2010年1月18日月曜日

聖剣の刀鍛冶

面白くないです。原作未読。

ストーリーも、それほど面白いと思いませんでしたが、一応売れる要素は揃っているので、アニメ化でもっと面白くできた作品だと思います。これは、日高政光監督の前の作品、『鉄のラインバレル』のときにも思いました。戦闘シーンの絵コンテなどは、カッコイイと思うし、絵コンテマンとしては、たいへん優秀な方だと思いますが、シリーズ通しての監督としては、僕はあまり好きではありません。

ここから、ストーリーについてです。ファンタジーでありながら、各地を冒険するのではなく、自分が住んでいる1つの街を守るお話で、舞台は変わりません。『ジョジョ4部の』杜王町スタイルですね。このアイデアはいいと思いますが、これは、シナリオの作り方が難しいスタイルだと思います。このアニメを見る限りでは、設定が十分活かせていないと思いました。
また、タイトルにあるとおり、鍛冶屋が準主役にすえられています。このアイデアもいいのですが、結局自分で剣を振って戦っちゃってて、?ってなりました。
主人公の「セシリー」も、強いのか弱いのかよくわかんない。強くもないくせに、魂だけは高潔な主人公が、努力や、仲間の力で、だんだん強くなっていくということが、もっと伝わってくれば、面白くなったと思います。
全話通しての、流れが悪く、1話ずつの密度が薄いのかもしれません。

最終回、安彦英二さんが作画されたと思われるチャンバラはよかよったです。
『いろはにほへと』でも、すごい剣劇を描かれていたのを思い出しました。

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