2010年7月9日金曜日

Angel Beats!

面白い。
スタッフを聞いて、がっかりしたけど、実際に見てみたら、結構楽しめた作品。
世界観にオリジナリティ。

ピーエーワークスが次に何をするかは、アニメファンには、とても気になっていたところ。
それが、京アニの成功をなぞるように、麻枝准さんの作品をすることになり、最初はとてもがっかりしました。ピーエーワークスには、それだけ期待値が高まっていたということです。

がっかりしながらも視聴。
最後まで見ると、アクション、音楽、ギャグ、泣き、ラブありで、かなり密度の濃い内容で、結構楽しく見ることができました。
アクションの作画と、ギャグのテンポ、ライブシーンがよかったと思います。
カメラアングルで人が消えていく演出も、古典的だけど好きです。
保険証に丸をつけるシーンが一番感動しました。
作品の楽しさという点では、日常ドラマが基本の、『CLANNAD』『AIR』よりも、上だったと思いました。丁寧さでは、京アニには、2、3歩譲る感じ。

好みの別れるところは、最初から世界の謎・天使の正体が見え見えで、制作側も、まったく隠そうとしていないところでしょうか。謎解きで、楽しませるのでなく、その世界観を踏まえたうえでの、ストーリー展開で楽しませようとしています。
ゆりの立ち居地や演技がハルヒっぽく、ライブシーンや野球回など、全体的に『涼宮ハルヒの憂鬱』を意識しているようです。

僕が特によくないと思ったのは、最終回。
卒業式が長くて、ちょいウザかったのと、主人公がかなでを好きになっているのが、「いつのまに、そこまで!」って感じだったところです。
主人公とかなでの恋愛要素は、もう少し全体的にちりばめられていてもよかったと思いました。たぶん、主人公がかなでを見つめる止め絵とかで、細かく演出されているんでしょうけど、ちょっと足りない。
あと、泣かせるために女の子が寝たきりになるパターンが多すぎるのも、ちょっとでした。
サブキャラの扱いが酷いことについては、僕はあんまり気にならなかったです。
彼らは、戦線と、ギャグを構築するためだけに投入された準NPC的な存在? 笑かしてくれたらそれで、十分だったような…

いろいろ、叩かれているようですが、BDが売れてるということだし、実際はそれなりに力のある作品だと思います。

2010年7月6日火曜日

ブレイクブレイド 第一章「覚醒ノ刻」の半分?

手描きのメカアクションがすごい作品。
そのほかは普通。まあ、劇場用&パッケージ販売用なので、しっかり作ってあります。

メカは細かい傷なども全部手描き!
動きや重量感もすごいです。羽原さん、ありがとう!

PS3のレンタルで見ましたが、なんだか尺の途中で切られた感じ。映画の半分ぐらいで、30分アニメの分量です。
ストーリーなど、作画以外は、30分じゃ判断つかない。
こういう切り売りはやめて欲しいなあ。

テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike~

まあまあ。ゲーム未プレイ。
作画や演出のレベルは大変高い。
ストーリーは、これ単体としては、ちょっと。ゲームのインサイドストーリーというか、前話のようで、ゲームを遊んでいる人の方が楽しめるようです。

テイルズオブシリーズってのは、ライトで“ちゃらちゃら”した作品なので、Production I.Gが映画化するということで、かなりミスマッチを感じていました。その違和感が、最後まで残る作品です。
藤島康介さんのライトなキャラが、I.Gのリアルな作画で動きまくります。
とにかく、いろんな所作が丁寧に描かれていて、最後の重たい棺おけを運ぶ人の傾き方とか、もう、すごいリアルなんですよ。アクションもよいけど、日常の動作がとにかくリアルでビックリします。
このすごい作画が、どうも、このライトな作品には、“もったいない”気がして。もっと、適当でデフォルメの強い作画スタジオの方が“らしい”んですよね。ゲームのイベントアニメーションも、本当はI.Gじゃないほうが、作品の世界観には近いかもしれないですね。

とにかく作画が丁寧な作品。ヴェスペリアのゲームをやっている人なら、かなり楽しいんじゃないでしょうか。

おおきく振りかぶって ~夏の大会編~

面白いです。絵もすごい。
毎回楽しみに見てしまうので、今回のクールでは、1番面白かったかもしれません。

試合中の映像は、野球中継のような+アニメ的なカッコイイデフォルメが効いていて、すばらしいデキ。
原作の面白さを十分に生かして、よい映像作品になっていると思いました。

試合中の駆け引きが結構複雑なので、撮りためて、まとめて見るのがよいと思います。

2010年6月11日金曜日

秘密


結構面白い。切なくなる。
映画未視聴。

東野 圭吾さんのトリックには、毎回騙されるけど、今回も騙されました。

主人公の気持ちになって、とてもやきもきする小説。
妻を失うか、娘の体になった妻を抱くか、究極の選択。
この選択に比べると、うんこ味のカレーでも、カレー味のうんこでも食べられそうです。

僕は娘が居ないので、主人公の気持ちがわかりませんが、妻(娘)に手を出すほうを選んでしまうかもしれないです。
モラルを超えた、これは、難しい選択です。ただ、僕の人生には起こり得ないので、悩む必要なしなんですね。

意識が入れ替わる、マンガやラノベでありそうな展開ですが、大変よくできた大人のファンタジーです。
プロットやあらすじだけでも面白いのに、主人公の苦悩をしっかり描くことで、さらに面白くなっています。

「なにがなんでもハッピーエンドじゃないとイヤ!」という人以外には、オススメ。

テガミバチ


面白くないけど、泣ける回もある。
深夜だけど、子供向け。
子供に安心して見せられるアニメ。
小学校低学年ぐらいの子供にちょうどいい作品で、大人が見るにはちょっとツライ。

話の作り方とか、ちょっと古めの懐かしい感じです。
25話ありますが、いろんな事件が起こって、それをテガミバチが解決していく内容なので、ボリューム感はないです。
全体的に、なんとなくもっさりしていて、テンポが悪い。
ラグやゴーシュたちのメインストーリーはほとんど進まないし、謎解きもありません。
2期まで観て、評価が決まる作品かも。

終始夜の世界観で、背景の作画が綺麗です。
一番楽しめたのは、序盤ニッチが出てきたあたりでした。

2010年6月8日火曜日

面白いものは面白い

最近歴史小説などもちょっと読んでみて、それはそれで面白い。
映画も、ゲームも面白い。
うまいもの食ったり、子どもと遊ぶのも楽しい。
運動神経がよければ、ゴルフなんかも楽しかったと思います。

世の中には面白いものがいっぱいで、一生かかっても遊び尽くせないですね。
オタク日記のはずが、普通の日記になってきたのがちょっと。