2013年5月9日木曜日

絨毯スピーカーの経過②

テレビで録画したアニメを見ていると、絨毯スピーカーはセリフが聴き辛い。上を向いているから、当然か。
映画も音楽もといった万能スピーカーではないので、たとえば歌モノだけとか、目的を持って使う方がよさそう。その点、市販の人気商品ZENSOR7は、映画も音楽もきっちり聴くことができる。
絨毯スピーカー、思ったより、使いこなすのが難しいのかもしれない。初心者の自分には、手強い、だが、そこがいい。

2013年5月8日水曜日

絨毯スピーカーの経過

絨毯スピーカー2号は、いい感じだが、問題が2点発生。

絨毯スピーカーをいい音で鳴らすには、ボリュームを上げる必要があるのだが、ユニットが上を向いているので、吹き抜けを通して、2階に音が聞こえている。
低音がたいして出ないので、ドアを2枚隔てればセーフ。でも、2階で歌詞が聞き取れるほど聞こえているのは問題のような気がするなあ。

ちなみに、低音が少なければ、ドアで仕切るだけでも音が伝わりにくいので、一人暮らしのアパートなんかでも、窓さえ閉まってたら、絨毯スピーカーをしっかり鳴らせるような気がする。

もう1つは、エンソニックの「子供が踊りだすスピーカー」というキャッチコピー通り、子供の好きなパフュームをかけてやると、4歳と1歳の子が走り回る。よくわからないが、子供にはキツい低音が少なく、明るい音色のため、ウケがいいのかもしれない。
もしくは、スピーカーってのは本来、子供の可聴範囲にも心地いい音が出ていて、通常は箱で減退するところが、そのまま出ているのか。ま、それは考えすぎでしょう。
で、子供が走り回ると、絨毯スピーカーが倒れないよう、「そっち行ったらダメ!」って言わないといけない。
オーディオ趣味は、音以外の別のものとも戦う必要がある。

最近は音楽を聴いています

AVアンプ買ってすぐの頃は、ほとんど音楽を聴かなかったんですが、最近は音楽を聴きながらネットでオーディオの情報サイトやブログを見ています。
映像ソフトを見る時間が減ってるので、いかんなと思う。
ただ、自分も今年40歳になるので、情報を脳に突っ込むような視聴は、正直厳しくなってきているのも事実。
のんびり音楽を楽しむ時間が幸せだったりする。

CDレンタルばっかりなんですが、flacに落としてサーバーに放り込んどけば、気軽に聴けて、とても便利。
一番聴いているのは、宇多田ヒカルの最初のシングルコレクション。
古いけど、安心して聴けるし、いい曲ばかり。

ライフスタイルなんて、簡単に変わるもんだ。

2013年5月7日火曜日

FOSTEX FE126Enで絨毯スピーカーを作ってみた


絨毯スピーカー2号は、FE126Enという12cmのすばらしいユニットを使ってみました。
1個4,000円以上と、かんすぴに比べかなり高価だ。

結論からいうと、中高音はZENSOR7に負けない音、解像度では明らかに勝っていました。
とにかく解像度が高く、明るい音質。

導入時、使用したカーペットは、下のサイトをヒントにホームセンターで見つけました。
http://www.wao.or.jp/maruyo68/runru/hanasi/jyuyosi/jyuyosi.htm

参考にさせていただいたサイトが製品名を掲載していないので、私も伏せておきますが、その気になって探せば、すぐ見つかります。今のところ、結局、この製品は使ってないのですが…

最初、床生活のこたつシアターに合わせて、低め(高さ50cm×長さ91cm)のカーペットを巻いて使っていました。
どうもシャカシャカと、昔のラジカセのような安っぽい音がしていたのですが、3日間、そこそこ鳴らしていると、だんだんと音がしっかり出てきました。どうも、FE126Enは、エイジングが必要なようです。(もしかしたら、かんすぴも、もっとエイジングすれば、いい音になるのかも。)
それでも、まだまだ、低音が出てないので、元の80cmのニトリ絨毯に戻したところ、低音がかなり改善されました。絨毯スピーカーも、低音再生にはエンクロージャー容量が必要です。
今は主にJポップを聴いています。中音~高音がかなり出るので、女性の歌モノはとてもいいと思います。FE126Enスゲエ。FOSTEX、ありがとう!

