まあまあ。1期より、世界観に愛着があるので、楽しい。
絵はきれい。
1期は面白くないと思いましたが、『レールガン』も含めると、かれこれ50話ぐらいこの世界観を見ているので、さすがに馴染んできて、キャラクターが動くだけでも、そこそこ楽しめるようになってきた。
中2作品の代表ということで、おっさんにはちょっと辛いんだけど、まあ、それも、慣れたかな。
ストーリーは相変わらず短編をいくつか繋いだ形で、シリーズ通して「ガツンと面白い」印象ではありません。また、それぞれのシナリオが、さらに難解になって、思わせぶりな伏線が満載され、なんとなくカッコいい感じの専門用語が飛び交います。全体的に、シチュエーション重視でストーリーが作られており、あれだけ凄惨な戦いをした、上条ちゃんとアクセラレータが、電話だと本人たちと気づかないなど、カッコよければなんでもあり、カッコつけれたらOK的な作品です。
そのあたりを割り切っちゃうと、結構楽しめる気もします。
とにかく、主人公がモテたり、御坂にやきもちを焼かれたり、カッコいいセリフを吐いたり、そんなシチュエーションを楽しむ作品。
上条ちゃんの中2的ほえずらも、結構なれてきて、だんだん、「あれ? この子、カッコいいこと言ってる」みたいに思っちゃいました。
なんだかんだ言って、最終回まで70話以上付き合ってきたキャラには、思い入れがあります。
2期のオープニングはこれまでにない雰囲気で、特に序盤のインデックスの笑顔から、モノレールの下を走るカットまでが秀逸だと思いました。音楽と絵のシンクロで、かなり気持ちいいです。
また、この作品はこのクール、「みんな見ている」作品になっているので、「一応押さえておかないといけない」作品でもありました。
何年も残る作品ではなく、あくまでライトな作品。
あまりの中2作品だけに、リアルな中2の人が見たら、「すごい面白い」かもしれません。
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