2013年4月22日月曜日

TD510ZMK2を試聴させてもらう

アキバのオノデンで試聴。
スピーカーの存在を感じさせない。
どこで鳴っているかわからず、最初、後ろのPM1が鳴っていると思いました。
PM1も聞かせてもらいましたが、イクリプスはひらすら澄んだ音でした。
デモはピアノの演奏でしが、これがよく合っていました。
モニターだし、好き嫌いの別れる音なのか。
自分、モニターはそんなに好きじゃないと思ってたけど、これは、よかったなあ。

DT-2050AとZENSOR7

自分の場合は、この組み合わせは成功でした。

これまで、ZENSOR7に対して、「いい音だけど、解像度が低いし、音のキレが悪い。映画のときは気にならなくても、音楽を聴くときにかなり気なる。」という印象でした。アンプをDT-2050Aにすることで、ZENSOR7本来の性能が出て、音楽再生も満足度の高い音になりました。

これまでも、ケーブルを変えたり、インシュレーターを変えたり、置き方を工夫してみましたが、たいして印象は変わりませんでした。というか、自分程度の耳では、よくわからなかった。
ところが、アンプをDT-2050Aにすると、変えた瞬間に違いがわかります。

(私はオーディオ趣味は駆け出し、AVアンプとの比較です。)

【解像度が上がった】
ソースに入っている音が、それぞれはっきりと別の音として聞こえるようになりました。

【スピード感が出た】
サイト上にこの評価が多いのですが、自分には最初、何のことやらわからなかった。実際に聴いてみればわかります。これは、音が出るときはスッと出て、消えるときも、スッと消えるということです。「メリハリが出た」や、「キレがよくなった」と言い換えることができます。
ZENSOR7て、こんなにキレがよかったんだ!? ごめんよ、おじさんが誤解していたよ。

【パンチが出た】
解像度が上がり、スピード感が上がり、ZENSOR7にはパワーも十分なようで、結果、音にパンチが出ました。少しボリュームを上げてやると、とてもわかりやすいです。

【音楽の感動が伝わりやすくなった】
AVアンプで音楽を聴いていたときは、ZENSOR7だろうが、スマホに付属している安いイヤホンだろうが、音楽の感動としては同じでした。どちらで聴いても同じ音楽。ところが、DT-2050Aを入れたことで、家のスピーカーで音楽を聴くほうが、楽しめるようになりました。
比較対象が、スマホ付属のイヤホンなので、当たり前かもしれませんが。

【気なるところ】
あと、アンプが2つになり、操作感は悪くなりました。とくに、映画試聴と音楽試聴で、ボリュームをかなり上下させる必要があるのですが、リモコンだと、ボリュームを連打する必要がある。
日本製のAV機器のように、押しっぱなしでは変わりません。
(なぜか、他のボタンで、一気に上下する裏技?があります。とても、動作が不安定。というかバグっぽいですが。)
僕の場合、セッティングのプリセットがあると、とてもうれしい。ま、ほとんどの人が使わない機能でしょうな。

あと、リモコンが一般に出回っている写真と変わっています。
新しいリモコンは、ソースのダイレクト選択が無くなり、「SOURCE」ボタンを押すと、入力がトグルで切り替わるようになっています。僕にはダイレクト選択があるほうが便利なので、リモコンについては現在、問い合わせ中です。

リモコン周りは、挙動が謎な部分が多い製品で、マニュアルもサポートもなく、日本製品の「あたりまえ」が、あたりまえじゃない。それでも、アンプそのものの性能がよく、価格は手ごろ。自分レベルの音楽試聴には十分すぎる製品でした。

この製品、BASSが+3、TREBLEが+2に初期設定されていました。たしか、ネットのどこかに、「BASS、TREBLEは上げることはできても、下げることができない」みたいな記述があったので、僕のロットでは、初期設定が変わっていたのかもしれません。
どうも、ネットの意見を製品にとりいれ、マイナーチェンジしている印象。
みなさん、どんどん意見を書き込んで、どんどんよい製品にしてもらいましょう。

2013年4月19日金曜日

社長は少しバカがいい。

これは面白い。
鈴木社長は戦後すぐの生まれ。豪快な逸話にあふれ、エステーを立て直した方。
一橋大学卒で、バカじゃなくて賢いのだが、この本のバカは、細かいことに拘らず、考えるより行動。社長なら、よいと思ったことをやれ、みたいなことでした。
よだれを垂らしながら、アヘアヘと言っている、バカではございません。
勉強は体に悪いとか、頭のよさそうなことを言う社長が増えているとか、結構、印象に残る。

で、なぜか、最後、ミュージカル赤毛のアンのくだりで泣かされてしまうんだよな。
エアカウンターの話も感動的。
実用書で泣いたのは初めてかもしない。

2013年4月18日木曜日

AVアンプのZONE2という機能

RX-V773にはZONE2という機能があり、これがなかなか面白い。
最近のAVアンプなら、だいたいついているようで、割とメジャーな機能のようですな。
マニュアルを読むと、外部のプリメインアンプに繋ぐときは、この端子ということで、よくわからず繋いで使って気づいたが、このZONE2は、メインアンプから独立しているのだ!

