2010年8月17日火曜日

荒川アンダー ザ ブリッジ

普通。結構地味。

ライトなギャグアニメの皮を被った、そして、毎回の思わせぶりなモノローグで、壮大な愛の物語の皮を被った、やっぱり、適当なギャグ作品として見た方が気が楽。
主人公親子の話は少しホロリとします。
自分を金星人というヒロインは本当は何者?
カッパがすごい力を持ってるけど何者?
など、登場人物全てが謎だらけ。
全ての謎が2期、または原作に引き継がれ、この13話だけでは、ユーザーフレンドリーからは程遠いつくり。

ちょっと宗教臭いところもあり、最初ギャグについていけないところもあって、慣れてくるのが後半。
結局一番笑ったのは最終話でした。
まあ、荒川ワールドも馴染んで、少しは理解できたので、2期はもっと笑えると思います。

萌え要素も少しあります。

劒岳 点の記

面白さは普通。

カメラマン木村大作さんの初監督作品で、日本アカデミー賞を獲った作品。
全てが本格志向で、実際の剱岳で撮影されたこの映画は、山の風景がとても美しいです。
CG全盛の時代に、全て本物を撮影しており、これでもか! と監督のアイデンティティをぶつけているのが好印象。

商業主義の映画なら、CGでもOKでしょう。
雲海や雪山は、CGでもそれほど遜色なく作れそうです。昼の山はさすがに本物がいい。
要するに、この作品は監督はじめ、スタッフが命を賭けて作った芸術作品です。
アンチハリウッドなわけです。
スタントマンも本当に危ない、全体的にチャレンジャーな映画で、メイキングが面白いかも。
お疲れ様です。

中村トオルさんのコートがビラビラしすぎて、登山者らしくなくて違和感。
これは、リアルなのか?
テレビで視聴しましたがCM多すぎて細切れ。

2010年8月4日水曜日

腹立たしいです

ノーテンキにやっているブログですが、この事件は忘れたくないので、記述しておきます。
探偵ファイルで詳細が少し出ていました。
餓死した2人の幼児   ~大阪市の刑事に聞く/BOZZ
詳細が出てくるにつけ、腹立たしく悲しいです。
子供がいる人なら、なおさらです。

2010年7月26日月曜日

スターウォーズ一驚放送

クローンウォーズと並んで、映画6作品も一挙放送されていました。
できそうでできない、エピソード1~6までの時系列一気視聴をしました。
だいたい面白いけど、エピソード1だけは、ちょっと、面白くないですねぇ。
ルーカス先生のブランクのせいか、なんだろ。

エピソード4~6は、1997年にリファインされた特別篇です。
ただし、エピソード6の最後にとんでもないシーンが追加されていました!
なんと、永遠の存在となって見守るのが若いアナキン(ヘイデン・クリステンセン)に!
これは、DVD用の修正ということ。
うーむ、どんどん変わってるなあ。
Wikipediaによると、今後、全6作の3D版が予定されているとか。

そんなことより、元の構想どおり、エピソード7~9作ってくれ~!
ルーカスさん、あなたの仕事は、スターウォーズなんですよ!
他をすべてキャンセルしてでも、やって欲しい。たとえ、どれだけ駄作になろうと。
死ぬ前にプロットだけでも残してくれ~!
僕が生きている間に、エピソード7~9が公開されることを夢見ています。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

この映画版をまだ見てなかったんですよね。

エピソード2

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(映画)

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(テレビ)

エピソード3
が正しい時系列。

テレビ版と同じような面白さ。映画としてはちょっと物足りない。
ジャバの子供がでてくるのが、インパクト。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(TV版)シーズン2

面白い。
シーズン1同様の、高クオリティ。
毎回ハイペースで、物語がどんどん進む。
全100話予定なので、これで、まだ半分いっていない。
アメリカのドラマは長いですね。

2010年7月12日月曜日

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

かなり面白い。大作。
コミックは途中まで読みました。
テレビでこれをやってくれるなんて、ボンズはすごい。
今のアニメキッズは幸せです。

鋼の錬金術師は2度目のアニメ化なので、前の作品と比べられるし、テンション的に不利なんですが、そんな不利を吹き飛ばしてくれたと思います。
面白い原作を、面白い映像にした作品。
全64話の大作で、原作の世界観をかなり忠実に映像化(していると思われます)。
作画演出は、全64話もあれば、ばらつきはありますが、ひどい回というのはなかったと思います。
毎回わくわく面白くて、泣き要素は少ない作品ですが、アームストロング大佐がスロウスと戦う回で、ちょっと泣いてしまいました。

少年漫画の王道で、主人公エドはギリギリのところで、人を殺さず、目的を達成していきます。
子供にも安心して見せられる?
最近のアニメは、血がちゃんと赤いのがいいですね。一時期、誰がくだらない文句をつけて、黒くしちゃったんでしょう。
作画がすごくて、日本を代表する人たちが数多く参加。
ディズニー出身の永作友克さんが結構目立ってて、ディズニーっぽいのに、ハガレンの世界観に合っている、いい感じの絵を、力強く描いておられます。

すばらしい作品なので、基本的に言うことはありません。
強いて言うなら、長いので、ちょっと途中から気軽にというわけにはいかないかもしれませんね。あと、中盤からは、約束の日に向かっての群像劇なので、それが苦手な人はちょっとダメか。
最終回は、まあ、あんな感じかなあ。若干、盛り上がりが足りない気もしますが、さわやかなこの作品には、あまり泣かせるようなエンディングはふさわしくないので、まあ、あんな感じかな。

前のアニメ化と比べてどうかというところですが、そつなく完成度が高かったのは前のだと思います。今回は、面白さでは、勝っていたと思います。

とにかく、すばらしい作品。
ありがとうございます。
日本にはボンズがあります! これからも、日本のアニメーションを牽引してください!