僕は、普段2度同じアニメを見ることはないのですが、この作品はちょっと気になったので、もう一度見てみました。
結果、前とだいぶ印象が変わったので、感想を書いておきます。
前のエントリー
前の僕の見方は少し浅かったようで、今回で、この作品をもっと好きになりました。
前見たときは、三角(四角?、五画?)関係を追いかけるのにいっぱいで、僕はヒロインのうち正統派の「湯浅比呂美」に肩入れしながら見ていました。
僕の場合、どうも電波系の女の人が苦手で、最初見たときは無意識的に「石動 乃絵」を毛嫌いしていたようです。今回、どうせこの子は最後振られるからということで、「石動 乃絵」応援目線になれて、この作品の本質が見えたように思います。
そもそも、メインヒロインが「石動 乃絵」なので、普通の人には、彼女の純粋さや、可愛さが、ちゃんと伝わる作りになっているのですが、僕の現実での好き嫌いが、作品を見る目を曇らせていたと思うと、ちょっとショックです。
特に、前のブログに書いた、後半2、3話の停滞感も、乃絵目線で見ると、結構いい感じに展開していると感じました。
かなりよくできた作品で、最近、ショボイアニメをたくさん見ているので、この作品は1話目から「面白い!」と思いました。
絵は多少荒いところもあります。それでも、脚本と演出をほぼ西村さんがコントロールしているため、全体的なクオリティはすばらしいです。
今回、見直して、面白さを再発見できてよかったですが、先入観が邪魔して、面白さを阻害してしまうのは、しょうがないとはいえ、もったいないですね。
作品を楽しむには、ある程度ニュートラルな状態が必要だと思います。
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