つまりRX-V773には、メインと別に、別系統の「なにか」が入っていたのだ!
で、ちょっと興奮してしまったわけだが、

「なにか」としか言えないのは、ZONE2は音を増幅するわけではないので、「アンプ」ではない。ZONEの名前どおり、別の場所で音楽を聴くための端子だ。選べるソースは2ch入力されているものに限られる。「オーディオセレクタ」なのかというと、それも違って、ネットラジオや、サーバーへの接続はできる。これは強力。
RX-V773では、HDMIからの音声はZONE2へは流せないので、PCでYouTubeを見るときは、プリアウトを使うしかない。(PCからアナログ出力して、ZONE2へ流せば聞ける。)
別系統なので、メインとは電源も別に入れる。最初これがよくわからなかった。

わかってみると、これは面白い。今まで使っていなかったと思うと、ちょっとトクした気分。

ダークナイト ライジング

面白い。『ダークナイト 』の続編で、プレッシャーもある中、よくここまで面白いものが作れたなあ。
今度は戦争だ!
前作と同様、あらゆるジャンルの映画要素が詰まっているので、これはなんの映画といわれると、よくワカラン。
これだけ詰め込むと、破綻をきたすことが多いが、古典的キャラクターの魅力や、映像の巧みさ、ストーリー展開、キャストの力で、最後まで面白く見れました。
トム・ハーディ、前の『Black & White/ブラック & ホワイト』とまったく違う。クリスチャン・ベールも『マシニスト』のときに激痩せしてたけど、この人たちの肉体は凄いな。
アン・ハサウェイのおっぱいは離れがちでした。豊胸だらけのハリウッドでは、好感度が高い。

Black & White/ブラック & ホワイト

普通。
クリス・パインとトム・ハーディが、なぜかしゃくれたリース・ウィザースプーンを取り合うという内容。
結局クリス・パインの方が選ばれるという、つまらん展開。

30代後半女用プリティピンクなお花畑展開と、若干のアイドル俳優映画がブレンドされている。
リース・ウィザースプーン、クリス・パインというキャスティングが、きつい。
コメディとしては、きちんと作られているが、自分の苦手な要素が多い。
トム・ハーディはよい。かっこいい。

2013年4月16日火曜日

DT-2050Aを買ってみた

これで、2chの音楽再生が大幅によくなりました。

購入の経緯は以下のとおり。
(なぜか、この購入経緯はすごく見てもらえるんですよね。)
  1. ZENSOR7での映画試聴には満足
  2. RX-V773での音楽再生は、なんだかものたりない。ピュアダイレクトモードで聞いているが、なんだか、ぐっと来るものがない
  3. これは、プリメイン導入か!?
  4. ヨドバシにいたDENONの店員さんによると、一般的にAVアンプの2ch再生は、お値段3分の1のプリメインアンプに相当
  5. RX-V773は6万円ぐらいだったので、DENONでいえば、PMA-390RE以上を買えば幸せになれるかもしれない。PMA-1500SE以上はP DIRECTという、AVアンプのプリアウトから接続する機能もある
  6. しかし、「幸せになれるかもしれない」であって、好みの音にならなければ、幸せになれない可能性もある
  7. ここは思い切って、PMA-2000REにするか!? いや、高性能なこちらにしても、音の好みの問題がある
  8. 試聴しかないのか… だが、AVアンプからプリメインに繋いで、ZENSOR7となると、店頭でも再現できないわなあ。だいたい、そこまで店員に頼む勇気はない
  9. そもそも、自分の場合は、映像:音楽が9:1なので、そこまでいいアンプはもったいない
とにかく、プリメインアンプは大げさだなと思いなおし、ちょっと現在の音に対する不満をまとめてみると、
  • 解像度が低い
  • なんか、ぐっと来ない。これは、押し出し? パワー? よくワカランが、とにかくぐっと来ないのだ
これを解消するのに、前から気になっていた安い中国製のデジタルアンプを使えないだろうかと思った。ただ、人気のTopping製は、パワーのあるTP22でも、ZENSOR7だと、もしかしたらパワーが足りないかもしれない。TP60もいいけど、ソファーでのリスニングなので、できれば、リモコンも欲しい。
そんな我侭に唯一答えてくれるのが、DT-2050Aだったわけです。
もし、好みの音と違っても、デジタルは基本的にソースの音そのままだから、「こんなもんか」とあきらめもつきそう。そして、日本製のアンプよりは安いので、傷も浅い。
まあ、前置きが長いですな。

この、DT-2050A。中華アンプにしてはとても高価なもので、送料込み¥19,500。ヤフオクでしか買えないので、買うのに勇気が要ります。
思い切ってポチリ。
入金後、土日挟んで4日程度で届くので、発送対応はしっかりしています。

若手と飲んで帰ると、早速届いていたので、エイヤーで設置。DT-2050Aはアナログ入力が2つあるので、RX-V773のプリアウトと、ZONE2の両方から、それぞれ接続して切り替える方法にしました。
映画試聴はプリアウト、音楽試聴はZONE2ですね。

映画 RX-V773>プリアウト>DT-2050A
音楽 RX-V773>ZONE2>DT-2050A

僕は最近までプリアウトは、「プリ」の言葉が、プレーンを思わせるため、AVアンプのボリュームを通さないと思っていましたが、逆で、AVアンプのボリュームを通ります。
なので、映画試聴はAVアンプでボリュームをコントロールできるプリアウトを使うわけですな。このとき、DT-2050Aのボリュームは最大です。

で、音楽試聴の場合は、RX-V773のボリュームは通さず、できるだけ素の音をDT-2050Aに入れてやるために、ZONE2を使ってみました。RX-V773がネットワークプレイヤー兼DAC、DT-2050Aがパワーアンプに相当するのでしょうか。

ともかく、音楽再生の音は、想像以上によくなったのですが、何分お酒も入っていたし、もう少し通電して、シラフのときにしっかり聞いてみようと思います。