設置性が高いといわれる絨毯スピーカーですが、配置は少しコツがいります。
ニアフィールドの人は、ポン置きでいけますが、こたつシアターは12帖。私はスピーカーから2m以上離れて聴くので、いい音にするには、スピーカーをかなり離す必要がありました。結局ZENSOR7の外側、部屋の壁に近い場所に置きました。
絨毯スピーカーは水平が無指向性のため、距離が近いと左右の音が混ざるのかもしれません。教科書どおり、自分と正三角形の位置に置くか、むしろより広げたほうが、好みの感じになりました。
あと、壁のカーテンに20cmまで近づけていますが、こもりが気になるようなことはないです。このあたりは、セッティング適当でよさそうです。


絨毯スピーカーのいいところ
  • 解像度が高い、明るい音。
  • 設置性が高い。壁に結構近づけても、大丈夫なように思う(検証中)。
  • 安い。FE126Enと絨毯と台だけなら1本5,000円程度。
  • 作って楽しい。
絨毯スピーカーの気になるところ
  • 自作のものは倒れやすい。置いてあるだけなので、ちょっと触れば当然倒れる。
    エンサウンドのものは、そのあたり、しっかりしているのかも。
    http://www.ensoundspeakers.jp/
  • ユニットむき出しで不安。とくに、60cm程度の高さにしていると、子供が中央のでっぱりを凹ませる確立100%。(うちも、早速左をへこまされました。)

  • 自作すれば安いので、高額なスピーカーを持っていると、ちょっと悲しい。
  • 小さなユニットらしい、こもった安っぽい音? とくに、ボリュームが小さいときに安っぽい音に感じることがある。ただ、エイジング、スピーカーの作り方、ユニットの種類でも、変わると思う。
  • 低音が弱い。
低音の問題は小さなユニットを使う以上しょうがない。たとえば、現実でバスドラムをドンとやると、結構な音圧で、体に「ドン」と来る。一般的に小型のユニット1発で作る絨毯スピーカーだと、この「ドン」という低音は感じることができない。
エンサウンドは、絨毯ウーファーの動画もアップしています。これも面白い。
ただ、ウーファーはアンプも別になり、自作&セッティングがちょっと難しいので、手軽に低音を強化したい人は、アドオン接続できるCW250A、CW200Aといったウーファーを追加したほうが、いいかもしれない。設定次第で、かなりいい感じになるのではないでしょうか。
とはいえ12cmのユニットを選択したので、まあ、可聴範囲の低音は十分ある。こればっかりは、好みもあるので、一度試してみることをお勧め。

ボリュームはこれまでより大きめになります。というのも、絨毯スピーカーはユニットが上を向いているので、横からでも聴ける音場を作るために、結構大きなエネルギーが必要なんですね。低音がドンドコ出ないので、ボリュームを上げても、2階で寝ている子供のところまでは響かないようです。

エンサウンドの方が情報を公開してくれたおかげで、いい音のスピーカーが安く、しかも簡単に作れるようになりました。でも、既にオーディオに投資している人は、ちょっと悲しいかもしれません。たとえば、プロダクトとしての完成度はともかくとして、買ったばかりの5万円のスピーカーが、高音だけでも、5,000円の自作スピーカーに負けるのは悲しいもんです。(ZENSOR7が負けているというわけではないです。音は好みなので)。
もっと、高級なのを持っている人は、もっと悲しいかもしれません。いや、たぶん、自分も含めて、たいして悲しくはないのですが、ちょっとだけ困るのです。あと、3万円で7.1chにして、ウーファーを追加したほうが、もっと幸せになれるかもしれないという誘惑。そのときに、いままでのシステムはどうしようかという悩み。
うむむ、結局楽しんでいるような気がする。
デジタルオーディオの普及にも言えることですが、誰でも、いい音を楽しめるようになるのは、とてもいいことです。エンサウンドさん、ありがとう!

さて、話は逸れましたが、絨毯スピーカーは、とりあえず、作って鳴らして、実際の音を楽しんでみる。そこから、いじるのがいいですね。
自分はとりあえず、バッフルと、転倒防止の工夫を考えてみます。
できれば、デコレーションもしたい。
ユニットや絨毯の種類で音が変わるので、試行錯誤がめんどくさい人は、プロが作ったエンサウンドのものがいいでしょう。

絨毯スピーカー2号にはターミナルをつけたので、ZENSOR7と抜き差ししながら使っています。
絨毯スピーカーをしばらく使って、ZENSOR7に戻すと、こっちも、いい音だなあと感じる。職人さんがいろいろ考えて箱を作っているので、絨毯スピーカーと性質は違うが、やっぱりいい音なんだよな。
今は、ざっくり、音楽は絨毯スピーカー、映画はZENSOR7。
そのうち、富田英之さんのように、絨毯スピーカーだけで7.1chにも挑戦したみたい。

    長ぐつをはいたネコ

    あまり面白くない。
    大人向けでもなく、子供向けでもない。これは、いったい…
    映像が美しく、猫は可愛く、ハンプティが面白い。
    だが、これは、いったい、誰のための映画なのか…

    ロンドン・ブルバード ラスト・ボディガード

    あまり面白くない。
    雰囲気は悪くないんだけどね。
    どこを楽しんでいいのか、難しい映画でした。

    幸せの教室

    普通。
    殺伐とした映画ばかり見ると、昔のトム・ハンクスっぽい、こういうゆるい映画は癒される。
    ぼけっと見てると、横目で見た妻から、「なに、新しい出会い期待しとんねん」と。
    いやいや。