2010年7月12日月曜日

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

かなり面白い。大作。
コミックは途中まで読みました。
テレビでこれをやってくれるなんて、ボンズはすごい。
今のアニメキッズは幸せです。

鋼の錬金術師は2度目のアニメ化なので、前の作品と比べられるし、テンション的に不利なんですが、そんな不利を吹き飛ばしてくれたと思います。
面白い原作を、面白い映像にした作品。
全64話の大作で、原作の世界観をかなり忠実に映像化(していると思われます)。
作画演出は、全64話もあれば、ばらつきはありますが、ひどい回というのはなかったと思います。
毎回わくわく面白くて、泣き要素は少ない作品ですが、アームストロング大佐がスロウスと戦う回で、ちょっと泣いてしまいました。

少年漫画の王道で、主人公エドはギリギリのところで、人を殺さず、目的を達成していきます。
子供にも安心して見せられる?
最近のアニメは、血がちゃんと赤いのがいいですね。一時期、誰がくだらない文句をつけて、黒くしちゃったんでしょう。
作画がすごくて、日本を代表する人たちが数多く参加。
ディズニー出身の永作友克さんが結構目立ってて、ディズニーっぽいのに、ハガレンの世界観に合っている、いい感じの絵を、力強く描いておられます。

すばらしい作品なので、基本的に言うことはありません。
強いて言うなら、長いので、ちょっと途中から気軽にというわけにはいかないかもしれませんね。あと、中盤からは、約束の日に向かっての群像劇なので、それが苦手な人はちょっとダメか。
最終回は、まあ、あんな感じかなあ。若干、盛り上がりが足りない気もしますが、さわやかなこの作品には、あまり泣かせるようなエンディングはふさわしくないので、まあ、あんな感じかな。

前のアニメ化と比べてどうかというところですが、そつなく完成度が高かったのは前のだと思います。今回は、面白さでは、勝っていたと思います。

とにかく、すばらしい作品。
ありがとうございます。
日本にはボンズがあります! これからも、日本のアニメーションを牽引してください!

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