2011年2月2日水曜日

神のみぞ知るセカイ

まあまあ面白い。絵がきれい。原作未読。

マングローブが、こういうギャルアニメをやるのに、ミスマッチを感じていましたが、とにかく、絵がきれいで、オープニングなど、随所にスタイリッシュな要素もあり、マングローブらしい作品になっていました。
いまどき珍しく、肌が完全に3段階以上に塗り分けられており、手間がかかっています。ストーリーも、アイデアが面白く、主人公はネガティブヒーローなんだけどカッコいい。
大作!ではないけど、確実に楽しめる作品だと思いました。

個人的に気になる安彦英二さん。いつもは、渋い仕事人のイメージですが、本作ではメインアニメーターに近いぐらい、クレジットされていました。

2011年1月31日月曜日

社長は楽しさも苦しさも人よりたくさん経験する

若手スタッフが退職することを他のスタッフに報告したところ、5年勤めている1人の女性スタッフが、結婚退職を遅らせると言ってきました。
もちろん、結婚は優先してくださいと言いましたが、本音は凄く助かるし、なによりもベテランスタッフがそんなことを言ってくれたことが、ものすごくうれしかったです。
ただし、こんな、気苦労をさせるなど、社長としては、二流もいいとこ。採用に力を入れて、強い組織にしていかなければ。

2011年1月26日水曜日

女性スタッフが退社します

以前も書きましたが、会社経営をしていて、最も過酷なのが、信頼していたスタッフが退社することです。
彼女は入社1年未満。退社の理由は、
  • 仕事がキツイ
  • 思ったようにクリエイティブできない
  • 周りの友達がほとんど働いていない
という感じでした。
もう、だいぶ辛さも薄れましたが、また、チームのメンテナンスと、採用方針を考え直す必要がありそうです。
新卒は複数人、雇い入れるのが理想だと思いました。

化物語

面白い。大筋はアニメと同じ。小説の方が文字の情報量が多いので、細かな心理状態などがわかりやすい。

前のエントリー、一部、小説の感想も混じっていたので、修正しています。

西尾作品は、現実ではありえない、言葉の応酬が魅力で、これって、読者が乗り切れないと、すごい寒いんですが、この作品はテンポよく台詞が回るので、読んでいると、どんどん気持ちよくなってしまいました。ちょっと中毒性があるように思います。

これだけテンポのよい台詞回しは、現実では不可能で、創作の中だけで成り立つものだと思います。それはわかっていても、ちょっと現実の会話が物足りなくなる危険性があるかも!? 現実逃避指数が高い作品とも思います。

ツッコミストとしての阿良々木君は凄い。
爆笑をとるのではなく、ややウケを重ねていくところが、好感度高し。
僕も、もう少しツッコミの練習しようかなと思いました。

2011年1月20日木曜日

化物語 つばさキャット

面白い。演出、映像、アクションが凄い。台詞もかっこいい。
トップクリエイターの力が、いい感じで爆発した作品。

インターネット配信を見逃したのですが、ようやく最後まで見れました。
TV放送だけでも面白かったけど、やはり、この作品は、15話で本当に完結しています。TV版が好きで、最後までみていない人は、ぜひ見て欲しい。
この作品、他のハーレム作品と同様、主人公はモテモテなんだけど、西尾さんの作品らしく、最後で、少しだけ現実に引き戻されるようなストーリー展開があります。最後まで見て、あらためて、この作品は面白いと思ったし、本当の意味で作品を楽しめたと思いました。

一部、小説の感想が混じっていたので、修正しました。

アニメを補完?する形で小説も読みました。小説を読むことで、アニメの方が、かなりよくできていることを、あらためて確認することできます。
この原作をアニメ化するとなると、スタッフとしては、かなり構えると思います。脚本、演出がとてもたいへん。原作の台詞の量をそのままアニメにすることはできないので、どこを削るかも、かなり難しい作業だと思いました。

アニメの化物語は、映像の遊びがすごくて、なんというか、学生作品の自主映画的な部分があって、それが魅力の一つです。
そもそも、原作の台詞や、モノローグ全てを、脚本として読ませるわけにはいかないので、表現しきれない部分を、抽象的で、思い切った映像表現を挟み込むことで、表現しています。

心房監督らしい、派手で平面的な画面作りは、僕のようにクリエイティブ(の端っこ)で仕事している人は、必ず見ておいたほうがいいように思います。

ヨスガノソラ

あまり面白くない。エロい。色が綺麗。

アクションシーンで、パンツが見えるとかではなく、ガチでセックスシーンを描写している年齢制限ありの作品。
ヒロイン全員が何らかのストレスをかかえており、主人公がそれを助けて、ヒロインと結ばれるというパターンで、ヒロインごとのオムニバス、マルチエンディングになっています。
静かな緊張感や、田舎の風景・空気感などは、よく出ていたと思います。キャラクターと色がよくて、安っぽく見えない、いい雰囲気の画面になっていると思いました。

ストーリーはそんなに面白くないです。
各ヒロインに割ける話数が少ないためか、こういった作品で要となる、切ない感じや、焦燥感が伝わるところまでは、いっていませんでした。
毎回のギャグパートにも尺を使っているし、ちょっと欲張りすぎかなと思いました。

2011年1月13日木曜日

TversityからPS3 Media Serverにしました

以前、PS3 Media Serverを一度試したのですが、TSファイルが、ワンセグの画質で表示されたことがあり、長らく、Tversityを使っていました。
今でも原因不明ですが、現象が再現されなさそうなので、うちのPT2サーバーで、PS3 Media Serverをしばらく使ってみたいと思います。
ATOMで実用的な速度が出るか心配だったのですが、ライブラリのファイル名やサムネイル画像を、先にキャッシュしておく方法があるということで、それを試してみました。
http://www.katch.ne.jp/~kakonacl/douga/ps3/ps3.html

結果は良好。mkvなどトランスコードが必要なファイルも、10秒弱でスタートするので、なんとかなりそうです。
これで僕も高機能なPS3 Media Serverの恩恵にあずかれそうです。