く感じましたが、短い時間なので、じっくり比較できたわけではありません。

今回、DS-4NB70を先行して聴くことができましたが、きちんとセッティングされた環境で、どこまで鳴るか未知数です。
DIATONEが威信をかけて復活させた最新スピーカー。みなさんも、オーディオ店などのイベントでぜひ聴いてみてください。

2017年5月16日火曜日

Dynaudio Contour 30を聴いてきた

新型のContour 30で、これは、とても聴きやすいスピーカーです。
Contour 30はDynaudioのラインナップでは上から2、3番目の上位機種。
Dynaudioの上位機種は専門店に行かないと聞けませんが、今回たまたま機会をいただくことができました。

このスピーカーは2ウーファー、1ツイーターに見えますが、実際は2ウェイ+1ウーファーで、2ウェイのようなまとまりの良さがあります。
とにかくナチュラルで嫌な音を出さず、スピーカーが消える、よいスピーカーだと思います。
押しつけがましいところがまったくないので、ちょっと物足りない人もいるかもしれません。Contour 30の後に804 D3を聴くと、あまりに刺激的なので、びっくりします。どちらも高性能スピーカーですが、かなり方向性が違います。
Contour 30は高性能なのにさらっと聞かせる、いいスピーカーですが、普通の人が普通に選ぶスピーカーとしては、かなり高価。
脱ヒエラルキーを感じさせる完成度。この音が気軽に買えるといいんですが。

Dynaudioの下位機種は聞いてないので、並べてどの程度落ちるのか確認してみたくなりました。

2017年4月25日火曜日

ヤマハ銀座ビルでのHi-Fiオーディオ展について

一流ミュージシャンによる演奏と、ヤマハの現行機器の聴き比べができるイベント。
ヤマハならではのイベントで、行ってみたいと思う。

ただ、CA-1000やNS‐1000Mは参考出品で聴けないということ。
そりゃ、そこで聴いて欲しくなっても、新品で買えないので、聴けないのはしょうがない…

ぐぬぬ。

2017年4月18日火曜日

ONKYO Scepter SC-3を聴いてきた

15分ほどですが、聴く機会をいただきました。
抜けのいい、鳴りっぷりのよいスピーカー。
密閉型が好きな私の好みとは違います。
うちのScepter 1001より、ハイスピードで現代的な音。
スケール感だけはScepter 1001が勝っている。

このスピーカーはデザインがよくないと思います。
日本のスピーカーの多くがデザインで損している。

Scepter 1001は現代的なデザインではありませんが、レトロで美しい突板処理で、私はとても好きです。
工業製品としてのデザインを突き詰めてもいいけど、どうせScepterを復活させるなら、有名デザイナーとコラボレーションしても面白かったと思う。

最近の日本製オーディオのデザインだと、Technics SU-G700は秀逸。

2017年3月17日金曜日

WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK~kazusa~

このアルバムの存在を知ったときは、かなりの衝撃があった。

かずさが、、、歌う、、、だと!?
ピアニストのかずさが…

調教されたかずさ豚ほど、この衝撃は大きいはずだ。
一瞬戸惑ったが、調教されたかずさ豚なら、必ず欲しくなることだろう。

このアルバムはコミケ限定販売という、働き盛りのおっさんには、絶対に手に入らない方法で販売された。
孤独な中年オタクには、そんな情報はタイムリーに入ってこない。
どうやらオークションで高値がついているようだ。
買うか? 働き盛りのおっさんは、そのくらいの金はある。
迷ったかずさ豚の仲間に朗報だ。

2017年4月20日にアマゾンで普通に買えるようになるらしい。
さあ、かずさの歌声を思いながら、ハアハアするのだ!

2017年2月28日火曜日

NS-1000Mを買ってみた

大型のスピーカーが何セットもあるのに、つい買ってしまいました。
元々バスレフから入った私も、密閉型ダイヤトーンのおかげで、今ではすっかり密閉派になりました。いや、そもそもスピーカーをあまり意識していない頃、1000Mの弟分NS-1000MMというスピーカーを10年以上使っていたので、元々密閉派だったのかもしれません。
厳密には密閉型の音、バスレフ型の音というのはないようですが、やはり、大まかな傾向はあります。

そんな私にはいくつか気になるスピーカーがあって、特にNS-1000Mは密閉型モニタースピーカーの原器といえる存在で、ついつい横目で見てしまうスピーカーでした。

やってきたNS-1000Mは、これまでの家具調スピーカーとまったくことなる、メカニカルなデザイン。
ツーバイフォー材をスタンドにして音出ししてみました。

いい音なのか、そうでないのか

いきなり結論で恐縮ですが、NS-1000Mはとてもいい音がします。ナチュラルサウンドのコンセプト通り、聴きやすいさわやかな音。20年以上販売され続けた実力は本物です。
これで不満のある人なんているのかなと思うくらいよい音です。
安いバスレフ型スピーカーだと、小さな箱で無理やり低音を引っ張り出しており、ボーボーと共鳴がありますが、NS-1000Mにはそれがありません。30kgを超える大型の箱から、節度のある普通の低音が聞こえます。
中高音もナチュラルに響き、全体的に安心感のある音。
ダイヤトーンできつめの音に慣れている私には、きつさは感じない、長時間聞いていられる音です。

低音をどうするか

低めの台に置くことで、十分低音の量を感じることができます。これ以上望むならサブウーファー。

アンプやセッティング

一般的に密閉型はアンプやセッティングが難しいということですが、私は安いバスレフの方が難しいと感じています。
バスレフの場合あのボーボーをどうするか。いっそ塞いでしまおうかと悩んでしまうのですが、密閉型の場合は、壁から離して置くだけで、そこそこいい音がします。
密閉型のセッティングが難しいと言っている方は、少ない低音や固い高音と格闘されている、真面目にオーディオしている方でしょう。
私はあるがままを受け入れたり、サブウーファーを使ったりと、いい加減なので、あまり難しくありません。
特に、NS-1000Mはセッティングが難しいと思わないです。置いた場所なりにいい音がするおおらかさがあると思います。

たまたま置いた場所がよかっただけかもしれないので一応メモ。
スピーカー間は1.5m、やや内向き。ツーバイフォーを横にした数cmの低いスタンドです。

他の機種と比べてどうなのか

DS-1000ZXは製造年が新しいものの、NS-1000Mと同じくらいのランクです。これはちょっと最近鳴らせていないので、記憶が頼りになりますが、DS-1000ZXはNS-1000Mより鳴らすのが難しいピーキーな印象を持っています。

DS-V5000とNS-1000Mは方向性が近く、大型で高級なDS-V5000の方が、低音の沈み込み、高音の抜け、音の広がりなど、あらゆる面で上回っています。
NS-1000Mは中高音がシャリついていますが、単独で聴いても気づかない程度のシャリつきです。DS-V5000の滑らかな中高音と比べて、はじめて気づきます。

ハイコストパフォーマンス

NS-1000Mは中古しかなく、オークションの価格はかなりこなれているので、当たりを引けばかなりお買い得。本来はオーディオ屋さんが売っているレストア品、かつての新品価格くらいの価値があると思います。
比べてみると、DS-V5000の方がいいのは当たり前ですが、価格が違うので、とりあえず密閉ブックシェルフを試してみたい方にはNS-1000Mはいいんじゃないでしょうか。

追記

NS-1000Mは小編成の楽曲、ボーカルものならDS-V5000に肉薄するスピーカーです。方向性が似ており、よりカジュアルに良い音が楽しめます。迷ってる人は買って試してほしいですね。