2011年6月20日月曜日

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

まあまあ。なんといっても、戦車でパラシュート降下するシーン。
馬鹿らしく、カッコよく。Aチームの理想を体現した映像だと思う。

リーアム・ニーソンのハンニバルはカッコよすぎかなあ。

2011年6月15日水曜日

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

わりと読みやすい。『もしドラ』からの流れ。流されました。

読む人の立場によって、よくわかる箇所と、頭に入ってこず、読み飛ばしてしまう箇所がある。
必要なところだけ必要な、マニュアルのような本。
また、しばらく経って、自分の立場が変われば、響く箇所が違ってくると思われる。

2011年6月13日月曜日

傾物語

面白い。これまでと雰囲気が違う。
SF要素が入って、目先が変わって面白い。
忍との関係に焦点を当てた作品。阿良々木君は、戦場ヶ原という彼女もいるのに、忍というパートナーもいて、ちょっと羨ましいなあ。
阿良々木君が不老不死に近い体を持っているなら、戦場ヶ原との関係が今後どうなっていくのか、気になりますね。
このシリーズは、バトル要素が高そうで、実は低いですねえ。
主人公が弱い、というか温厚で、しかも、主人公より強い登場人物ばかり出てくる。なので、阿良々木君は、「たたかう」コマンドを極力選ばずに、ここまできている。戦っても、負けることも多い。
主人公が戦って勝てば、簡単に読者を爽快にすることができるけど、それはしない。ちょっと物足らない、むずむずするような読後感が、このシリーズの特徴のように思います。
このまま、徹底的に弱い主人公でいくのか。でも、猫物語の最後は、バトルポイントが上がっている阿良々木君も登場するので、どうなることやら。

猫物語

面白い。活劇もふんだんにあるし、今回、羽川目線の話もあり、羽川ファン(私)には嬉しい。
続けざまに読んで、世界観に満腹ぎみだったのですが、今回のは、単純に面白かったなあ。
1つの世界観、同じキャラクターで、よく、これだけいろんな話が作れるものだと感動します。しかも、凄いスケジュールでリリースされてる。
同じキャラと世界観なので、「いつものノリ」みたいなのが出てきて、ちびまる子ちゃんみたいな、日常劇の雰囲気もあります。

羽川&戦場ヶ原が仲良くなりすぎのように思いました。
1人の男を取り合った二人が、こんな爽やかな友情を育んでいいんでしょうか。
物語中で、理想的すぎる人間関係ができていて、聖人たちの集いか、やたら我慢強い人たちの集いか。そのへん、気にしだすと気になる。
とにかく、次も楽しみです。

“文学少女”メモワール

普通。映画を補足する内容なので、映画を見てから見る作品。
こちらもキッチリ作ってある。

作中でもっとも感じのよいヒロイン、ななせをフィーチャーしたⅢは、ななせファン(私)には嬉しい。

劇場版“文学少女”

普通。きちんと作ってある作品。僕のようなアクション好きには少し辛い。
根幹になるのが、陰鬱なストーリー。最後は明るいですが、これが、好みを分ける作品だと思う。
普段、何も考えなくてよい爆発ばかりの作品を見ていると、見るのがちょっとしんどい話ではある。
ただ、途中で止めるようなことはなかったのは、よくできているし、そこそこ面白いんだと思います。

日常劇なんだけど、「文学少女」こと、天野 遠子だけ、本を食べるという、ファンタジックなキャラ設定。
作品のアクセントになっているし、花澤香菜さんが演じることで、かなり印象に残る強烈なキャラになっている。ただ、なんか、上手い声優ばっかりで、作品の内容もあり、全体的にちょっとあざとい印象もありました。この手の作品には、「さりげなさ」が必要と思います。演技も、演出も、全体的に、巧すぎるのか。

受身のおとなしい主人公がモテまくる、ラノベらしい基本設定。この作品は文学に焦点を当てているので、個人的には、暗い文学青年は、モテない、もんもんとした日々をすごして欲しいものです。

真面目な青春もので、好感度は高いです。
見るのは、多少しんどい。

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド

普通。最終回に向けて、もっと盛り上がれば、もっとよかった。中盤までがよいと思いました。
なんか、面白くなってきたなあと思ったら、すぐ、最終回みたいな、ちょっと「あれっ?」っていう感じでした。主人公の気持ちに乗り切れなかったのかなあ。
懐かしい『フレンズ』が主題歌。元レベッカの人が音楽担当とのこと。スピード感のある内容には合ってると思いました。
舐めるようなカットなど、シャフトっぽい演出も、この作品には合っていたと思います。
やっぱり、話がもう少し盛り上がれば…